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Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8 リリース 1 リリース情報 GC43-0849-13 IBM

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Tivoli Netcool/OMNIbusバージョン 8 リリース 1

リリース情報

GC43-0849-13

IBM

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Tivoli Netcool/OMNIbusバージョン 8 リリース 1

リリース情報

GC43-0849-13

IBM

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注記

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 29 ページの『特記事項』に記載されている情報をお読みください。

本書は、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus (製品番号 5724-S44) バージョン 8 リリース 1、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。

本書は下記原典を翻訳したものです。

原典: GI13-4132-13Tivoli Netcool/OMNIbusVersion 8 Release 1Release Notes

発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社

担当: トランスレーション・サービス・センター

© Copyright IBM Corporation 1994, 2017.

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目次

第 1 部 リリース情報 - IBM TivoliNetcool/OMNIbus バージョン 8.1 . . 1

第 2 部 付録. . . . . . . . . . . . 27

特記事項 . . . . . . . . . . . . . . 29商標 . . . . . . . . . . . . . . . . . 31

© Copyright IBM Corp. 1994, 2017 iii

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iv IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

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第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1

Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互換性やインストール手順、また作業の始めにおける他の問題について説明しています。

説明

Tivoli Netcool/OMNIbus は、複雑なネットワークと IT ドメインをリアルタイムに一元的にモニターするサービス・レベル管理 (SLM) システムです。

IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1 には、以下の領域において、ユーザーおよび管理者の両方にとって大きなメリットとなる拡張機能があります。

インストールインストール作業が短縮され、信頼性が増しました。また、IBMInstallation Manager の機能の選択が改善されました。ウィザードに従うことで、IBM Tivoli Netcool/OMNIbus および Web GUI コンポーネントをインストール、変更、更新、ロールバック、またはアンインストールするステップを実行できます。

Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 では、以下の新機能を提供します。

サーバー・コンポーネント

フィックスパック・グラフィカル・キューが前に付く項目 (例えば、 Fix Pack 1 )は、指定されたフィックスパックおよびそれ以降のフィックスパックでのみ入手可能な関数または機能であることを示しています。その関数または機能は、製品の基本バージョンには含まれていません。

初期構成ウィザード初期構成ウィザード (nco_icw) は、ObjectServer やゲートウェイの作成など、一部の初期構成タスクを自動化します。このウィザードは、1 つ以上のコンピューターでの Tivoli Netcool/OMNIbus インストール済み環境の共通コンポーネントを作成できる、一連のペインを表示します。構成が完了すると、デプロイメント記述子ファイルに構成が保存されます。ウィザードがインストールされているどのコンピューターにも、このデプロイメント記述子ファイルを適用できます。

マルチテナンシーTivoli Netcool/OMNIbus では、複数の組織または部門のイベントが単一のObjectServer に保管される、マルチテナント構成がサポートされます。制限フィルターを使用することで、所属している組織または部門が所有しているイベントのみがユーザーに表示されるようにすることができます。

複数のプローブ・ルール・ファイルの再ロードreloadrules_allprobes というサンプル SQL プロシージャーが、$OMNIHOME/extensions/roi ディレクトリー内で提供されています。このプ

© Copyright IBM Corp. 1994, 2017 1

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ロシージャーを使用して、HTTP インターフェースをルール・ファイルの再ロードに使用することができる複数のプローブを要求できます。各再ロードの状況は、プローブ管理ログ・ファイルに書き込まれます。この機能は、いくつかのプローブに対してルール・ファイルを変更し、すべての変更を同時に実装したい場合に役立ちます。

プローブの登録プローブの登録は、マルチ層デプロイメントにおいてデフォルトでサポートされます。プローブは、ObjectServer に接続すると registry.probes 表に自分自身の情報を登録します。 V8.1 の表は、V7.4 の仮想表とは異なり、永続的です。

新規コマンド行ユーティリティー nco_rules_utilルール・ファイルを分析したり、すべてのインクルード・ファイルをリストしたり、ルール・ファイルのチェックサムおよびルール・ファイルのインクルード・ファイルの組み合わせのチェックサム (あるいはその両方) を計算したりするのには、新規コマンド行ユーティリティー nco_rules_util が使用できます。

機能の改善: プローブ・コマンド・ポートの SSL 構成プローブ・コマンド・ポートの SSL 証明書の構成が、ObjectServer の SSL証明書の構成との整合性が取れたものになりました。

64 ビット・オペレーティング・システムでのサポート64 ビットのサポートが、Tivoli Netcool/OMNIbus サーバー・コンポーネントの V8.1 リリースで AIX に拡張されました。サーバー・コンポーネントとともに出荷されるすべてのネイティブ・アプリケーションは、現在は64 ビット・アプリケーションです。以前の 32 ビット・アプリケーションとの互換性はあります。以前のバージョンのクライアントはすべて、64 ビットの ObjectServer に接続できます。32 ビットのイベント・リストで、64ビットの V8.1 ObjectServer にあるイベントを表示できます。64 ビットのJRE が出荷されています。バイナリー・ファイル、ライブラリー、およびモジュール用の新しいディレクトリーが提供されています。これらのディレクトリーと、それに対応する 32 ビットの Tivoli Netcool/OMNIbus システムのディレクトリーを以下の表に示します。

表 1. Tivoli Netcool/OMNIbus のバイナリー・ファイル、ライブラリー、およびモジュールの、64 ビットのディレクトリーおよび 32 ビットのディレクトリー

64 ビットのディレクトリー 32 ビットのディレクトリー

$NCHOME/platform/arch/bin64 $NCHOME/platform/arch/bin

$NCHOME/platform/arch/lib64 $NCHOME/platform/arch/lib

$NCHOME/platform/arch/module64 $NCHOME/platform/arch/module

$NCHOME/omnibus/platform/arch/bin64 $NCHOME/omnibus/platform/arch/bin

$NCHOME/omnibus/platform/arch/lib64 $NCHOME/omnibus/platform/arch/lib

$NCHOME/omnibus/platform/arch/module64 $NCHOME/omnibus/platform/arch/module

$NCHOME/omnibus/platform/arch/probes64 $NCHOME/omnibus/platform/arch/probes

64 ビットのプローブ・バイナリー・ファイルは、$NCHOME/omnibus/platform/arch/probes64 にインストールされます。 64 ビットの JRE は$NCHOME/platform/arch/jre_1.6.7 にインストールされます。

2 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

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注: Linux x86_64 オペレーティング・システム用の 32 ビット・オペレーティング・システム・ライブラリーは提供されません。プローブとゲートウェイ、およびその他の製品 (IBM Tivoli Network Manager IP Edition など) では、32 ビットのライブラリーが必要である可能性があります。そのようなコンポーネントまたは製品をインストールする場合は、必要な 32 ビット・ライブラリーがオペレーティング・システム上にあることをあらかじめ確認しておく必要があります。64 ビット・オペレーティング・システムでは、ObjectServer のサイズは、32 ビット・アプリケーションの処理限度より大きくすることができます。64 ビットでのデータベース・サイズは、32 ビットでのサイズと同じです。64 ビット・オペレーティング・システム上の Tivoli Netcool/OMNIbusV8.1 のパフォーマンスは、32 ビット・オペレーティング・システム上のV7.3.1 の製品のパフォーマンスと同等です。

Tivoli® Common Reporting のレポートIBM® Tivoli Common Reporting で表示できるイベント・レポートのセットが提供されています。これらのレポートは、以前に IBM IntegratedService Management Library の Web サイトでリリースされたレポートに基づいています。レポートには、ObjectServer 内のイベントに関する情報が、さまざまなグラフィック形式で表示されます。表示できる情報の例としては、重大度別および日付別のイベント数、所定の日付範囲内のイベント数、および特定の基準を満たすイベント数などがあります。また、定義された期間中に最も多くのイベントを生成したエンティティー、プローブ、ロケーションなども表示できます。このレポートは、ネットワークのどの部分に注意や修復アクションが必要であるかを識別するときや、イベントに対するネットワーク・オペレーターの応答時間をモニターするときに使用します。レポートは、Tivoli Netcool/OMNIbus Gateway Configuration Scripts (レポーター・モード)、Tivoli Common Reporting V2.1 以降、リレーショナル・データベース、および Gateway for JDBC でサポートされます。

Fix Pack 1

プローブの DisableDetails プロパティー

DisableDetails という新しいプロパティーがプローブ・プロパティー・ファイルに追加されました。このプロパティーが 1 に設定されている場合、アラートが ObjectServer に送信されると、プローブはアラートの詳細、つまり alerts.details 表への INSERT ステートメントを省略します。同等のコマンド行オプションも追加されています。

Fix Pack 1

プロセス・エージェントの機能拡張

既存のコマンド行オプションに取って代わる、以下のコマンド行オプションがプロセス・エージェント・デーモン nco_pad に追加されました。置き換えられたコマンド行オプションは、非推奨となりました。以下の表には、新しいオプションがリストされているだけでなく、それらのオプションが、非推奨となったどのオプションに取って代わったのかも示されています。

