how to make global media
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How to makeGLOBAL MEDIAグローバルメディアの作り方
How to make GLOBAL MEDIA
ユーザー数 20倍PV単価 4~5倍日本語と英語圏で80倍の差がある。
How to make GLOBAL MEDIA
広告クリック単価が高かいため、投資家からの注目度が違う。そのためメディアへの投資の金額も桁違いだったりする。
How to make GLOBAL MEDIA
海外へ向けて、何が通じるか試してみる。
How to make GLOBAL MEDIA
日本から海外へのメディアすなわち、日本の強みと特異性を発信していくことが、一つの突破口ではないのか?というポイントが、国内から発信していくメディアのポイントになるのではと、チ ー ム の 意 識 が ま と ま っ て ま し た。
せっかくなんで、このサイトでも
見ながら、この話きいてくださいな。
http://ignition.co/ついでにシェアしてね
英語圏の読者へ日本の文化から気づきを与える読み物メディア
Book First letter Ignite
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How to make GLOBAL MEDIA
How to make GLOBAL MEDIA
日本だって
世界じゃないか
How to make GLOBAL MEDIA
社内で海外への意識を高めるために、何かしらスローガンのようなキーワードがほしくてこの言葉を壁に貼りました。ウェブだからとかではなくて「読み物」であることを常に考えていって、徹底的に「読みやすさ」にこだわったり。そのために海外から来られたの日本在住の方々を対象にして行間や書体を変えたパターンを用意して調査したり、やってみなきゃ全く分からないレベルの新規事業だったので、チーム内でのブレ防止のために、様々なステートメントきめてオフィスの壁にバシバシはってました。
海外メディアを作るためのレシピ
グロースハッカー海外の事情に詳しくて英語堪能
※ 画像はイメージです。
Key person
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海外メディアを作るためのレシピ
ディレクターデザイナー
フロントエンドエンジニア※ 画像はイメージです。
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海外メディアを作るためのレシピ
エンジニアアメリカは通信速度が遅いので、
サーバーをアメリカに置くことを念頭に置くとサーバー周りに強い人は必須
※ 画像はイメージです。
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海外メディアを作るためのレシピ
翻訳家ネイティブイングリッシュで日本の文化教養に精通する方普通は一文字 10円くらい。
なので、1記事 2000 字だとしたら、20万くらい。ただし、英語にもいろいろあるので、ちゃんと「合う人」を選びましょう。
↑ココ凄く大事。
※ 画像はイメージです。
Key person
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海外メディアを作るためのレシピ
数々の国内外の協力者メディアに携わっていたりバイラル力のある人、
ネイティブチェックできる人、アメリカの場合、Webサイト DMCA法や
キャンスパム法など法律が違うので法律に詳しい方、海外の日本人ブロガーなど
様々な方に意見を求めに行きました。※ 画像はイメージです。
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というわけで、
我らが IGNITION、壮年多めの男性 8人女性 1人でスタート
グローバルメディアらしさって?
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コンテンツの中の広告ってわかりやすい例で言えば、ナタリーみたいに、そのジャンルに特化した邪魔にならない広告。2010年くらいからセマンティック、ナラティブコンテンツを重視する特徴もあり、メディアとかはそのへんも相当顕著にやりきってる感がすごくあります。
コンテンツが完全に主役
物語の中に広告がある
隣接性が明確
わりと長文
サイトの名前は完全公募 LifeWired
GreatHorizon
quantumleap
IGNITION
Lifescope
Lifeshapers
LifeMeasure
Updraft
LifeRight
イメージ作りに成功している
イメージ作りができていない
イメージがけっこう近い
イメージは少し外れている
dandyism
smart smart
foolish
rustic
cleanliness
intelligence
artisan
business
originality
sensiblehigh-class
not heavy happiness
modernistic
heavycold
geek
dirtytiresome
no interest
hot
bookish
adventuresharp
funny
bookish
fresh
masculine
feminine
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海外のユーザーに好まれる名前は、だいたい「厨二くさい」気恥ずかしいものだったりします。ここで決まった名前からロゴのデザインを作成しました。対象ユーザーはアーリーアダプターとか、意識高い系の学生や若手起業家、ビジネスマン。その辺からイメージするものをチームメンバー以外からも募って、抽象化していきました。見積もりの項目に
「フィニッシュ」って書くとき以外は、どんなデザインも自分だけで決めないことはメディアデザインの基本かなー、と思ってます。
How to make GLOBAL MEDIA
特に困ったこと
日本のユースケース。
英語のハードル。
デザインのセオリーが違う。
最初に流行ったのが中国。
海外のクラウドソーシングがモラルハザード。
PCでの見せ方は無視した。
すごい金がかかる。 Who?
