GV システム簡易運用ガイド

V8.5.6.0

はじめに

本書は GeoVision社 GVサーベイランスシステムの基本的運用法を記載した簡易マニュアルになります。

本書ではシステムのインストールおよび、運用の際に最低限必要になる各種システム設定、カメラの登録、

録画の開始、録画データの参照とバックアップに関する説明を行います。

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内容

監視システムのインストール................................................................................................................................................................ 3

監視システムの起動.............................................................................................................................................................................. 6

監視システムの基本設定 ................................................................................................................................................................... 9

不要なアナログの入力チャネルを無効化する ....................................................................................................................10

ネットワークカメラを登録する.......................................................................................................................................................11

カメラの録画モード設定................................................................................................................................................................15

モーション検知設定の検出設定 ..............................................................................................................................................17

スケジュール録画設定 ..................................................................................................................................................................18

録画フレーム設定 ...........................................................................................................................................................................19

ネットワークカメラのフレーム設定 ..............................................................................................................................................20

アカウントの設定 ..............................................................................................................................................................................21

録画データ/データベースファイル保存先の設定...............................................................................................................23

その他起動初期設定 ...................................................................................................................................................................27

アプリケーションを終了した際の挙動設定......................................................................................................................27

監視システムの自動ログイン.................................................................................................................................................28

ログインと同時に監視を開始する.......................................................................................................................................29

録音設定 ............................................................................................................................................................................................30

GeoVision社製ネットワークカメラのマイク入力設定 ...............................................................................................30

監視システム上で録音を有効にする ...............................................................................................................................32

監視システム上で録音中の音声を再生する...............................................................................................................33

録画の開始 .............................................................................................................................................................................................34

録画映像の閲覧 ..................................................................................................................................................................................35

録画再生プログラム(ViewLog) の起動 ...............................................................................................................................35

特定の日付と時刻に録画されたビデオを再生する.........................................................................................................36

録画データのバックアップ ....................................................................................................................................................................37

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監視システムのインストール

GeoVision社製ネットワークカメラ、或いは GeoVision社製ビデオキャプチャカードを購入頂きますと、製品

に監視システムのインストール DVDが附属しております。

監視システムを導入する PC に DVDを挿入しますと、以下のウィンドウが表示されます。

注意）

・表示される画面はシステムのバージョンによって異なります。

・アナログ録画機(DVR)としてご利用頂く場合には、ご購入頂いたビデオキャプチャボードを PC に取り付け、

ドライバーをインストールして頂く必要があります。(下図画面で 1 を選択ください)

・ネットワークカメラ録画機(NVR)としてご利用頂く場合には、最低 1台のGeoVision IP製品をご利用頂く

か、別途マルチベンダードングルをご購入頂き、対応するネットワークカメラを導入して頂く必要があります。

システムのインストールを続行するには、上図の Install GeoVision Paid Software を選択します。ライセン

ス確認画面が表示されますので、Yesをクリックしてインストールを続行してください。

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DVR / NVRソフトウェアをインストールするには、上図 2-1の GV-DVR/NVRを選択します。

