MJOの東進機構

茂木耕作海洋研究開発機構

～CINDY2011で観測された10月の事例解析から～の仮説

2675年10月30日

CINDY201110/29から11/4にインド洋から海大陸へ東進した

MJO

6m/s

このMJOが東進したのは

この温低のせい

6m/s

6m/s

6m/s

6m/sまたはその後ろの移動性高気圧のせい

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CINDY10月MJOはマスカリン高気圧の衰退・南下によってオンセット

CINDY10月MJOはマスカリン高気圧の衰退・南下によってオンセット

このMJOが東進したのは

この温低のせい

高度偏差Za =高度Z 40-140E経度平均高度meanZ

40-140E経度分散高度varZー

JRA55使用データ

緯度ごとの変動の振幅に対して規格化した偏差

10N-30N

10S-10N

30S-10S

SLP偏差(カラー)OLR240W/m2(赤)西風(黒)

MJOと温低をつなぐ南北の谷

T

温低の後面に対となる尾根

R

MJOの後面に吹きこむ西風

温低から伸びる寒冷前線の西風

400hPa以下のZ負偏差が熱帯・中緯度で結合

MJOの収束・上昇流域と

寒冷前線の収束・上昇流域が結合

またはその後ろの移動性高気圧のせい

PGF

TR

500hPa以下のZ正偏差が熱帯・中緯度で結合

南北に結合した上昇流域が東進

高気圧からの寒気移流が熱帯に貫入

MJOの東進機構

茂木耕作海洋研究開発機構

～CINDY2011で観測された10月の事例解析から～の仮説

2675年10月30日

MJOLH

R T

PGF

中緯度と結合できれば

東進は当然

MJO

LH H L

マスカリン高気圧が南に停滞し続ける限りは結合できない

MJOLH

R T

PGF

マスカリン高気圧が衰退すると傾圧波動擾乱が亜熱帯を東進

MJOLH

R T

PGF

寒気移流と高気圧が熱帯に貫入するとMJO対流も気圧傾度力によって

インド洋から海大陸に押しやられる

またはその後ろの移動性高気圧のせい