Where?
When?
ユースケースがまずわかんないです。物理的な距離が違いすぎて、本当にこう使うのか?って疑問の中スタートしてました。もちろん全てが英語ってだけでハードルは高いですし、バーバルとノンバーバルの住み分けを考える際からデザインのセオリーがぜんぜん違います。ここまで徹底的にやっても最初に流行ったのが中国。女子校生のフェチカメラマンの記事で、ソフトエロは中国で当たる確信をしました。お願いしてみた海外のソーシングサービスがひどかったこともありました。著作権無視の写真を使ったバナーがバンバン上がって困ったこともありました。最初は PCでの見せ方は無視しましたが、実際にはアメリカの通信速度が遅いのが問題のせいか、PCの閲覧者が多かった。とはいえ、タブレットが増えてきてるのは事実だし、TIMEとか権威のあるメディアもPCビューで区切ってないし、まぁいいかなーとか思ってます。最初は想像もしない国からのアクセスとか、聞いたことがないブラウザとか、先が読めないことだらけ。困ったこともひっくるめて楽しんだほうがいいですね。
日本のユースケース。
英語のハードル。
デザインのセオリーが違う。
最初に流行ったのが中国。
海外のクラウドソーシングがモラルハザード。
PCでの見せ方は無視した。
すごい金がかかる。
How to make GLOBAL MEDIA
やってみてわかったこと。
告知は社内のみの超極秘リリース。
ピークタイムは日本の逆。
通信速度のせいで実はスマホよりPCが多い。
ネイティブの英語かどうかが、かなりキモ。
コンテンツは、真面目に読まれる。
facebook広告は超重要。
腹を括れば、凄く楽しい。
ピークタイムは日本の逆。向こうの朝。意識高い系の大学生とか若手
社会人向けだったので、朝は狙い通り。もう一つが 長文は夜に読ま
れる傾向があると Storys.jpから聞いていたので夜。これも読み通り。
ネイティブの英語が超重要でインタビューの際に「あぁネイティブの
英語ですね、いいですね」と言われて、僕自身がネイティブかどうか
が分からないことが凄く怖かったです。
チカラを入れてるコンテンツは、素直に読まれました。コンテンツが
超真面目なせいか、静かにバズるので、反応は素直、否定がまず無かっ
たです。
やり方がわかれば、腹を括ること。
それが一番大事なことかなーと思います。当時は全く日本のサイトは
全く見てなかったですね。
End
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海外メディアを振り返ると、とにかく楽しかったです。ただ、ライバルは常に自分よりはるかに強いと思ってください。投資額 (スタミナ )は、桁が違うわけだし、チーム編成においても、USはデザイナーの年収もでも平均1070万円(3年以内 )で、メディアへの考え方や価値観が全く違います。たとえば20歳の若者3人が立ち上げたニューヨークのWebメディア「Elite Daily」は、月間4000万訪問&年間売上40万ドル、寄稿者も600名ほどいます。ソーシャルの流入は7割ほどでコンテンツは、まとめ系の記事も多くみられます。寄稿者が多くいるため、コンテンツに関しては困らないため1日に300以上も記事を出してます。日本でそんなメディアはないですよね。Webメディア作りの基礎体力の差をすごく感じました。しかし、グローバルメディアをつくることに挑戦してそれがどれくらい大変だったか、次はどうしたいか、どうするべきかを知ることができました。ちゃんと組織も個人も前進したと思いました。それが成果として、もっとも重要かなと思ってます。
僕自身が海外出張していた時に、日本のサービスを誰も触っていなかったのが寂しい気持ちになりました。「ならば、自分が!」と思って日本人の勝てるポイントを探してみて、僕は日本人のハウツーは最強だと思って株式会社nanapi に入社しました。今、振り返っても僕にとって最高のプロジェクトだったなーと思ってます。経験してから、海外から仕事の依頼が来たりとか、そういう未来の可能性にもつながっている実感はあります。国内からもっと海外展開を考えるプレイヤーが増えるといいなと思ってます。
おわりに。