お使いの PC の設定によってはセキュリティーの警告が表示されますが、実行を選択してください。

モデル選択画面が表示されます。お使いのキャプチャカード、或いは GV-NVR(アナログカメラ非対応)を選

択ください。

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注意）

・表示される画面はシステムのバージョンによって異なります。

・GV800 など、カードバージョンの末尾に英文字の付いているモデルをお使いの場合、末尾の英文字まで

正確に確認し、選択してください。GV800をお使いの方がGV800AやGV800Bを選択した場合、正常動

作が行えなくなる場合があります。

・HDSDIカードとアナログキャプチャカードのハイブリッド環境でご利用頂く場合は、お使いのアナログキャプチ

ャカードの型番を選択ください。

・HDSDIカード(GV-SDI-204)を単体でご利用頂いている場合には、GV-SDI-204 を選択してください。

・GV1120/1240/1480 に関しては、末尾に英文字の付いたモデルであっても、それぞれ無印のモデル名選

択でご利用頂けます。

解像度を選択します。

お使いのモニタに合致した解像度を選択ください。

その後、スタートアップの登録やインストールフォルダ、スタートメニュー上でのアプリケーションフォルダの名称

設定などの、一般的なインストール設定項目を設定後、アプリケーションのインストールが開始されます。

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監視システムの起動

システムをインストールした後に再起動を行いますと、Windows のスタートメニューに監視システムのショート

カットが作成されます。

スタートメニュー内のインストールされたフォルダは、インストール時に設定した任意の文字列になります。

そのメニュー内の GeoVision GV-ｘｘｘｘ Systemをクリックしますと、監視ソフトウェアが起動を開始します。

上左図の様なログイン画面が表示されます。画面左下のカギのアイコンをクリックしますと上右図の様なメ

ニューが表示されますので、｢ユーザの変更｣をクリックしてください。

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ログイン用の ID とパスワードの初期値は、共に admin です。

注意)

・一部製品(GV-NVR System Lite V2等)はログイン IDとパスワードが共に 0000 となっています。お使い

の製品のマニュアルをご確認下さいます様お願い申し上げます。

・万が一の事態に備え、「パスワードシステムの削除を可能にする」にチェックを入れる事を強くお勧め致し

ます。

・上記の画面は初回起動時のみ表示され、2回目以降は以下の様な画面が表示されます。

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初回起動時、以下の画面が表示される事があります。

NVR システムなどでカメラが一台もマッピングされていない時に表示される画面です。各表示位置にどのカ

メラを配置するかを決定する「ディスパッチパターン」を作成し、保存する事で画面は消えます。また、画面

の右上の ｘ 印をクリックしてウィンドウを閉じても構いません。

監視システムが起動します。

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監視システムの基本設定

監視システムを運用する前に設定すべき項目について、ご説明致します。

監視を開始する前に、以下の項目について設定を行う必要があります。

1. カメラのマッピング

2. ネットワークカメラ (IP Cam) を登録する

3. カメラの録画モード設定 録画関連設定

4. アカウントの設定

5. 録画データ/データベースファイル保存先の設定

6. その他起動初期設定

カメラのマッピング設定

アナログカメラ、HD-SDI対応カメラは、カメラをアナログキャプチャの何番目のコネクタに接続するかで、

表示位置が決定されてしまいます。これらのカメラについてはソフトウェア的に表示位置を変更する事

が出来ません。

これに対してネットワークカメラ(IP Cam)は任意の表示位置にカメラを表示させる事が出来ます。例え

ば 8chアナログキャプチャカードで 1-6までのチャネルをアナログ入力として使用し、4chHDSDIカードで

3 台の SDI カメラを接続した場合、1-6 までの各チャネルと、9-11 までの各チャネルにカメラ画像が表

示され、7-8チャネルは空白(ビデオ信号が入力されていない)になります。

この場合、以下の操作で7-8ｃｈを無効化するか(任意のロゴ画面が表示されるようになります)、7-8c

ｈと 12以降のチャネルにネットワークカメラ(ＩＰ Ｃａｍ)を登録して使用する事が出来ます。

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不要なアナログの入力チャネルを無効化する

監視システム右下のアイコンから｢設定｣アイコン をクリックし、「システム設定＞カメラのインス

トール＞カメラのインストール」を選択します。

上記のカメラインストール画面が表示されます。グレイアウトしている ch は入力に対応していないチャ

ネルです。使用しない chのチェックを外して、OKボタンをクリックしてください。

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ネットワークカメラを登録する

以下の手順でネットワークカメラを登録します。

監視システム右下のアイコンから｢設定｣アイコン をクリックし、「IP カメラ導入」を選択します。

IP カメラ登録画面が表示されます。

GV 監視システムでは複数の方法でネットワークカメラ(IP カメラ)を登録する事が出来ますが、ここでは

最も汎用的な「カメラ追加」からの登録方法を用いて登録を行ってみます。他の登録方法に付きまし

ては製品付属のフルマニュアルを参照下さい。

DVRでの IP カメラ導入 NVRでの IP カメラ導入

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IP カメラ登録画面右上の「カメラ導入」ボタンをクリックします。