表 2. 新しいプロセス・エージェントのコマンド行オプションおよびそれらのオプションにより非推奨となったオプション

新しいコマンド行オプション 非推奨となったコマンド行オプション

-maxlogfilesize -logsize

-messagelevel -debug

第 1 部リリース情報 3

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表 2. 新しいプロセス・エージェントのコマンド行オプションおよびそれらのオプションにより非推奨となったオプション (続き)

新しいコマンド行オプション 非推奨となったコマンド行オプション

-messagelog -logfile

プロパティー・ファイルに対するサポートがプロセス・エージェントに追加されました。同等のプロパティーがすべてのコマンド行オプション用に提供されています。デフォルトのプロパティー・ファイルは$OMNIHOME/etc/nco_pa.props にあります。このファイル内のすべてのプロパティーは、デフォルトでは使用不可になっています。nco_pad コマンドを実行する際に複数のオプションを入力する代わりに、新しい単一の-propsfile コマンド行を使用して、このファイルに指定されている設定を適用することができます。

制約事項: ConfigFile、PropsFile、RedirectFile、および TicketDir の各プロパティーは、パス内の環境変数をサポートしていません。環境変数を含むパスをこれらのプロパティーに対して定義すると、プロパティーは予期どおりに機能しません。動作しない例は以下のとおりです。

ConfigFile: '$OMNIHOME/etc/nco_pa.conf'

代わりに、以下の例のようなパスを使用します。

ConfigFile: '/opt/IBM/tivoli/netcool/omnibus/etc/nco_pa.conf'

Fix Pack 2 Red Hat Enterprise Linux 7 オペレーティング・システムおよびSUSE Linux Enterprise Server 12 オペレーティング・システムでのサポート

Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 フィックスパック 2 リリースでは、オペレーティング・システムのサポートが Red Hat Enterprise Linux 7 およびSUSE Linux Enterprise Server 12 に拡張されました。

Fix Pack 2

$NCHOME/omnibus/extensions 内の新しい

scala_itnm_configuration.sql ファイルNetwork Manager Insight Pack が使用されている場合、scala_itnm_configuration.sql ファイルは、Tivoli Netcool/OMNIbus、IBM Operations Analytics - Log Analyzer、および NetworkManager 間の統合をサポートします。このファイルは、以下のようにnco_sql ユーティリティー (SQL ファイルを ObjectServer に適用する場合に使用) を使用して実行する必要があります。

./nco_sql -user root -password <myp4ss> -server NCOMS <

/opt/IBM/tivoli/netcool/omnibus/extensions/update81to81fp2.sql

詳細情報: 『http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSTPTP_1.3.0/com.ibm.netcool_ops.doc_1.3.0/soc/topo_search/task/soc_ts_configuretoposearch.html』

Fix Pack 2

ObjectServer alerts.status 表の新規 ParentIdentifier 列

ParentIdentifier 列は、Event Analytics コンポーネントが機能するために必要です。これは、親子関係のイベントを相互に関連付けるために使用されます。これはイベント・ビューアーで確認できます。

4 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

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Fix Pack 4

デバイス・カウンター拡張機能

デバイス・カウンター拡張機能は、Tivoli Netcool/OMNIbus が受信するイベントの送信元の固有エンドポイントの数を自動的に追跡するユーティリティーを提供します。

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus インストールとデプロイメント・ガイド」のデバイス・カウンター拡張機能の使用可能化についてのセクションを参照してください。

Fix Pack 4

スコープ・ベースのイベント・グループ化の更新

スコープ・ベースのイベント・グループ化拡張機能に以下の機能拡張が追加されました。

v 複数階層環境のサポート

v イベント内で QuietPeriod を指定する機能

v ユーザーによるカスタム・スコープ・ベースのイベント・グループ化の実装を支援するテンプレート・プローブ・ルールおよび IBM TivoliNetcool/Impact ポリシー

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus インストールとデプロイメント・ガイド」のスコープ・ベースのイベント・グループ化の使用可能化についてのセクションを参照してください。

Fix Pack 4

プローブのストア・アンド・フォワードによる ObjectServer スキーマ

変更のサポートフィックスパック 4 以降では、プローブのストア・アンド・フォワード・モードは、ObjectServer スキーマとストア・アンド・フォワード・ファイル内に保管されているデータとの間の特定の変更を処理できます。

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus プローブとゲートウェイ・ガイド」のプローブのストア・アンド・フォワード・モードについてのセクションを参照してください。

Fix Pack 4

SNMP データ型変換関数の追加

以下の SNMP 変換関数が Tivoli Netcool/OMNIbus プローブ・ライブラリーに追加されました。

v decimaltoascii

v decimaltohex

v hextimetostring

v hextoascii

v hextodecimal

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus プローブとゲートウェイ・ガイド」の SNMP 変換関数についてのセクションを参照してください。

Fix Pack 4

ルール・ファイル内で正規表現にストリング式を使用できる

extract()、regmatch()、および regreplace() 関数内で正規表現としてストリング式を使用する機能が追加されました。以前のレベルのみが、正規表現にストリング・リテラルの使用が可能でした。

第 1 部リリース情報 5

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詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus プローブとゲートウェイ・ガイド」の検索および置換関数、ストリング関数、およびルール・ファイルの例についてのセクションを参照してください。

Fix Pack 5

トリガー CodeBlock サイズの増加

トリガー CodeBlock のサイズが 32768 バイト (32 KB) に増加されました。制限を超えた場合の関連エラー・メッセージも追加されました。

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus 管理ガイド」の catalog.triggers表についてのセクションを参照してください。

Fix Pack 5

ハウスキーピング・タスクの自動化

いくつかの役立つハウスキーピング・タスクがトリガーを使用して自動化され、それがなければ手動で実行しなければならなかった共通の最適化タスクに役立てることができるようになりました。

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus インストールとデプロイメント・ガイド」のハウスキーピング・タスクの自動化についてのセクションを参照してください。

Fix Pack 7

ObjectServer は、パスワード内のユーザー名を検査することができま

す。 ユーザー名が含まれたパスワードを拒否するように ObjectServer を設定することができます。デフォルトでは、ObjectServer は、パスワードにユーザー名を含めることを許可します。PasswordFormat プロパティーにはcontains username フィールドが含まれており、このフィールドを変更して、パスワード内のユーザー名を検査するようにセットアップすることができます。

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus インストールとデプロイメント・ガイド」および「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus 管理ガイド」のPasswordFormat プロパティーについてのセクションを参照してください。

Fix Pack 7

スコープ・ベースのイベント・グループ化

v スコープ・ベースのイベント・グループ化の更新。

最新のスコープ・ベースのイベント・グループ化機能を利用するために、スコープ・ベースのイベント・グループ化構成を更新できます。

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus インストールとデプロイメント・ガイド」のスコープ・ベースのイベント・グループ化の更新 についてのセクションを参照してください。

v グループ化機能の動作の変更。

スコープ・ベースのイベント・グループ化には、グループ化機能の動作に加え、合成包含イベントの外観も変更できる構成可能プロパティーが含まれています。

詳細情報: 「IBM Tivoli Netcool/OMNIbus インストールとデプロイメント・ガイド」のスコープ・ベースのイベント・グループ化のプロパティー についてのセクションを参照してください。

Fix Pack 8

スコープ・ベースのイベント・グループ化

このフィックスパックでは、スコープ・ベースのイベント・グループ化オートメーションに次の機能を追加します。

6 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

Page 13: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

スコープ・ベースのイベント・グループ化オートメーションは拡張されて、分析ベースのイベント・グループ化によって作成された、子を持たない合成親もクリアするようになりました。

スコープ・ベースのイベント・グループ化は更新されて、ユーザーが、影響が及ぶサブグループの数に関連して提示される ScopeIDParent 要約のテキストを変更できるようになりました。これまでは、X sites affected と表示されるようにハードコーディングされていました。利用者は、サブグループの単位として、サイトに限らず、さまざまな事項を使用します。この追加プロパティーにより、ユーザーは、site 以外のラベルを指定できるようになります。新しいプロパティーは SEGScopeIDSitesAffectedLabel という名前で、デフォルト値は site です。

スコープ・ベースのイベント・グループ化オートメーションでは、元になる子イベントの詳細を含めたジャーナル項目が作成されます。これまでは、この機能は、スコープ・ベースのイベント・グループ化のために作成された合成親イベントに対してのみ実行されていました。この機能は拡張されて、分析ベースのイベント・グループ化によって作成された合成親イベントについても同じジャーナル機能を実行するようになりました。

