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Jumpwire.io で簡単 IoT 2015.8.1 Maker Faire Tokyo 2015

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Technology


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Jumpwire.ioで簡単IoT

2015.8.1Maker Faire Tokyo 2015

本日の内容

● IoTデバイス自作における課題● Jumpwire.ioとは● 活用例1:インターネット経由でLチカさせる● 活用例2:データロギング● 今後の展開予定

本日の資料はこちらにございます

http://goo.gl/PzXWSE

IoTデバイス自作における課題

1. Arduinoのメモリ/処理能力:Web用のプロトコルは重い2. 双方向性 : 家庭用ルータ超えたインターネット側からの情報プッシュが苦手3. MQTTなどIoT向けプロトコル : サーバやドキュメントが発展途上4. サーバサイドの実装が面倒 : オリジナリティーの低い作業を強いられる

デバイス ルータ Internet

デバイス

ArduinoRaspberry Pi...

スマホアプリWeb ブラウザ...

LTE3G...

サーバ

WiFiLAN

WebsocketMQTT…. Linux

Jumpwire.ioとは

● 前述の課題を気にせず、簡単にIoTデバイスを自作するためのプラットフォーム○ 5分もあればクラウドにつなげて、デバイス間の通信やPC,スマホと情報をや

りとりできます○ 無料です

● 対応プラットフォーム○ Arduino + ESP8266○ ESP8266 Arduino IDE

● 提供機能○ ライブラリ○ サーバ○ Webコンソール○ 外部API連携 (IFTTT、Google Fusion Tablesなど)

ESP8266について

● 世界的に流行中の激安WiFiモジュール● 7月より日本国内でも技適OKのモジュールが販売開始● 主な使い方

○ シリアル経由でATコマンドで使う○ Arduino IDEでプログラムを作成○ 専用SDKでプログラムを作成

Jumpwire.ioの仕組み

● 関数はThrowとCatchだけ● デバイス側のコーディングのみでさまざまなことが実現できる

活用例 その1

作るもの

● スマホやPCから操作して、LEDをチカチカさせる

スマホ等

インターネット

用意するもの

● Arduino● LED● ESP8266 Wifi モジュール● 3端子レギュレーター (ESPの電源用・3.3V)、抵抗、ブレッドボード等● PC,WiFi環境

回路を組み立てる

Jumpwire.ioのトークンを取得

● https://console.jumpwire.io/ からログイン● あとでトークンが必要になります

Jumpwire.ioのライブラリをダウンロード

● https://github.com/jumpwire-io/Arduino-ESP8266/archive/master.zip● 解凍してフォルダ名をArduino-ESP8266に変更

スケッチを開く

 

設定

 

Arduinoにさせたい動作

● プロジェクトA の キーA に 値1が送られてきたらLEDを点ける● プロジェクトA の キーA に 値0が送られてきたらLEDを消す

ロジックを書く

 

スケッチをアップロード

● 一時的にESPの配線(TX)を外さないとエラーになる

一度電源を抜いて全部リセット

● 15秒ほどで、Jumpwire.ioに接続されます

コンソールでチェック

コンソールでテスト

● コネクションログに “”● テストツールで1や0を送って動作を確認

IFTTTの設定

● IFTTT Doボタンアプリ → Jumpwire.io Email API

● Gmailレシピを活用し、[email protected]にメールを送るだけ

● 本文に送りたい情報をJSON形式で記入

出来上がり

活用例 その2

作るもの

● 部屋の温度と湿度を記録するデータロガー

用意するもの

● Arduino● 温度センサ (LM35DZ)● 湿度センサ (TDK CHS-GSS)● ESP8266 Wifi モジュール● 3端子レギュレーター (ESPの電源用・3.3V)、抵抗、ブレッドボード等● PC,WiFi環境

Arduinoにさせたい動作

● 1分に1回下記の動作を実行○ 温度センサーの値を読み取り、キー TにThrow○ 湿度センサーの値を読み取り、キーHにThrow

ロジックを書く

 

https://gist.github.com/shiogen/c0860327f80da3375e73

Google Fusion Tables 連携設定

● T,Hの連携を設定

Google drive 上でグラフを作成

具体例まとめ

1. 専用のライブラリを用いることで、数行のコードで接続できる

2. 使用する主な関数はCatch()とThrow()だけと非常にシンプル

3. Webコンソールを使うことで簡単にテストできる

4. IFTTTやGoogle Fusion Tables など外部ウェブサービスと簡単に接続可能

今後の展開予定

● 対応デバイスの充実○ Raspberry Pi など

● 対応APIの充実 ○ IFTTT Maker Channelなど

● Web UIの充実

● 機能追加のご要望、お待ちしております

ご静聴ありがとうございました

● Web http://ja.jumpwire.io/

● ブース A-10-05

にぜひお越しください

本日の資料はこちらにございます

http://goo.gl/PzXWSE