growing the art of young - lifeplus...2013年3月/4月 the art of ® ブドウ種子エキスと...

growing young２０１3年３月/４月

the art of®

ブドウ種子エキスとマツ樹皮エキス

サイクリングのメリットページ 6

加齢に関する新事実ページ 8

幸せの見える場所へページ 12

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2 THE ART OF GROWING YOUNG ２０１3 年３月/４月

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目次4 編集後記

31 専門家への質問

5 最新ニュース

6フィットネスサイクリングのメリット

12ライフスタイル幸せの見える場所へ

14栄養

家族の健康22 健康な歯のための食べ物

24 脳を活性化させる意外な方法

26 健康的なライフスタイル＝健康的に歳を重ねること

28 自分を信じられる子に育てるには

The Art of Growing Young® is published six times a year by Lifeplus International, PO Box 3749, Batesville, Arkansas 72503, United States. Copyright © 2013 Lifeplus International

20ハーブとサプリメントブドウ種子エキスとマツ樹皮エキス

特集記事8 加齢に関する新事実

16 運動、食事、その次は

優れた糖類

“誰かの役に立つことは、さらに健やかに生きることにもなります。ですから、早速朝の運動を始めました。皆さんもさらなる一歩を踏み出して下さい。”

これまでに何度もお話してきたように、年を経るほどに若し々く生きるには、生涯学び続けることが大切です。真に健

康的なライフスタイルとは何かを知らずして、それを実行することはできません。ところが、健康的なライフスタイルを本気で目指していながらも、その意味を理解していない人々は多いようです。私自身、そんな人をたくさん目にしてきましたし、悲しい現実だと思わされることも度々です。振り返れば、本誌の立ち上げにあたっては、健康に役立つ正しい知識を分かりやすく紹介する読み物を大勢の人が待ち望んでいると感じたことも一因となったのでした。

健康的なライフスタイルを成り立たせるために必要な知識は、健やかで幸せな暮らしを目指すすべての人の糧となります。ただし、最大限の可能性を引き出すには、知り得たことを随時見直し、新しい情報を取り込んでいく必要があります。

栄養科学の分野では、毎日のように新たな事実が見出されています。新しい知見が健康的なライフスタイル、食生活の定義を変える可能性もあります。従来アメリカでは、健康的な食事といえば、肉、野菜・果物、穀類、乳製品の４つのグループを組み合わせたもの、と考えられてきました。ところが、数々の発見が積み重ねられて、体と食べ物の複雑な関係が分かってきたため、４つのグループという単純な概念は古くなり、いわゆる「食生ピラミッド」が考案されました。ピラミッドが普及した今も見直しは続いていて、多数の専門家が改訂版を提示しています。

もちろん、常に変わることのない普遍的な原則もあります。新鮮な野菜と果物の重要性、定期的な運動の必要性、質の高いタンパク質の摂取（8種の必須アミノ酸を確保し、他のアミノ酸もバランスよく摂取する）などがそうです。それでも、積極的に新しい情報に目を向けて、健康事情の最先端に触れることをおすすめします。健やかで幸せな暮らしは、学ぶことから始まります。新たに得た知識のひとつひとつが、よりよい暮らしに役立つツールとなるはずです。

以上を踏まえて、皆さんには今号の記事から何かひとつでも新しい知識を見つけて、日々の生活に役立てていただきたいと願っています。私の場合、同じ運動でも夕方より朝に行ったほうがより多くのカロリーを消費できるということは、今号の調べ物をしていて初めて知りました。自分が健康でいれば、それだけ人の力になることができます。誰かの役に立つことは、さらに健やかに生きることにもなります。ですから、早速朝の運動を始めました。皆さんもさらなる一歩を踏み出して下さい。

知識の力


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眠りすぎ睡眠は大切ですが、眠りすぎは睡眠不足と同じくらい体に悪いようです。新たな研究調査によると、毎晩の睡眠時間が6時間半から7時間半程度の人はより健康に長生きし、6時間未満もしくは9時間以上の人は何らかの健康問題を抱える可能性が高いということが分かりました。ちなみに、睡眠不足は食欲増進、体重増加につながります。健康的な睡眠習慣を目指しましょう。