次の 2 つのプロパティーにより、OwnerUID と OwnerGID を親イベントから子イベントに伝搬するかどうかを制御します。

SEGPropagateOwnerUID

SEGPropagateOwnerGID

0 は伝搬しないことを、1 は伝搬することを意味します。この機能拡張により、3 つめの値が追加されました。SEGPropagateOwnerUID に対する値 2 は子イベントの所有者が存在しない場合、つまり子の OwnerUID が 65534(Nobody) の場合にのみ OwnerUID を伝搬することを意味します。同様に、SEGPropagateOwnerGID に対する値 2 は子イベントの所有グループが存在しない場合、つまり子の OwnerGID が 0 (Public) の場合にのみ OwnerGID を伝搬することを意味します。この機能は、Event Analytics ベースのイベント・グループ化によって作成されたグループにも適用されます。

Fix Pack 9

このフィックスパックは累積フィックスパック・リリースであり、いく

つかの APAR および内部で発見した問題に対処しています。IBM Fix Central からフィックスパックをダウンロードするときに、フィックスパックの内容に関する詳細を取得します。

Fix Pack 10

array、table、および registertarget の各ステートメントをプローブ

のルール・ファイル内の任意の場所に定義する機能Array、table、および registertarget の定義場所が、プローブのルール・ファイル内の先頭に制限されることはもうなくなりました。これらの定義は、適切な場所に追加できるようになりました。例えば、配列をルールの処理ステートメントのブロックの中間に、使用直前に定義できます。また、プローブによって読み込まれるルールのセット内に、定義を含むファイルを、複数回組み込むことが可能になりました。プローブのルール・ファイルについて詳しくは、「プローブとゲートウェイ」資料を参照してください。

第 1 部リリース情報 7

Page 14: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

Fix Pack 11 MIB マネージャー・ユーティリティーで SNMP トラップを生成するための制限が増えました。

「SNMP トラップの生成」トピックのステップを完了したら、「トラップ数 (Number of Traps)」フィールドで、生成可能なトラップの数を指定できます。

Fix Pack 12

指定グループのユーザーによって送信された SQL を監査します。

指定ユーザー・グループからのすべての SQL コマンドの監査証跡を実行するには、このフィックスパックで提供されている新しいプロパティーを使用します。

詳細情報: 『監査証跡の定義と追従』

Fix Pack 12

SSL/TLS 証明書の共有。

新しいプロパティーを使用することで、2 つ以上の TivoliNetcool/OMNIbus プロセスで証明書を共有できます。

詳細情報: 『証明書の共有』

Fix Pack 12

SSL/TLS 証明書検証で、共通名属性としてホスト名およびドメイン・ネ

ームが受け入れられます。nc_gskcmd または iKeyman で、共通名属性の値として完全修飾ドメイン・ネームまたはワイルドカード・ドメイン・ネームを使用できるようになりました。

詳細情報: 『CA からのサーバー証明書の要求』

Fix Pack 15

SSL/TLS プロトコルごとの暗号の無効化。

セキュリティーの脆弱性に対応するために、SSL/TLS プロトコルごとに特定の暗号を無効にできます。

詳細情報: 『プロトコルごとの SSL/TLS 暗号の無効化』

Fix Pack 15

alerts.status の列の除去後のプローブの再始動

Tivoli Netcool/OMNIbus v8.1 フィックスパック 8 以降では、プローブはalerts.status のフィールドの除去に対応できるため、再始動や SAF ファイルの削除は不要になりました。

詳細情報: 『DROP COLUMN』

フィックスパック 16 は累積フィックスパック・リリースであり、いくつかのAPAR および内部で発見した問題に対処しています。

IBM Fix Central からフィックスパックをダウンロードするときに、フィックスパックの内容に関する詳細を取得します。

フィックスパック 17。時刻 (UTC) フィールドに対する変換のサポートが追加されました。

0 などの値を持つ特定の時刻フィールドには、alerts.conversions 表を介して Unknown や Not Set などの変換テキストを定義できます。時刻/UTCフィールドに対する変換も管理者 GUI でサポートされました。

詳細情報: 『変換の作成および編集』および『UTC (時刻) フィールドの表示』

フィックスパック 17。スコープ・ベースのグループ化の機能拡張。

8 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

Page 15: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

Netcool Operations Insight の一部として Tivoli Netcool/OMNIbus のライセンスを持っている場合は、Netcool Operations Insight 関連イベントのグループ化をスコープ・ベースのグループ化によるグループに適用して上位グループを作成できます。スコープ・ベースのグループ化オートメーションでは、子イベント詳細を上位親ジャーナルに自動伝搬する処理がサポートされたため、上位の親は、チケット発行時に下位の子イベントの詳細をすべて持っています。

スコープ・ベースのグループ化オートメーションは、複数の子イベントを親イベント内の単一のジャーナル項目にロールアップします。

詳細情報: 『スコープ・ベースのイベント・グループ化について』

フィックスパック 17。Tivoli Netcool/OMNIbus v8.1 フィックスパック 17 はJava 8 を使用します。

Tivoli Netcool/OMNIbus v8.1 フィックスパック 17 では、Java のバージョンが Java 7 から Java 8 に更新されています。

詳細情報: 『JRE 要件』および『FIPS 140–2 のための JRE の構成』

Web GUI コンポーネント

フィックスパック・グラフィカル・キュー (例えば、 PureDataWeb GUI

Fix Pack 1 ) が前に

付く項目は、指定されたフィックスパックおよびその後のフィックスパックでのみ提供されている関数または機能を示します。その関数または機能は、製品の基本バージョンには含まれていません。

Jazz for Service Management (Jazz SM)サポートされる Jazz SM および Dashboard Application Services Hub のバージョンについては、Web GUI のインストールの前提条件を参照してください。

イベント検索イベント検索は、IBM Operations Analytics - Log Analysis の検索および分析機能を使用して、Tivoli Netcool/OMNIbus イベントに対する洞察を提供します。IBM Operations Analytics - Log Analysis は、Web GUI コンポーネントとは独立してインストールされます。IBM Operations Analytics- Log Analysis フィーチャーをインストール時に選択した場合、IBMOperations Analytics - Log Analysis システム情報を提供するよう求められます。指定した IBM Operations Analytics - Log Analysis ホストが存在しない場合、警告メッセージが表示されますが、Web GUI のインストールは続行します。IBM Operations Analytics - Log Analysis は後からでもインストールできます。

イベント検索に必要なコンポーネントは以下のとおりです。

v IBM Operations Analytics - Log Analysis V1.2 (またはそれ以降)

v IBM Tivoli Netcool/OMNIbus Web GUI V8.1 (またはそれ以降のフィックスパック)

詳細情報: 『http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/en/SSTPTP_1.4.0.3/com.ibm.netcool_ops.doc/soc/event_search/concept/soc_es_overview.html』

第 1 部リリース情報 9

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PureDataWeb GUI Fix Pack 5 フィックスパック 5 より前の V8.1 リリースでは、イベント・ビューアーで右クリック・ツールを使用して履歴上のイベント検索を実行できます。これらのツールでは、外部の IBM OperationsAnalytics - Log Analysis サーバーを起動し、選択したイベントに関連するパラメーターを使用して検索を実行します。V8.1 フィックスパック 5 では、新しい統合イベント検索機能により、Web GUI 自体から履歴上のイベント検索を実行できます。詳しくは、このページの 13 ページの『 フィックスパック 5 で解決済み 統合イベント検索』項目を参照してください。

非 Java アプレットのイベント・ビューアーでのツールSQL ツール、CGI ツール、およびスクリプト・ツールは、イベント・ビューアーから、ブラウザー・プラグインを必要とせずに実行できます。

コマンド・ツールは、デフォルトではイベント・ビューアーのツール・メニューに表示されず、また実行するにはブラウザー・プラグインが必要です。イベント・ビューアーからコマンド・ツールを実行するためには、カスタムWeb GUI ツール起動プラグインを使用します。

Web GUI でデータ・ソースを構成するための新規 UI「データ・ソース」ページを使用することで、新規データ・ソースを作成したり、既存のデータ・ソースを変更またはコピーしたり、データ・ソースを削除したりすることができます。既に使用中の既存のデータ・ソースを変更または削除する際には、現行ユーザー用の機能に影響する可能性があるため、注意する必要があります。

システム正常性ダッシュボード「Netcool の正常性」ダッシュボードは、Tivoli Netcool/OMNIbus 自己モニター・データを表示する Web GUI ダッシュボードです。ダッシュボードは 3 つのパネルに分割されており、ObjectServer の正常性の状況ゲージ、クライアントとアプリケーションの正常性の状況ゲージ、および自己モニター・イベントの詳細が表示されます。「Tivoli Netcool/OMNIbusObjectServer の正常性 (Tivoli Netcool/OMNIbus ObjectServer Health)」パネルまたは「Netcool クライアントおよびアプリケーションの正常性(Netcool Client and Application Health)」パネルでゲージを選択した場合、関連する自己モニター・イベントが「状況イベント (Status Events)」パネルに表示されます。

