rodem-g クイックガイド v1.2

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Copyright © 2015 MoDeCH Inc. All rights reserved http://www.modech.com/ 株式会社モーデック RODEM-G クイックガイド Ver. 1.2 2015-6-15

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Copyright © 2015 MoDeCH Inc. All rights reserved

http://www.modech.com/

株式会社モーデック

RODEM-G クイックガイドVer. 1.2

2015-6-15

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目次

1.インストールについて2.ライセンス設定と起動方法3.操作の流れ

3.1 「(1)グラフ」パネル3.1.1 グラフの読み込み3.1.2 グラフ範囲の確定3.1.3 軸の値の入力

3.2 「(2)トレース」パネル3.2.1 トレースの追加3.2.2 トレースの編集(1)3.2.3 トレースの編集(2)3.2.4 ポイントの編集3.2.5 任意点モード3.2.6 ISO 7637-2モード

3.3 「(3)出力」パネル

4.バージョンとライセンス確認

5.更新履歴

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1.インストールについて

■ 推奨動作環境

OS : Windows 7 , 8 / 8.1 (32-bit 版 または 64-bit 版)ディスプレイ : 1024 x 768 以上の画面解像度

実行環境 : Visual C++ 2010 Runtime Library.NET Framework 4.0

*Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

■ インストール「RODEM-G_Setup.msi」 を実行後、

セットアップウィザードの説明に従ってください。

■ アンインストール

コントロールパネルの「プログラムと機能」からRODEM-G を選んでアンインストールします。

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■ ライセンスファイルの設定正式版をご利用の場合は、弊社より送付される「rodemg.lic」ファイルを、RODEM-G がインストールされたフォルダの下の「licenses」フォルダにコピーしてください。※注意※ メールの添付ファイルから直接保存できない場合があります。一旦デスクトップにコピーしてください。

ライセンスファイルのご請求時は、ご利用になる PC の Mac アドレス(物理アドレス)または、「ヘルプ>RODEM-Gについて>リクエスト保存」ボタンで保存されるファイルを送付してください。

2.ライセンス設定と起動方法

RODEM-G を実行

スプラッシュ画面が数秒表示された後、TOP 画面が表示されます

■ RODEM-G の起動デスクトップの「RODEM-G アイコン」または、「スタートメニュー>すべてのプログラム>MoDeCH>RODEM-G」で起動します。

スプラッシュ画面が表示された後、TOP 画面が

表示されます。

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3.1 「(1)グラフ」パネル

画像ファイルの読み込み

範囲の設定パネル

X 軸設定パネル

Y 軸設定パネル

スケールの調整

画像の読み込みと XY 軸の設定を行います。

・ファイルをドロップ・クリップボードから貼り付け

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3.1.1 グラフの読み込み

「画像を開く」ボタンでファイルを選ぶか、「画像(I)」メニューから画像読み込み方法を選びます。

「画像を開く」ボタン「画像(I)」メニュー

「画像(I)」メニュー

(1) 画像ファイル(jpg, gif, bmp, png)を開く

(2) クリップボードの画像をペースト(3) 他のアプリケーションの画面をキャプチャ(4) PCの画面を範囲を指定してキャプチャ

(5) 表示中の画像の回転(6) 読み込んだ画像のトリミング

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3.1.2 グラフ範囲の確定

微調整する場合の操作対象

範囲の微調整

画像を読み込むとグラフのエリアが自動検出されます。うまくいかない場合や、グラフ全体を使わない場合は範囲を調整します。

点線をドラッグしてグラフ範囲を変更できます

微調整した範囲の確定

角をドラッグすると斜めに移動できます(この場合は原点が移動)

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3.1.3 軸の値の入力

X軸情報※推奨ポイント数が自動計算されます

Y軸情報

XY 軸の値とスケールを入力します。X 軸の推奨ステップ数が自動計算されます。

ステップ数は次のトレース画面で自由に変更できます。

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3.2 「(2)トレース」パネル

トレースの作成・編集画面です。トレース上の各ポイントをプロットと呼びます。

③プロット(点)の操作

グラフの表示設定

②トレース(線)の操作

①グラフ種類の選択

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3.2.1 トレースの追加

①トレース追加ボタンをクリック②トレースしたい線付近をクリック

③自動的にグラフを検出

トレース追加ボタンで新規トレースが一覧に追加され、トレースモードに入ります。そのまま画面上でトレースしたい線付近をクリックします。

グラフの線上の必要はありませんが、周りに他の線が無い場所を探してクリックするのがコツです。

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3.2.2 トレースの編集(1)

トレース操作パネルでトレースの各種編集ができます。

① 再トレース

現状のトレースを削除して、自動トレースを再び行います

② 部分トレース

一部エリアを再トレースします

③ 部分削除

一部エリアを削除します

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3.2.3 トレースの編集(2)

自動トレースで検出できない場合は、連結機能で線をつなぎます。

連結開始

グラフ上を順にクリックして、手作業でトレースを完成させます

②矢印の場所を順クリック

③連結終了

①連結開始

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3.2.4 ポイントの編集

ポイントパネルでは、取得するポイント数の設定と、ポイントの位置の微調整を行います。

自由にポイント数を変更可能

選択中のポイント

選択中のポイント

矢印キーでポイントを操作

← → : 前後のポイントを選択↑ ↓ : ポイントを位置を上下に移動

Ctrl + ↑↓で高速移動

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3.2.5 任意点モード

RODEM-Gでは、自動でトレース・プロットの配置を行う「等間隔」モードの他に、

好きな場所にプロットを配置出来る「任意点」モードがあります。

①任意点モードに切り替え

②トレース追加

②矢印の場所を順クリック

③トレース完了

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3.2.6 ISO 7637-2モード

「ISO 7637-2」モードでは、ISO 7637-2 規格で定義される

過渡電圧を再現した時の各パルス波形を数値化することができます。

①ISO 7637-2モードに切り替え

②波形タイプを選択

③グラフを参考に、パラメータを入力

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3.3 「(3)出力」パネル

線毎の値を入力して、データを出力します。エクセルの場合は保存したファイルを開けます。

①各線の値を入力

②出力形式を選んでエクスポート

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4.バージョンとライセンスの確認方法

メニューバーの「ヘルプ」から、バージョン情報やライセンス情報を確認できます。

バージョン番号

• シリアル番号• バージョン番号• 使用期限• セキュリティID• ライセンス形態

ライセンス取得時に必要な情報をファイルに保存

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5.更新履歴

v1.2 (2015-6-15)• ディケードあたりのポイント数設定を追加• グラフ種類の選択を追加• 「ISO 7637-2」モードを追加• 範囲トレース/削除を追加• グラフ画像のトリミング機能を追加• グラフ設定を読み込む/保存する機能を追加

v1.1 (2014-12-20)• Excel出力時にグラフの自動挿入機能を追加• 原点・X-max・Y-max の三点で軸と傾きを確定するモードを追加• ポイント等間隔モードの他に、任意点モードを追加• 画像をクリップボードに送るボタンを追加• 言語設定を追加

v1.0.1 (2014-9-1)• 体験版使用時に4ポイントのみ表示・出力が可能• 画面キャプチャ機能の追加• グラフ範囲設定で原点など、角をドラッグして移動可能• データの 大ポイント数10000まで拡大• 傾いたグラフを回転させる機能を追加• 軸の単位でナノ(n)が反映されない不具合修正

v1.0 (2014-7-14)• RODEM-G 初のバージョン