H24 年度医療 ICT シンポジウム（SMICT2013、パシフィコ横浜） 開催模様

2013 年 3 月 5 日、横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜会議センターにて、第 6 回目の医療 ICT シン

ポジウム（SMICT2013）を横浜国立大

学の医工融合 GCOE プログラムと情報

通信医療社会基盤センターの共同で開

催しました。このシンポジウムは、ICT

を核とする医工融合イノベーション、

医療や保健システムの革新、幅広いア

プリケーションや実用・産業展開と国

際連携、そしてこれらで活躍する人材

育成をめざしたものです。

国内外の関係者約 307 名が出席して、

最新の研究開発や事業の動向を把握す

るとともに情報を交換し、交流を深め

ました。

今回のシンポジウムは、医工融合グローバル COE プログ

ラムの最終年度にあたり、その総まとめの成果発表とともに、

これから先端医療技術の現場への導入を効果的かつ迅速に

進めるために、実証や治験を円滑に進める方策や社会システ

ム全体のイノベーションを目指していく方向性を展望する

ことを目的としました。この観点を踏まえながら、情報通信

技術（ICT）と医療の融合による先端的な研究開発の成果、

この分野で連携を深めているフィンランドのオウル大学の

活動、さらに医療に限らずより幅広い観点からのレギュラト

リー科学の取り組みについての講演と成果の発表、パネル討

論が行われました。また、教育面では、医工融合とさらに文

理融合の横断分野で活躍するグローバル人材の育成を主テ

ーマとしました。

講演とパネル討論、研究展示・デモを通じて活発な質疑・

交流が行われました。

日 時： 2013 年 3 月 5 日(火) 参加無料

会 場： パシフィコ横浜会議センター（横浜市みなとみらい）

主 催： 横浜国立大学

グローバル COE プログラム「情報通信による医工融合イノベーション創生」、

未来情報通信医療社会基盤センター

協 賛： 横浜市立大学，情報通信研究機構(NICT)、フィンランド・オウル大学

電子情報通信学会（医療情報通信技術研究会）、オウル大学 日本研究所（CWC Nippon）

後 援： 総務省、神奈川県、横浜市

プログラム:

総合司会 塩見正 横浜国立大学 未来情報通信医療社会基盤センター 教授

午前の部 10:00-12:00

■ 開会の挨拶 横浜国立大学長 鈴木邦雄

■ 来 賓 横浜市立大学長 布施 勉 ほか

■ 基調講演 10:15-12:00

（１）河野隆二 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授

（２）藤江幸一 横浜国立大学 大学院

環境情報研究院 教授

（３）Dr. Maritta Perala-Heape オウル大学 健康・工学センター長

昼の部 12:00-13:10 昼食休憩、

展示とデモ・ポスター

午後の部 13:10-17:30

■ 個別講演とパネル討論、展示とデモ・ポスター

パネル１ (13:10-15:00)

- 医工融合イノベーションの成果から未来社会イノベーションへ -

コーディネーター：吉川信行 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授

（GCOE 副拠点リーダ）

パネリスト：

河野隆二 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授

河村篤男 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授

竹村泰司 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授

井上登美夫 横浜市立大学 大学院医学研究科 教授

三浦 龍 情報通信研究機構ワイヤレスネットワーク研究所 室長

Prof. Jari Iinatti オウル大学無線通信研究センター(CWC) 教授

休憩・展示 (15:00-15:40) - 実体展示・デモおよびポスター発表 -

パネル２ (15:40-17:30)

- 医工融合・分野横断のリーディング人材の育成 -

コーディネーター：濱上知樹 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授

パネリスト：

河野隆二 横浜国立大学大学院工学研究院 教授

西井正造 横浜市立大学医学部 特任助教

内海朋子 横浜国大国際社会科学研究科 准教授

木村俊成 博士（工学）横浜市立大学大学院医学研究科 博士課程在籍中

山末耕太郎 博士（医学）横浜国立大学大学院工学研究院

博士課程修了見込

■ 閉会の挨拶 横浜国立大学 理事・副学長 國分泰雄