プロンプトおよびメトリックの定義新規ページを使用してメトリックとツール・プロンプトを構成することができます。メトリックは、ObjectServer のテーブルまたはプロパティーから定量化可能な値を判別するために使用される測定基準です。メトリックは、ゲージ上に表示されるデータを判別します。プロンプトはツールに組み込まれ、ツールが実行された後にオペレーターが入力する必要があるダイアログ・ボックスとして表示されます。

Web GUI データ・プロバイダーでの新規「メトリック」データ・セットDashboard Application Services Hub ゲージ・ウィジェットには、WebGUI メトリックの値を取り込むことができます。指定した Web GUI メトリックについては、メトリック値を計算して提供するため、関連データがデータ・ソースから取得されます。

10 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

Page 17: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

PureDataWeb GUI

Fix Pack 1

ブラウザー・サポートの拡張

Safari ブラウザーのサポートが追加されました。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 1

イベント・リストのデフォルト・ビューの拡張

イベント・ビューアーおよびアクティブ・イベント・リストで、新しいデフォルト・ビューを使用できるようになりました。このビューには、「最初の発生」フィールドが含まれています。この機能拡張により、IBMSmartCloud Analytics - Log Analysis 製品との統合を、さらに容易に利用できるようになりました。イベント管理ツールを実行するときに実行されるイベント・データ照会は、「最初の発生」フィールドの値から計算されます。「最初の発生」フィールドをビューに追加するには、WEBGUI_HOME/etc/default にあるビューをコピーして、「ビュー・ビルダー」、または WAAPI クライアントを使用します。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 1

IBM SmartCloud Analytics - Log Analysis V1.2.0.3 以降

のサポートscala.version プロパティーは WEBGUI_HOME/etc/server.init ファイルに追加されます。このプロパティーは、ご使用の環境で IBM SmartCloudAnalytics 製品のどのバージョンのサポートが使用されるかを指定します。この製品の V1.2.0.2 と旧バージョンとで使用される検索構文が異なるため、検索照会の構文が正しくなるように、使用するバージョンを明示的に示す必要があります。V1.3 で、この製品は IBM Operations Analytics - LogAnalysis という名前に変更されました。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 1

ウォッチ・リストの作成

選択したアラートを、1 つ以上のアラート・フィールドに基づいて一時的なウォッチ・リストに移動できます。ウォッチ・リスト・マップには、ユーザー独自のウォッチ・リストと、ユーザーが属するグループに関連付けられているウォッチ・リストが表示されます。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 1

キーワード別のイベントのフィルター処理

イベント・リストで、ツールバーのテキスト・ボックスに任意のテキスト・ストリングを入力すると、それに従ってイベント・リストがフィルターに掛けられます。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 2

イベント・ビューアーの拡張機能

イベント・ビューアーではイベントのモニターおよび管理を行うための新機能が用意されています。イベント・ビューアー・ポートレットは、同じイベント・リスト内にある複数のデータ・ソースからのイベントを表示するように構成できます。他の拡張機能と同様に、ツールバーにあるビューのドロップダウン・リストから別のビューを選択したり、イベントのジャーナル項目を追加したり、複数のイベントに関するフルセットのデータを表示したりできます。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 3

イベント・ビューアーでの簡易フィルターの作成

選択した基準に一致するイベントを素早く表示する方法として、簡易フィルターを使用できます。例えば、選択したイベントと同時またはイベントの前に発生したイベントのみを素早く表示することができます。簡易フィルター・ビルダーを使用すると、カスタマイズした簡易フィルターを作成できま

第 1 部リリース情報 11

Page 18: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

す。イベント・ビューアーに適用されたすべてのフィルターは、イベント・リストの上のフィルター・ストリップ上のボタンとして表示されます。複数の簡易フィルターを作成した場合、それらのフィルターは適用済みのフィルターを置き換えるのではなく、適用済みのフィルターと組み合わせて使用されます。これにより、すべての簡易フィルター条件に一致するイベントのみが表示されるようになります。

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Fix Pack 3

イベント・ビューアーでのワークスペース設定

イベント・ビューアーでのスタイル、レイアウト、およびローカライズの設定をカスタマイズできます。設定ウィンドウにアクセスするには、メニュー・バーのボタンを使用するか、SHIFT + P のキーボード・ショートカットを使用します。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 3

イベント・ビューアーのステータス・バー

イベント・ビューアーの拡張ステータス・バーでは、イベントの現在の状況やコンテキスト情報 (対話式の最新表示タイマーを含む) にアクセスできます。イベント・ビューアーのウィジェット設定でステータス・バーを使用可能にできます。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 3

イベント・ビューアーのツールバーの構成

「イベント・ビューアー」ウィジェットの構成時に、イベント・ビューアーのツールバーの個々の要素や全体的なツールバー自体の表示/非表示を切り替えます。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 3

class 以外のフィールドに基づく新規ツールのアクセス基準

の定義ツールの作成時に、ツール実行のためのフィールド・オプションを選択することにより、アクセス基準条件を作成できます。対応する値のオプションおよび基準の演算子を適用することもできます。

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Fix Pack 3

イベント・ビューアーのキーボード・ショートカット

キーボード・ショートカットを使用して、イベント・ビューアーのメニュー項目にアクセスしたり、ツールを実行したりできます。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 4

新規の Web GUI のインストール前提条件

V8.1 フィックスパック 4 をインストールするには、Installation ManagerV1.8.2.1 以上が必要です。Installation Manager V1.8.3.0 には、リフレッシュ・インストーラーがパッケージされています。

Web GUI V8.1 フィックスパック 4 のために、IBM WebSphere® SDKJava Technology Edition V7.0.x が必要になりました。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 4

イベント・ビューアーでの列の順序の変更またはグリッドへ

の列の固定イベント・ビューアーで新しい位置に列をドラッグしたり、列内でカスタム・ソートを実行したりできます。これらの機能は、「コンソール設定」 >「Tivoli Netcool/OMNIbus Web GUI のユーザー設定」 > 「イベント・リスト構成」で有効にする必要があります。水平方向にスクロールするときに列が常に表示されるように、それらの列を固定することもできます。この設定は、「イベント・ビューアー」 > 「ワークスペース設定」にあります。

12 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

Page 19: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

PureDataWeb GUI

Fix Pack 4

イベント・ビューアーでのアラートの通知の有効化

イベント・ビューアーでの通知としてフラッシュ、ポップアップ・メッセージ、または音アラートを有効にすることができます。「ワークスペース設定」で、優先する通知方法に加えて、「通知を使用可能にする」を選択します。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 4

Java アプレットなしの Web GUI マップ

「レンダリング・オプション」という新規のポートレット設定を設定することにより、Java アプレットなしで Web GUI マップを表示できるようになりました。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 5

統合イベント検索

Tivoli Netcool/OMNIbus Web GUI と IBM Operations Analytics - LogAnalysis との間の統合イベント検索機能は、Netcool Operations Insightライセンスを必要とします。Operations Analytics - Log Analysis によるイベント検索機能がインストールされ、有効(scala.integratedsearch.enabled=true) になっている場合、「イベント情報」ウィンドウを開いたときに「イベント検索」タブが表示されます。統合イベント検索を使用すると、外部の Operations Analytics - Log Analysisシステムを起動することなく、特定のイベントで問題が繰り返し発生しているかどうかを迅速に判別できます。また、特定のノードやイベントのタイプに、環境でノイズを発生させる根本的な問題があるかどうかも検出できます。Web GUI は、Operations Analytics - Log Analysis システムを照会して、履歴上のイベント照会を実行し、その結果を Web GUI インターフェース内のグラフにレンダリングします。

WEBGUI_HOME/etc/server.init ファイルに次のプロパティーが追加されました: scala.integratedsearch.enabled、scala.password、およびscala.user。

イベント・ビューアーのイベント情報ウィンドウで「イベント検索」タブを使用可能にするために、いくつかの追加のステップを実行する必要があります。詳しくは、IBM Operations Analytics への SSL 接続の構成 - LogAnalysisとserver.init プロパティー内の scala.password の暗号化を参照してください。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 5

非 Java マップに対する機能拡張

非 Java (Lightweight) マップが拡張され、モニター・ボックス (ヒストグラム・スタイルおよびラーヴァ・ランプ・スタイル) がサポートされています。これらは新しいルック・アンド・フィールで更新されており、表示される属性のカスタマイズを行うことができます。また、Lightweight マップは、直接 URL で起動されることに加え、SmartPage コマンド (Maplet および FilterPage) を使用して表示することもできます。

PureDataWeb GUI

ライトウェイト・モードの Web GUI イベント・ダッシュボ

ード 既存のイベント・ダッシュボードは、ダッシュボードの表示時に Java アプレットを使用し、管理者がダッシュボードのウィジェット設定を編集するときにも Java アプレットを使用します。新しいライトウェイト機能により、オペレーターによるダッシュボードの表示や、管理者によるダッシュボードの作成と編集が Java アプレットなしでできるようになりました。ライトウ