上記の様なブランド選択画面が表示されます。事前に設定した個々のネットワークカメラ(IP Cam)の

設定情報を入力して登録を行います。

サーバーIP ネットワークカメラに設定した個別の IP アドレスを入力します。

HTTP ポート ネットワークカメラに HTTP 接続する際のポートを入力します。特に設定がなされてい

ない場合、GeoVision社製のネットワークカメラの HTTP ポートは 80番です。

ユーザ ID ネットワークカメラにアクセスする為のユーザーIDを入力します。特に変更していない

場合、GeoVision社製のネットワークカメラのユーザーIDは admin です。

パスワード ネットワークカメラにアクセスする為のパスワードを入力します。特に変更していない

場合、GeoVision社製のネットワークカメラのパスワードは admin です。

ブランド 使用するカメラのブランドを選択します。GeoVision 社以外のネットワークカメラをご利

用頂く場合には、別途メーカーを選択ください。メーカーに寄らず、ONVIF 及び PSIA

RTSP のプロトコルを使用して接続する場合には、後述する「プロトコル選択での接

続」をご確認ください。

デバイス 使用するカメラの型番を選択します。類似の型番にご注意ください。

注意） GeoVision社製以外のネットワークカメラを使用する際には、別売のライセンスが必要になります。

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カメラ型番を選択すると、以下のウィンドウが開きます。

登録時、GeoVision 社製ネットワークカメラでデュアルストリーム対応の製品は、上記画面表示段階

ではデュアルストリームモードで登録されています。(上記｢コードタイプ｣を参照下さい)

もしシングルストリームでの登録を行うのであれば、上記画面の「検索」ボタンをクリックし、シングルスト

リームモードへ変更して下さい。

また、別途ビデオストリーミングポートを初期値の 10000以外に設定している場合、或いはGeoVision

社製カメラ以外のネットワークカメラをご利用頂いている場合でビデオストリーミングポート番号が

10000以外に設定されている場合は、上記画面｢ポート｣項目でポート番号を変更して下さい。

設定終了後、右下の「適用」ボタンをクリックします。

シングルストリームモード時の画面

検索ボタン

シングルストリーム表示に

チェックが入っています。

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カメラ登録が完了すると、上記の様にサーバアドレス、ブランドなどが表示されます。サーバアドレス部

分をマウスで右クリックし、そのメニュー内の「表示位置」から、カメラの表示位置を設定します。

OKボタンをクリックして登録は完了となります。

注意） カメラのマッピングは常にネットワークカメラが優先されます。アナログ/SDI カメラの入力のあるチ

ャネルにネットワークカメラを登録した場合、ネットワークカメラの表示が優先されます。

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カメラの録画モード設定

以下の手順でカメラの録画モードを登録します。

監視システム右下のアイコンから｢設定｣アイコン をクリックし、「カメラ設定 (F9)」を選択します。

(監視画面表示状態から、キーボードの F9キーを押す事で直接ウィンドウを開く事も可能です)

下記の設定ウィンドウが開きます。

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画面の「録画コントロール」から録画モードを選択します。

モードは以下の通りです：

常時録画 常に画像を録画し続けます

モーション検知 画面内に動きが検出された時のみ録画を行います

スケジュール録画 決められたスケジュールに従って録画を行います

録画モードはカメラ毎に設定を行う事が可能です。画面を呼び出した直後は最も若い番号のカメラ

が選択されていますが、録画コンオトロールすぐ上の「カメラ名」部分のプルダウンメニューで別のカメラを

設定する事も出来ます。

また、各設定項目見出しの左側にある アイコンをクリックすると、全てのカメラにその項目内の設

定が反映されます。

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モーション検知設定の検出設定

録画モードで「モーション録画」を選択した場合、すぐ下の項目でモーションの検出レベルを設定する

事が出来ます。

検出感度を設定する事で、軽微な動きやノイズによる検出を防ぐ事も出来ます。モーション検出設

定の詳細につきましては製品付属のフルマニュアルを参照して下さい。

モーション検出の状況は上記設定画面右下の動画で確認する事が可能です。画面上でモーション

が検出された場合は、上図の該当箇所にモーション検出マークが表示されます。

実際の検出状況を確認しつつ、感度を設定して下さい。

モーション検出マーク

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スケジュール録画設定

録画コントロール項目でスケジュール録画を選択し、項目右側の ボタンをクリックしますと、スケジュー

ル録画モード設定が表示されます。(対象となるカメラがアナログカメラか、ネットワークカメラかで若干表示

が異なります)