朝の運動で朝の運動で代謝の効率を高めましょう。スポーツ選手を除く一般的な人を対象とした新しい研究が行われ、しっかりとした運動を朝に行った場合と夕方に行った場合を比べたところ、前者のほうが1日を通じて200カロリー以上を有効に消費できることが明らかになりました。同じ運動でも、朝にやった方が37％も有効なのです。

何かをしながら食べると太りやすくなる？最近の研究で、何かをしながら食べると太りやすくなることが指摘されました。テレビやゲーム、インターネット、携帯メールなどをしながら食事をすると、何をどれだけ食べたかの記憶があいまいになり、その結果、食事が終わっても十分な満足感が得られず、デザートに対する欲求が強まるのだそうです。

オリーブオイルは慢性的な痛みに悩んでいるなら、バターのかわりにオリーブオイルを使ってみませんか。地中海沿岸域でひろく使われているオリーブオイルには、ポリフェノールという抗酸化物質が豊富に含まれています。ポリフェノールは、体内で痛みが生じる仕組みを阻害するのに役立ちます。さらに、飽和脂肪（バターの主成分）の摂りすぎは、骨を弱らせ、痛みを誘発することも分かっています。オリーブオイルはバターの代用として極めて優れた油脂なのです。

最新ニュース

笑い笑いが良薬になることがある研究により改めて裏付けられました。笑うと血管が弛緩し、血流が良くなります。これはストレスを感じた時と逆の反応です。ストレスを感じた時に何か笑えることを見つければ、ストレスの心理的な悪影響が体に及ぶのを直接阻止することができます。

フィットネス


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サイクリングは心臓への負担が少ない運動です。30～40分ほど自転車をこぐとよい有酸素運動になり、循環系の機能向上に役立ちます。サイクリングは循環系に効果的なだけでなく、冠状動脈性心臓病の発症リスク低減にもつながります。

有酸素運動は体重管理にもおすすめです。少しがんばって速めのペースでペダルを踏めば、かなりのカロリーを消費できます。ウエストを細くするのも夢ではありません。体重約60kgの女性なら、時速19～22.5kmくらいのペースで1時間走行すると、488カロリーも燃焼することができます。サイクリングに限らず、中程度以上の運動をすると、代謝効率が高くなります。しかも、代謝効率の高い状態は運動が終わっても数時間持続します。

自転車なら、低衝撃性ながら足の筋肉を鍛える運動ができます。特に、ふくらはぎ、もも、お尻の引き締めに効果的です。ハンドル操作とバランスを維持する動作は体幹の筋肉を使うので、腕やお腹もすっきりしてきます。ジョギングと比べると足が直接地面につかないぶん衝撃が少なく、関節にかかる負担を減らせるのも魅力です。足腰や関節に多少の問題がある人にも、サイクリングはよい選択肢です。ただし、自転車はある程度のバランス感覚が必要です。転ぶのが怖い場合は、エクササイズ用の固定タイプや、三輪のリカンベントがよいでしょう。

ロードバイクは足で回転運動しながらハンドル操作と体重移動で進路を調整するの

で、筋肉の動きの協調性を高めることができます。協調性とともにバランス感覚が全体的に向上し、集中力を使うことで脳にもよい刺激が与えられます。つまり、全身の血液循環を良くしつつ、心身両面をアクティブに働かせる運動になるのです。新しい選択肢としては、バーチャルサイクリングというものがあります。インタラクティブなコンピュータープログラムを使って、画面に表示される道路状況に合わせて、障害物を避けたりルートを辿ったりします。高齢者を対象とする臨床研究では、本を読んだりテレビを見たりしながら固定されたエクササイズ用バイクで運動する場合と比べると、バーチャルサイクリングの方が認知機能が活発に機能することが明らかになりました。体の動きと頭の働きが連動しているかどうかがポイントになっているようです。

以上の身体面のメリットに加え、自転車には精神面にもよい影響を及ぼします。特に、仕事を終えた後のサイクリングはその日のストレスを解消するとてもよい方法です。通勤を兼ねてサイクリングをしている人は多く、職場から家に着くまでの時間を少し延ばして運動に充てることで、緊張をほぐし、より爽快な気分で帰宅できることを実感しています。それは、主に運動により分泌されるエンドルフィンという脳内快感物質が作用するためです。

仕事に出掛けるときにも自転車に乗れば完璧です。週2回、片道20分の距離を自転車で走るだけで、月に3000カロリー燃焼できます。これは脂肪約450gに相当するエネルギ