第 1 部リリース情報 13

Page 20: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

ェイト・モードは、Web GUI の server.init ファイルの設定(dashboard.edit.render.mode および dashboard.render.mode) によって有効になります。

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Web GUI の視覚化コンポーネントに対する IBM Design

Language テーマのサポートWeb GUI の次の視覚化コンポーネントは、Dashboard ApplicationServices Hub で IBM Design Language テーマをサポートするようになりました。

イベント・ビューアー

ライトウェイト・イベント・ダッシュボード

ライトウェイト・マップ

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Fix Pack 7

このフィックスパックは累積フィックスパック・リリースで

あり、いくつかの APAR および内部で発見した問題に対処しています。IBM Fix Central からフィックスパックをダウンロードするときに、フィックスパックの内容に関する詳細を取得します。

PureDataWeb GUI

Fix Pack 8

このフィックスパックは累積フィックスパック・リリースで

あり、いくつかの APAR および内部で発見した問題に対処しています。IBM Fix Central からフィックスパックをダウンロードするときに、フィックスパックの内容に関する詳細を取得します。

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Fix Pack 9

Dashboard Application Services Hub CURI ランタイム環

境でのイベント・ビューアーのパフォーマンスの向上Dashboard Application Services Hub CURI ランタイム環境で最適なパフォーマンスを得るには、gzip 圧縮を構成します。

詳細情報: 『イベント・ビューアーでのイベントの管理』

PureDataWeb GUI

Fix Pack 9

イベント・ビューアーで要求ごとのイベント数を構成しま

す。 この構成により、イベント・ビューアーに保管されるイベントの数を増やし、新規データを取得するために出す必要がある要求の数を減らすことができます。

詳細情報: 『イベント・ビューアーの外観および動作の設定』、「イベント・テーブル設定の構成」にスクロールします。

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Fix Pack 9

Java Webstart を使用してマップ・エディターを開始しま

す。 Java Webstart を使用してマップ・エディターをアプレットのサポートとして開始することは、ブラウザーによって非推奨になっています。この新機能では、マップ・エディターがブラウザーの外部で実行されます。

詳細情報: 『server.init プロパティー』、map.editor.mode プロパティーにスクロールします。

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Fix Pack 9

フィルター・ビルダー GUI の基本的なフィルター・タブ内

での使いやすさの向上管理者がフィルター・ビルダーを基本モードで使用する場合、自動設定された値のドロップダウン・リストから値を選択できます。

詳細情報: 『基本モードでのフィルター作成および編集』

14 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

Page 21: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

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Fix Pack 9

イベント・ビューアーでローカル・ツールを開始します。

Firefox ブラウザーでの NPAPI プラグインのサポートの終了と、プラグインに対するセキュリティーの懸念の増加により、フィックスパック 9 は、Web GUI ツール起動プラグインを、ユーザーがツール・コマンド・ファイルをダウンロードして手動で実行できるようにする新機能に置換します。

詳細情報: 『コマンド・ツールの始動』

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Fix Pack 10

カスタム・ヘルプ・ページを Web GUI ウィジェットにリ

ンクします。Web GUI 管理者は、カスタム・ヘルプ・ページにリンクするように WebGUI ウィジェットを構成できます。

詳細情報: 『Web GUI ウィジェットのカスタム・ヘルプの構成』

PureDataWeb GUI

Fix Pack 13

イベント・ビューアーでのクライアント・サイドのイベント

処理の有効化デフォルトでは、クライアントにローカルに存在するのはイベントの小さいサブセットです。このデフォルトのセットアップでは、より多くのイベント・データを必要とする操作 (スクロール、フィルター、ソート) には、サーバーに対して時間がかかる呼び出しが必要になる可能性があります。Webブラウザーの負荷を軽減する場合は、WEBGUI_HOME/etc/server.init 内で新しいパラメーター eventviewer.data.provider.mode を構成するか、イベント・ビューアーのウィジェット設定「イベントへの CURI モードの使用」を有効にします。

詳細情報: 『server.init プロパティー』および『イベント・ビューアー・ウィジェット設定の指定』

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Fix Pack 13

Web GUI から ObjectServer への接続に TLS を使用可能

FIPS を必要とせずに TLS を有効にできます。TLS を有効にするには、WEBGUI_HOME/etc/server.init 初期化ファイルに移動して、webtop.ssl.protocol プロパティーを更新します。

詳細情報: 『server.init プロパティー』

PureDataWeb GUI

Fix Pack 13

Web GUI で ObjectServer パスワード設定を変更するため

に公開 REST API を使用。このパスワード設定は、Web GUI から ObjectServer への接続に、イベント・フィード・コンテキストで適用されます。

詳細情報: 『JSON ペイロードの例』

PureDataWeb GUI

Fix Pack 13

非管理ユーザーがグループ・フィルターを削除する権限。

グループ・フィルターを編集するユーザー権限を付与するには、WEBGUI_HOME/etc/server.init 初期化ファイルに移動して、users.group.filter.mode プロパティーの値を更新します。

詳細情報: 『フィルター・ビルダーの概要』

第 1 部リリース情報 15

Page 22: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

PureDataWeb GUI Fix Pack 14 関係の構成により、複数のデータベースにわたってイベントを集約可能。

イベント・ビューアーのイベントは、すべてのデータ・ソースにわたって集約できます。

詳細情報: 『イベント関係の定義』

PureDataWeb GUI

Fix Pack 14

イベント・ビューアーでのイベント管理の新機能。

イベント・ビューアーで、セルをコピーしたり、セル内でクリック可能リンクを使用したりすることができます。

詳細情報: 『イベント・ビューアーでのイベントの管理』

発表

Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 の発表は、http://www.ibm.com/common/ssi/index.wss で確認できます。以下の情報については、発表を参照してください。

v 詳細な製品説明 (新機能の説明を含む)

v 製品の位置付けの説明

v パッケージ化および注文の詳細

v 国際間の互換性情報

前のバージョンとの互換性の問題

Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 コンポーネントは、Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 7.2、7.2.1、7.3、7.3.1、および 7.4 のコンポーネントと互換性があります。例外および回避策 (該当する場合) については、ここに記載します。

プローブとゲートウェイの依存関係

必ず V8.1 で使用する最新バージョンのプローブおよびゲートウェイ・コンポーネントをダウンロードしてください。 V7 プローブ・バンドル PINSTALL 機能を使用しないでください。

プローブおよびゲートウェイに必要な依存関係パッチの説明は、ダウンロード・パッケージに含まれている install.txt ファイルに記載されています。この情報は、Tivoli Netcool/OMNIbus Knowledge Center (http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSSHTQ/landingpage/NetcoolOMNIbus.html) で入手できる、プローブおよびゲートウェイに関する個々の資料でも提供されています。

Tivoli Netcool/OMNIbus では引き続き 32 ビット・ライブラリーが提供されるため、32 ビットのプローブおよびゲートウェイは 64 ビットの Linux、Solaris、または AIX のインストール済み環境にインストール可能です。以前のバージョンの 32ビットのプローブでも、64 ビットの V8.1 ObjectServer にイベントを送信できます。

システム要件

ハードウェアおよびソフトウェアの互換性については、以下の IBM SoftwareProduct Compatibility Reports Web サイトを参照してください。

http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/prodguid/v1r0/clarity/index.html

16 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

Page 23: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

eGA 時点での既知の問題

以下に、Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 についての eGA 時点での既知の問題を示します。

v 『サーバー・サイド・コンポーネントの問題』

v 18 ページの『Web GUI コンポーネントについての問題』

v 25 ページの『グローバリゼーションの問題』

先頭に Fix Pack 1

が付いている問題は、Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 のフィッ

クスパック 1 で解決済みです。フィックスパック 1 を適用した場合、これらの問題は無視することができます。フィックスパック 1 を適用していない場合、これらの問題はご使用のシステム上に存在しています。

サーバー・サイド・コンポーネントの問題

サーバー・サイド・コンポーネントについての eGA 時点での既知の問題を示します。

AIX

フィックスパックのインストール後に MIB マネージャーで障害が発生

する AIX オペレーティング・システムにフィックスパック 1 をインストールした後に、MIB マネージャー・コンポーネントで障害が発生し、コア・ダンプが生成されます。この問題を回避するには、以下のアクションのいずれかを実行します。

v 既存の IBM 32 ビット JRE バージョン 6 を使用するか、または最新のIBM 32 ビット JRE バージョン 6 を IBM DeveloperWorks(http://www.ibm.com/developerworks/) からダウンロードします。その後、NCO_JRE 環境変数をエクスポートしてその JRE を指すようにし、パスが $NCO_JRE/bin/java になるようにします。この環境変数の設定が完了すると、./nco_mibmanager コマンドを実行して MIB マネージャー・コンポーネントを開始できます。

v 「Netcool MIB マネージャー」機能を、AIX 以外のオペレーティング・システムを実行する、他の Tivoli Netcool/OMNIbus 機能とは別のホスト上にインストールします。その後、MIB マネージャー・コンポーネントによって出力されたルール・ファイルを、そのホストから TivoliNetcool/OMNIbus インストール済み環境にコピーします。