スケジュール録画モード設定をクリックすると、以下の画面が表示されます。

ここでは 1 日の内の任意の時間帯で「常時録画」と「モーション検知」を切り替える事が出来ます。また、

週末設定をチェックすると、日曜日(或いは土曜日と日曜日)の終日、どちらの録画モードを有効にするか

を設定する事が出来ます。特に設定を行わない場合は、土日等の週末も平日のスケジュールのまま録画

を実施します。

更に高度なスケジュール録画設定につきましては、製品付属のフルマニュアルを参照して下さい。

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録画フレーム設定

キャプチャカードを使用するカメラ(アナログ/SDI カメラ)は、監視ソフトウェアのカメラ設定画面上で録画フレ

ーム数を設定します。ネットワークカメラの場合、基本的なフレーム数はカメラの設定インターフェイス

(GeoVision社製品の場合、Web インターフェイス)上で設定を行います。

アナログカメラの場合

録画コントロール内の録画モード設定の右側にある アイコンをクリックし、録画フレーム設定を選択し

ます。

各項目をチェックし、録画上限フレーム数を設定します。ここで設定する値は「上限」であり、使用するパソ

コンのスペックや処理能力、ご利用頂いているキャプチャカードの能力により、下限となるフレーム数は増減

します。多くのアナログキャプチャボードでは、取得する動画の画面サイズによって取得可能なフレーム数が

異なります。

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ネットワークカメラのフレーム設定

ネットワークカメラの場合、基本的な撮影フレーム数設定はカメラ側の設定インターフェイス上で行います。

詳細に関しましては各カメラの設定マニュアル、及び GeoVision 社製品付属のフルマニュアルを参照下さ

い。

参考：

ネットワークカメラの「監視ソフトウェア側のフレーム設定画面」が上記の通りです。各条件の際に最大フレ

ームレートで録画を行うか、キーフレームのみを録画するかを選択する事が出来ます。

キーフレームにつきましては別途カメラ側のマニュアルを参照頂くか、メーカー/代理店サポートまでお問い合

わせください。

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アカウントの設定

監視システムはアカウントごとに各種の権限を付与します。

ソフトウェアインストール時に設定した ID とパスワードは「スーパーバイザ」アカウントになります。スーパーバイ

ザアカウントは初期状態で全ての設定を変更する権限を持ちます。もしも通常監視に用いるアカウントに

制限を加えたい場合、スーパーバイザアカウントとは別に運用に用いるアカウントやゲストアカウントを設定

し、設定を変更しない様に機能を制限する事が出来ます。

監視システム右下のアイコンから｢設定｣アイコン をクリックし、「システム設定＞アカウント管理＞ロー

カルアカウント編集」を選択します。下図の様なアカウント管理画面が開きます。

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画面左下の「作成」ボタンをクリックします。

アカウントの新規作成画面が表示されます。ID とパスワードを入力し、「レベル」を選択してください。レベル

により基本的な権限設定がプリセットされていますが、別途そのプリセットをカスタマイズする事も可能で

す。

スーパーバイザ 管理を行うアカウントです。基本的に全ての権限を有する様に設定されています。

パワーユーザ 監視システムを運用する責任者としての権限を有する様に設定されています。

ユーザ 監視システムの運用オペレータとしての権限を有する様に設定されています。

アカウントごとに表示可能なカメラ、録画データの参照、マスクの除去、システムのシャットダウンや再起動、

設定項目の変更など、様々な権限を編集する事が出来ます。

設定の詳細につきましては GeoVision製品付属のフルマニュアルを参照して下さい。

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録画データ/データベースファイル保存先の設定

監視システムを新たにインストーラーからインストールした直後の状態では、録画データや各録画チャネル

の記録を列記したデータベースファイルは監視システムプログラムをインストールしたフォルダの中に格納され

ます。より多くの録画領域と高速なアクセスを行う為には、別途データ保存用のハードディスクをご用意頂

き、そちらに全ての録画データを格納した方が有利である場合もあります。

設定を変更する方法は以下の通りです：

監視システム右下のアイコンから｢設定｣アイコン をクリックし、「システム設定＞基本設定」を選択しま

す。

以下の基本設定画面が表示されます。

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基本設定画面の右下のストレージ設定項目内にある「保存先設定」ボタンをクリックします。