ーです。今の食生活を変えなくても、1年に5kg半も減量できるという計算になります。そうと分かれば、天気のよい日だけでも通勤に自転車を使ってみよう、という気になりませんか。

自転車を活用して楽しく健康的に運動することのメリットはこんなにもたくさんあります。身体的にも精神的にもよいサイクリングを続けると、より長生きできることでしょう。もちろん、運動の種類を問わず、体を動かす習慣を身につけて、健康的な食生活を実践することも長寿につながりますが、やってみれば自転車のもたらす楽しさに夢中になるはずです。

安全第一！自転車チェックリスト：

フレームにひびが入っていないか確かめる

車輪に歪みがないか確かめる

安全な場所でブレーキのテストをする

チェーンを掃除して油をさす

タイヤに空気を入れる

タイヤにひび割れや切れ目がないか確かめる

ヘルメットにひびが入っていないか確かめ

て、走行中は必ず着用する

北半球に春がやってきました。少しずつ日が長くなり、気候も良くなっています。屋外に出やすくなって、収納庫からアウトドア用品を引っ張り出す方も多いでしょう。自転車を持っているなら今がサイクリング再開のチャンスです。持っていない方もぜひ入手を考えてみて下さい。健康的で楽しい毎日に、サイクリングはとても有効です。

サイクリングのメリット

特集記事


“ジムで運動する、心地よいイスに座って穏やかな音楽を聴く、瞑想やバイオフィードバックで寛ぐ、運動するなど、ストレスを軽減する方法はたくさんあります。ストレスを忘れて、リラックスした気分になれるものなら、何でも有効です。正しいストレス解消法はひとつ

ではありません。”

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新しいシワが鏡に映ると、基礎化粧品を変えたほうがいいかな、と考える人は多いでしょう。ところが、最先端の科学によると、加齢に対抗するには、健康的な食事とストレスを解消する運動のほうが良い結果に結びつく可能性が高いのだそうです。

外見に出る加齢の兆候は、体内で進行した老化の現れです。体内の老化は顕微鏡でしか見えない、細胞レベルで起こっています。人に一生があるように、ひとつひとつの細胞にも一生があり、老化を経て死に至っているのです。このプロセスは、染色体末端部の構造が短くなることが大きな要因となっています。染色体は人体を構成するひとつひとつの細胞の中にあり、染色体の末端部はテロメアと呼ばれる特殊な構造になっています。

テロメアは染色体を保護する役割を担っていますが、細胞分裂の際にその一部が失われます。テロメアの欠損はある程度補われる場合もありますが、いずれは短縮が進んで、染色体を守れなくなります。テロメアの保護がなくなった染色体は複製機能を失います。このようにして、細胞は老化し死に至ります。体内の細胞が死んでいく、という発想は不気味かもしれませんが、こ

れはどんな細胞にも起こるごく自然な過程です。加齢とは、生命力のある若い細胞の数に対して、老化・劣化した細胞の数が多くなっていくこと、と説明してもよいでしょう。

テロメアは靴紐の両端に付いている小さなプラスチック部分のようなものです。プラスチックがきちんと付いていれば、靴紐は本来の役割を果たすことができますが、いずれ劣化し外れてしまうと、靴紐の先端がほどけ始め、やがては擦り切れて使えなくなってしまいます。妙な例えに思えるかも知れませんが、これは的を得た表現です。違いといえば、使えなくなった靴紐は新しいものを買って交換するしかありませんが、体内のあらゆる細胞のもとになる幹細胞では、テロメアの再生が可能なことです。

テロメアの再生は主に幹細胞で行われますが、通常の細胞でも特別な条件のもとである程度再生される場合があります。その働きはぜんまい式時計に例えることもできます。ぜんまいを巻き上げた時計は正常に機能しますが、そのまま放っておくとやがて巻きが足りなくなって遅れが出始め、やがては止まってしまいます。体内では、ぜんまいを巻くかわりにテロメラーゼ