Linux

Linux で初期構成ウィザード GUI を起動して終了すると、コア・ダン

プが生成されることがある初期構成ウィザード GUI (nco_icw) を起動してから「終了」をクリックすると、コア・ダンプが生成されることがあります。この問題は、Linux の一部のバージョン、およびX 表示サーバーの一部の組み合わせでのみ発生します。

初期構成ウィザード: コンピューター名の切り捨てとポートでの境界検査

v 初期構成ウィザードに入力したコンピューター名が長すぎる場合、テキストは切り捨てられます。この問題を回避するには、パスを折り返すか、スクロールします。

v 初期構成ウィザードに入力したポート番号が大きすぎる場合、ウィザードは警告を出さずに、デフォルトでポート番号 65335 を使用します。

第 1 部リリース情報 17

Page 24: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

AIX: 挿入率テスト中の ObjectServer メモリーの過度の使用挿入率テスト時の ObjectServer メモリー使用量が、V7.4 と比較すると、特にプローブのバッファリング・プロパティーを使用しているときに、度を超えたものになります。詳しくは、APAR IV60150 を参照してください。

IBM SmartCloud Analytics - Log Analysis モードでの XML ゲートウェイが、UTF-8 以外のロケールの実行時に、破損した中国語文字を送信する

IBM SmartCloud Analytics - Log Analysis で中国語文字を使用してOMNIbus イベントを正しく索引付けするには、XML ゲートウェイをUTF-8 ロケールで実行する必要があります。

コンソールのインストール時にマイグレーション・パネルに初期状態として [完了しました] と表示される

OMNIbus のコンソール・インストール時にフィーチャーを選択すると、次画面で以下のオプションが表示されます。

Configuration for IBM Tivoli Netcool/OMNIbus 8.1.0.01. [Complete] Migrate existing Netcool/OMNIbus data

Other Options:D. Enter a migration source

(an existing Netcool/OMNIbus installation directory)

これは、マイグレーションが既に完了したように見えるため、混乱を招く可能性があります。しかし、マイグレーションする場合は、オプション D を選択する必要があります。

Fix Pack 1

UPGRADE.SH スクリプトを実行しても $OMNIHOME/etc/restos ディレクト

リーの一部の構成がコピーされない$OMNIHOME/ ディレクトリー内の以下のファイルが、最初にインストールされてからこれまでに変更されている場合は、それらのファイルを手動でマイグレーションする必要があります。各ファイルは、そのファイルに対してローカルの「デフォルト」サブディレクトリー内の元の読み取り専用コピーと比較できます。

etc/restos/uipreview/event_small.htmletc/restos/uipreview/event_large.htmletc/restos/resourcecfg_v102_migration.jsonetc/restos/resourcecfg_v102.jsonetc/restos/resourcecfg_v100.jsonetc/restos/resourcecfg_v101.json

$OMNIHOME/etc/restos/docroot/ 内のファイルについても、変更されているファイルは手動でマイグレーションします。

Web GUI コンポーネントについての問題

以下に、Web GUI コンポーネントについての eGA 時点での既知の問題を示します。

IBM Installation Manager - コンソール・モード: OMNIbus コアと Web GUIとを同時にインストールできない

Installation Manager - コンソール・モードを使用して、TivoliNetcool/OMNIbus コアおよび Web GUI を同時にインストールした場合、Web GUI のインストール・パスを求めるプロンプトが出されず、インストールが失敗します。Installation Manager - コンソール・モードを使用

18 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

Page 25: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

してインストールを実行する場合は、Tivoli Netcool/OMNIbus コアとWeb GUI は別個にインストールする必要があります。

注: Installation Manager - コンソール・モードでは、Jazz for ServiceManagement と IBM WebSphere Application Server のインストールはサポートされません。

Fix Pack 1

イベント・ビューアーの右クリック・メニューのスクロール・バーが、

小さいブラウザー・ウィンドウでは機能しないすべてのメニュー項目を表示するには、ブラウザーの高さを拡張してください。これが可能でない場合、キーボードを使用してスクロールする必要があります。

Fix Pack 1

フィルター編集:「保存」ボタンが最初のクリックで機能しない

フィルターを保存するには、「保存」を 2 回クリックしてください。

Internet Explorer の暗いテーマを使用しているときにイベント・ダッシュボードの編集設定が正しく表示されない

暗いテーマで Internet Explorer を使用しないでください。

モバイル: ゲージを「デスクトップとして」使用した場合の動作が正しくない「モバイル・デバイスのタッチ・アクション: デスクトップとして」で新規ゲージの作成時に、選択オプションが表示されます。現在、モバイル・デバイスでは、デスクトップの動作はサポートされません。

Fix Pack 1

イベント・ビューアーで Web GUI と ObjectServer との間の接続が切

断されてから、自動的に再接続しないイベント・ビューアーは、再び稼働を開始した ObjectServer へは、自動的には再接続しません。ObjectServer に再接続するには、イベント・ビューアーを閉じてから再オープンする必要があります。

Internet Explorer 9: コンソールの「接続」ページを開くことができないInternet Explorer 9 の Dashboard Application Services Hub ユーザーは、「コンソール設定」 > 「接続」でページを表示できません。詳しくは、APAR IV59958 を参照してください。

グループの管理: ObjectServer をユーザー・リポジトリーとして、グループを別のグループに追加すると、無効なメッセージが表示される

ObjectServer がユーザー・リポジトリーとして機能している環境で、グループを別のグループのメンバーとして追加すると、「グループが正常にグループに追加されました」というメッセージが表示されます。しかし、WebSphere には、ObjectServer がシステムのユーザー・リポジトリーとして機能している場合に、グループが他のグループを含むことはできない、という制限があります。

新規ユーザーおよびグループを作成して Web GUI 役割を割り当てるための、ユーザーのセットアップ

以前のリリースでは、Tivoli Integrated Portal 内で新規ユーザーを作成して役割を割り当てることが可能でした。V8.1 では、ユーザーには、WebSphere Integrated Solutions Console と Dashboard ApplicationServices Hub の両方で、以下の役割が割り当てられている必要があります。

第 1 部リリース情報 19

Page 26: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

1. WebSphere Integrated Solutions Console の管理者役割

2. Dashboard Application Services Hub の管理者役割および icsadmin役割

イベント・ビューアーでの関連イベントの表示関係を使用している場合、イベントをソートすると、ツリーが省略されてフラット・リストになります。

Fix Pack 1

IBM SmartCloud Analytics - Log Analysis: 協定世界時 (UTC) が正

しくないイベント・ビューアーまたは「ノードごとのイベントの検索」 > 「カスタム」 の AEL で右クリック・ツールを実行した場合、Web GUI から IBMSmartCloud Analytics - Log Analysis サーバーに生成された URL のUTC 時刻が正しくないことがあります。この問題は、指定された期間が2014 年 3 月 30 日の夏時間調整時間の導入よりも前である場合に発生します。例えば、2014 年 5 月 27 日 11:34:52 の 2 カ月前は、2014 年 3 月27 日 11:34:52 となります (12:34:52 ではありません)。

ページ変更をキャンセルしても、ウィジェット・プロパティー・ページが元の構成に戻らない

ウィジェットのプロパティーを変更してからページの変更をキャンセルすると、ウィジェットは、意図したとおりに、元の状態に戻ります。ただし、ウィジェットを再度編集した場合、プロパティー・ページには以前の変更を引き続き表示していても、ウィジェットは変更されていません。

加重平均メトリックのゲージを表示できない「加重平均」のメトリックが「複数データ・ソース機能」に定義されている場合、「ゲージ」ページにエラー・メッセージが表示されます。

メトリック・データの処理中にエラーが発生しました(An error occurred during processing of Metric Data)

サービス要求: ヌル。(Service Request: null.)