データベースフォルダを選択すると、以下のウィンドウが表示されます。

保存先ディレクトリが表示されている部分の右側の ボタンをクリックすると、フォルダ指定ウィンドウが表

示されますので、任意のフォルダを指定してください。

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保存先グループフォルダを選択しますと、以下のウィンドウが開きます。

フォルダを変更する場合は「経路」項目内の既存ディレクトリを選択して左側の削除ボタン(下図赤囲い

部分)をクリックし、ディレクトリを削除してからその上の新規ディレクトリ指定ボタンをクリックします。

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新規ディレクトリ指定ボタンをクリックしますと、以下の様なフォルダ指定ウィンドウが表示されます。

任意のフォルダを指定してください。

保存先の追加

下記の「新しい保存先を追加」ボタンをクリックし、保存先を追加します。保存先ごとにカメラを割り当てる

事も可能です。設定の詳細につきましては GeoVision製品付属のフルマニュアルを参照して下さい。

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その他起動初期設定

基本設定部分とスタートアップに各種の設定を行う事で、システムを便利に自動起動させる事が出来ま

す。

アプリケーションを終了した際の挙動設定

基本設定の上記「終了オプション」を設定する事で監視システム終了後の挙動を設定する事が出来ます。

初期状態ではチェックが外れており、監視システムプログラムを終了しても何も発生しませんが、チェックを

入れてドロップダウンリストから「OSの自動シャットダウン」「OSの自動再起動」を選択しますと、監視システ

ム終了時に以下のダイアログが表示され、一定時間経過後に指定した処理を実施します。

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監視システムの自動ログイン

メンテナンス等の問題でシステムを再起動せざるを得ない時、自動的に監視システムを起動してログイン

する様に設定する事が出来ます。

監視システム右下のアイコンから｢設定｣アイコン をクリックし、「システム設定＞基本設定」を選択しま

す。

下図の様なスタートアップ設定画面が開きますので、「起動時に自動ログイン」にチェックを入れ、設定項

目右側の アイコンをクリックします

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自動ログイン時に使用するユーザーアカウント設定画面が表示されます。先に作成したアカウント設定画

面で監視用ユーザーアカウントを設定しておくと便利です。

また、フルスクリーンモードに自動ログインをチェックする事も出来ます。詳細に関しましては製品付属の監

視システムフルマニュアルを参照して下さい。

ログインと同時に監視を開始する

スタートアップ設定画面の左上の「自動監視」にチェックを入れ、ドロップダウンメニューから開始モードを設

定する事で、ログインと同時に録画を開始する事が出来ます。

通常監視 全てのカメラを起動し、録画を行います。

設定したスケジュールを監視

別途スケジュール設定を行ったモードで監視を開始します。

本書で解説したスケジュール監視を実施する際には上記の「通常監視」を選択して

ください。

I/O監視 カメラやシステムに取り付けられた入出力装置からの入力に応じて録画を行います。

詳細につきましては製品付属のフルマニュアルを参照してください。

カメラモニタリング 録画をせず、画面表示のみを行います。

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録音設定

アナログキャプチャカード、ネットワークカメラ共にマイク機能を用いて撮影環境の音声を録音する事が出来

ます。

注意)

・アナログキャプチャカード経由で音声を録音する場合、キャプチャカードに音声入力用のボードを取り付け、

適切に配線しなければなりません。ハードウェアのマニュアルをご参照ください。

・ネットワークカメラで録音を行う際には、別途ネットワークカメラ側のマイク入力を有効に設定する必要が

あります。音声データはネットワークケーブル(LANケーブル)を経由して入力されます。

・ネットワークカメラの中にはマイク機能が内蔵の物、ミニピンジャック端子が取り付けられており、別途マイク

の接続が必要な物、マイク入力機能が存在しない物などがあります。設定前にマイクが使用可能か否か、

ミニピンジャックで取り付けるモデルの場合はマイクをカメラに取り付けて設定をご確認ください。

GeoVision社製ネットワークカメラのマイク入力設定

他社カメラでのマイク設定に関しましては、別途各製品のマニュアルをご参照下さい。

まず、使用するカメラのウェブインターフェイスにアクセスします。インターネットエキスプローラのアドレス欄にカ

メラ固有の IP アドレスを打ち込むか、別途 IP Device Utilityを使用してカメラにアクセスして下さい。ロクイ

ン ID/パスワードは初期状態では共に admin です。

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ログイン後、監視画面の下部にある アイコンをクリックします。

