oracle cloud デザイン・パターン -jcs backup-

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Oracle Cloud デザイン・パターン-Java Cloud Service Backup-

2016 年 9 月 12 日日本オラクル株式会社クラウド・テクノロジー事業統括 Fusion Middleware 事業本部

平井健人

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Document Control

• 本資料は、 Oracle WebLogic Server 12cR2 ならびに Java Cloud Service 16.3.3 を前提に説明します–製品・サービスのアップデートに伴い、内容が変更される可能性があります–最新情報は、各製品・サービスのマニュアルやドキュメントをご確認下さい


Document Control

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Date Version

変更箇所

2016/9 1.0 WebLogic 12.2.1 + JCS 16.3.3 で資料作成


JCS Backup


アーキテクチャー設計時に生じる典型的な課題（ JCS 編）

Oracle Cloud を検討してくれているお客様の声と課題

• お客様の声– Java Cloud Service(JCS) のバックアップはどうすれば良いの？

• 解決したい課題– DB のデータと JCS の設定やアプリケーション情報を全て同時にリストアしたい。– 多数の構成設定を変更した後、アプリケーションの動作に不具合が出たため、正常に稼働

していた設定に戻したい。– アプリをデプロイして、パラメータ値を変更したいが、いつでも元の値に戻せるように

したい。

設計課題


JCS Backup

Java CloudService

Storage Cloud Service

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ローカルコピー

Database Cloud Service

高速リカバリ領域

Database Backup Cloud Service

• Oracle Cloud での解決方法：– リカバリ頻度が比較的高い最新のバックアップ

は、 Java Cloud Service 内のリカバリ領域に取得することで、高速なリカバリを可能にします。

– リカバリ頻度が比較的低い最新以前の古いバックアップは、 Storage Cloud Service に取得します。

– バックアップは、スケジューリングすることも、任意のタイミングで行うことも可能です。

– フルバックアップ（バイナリ＋構成ファイル）と増分バックアップ（構成ファイルのみ）をサポートしております。

– アプリデータを保持する Database Cloud Service のバックアップもまとめて取得可能です。

設計ガイド


JCS Backup

• メリット：– 特定時点へ迅速にリストアすることが可能です。

– JCS のリカバリ領域と Storage Cloud Service を併用することで、速度と容量単価のバランスが取れます。

– ユーザーのポリシーに応じて柔軟にバックアップを取得することが可能です。

• 補足事項：– Java Cloud Service – Virtual Image ではご

利用頂けません。

設計ガイド


[Step1] Storage Cloud Service コンテナの作成

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[1-1] Storage Administrator ロール付与の確認

1. マイ・サービスにログインし、ダッシュボー右ユーザーを選択します。

2. ユーザータブに表示された該当ユーザの右側のメニューをクリックしロールの管理を選択します。

3. 表示された「ロールの管理」画面で、 Storage Administrator が選択されていることを確認します。※選択されていない場合は選択して保存します。

構築ガイドJCS Backup


[Step1] Storage Cloud Service コンテナの作成

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[1-2] インスタンスの作成

1. JCS のサービスコンソール画面にて「サービスの作成」をクリックします。

2. サービスの詳細画面で必要事項を入力します。

3. バックアップおよびリカバリ構成にて「 Create Cloud Storage Container 」にチェックを付け、コンテナ名、ユーザー名、パスワードを入力します。

4. 次の確認画面で Storage Cloud Serviceコンテナが作成されていることを確認します。※正しく入力されていない場合は確認画面に遷移する前にエラーが出ます。



[Step2] バックアップの取得

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[1-1] バックアップメニューの表示

1. JCS のサービスコンソール画面にて作成した JCS インスタンスをクリックします。

2. 「管理」ページを表示すると取得済みのバックアップ一覧が表示されます。

3. バックアップスケジュールを構成する場合、

「バックアップの構成」を選択します。※ すぐにバックアップを実行する場合、「今すぐバックアップ」を選択します。



[Step2] バックアップの取得

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[1-2] バックアップの構成

1. 全体バックアップと増分バックアップのスケジュールを構成します。

2. 古いバックアップの格納先であるStorage Cloud Service の情報を入力します。

※JCS インスタンス作成時に作成したStorage Cloud Service のアカウント情報がデフォルトで表示されます。

※ 「今すぐバックアップ」を選択した場合はバックアップ・オプションの「データベースを含める」及び「永久に保持」でそれぞれ”はい / いいえ”を選択します。



[Step3] リストア

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[1-1] リストアしたいバックアップを選択

1. バックアップの一覧を表示します。2. リストアしたいバックアップの右側にあ

るメニューから「リストア」をクリックします。

※ 次を含む欄にそのバックアップが何を含むのか（構成ファイル、バイナリ、データベース）を確認出来ます。



[Step3] リストア

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[1-2] リストアの実行

1. 必要に応じてリストア・オプションを選択し、「リストア」クリックします。

2. 実行後、リストアの履歴にステータスが表示されます。



ストレージボリュームの追加

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ボリューム追加処理の開始

Java Cloud Service インスタンスにアタッチされているブロック・ストレージの合計容量が概要ページの「記憶域」に表示されています。

1. インスタンス詳細画面のトポロジページ右にあるメニューボタンをクリックし、現れたメニューからスケール・アップ / ダウンを選択します。

2. 追加記憶域に数値を入力し、スケール・アップします。

運用 TipsJCS Backup

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