新規に作成された Web GUI ユーザーが AEL で SQL ツールを実行できない新規に作成された Web GUI ユーザーは、ObjectServer の再同期後までは、AEL で、イベントを確認したり、イベントに対して SQL ツールを実行したりできないことがあります。この問題を解決する方法について詳しくは、APAR IV52572 を参照してください。

Web GUI が Secure Sockets Layer (SSL) を使用して構成されている場合、データのエクスポートおよびインポートが失敗する

Web GUI が SSL (FIPS モードまたは NIST モード) を使用して構成されている場合、Web GUI および Dashboard Application Services Hub データのエクスポートおよびインポートは失敗します。

ライトウェイト・イベント・リストまたはテーブル・ビュー: ポートレットで「カスタマイズ機能の使用」オプションが機能しない

新規ページを作成し、ポートレットをそのページ (ライトウェイト・イベント・リストまたはテーブル・ビュー) に配置する場合、「カスタマイズ機能の使用」オプションはデフォルトで使用可能になっており、ポートレット・フレームに必要な高さが自動的に判別されることになります。しかし、ポートレットの高さが、ページの高さに調整されないことがあります。「カスタ

20 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

Page 27: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

マイズ機能の使用」チェック・ボックスをクリアして、「高さ」フィールドに値を入力することで、高さをオーバーライドできます。

Web GUI V7.4 から V8.1 へのマイグレーション: 一部のカスタム・ページでインポートに失敗する

Web GUI V7.4 から V8.1 へのマイグレーション時に、カスタム・ページ・フォルダー内の一部のページでインポートに失敗することがあります。これが発生した場合、マイグレーションで同じ data.zip を使用してファイルを再インポートしてください。カスタム・フォルダーで欠落しているページがインポートされます。

一部のページで「デフォルトにリセット」が機能しないイベント・ビューアーまたはページ (「ページ・アクション (PageActions)」 > 「ページの編集」) を変更した後に、「デフォルトにリセット」オプションを使用しても、ページがデフォルト設定にリセットされないことがあります。この問題を回避するには、「コンソール設定」 > 「ページ」の「復元」オプションを使用して、ページをリセットします。イベント・ビューアーの場合、「コンソール設定」 > 「ページ」 > 「インシデント」 > 「イベント」 > 「イベント・ビューアー」を開きます。

ツールのプロンプト構成: 複数のラベルがある固定選択「ツールのプロンプト構成」ページまたは Web GUI Administration API(WAAPI) のいずれかを使用して、複数のラベルがある固定選択ツール・プロンプトを作成する場合、各ラベルと値は固有である必要があります。

Fix Pack 1

WebSphere 管理コンソールを使用したグループの作成: そのグループ名

について、変換が alerts.conversion に追加されないObjectServer ユーザー・リポジトリーが WebSphere 管理コンソールでフェデレーテッド・ユーザー・リポジトリーとして構成されている場合、WebSphere 管理コンソールで作成されたユーザーおよびグループはすべて、構成されている ObjectServer に追加されます。新規ユーザーが作成されると、そのユーザーのフルネームに対応した項目が、alerts.status のフィールド OwnerUID にマップされる ObjectServer の alerts.conversions 表に追加されます。例えば、イベント・ビューアーから表示すると、alerts.status の OwnerUID フィールドの変換は、alerts.conversions 表から取得されます。ただし、WebSphere 管理コンソールを使用してグループを作成した場合、そのグループ名については、対応する変換がalerts.conversion に追加されません。そのため、作成したグループの GIDに対応する alerts.status の OwnerGID フィールドは、イベント・ビューアー列およびアラート情報ウィンドウで、未変換のまま表示されます。

イベント・ビューアーの OwnerGID 列およびアラート情報ウィンドウにグループ名を表示するには、変換は、ユーザー・リポジトリーとして構成されている ObjectServer で作成する必要があります。これは、TivoliNetcool/OMNIbus Administrator を使用して行うことができます。WebSphere 管理コンソールで作成されたグループの GID にマップされるOwnerGID の変換が追加されると、イベント・ビューアーでは、数値のOwnerGID 値ではなく、変換値が使用されるようになります。

フリー・フォーム Web ウィジェットの個別設定でのエラーWeb ウィジェットの共有設定を編集する際、「ヘルプ・ページ」オプションを選択すると、非管理ユーザーは、Web ウィジェットの個別設定でヘル

第 1 部リリース情報 21

Page 28: IBM Tivoli Netcool/OMNIbusnX...第 1 部 リリース情報 - IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1Tivoli Netcool/OMNIbus V8.1 がリリースされました。このリリース情報では、互

プ・ページのテキスト・フィールドを更新できます。ただし、ユーザーが、ヘルプ・ページ設定が空のまま変更を保存しようとすると、次のエラー・メッセージが表示されます。CWLAA6003: この時点でウィジェットを表示できませんでした。ウィジェットのモジュールが更新中である可能性があります。(CWLAA6003: Could not display the widget at this time, the

widget's module may be being updated.)

この問題を回避するため、管理者は、ユーザーの「ヘルプ・ページ」の許可を削除します。あるいは、ユーザーが、Web ウィジェットを保存する際、「ヘルプ・ページ」フィールドに、空ではないストリングを入力します。

Web GUI V7.4 フィックスパック 2 から V8.1 へのマイグレーション: 2 つ目の「Netcool の正常性」ページ

Web GUI V7.4 フィックスパック 2 で IBM Netcool Operations InsightV1.1 をインストールしてから、Web GUI V8.1 にマイグレーションした場合、問題が発生します。ご使用の環境で、2 つの「Netcool の正常性」ページ (V7.4 フィックスパック 2 のものと V8.1 のもの) が表示されます。V7.4 フィックスパック 2 からインポートされた「Netcool の正常性」ページを削除できます。「Netcool の正常性」ダッシュボードをカスタマイズした場合、V8.1 で変更をやり直す必要があります。

デフォルトの ObjectServer (ユーザー・リポジトリーでもある) がダウンすると、イベント・ビューアーが動作しなくなる

イベント・ビューアーは、フィルターと一致する、使用可能な構成済みデータ・ソースからのイベントを表示します。ObjectServer がユーザー・リポジトリーとして構成されていて、ObjectServer (およびそれに関連付けられたWeb GUI データ・ソース ) がオフラインである場合、イベント・ビューアーは使用可能なすべてのデータ・ソースからのどのイベントも表示できなくなります。これは、イベント・ビューアーではユーザーに権限を与えることができないためです。次のメッセージが表示される場合があります:ATKRST105E: 指定されたユーザーは許可されていません。(The specifieduser is not authorized.)「ユーザー」には、プロバイダー「OMNIbusWebGUI」およびデータ・ソース「任意」からのデータ・セット「eventData」への許可が与えられていません。('User' is not authorized tothe dataset 'eventData' from provider 'OMNIbusWebGUI' and data source'any'.)次に最新表示を行った時に、自動的に復旧が試行されます。(Recoverywill be attempted automatically on the next refresh.)

この問題を回避するには、フェイルオーバー ObjectServer を常に構成しておくことをお勧めします。

Internet Explorer 9 または Internet Explorer 11 でイベント・ビューアーが正しく表示されない

Internet Explorer 9 または Internet Explorer 11 で互換モードがオンの場合、簡易フィルター・アイコンおよびカウントダウン・ウィジェットがステータス・バーに正しく表示されないことがあります。この問題が解決するには、ブラウザーの互換モードをオフにします。

Internet Explorer で「ドキュメント モード」を設定します。

Internet Explorer 9 では、「ドキュメント モード」を「IE9 標準」に設定します。

22 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

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Internet Explorer 11 では、「ドキュメント モード」を「IE11 標準」に設定します。

Fix Pack 5

LDAP ユーザーと ObjectServer の同期の失敗

ncw_admin または ncw_user 役割グループのための LDAP からObjectServer への Web GUI 同期は、グループの uniqueName が大/小文字の混在または小文字のみである場合には、失敗します。現在、ObjectServer に複製できるのは、uniqueName が大文字のみであるグループのみです。詳しくは、http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg1PM84207 にアクセスしてください。

Internet Explorer 9 または 10 でシステム正常性ダッシュボード内のイベント・ビューアーが更新されない

状況ゲージが選択されているときに、システム正常性ダッシュボード内のイベント・ビューアーが更新されないことがあります。これは、ブラウザーのセキュリティー設定によるものです。これを解決するには、「インターネット オプション」 > 「セキュリティ」 > 「レベルのカスタマイズ」に移動し、以下の設定で「有効にする」を選択します。

v ActiveX コントロールとプラグインの実行

v スクリプトを実行しても安全だとマークされている ActiveX コントロールのスクリプトの実行

Internet Explorer 9 で SVG フィルターがサポートされないInternet Explorer 9 は、マップ上でシャドー効果を作成するために使用される SVG フィルターをサポートしません。SVG フィルターは、フィルターに関連付けられているアイコンの「背景を明るく」フィードバックのためにも使用されます。したがって、Internet Explorer 9 ではこの機能も使用できません。この問題を回避するには、代わりに Internet Explorer 11 などのブラウザーを使用します。

Fix Pack 5

フェイルオーバーの後でイベント・ビューアーが正常に機能しない

フェイルオーバーの後で、イベント・ビューアーのイベント・リストにイベントの不完全なセットが表示されることがあります。これは、フェイルオーバーが発生した後でイベント・データが正常にリフレッシュされなかったことが原因です。これを解決するには、イベント・ビューアーを閉じてから再オープンします。

Tivoli の暗いテーマで、固定されている列の Gridx が正しく表示されないTivoli の暗いテーマを使用して Dashboard Application Services Hub にログインした場合に、イベント・ビューアーで列の固定が有効になっていると、固定されていない列を水平方向にスクロールしたときに、列のテキストが表示されたままになって、固定されている列のテキストと重なり合うことがあります。この問題を回避するには、列の固定を無効にするか、イベント・ビューアーでデフォルトの OneUI テーマを使用します。