上記の小さなウィンドウが表示されます。有効をチェックして下さい。

録音音質の変更などにつきましては、別途ネットワークカメラマニュアルを参照下さい。

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監視システム上で録音を有効にする

監視システム右下のアイコンから｢設定｣アイコン をクリックし、「A/V 設定＞オーディオ設定」を選択し

ます。

以下のウィンドウが表示されます。

録音するオーディオチャネルを上部のドロップダウンメニューから選択します。

次に稼働にチェックを入れ、動作モード(感度による/常時録音)を選択してください。

感度によるを選択した場合、右隣のスライドバーで感度を設定する事が出来ます。

監視システム上で音声を確認する際には、「音声出力」にチェックを入れて下さい。

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監視システム上で録音中の音声を再生する

以下の設定で、録音中の音声をそのままスルーアウトする事が出来ます。

注意）

再生には別途システムにスピーカー/イヤフォン等を取り付ける必要があります。

監視システム右下のアイコンから｢設定｣アイコン をクリックし、「A/V 設定＞音声出力」を選択し、そ

の先に表示される現在入力されている音声チャネルから、システム上で出力するオーディオチャネルを選択

します。

選択しますと、以下の様にチェックが入ります。

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録画の開始

カメラの登録と各種設定が終了しましたら、録画を開始します。

監視システム右下のアイコンから｢録画の起動/停止｣アイコン をクリックし、「全カメラ起動」をクリック

すると、接続されている全てのカメラが録画を開始します。もしも特定のカメラのみ録画を行う場合は、カメ

ラ番号を指定して起動してください。

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録画映像の閲覧

録画を行ったデータを専用のプレイヤーで再生する事が出来ます。

録画再生プログラム(ViewLog) の起動

監視システム右下のアイコンから｢録画再生｣アイコン をクリックし、「録画再生(F10)」をクリックします。

以下の録画再生プログラムが起動します。

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特定の日付と時刻に録画されたビデオを再生する

1. メイン画面で アイコンをクリックし、録画再生を選択します。 ViewLog ウィンドウが表示され

ます。

2. 表示させるカメラを選択します。

3. 日付ツリーから日付フォルダを選択します。

4. ビデオイベントリストから時間を選択します。

5. をクリックすると再生を始めます。

録画再生の詳細に関しましては、製品付属のフルマニュアルを参照してください。

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録画データのバックアップ

指定した録画映像をCD / DVD にバックアップできます。

1. PCにCD-R/DVDドライブが附属していない場合には、別途USB-CD/DVD ドライブをUSB ポー

トに接続します。

2. CD / DVD メディアをドライブに挿入します。

3. メイン画面で をクリックし、録画再生を選択します。

4. 機能パネルで をクリックします。

5. OS ライディング機能を選択するとWindows の組込ソフトウェアを使ってファイルを書き込みます。

OS自体にメディアへの書き込み機能が無い場合には、別途ライティング用ソフトウェアをインストール

してご利用下さい。

6. スケジュールヘ追加をクリックします。

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7. 開始時間と終了時間を入力します。

8. バックアップするカメラを選択します。

9. ドロップダウンリストを使用して、バックアップするイベントのタイプを選択します。例：ビデオ、音声、ま

たは両方。

10. OK をクリックしてバックアップを行う範囲を追加します。 ステップ5～8 を繰り返して最大10 個の

範囲を選択できます。

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改定履歴

Ver.1.0 2012年 12月 20日 初版

Ver. 1.1 2013年 1月 18日 印刷用にページ数変更、改定履歴追加

Ver. 1.2 2013年 7月 2日 画像データ保存先の追加方法を追記

代理店配布バージョンとして作成

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