固定されている列が表示されていると、イベント・ビューアーでデータ・リフレッシュなどの特定の操作にかかる時間が長くなることがあります。列の固定を無効にすると、この問題も解決します。

第 1 部リリース情報 23

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Fix Pack 5 イベント・ビューアーで正しくないタイム・スタンプが簡易フィルター・ストリップに表示される

日付フィールドに基づいた簡易フィルターがイベント・ビューアー内のイベント・リストに適用されるときに、1 時間または数時間ずらされた正しくない日付/時刻がフィルター・ストリップに表示されることがあります。これは、クライアント・ユーザーのブラウザーの時間帯、およびフィルタリングに使用されている実際の日付値によって異なります。フィルタリングが正しく機能していても、正しくない時刻値が表示されることがあります。

マップの置換: 線幅が影響を受けるシャドー・パラメーターを設定した場合、線幅が影響を受ける可能性があります。この問題を回避するには、影響を受ける線からシャドー効果を削除します。 2 つ目の線を使用して偽のシャドーを作成することができます。

ConfigureOS WebGUI スクリプトが失敗するDashboard Application Services Hub のレルム名をデフォルト値以外の値に変更した場合、ConfigureOS WebGUI スクリプトが失敗します。

イベントがデータベースから削除されるのと同じタイミングでイベント・ビューアーを最新表示した場合、イベント・ビューアーにゴースト・イベントが表示される

これは、イベント・ビューアーを最新表示するのと同じタイミングでイベントが alerts.status から削除された場合に発生する可能性があります。これを解決するには、イベント・ビューアーを閉じてから再オープンします。

簡易フィルター・ダイアログでイベント・ビューアーの検索語フィールドが空になる場合がある

イベント・ビューアーで簡易フィルターを手動で作成する際に、ポップアップの簡易フィルター・ダイアログで、選択したフィールドを日付フィールドとテキスト・フィールドの間で変更すると、場合によっては検索語を入力する編集フィールドが非表示になる可能性があります。

この問題を回避するには、簡易フィルター・ダイアログを開く前に、フィルター対象列の任意のセルをクリックします。検索語フィールドが表示され、検索語を入力できます。

イベント検索が「要求の処理中にエラーが発生しました。詳しくは、Web GUI ログを参照してください。」というメッセージで失敗する

Web GUI のログ (ncw.0.log) に、以下のエラーが表示されます。:SEVERE:HEMEC0038E:[WebContainer : 8]:Expected parameter Only 'AES'and 'FIPS' encryption are supported. Please check webtop.password.encryptionproperty in server.init is missing or invalid.

Operations Analytics - Log Analysis のイベント検索機能は、大/小文字を区別して webtop.password.encryption の値を処理します。小文字のキーワード「none」、「aes」、「fips」のみが許可されます。既存のイベント検索機能は、大/小文字を区別せず、この値の大文字バージョンも小文字バージョンも許可します。この問題を回避するには、小文字の値を使用するように webtop.password.encryption を変更し、Web GUI サーバーを再始動します。

Dashboard Application Services Hub の機能を使用したページのインポートが失敗する

Dashboard Application Services Hub が NIST Special Publications

24 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

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800-131 規格に対応して構成されている場合、Dashboard ApplicationServices Hub を使用して別のインスタンスからページをインポートすると失敗することがあります。この問題について詳しくは、IBM 技術情報http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21988317 を参照してください。

JVMCFRE003 誤ったメジャー・バージョンというエラーでインストールが失敗するインストール時に、Tivoli Common Reporting 環境ファイル setTCRenv.shは、JAVA_HOME 変数を Java 7 ではなく Java 6 の値で上書きします。このアクションの結果、Web GUI と Tivoli Common Reporting が同一のサーバー上で動作できなくなります。Tivoli Common Reporting のインストール後にこの問題を回避するために、setTCRenv.sh 内の JAVA_HOME 変数をJava 7 パスで更新する必要があります。

グローバリゼーションの問題

英語以外のロケールにおけるサーバー・サイドおよび Web GUI コンポーネントについての eGA 時点での既知の問題を示します。

英語以外のストリングを使用し、FTP で送信する際、IBM Support AssistantData Collector (ISADC) パッケージに破損が見つかる

この問題が発生するのは、ユーザーが非 ASCII 文字のファイル名を指定し、FTP による転送を選択した場合です。FTP サーバーでファイル名が破損します。以下のいずれかのアクションを実行して、この問題を回避してください。

v ツールにファイル名を生成させる

v 生成されたファイルを、FTP クライアントを使用して手動で転送する(クライアントとサーバーで UTF8 ファイル名がサポートされることが前提)

アラビア語とヘブライ語: 双方向テキストがインストール・パネルで表示されないIBM Tivoli Netcool/OMNIbus および Web GUI コンポーネントのほとんどのインストール・パネルでは、右から左へのテキストは表示されません。

eGA 以降に判明した問題

eGA 以降に判明した問題は、次の場所にあるサポート知識ベースにおいて、個別の技術情報の形式で文書化されています。

http://www-306.ibm.com/software/sysmgmt/products/support/IBMTivoliNetcoolOMNIbus.html

問題が検出されて解決されると、IBM サポート・チームが知識ベースを更新します。知識ベースを検索すると、問題の対処法または解決策を迅速に見つけることができます。

次のリンクは、ライブ・サポート知識ベースのカスタマイズ照会を起動します。

http://www.ibm.com/support/search.wss?tc=SSSHTQ&rs=3120&rank=8&dc=DB520+D800+D900+DA900+DA800+DB560&dtm

知識ベースの拡張検索を実行するには、以下のリンクを使用します。

第 1 部リリース情報 25

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http://www.ibm.com/support/advsrch.wss?rs=3120&loc=en_US

サポート

IBM 電子サポートには、問題を診断して解決し、ご使用の IBM 製品を保守するための包括的な技術情報を提供する、オンライン・ツールおよびリソースのポートフォリオが用意されています。 IBM には、初期の段階で問題の発生を回避したり、問題が発生したときに素早く簡単にトラブルシューティングしたりするための、多くのスマートなオンライン・ツールおよびプロアクティブな機能が備えられています。詳しくは、以下を参照してください。

http://www.ibm.com/support/electronicsupport

26 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

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第 2 部 付録

© Copyright IBM Corp. 1994, 2017 27

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28 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

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特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。

本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBMの営業担当員にお尋ねください。本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒103-8510東京都中央区日本橋箱崎町19番21号日本アイ・ビー・エム株式会社法務・知的財産知的財産権ライセンス渉外

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

© Copyright IBM Corp. 1994, 2017 29

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本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

IBM Corporation958/NH04IBM Centre, St Leonards601 Pacific HwySt Leonards, NSW, 2069Australia

IBM Corporation896471/H128B76 Upper GroundLondon SE1 9PZUnited Kingdom

IBM CorporationJBF1/SOM1294 Route 100Somers, NY, 10589-0100United States of America

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたものです。そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。さらに、一部の測定値が、外挿による推定値である可能性があります。実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品

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などの名前が含まれている場合があります。これらの名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

著作権使用許諾:

本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・システムのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。

© Copyright 1998-2003 Daniel Veillard. All Rights Reserved. 以下に定める条件に従い、本ソフトウェアおよび関連文書ファイル (以下「ソフトウェア」といいます。) の複製を取得する人に対して、本ソフトウェアの使用、複製、変更、結合、掲載、頒布、サブライセンスまたはソフトウェアの複製を販売する権利を含め、制限なく取り扱う権利を無償で許可し、また、当該ソフトウェアが提供される人にも、この権利が与えられます。上記の著作権表示およびこの許可通知が、この「ソフトウェア」のすべての複製または重要部分に記載されていなければなりません。ソフトウェアは、特定物として現存するままの状態で提供され、第三者の権利の不侵害の保証、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含む、すべての明示もしくは黙示の保証責任または保証条件を負わないものとします。DANIEL VEILLARD は、債務不履行、不法行為その他請求原因を問わず、そのソフトウェアの使用、その他取扱に起因または関連する、請求、損害賠償その他のいかなる責任についても、何等責任を負わないものとします。この通知に記されているもの、および事前の書面による承認がある場合を除き、Daniel Veillard の名前を、このソフトウェアの広告、または販売、使用、取引の促進のためにご使用になることはできません。

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商標IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された InternationalBusiness Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。

Adobe、Adobe ロゴ、PostScript、PostScript ロゴは、Adobe SystemsIncorporated の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

特記事項 31

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Java™ およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。

Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、MicrosoftCorporation の米国およびその他の国における商標です。

UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

32 IBM Tivoli Netcool/OMNIbus: リリース情報

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特記事項 33

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