という酵素を使って細胞分裂で短くなったテロメアを再生し、染色体へのダメージを防いで細胞（時計）の機能を保っています。

テロメアの役割も、テロメアを助ける方法も、比較的新しい研究分野です。テロメアは1970年代まで存在すら知られていませんでした。比較の対象として例を挙げれば、アスピリンの場合、正確な機序が判明したのは1970年代ながら、その原型となるものは紀元前460年頃には医療用に使われていました。バクテリアの存在が明らかになったのは1683年、病原菌の概念と理論が登場したのは1870年です。テロメアについては、まだまだ分かっていないことがたくさんあります。今後どのような発見があるか、それが加齢の理解と対策にどれほどつながっていくことになるかは、まだ誰も知らないのです。

続々ともたらされる新たな発見の中には、意外なものもたくさんあります。米国科学アカデミー紀要には、父親の年齢が高いと子供のテロメアが長くなる、という報告が掲載されていました。一見予想外の事実ですが、この特性は世襲される傾向もあるということです。つまり、あなたのお父さんがおじいさんにとって遅くにできた子供で

現代社会は加齢に敏感です。加齢対策を目的としたクリームや化粧水は、すっかり一大市場を形成しました。西洋の伝説の「青春の泉」が実在しないと分かった今でも、私達は加齢を防ぐための魔法の薬を探し続けています。若返りの水をたたえた「青春の泉」は幻でしたが、最先端の科学研究は、生物学的な老化現象の背後にある事実を続々と特定しており、かつてない対策の登場が期待されています。

加齢に関する新事実

© 2013 Lifeplus International

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あり、あなたがお父さんにとって遅くにできた子供であれば、あなたのテロメアはより長くなっていると考えられるのです。中高年の男性から生まれた子供は、より長く生きて、より長い期間、次世代をもうけることができるのかも知れません。

それならば、と家族計画を遅らせようと思った方は、結論を急がないで下さい。父親の年齢が上がると、それだけ子供に受け継がれる遺伝子変異も増加します。テロメアが重要な役割を担うとはいえ、健康的な加齢プロセスに他のたくさんの要素が関わっているのも事実です。

テロメアを守り短縮を抑えるなら、ストレス管理のほうがずっと現実的な方法と言えます。テロメアに関する理解が深まるにつれて、長期にわたるストレスがテロメアの短縮を早め、細胞の寿命を縮めていることが指摘されるようになっています。

ストレスの元は様々です。仕事、家庭問題、人間関係、トラウマ、ダイエット、飲みすぎ、タバコ、経済的問題、運動不足など、挙げればきりがないほど日常の中に存在します。ストレス解消法はこれまで以上に重要な意味を持つものとなっているのです。

ジムで運動する、心地よいイスに座って穏やかな音楽を聴く、瞑想やバイオフィードバックで寛ぐ、運動するなど、ストレスを軽減

する方法はたくさんあります。ストレスを忘れて、リラックスした気分になれるものなら、何でも有効です。正しいストレス解消法はひとつではありません。重要なのは、自分に合ったものを見つけることです。自分の好きなこと、快適に感じられることを日常に取り入れて、習慣にするとよいでしょう。

一方で、ストレス解消に役立つ普遍的な方法もいくつか存在します。健康的な食生活はそのひとつです。新鮮な野菜と果物を豊富に含む食事は、抗酸化物質その他の栄養でストレスと闘う心身をサポートします。ストレスのかかる１日を乗り越えて、なお体を動かすために必要なエネルギーも食事から摂取できます。

加齢に関する事実は今後も続々と明らかになります。その中でもテロメアは、私達が生きている間で最も重要な発見となりそうです。テロメアという構造について、まだ知られていないことはたくさん残っていますが、それでも、栄養面か

ら体をサポートし、ストレス解消法を実践すれば、細胞レベルにおける健康的な加齢に貢献できると分かっています。テロメアをより長く維持していくために、食事とライフスタイル、サプリメントを上手に組み合わせる方法は、今後も最先端の科学の一分野から生まれてくることでしょう。

“新鮮な野菜と果物を豊富に含む食事は、抗酸化物質その他の栄養でストレスと闘う心身をサ

ポートします。”

ライフスタイル


“ポジティブになれる何かに意識を向けて、ネガティブな考えを払いのけましょう。ネガティブな考えや感情は一旦そのまま受け止めて、それからポジテ

ィブな考えに置き換えるのです。”

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幸せは、ポジティブな考えや体験、人々、物事に意識がフォーカスされている前向きな精神状態の時に見えてくるものです。最終的には深呼吸をしたり楽しいことを思い出したりするだけでこのような状態に至るようになりたいところですが、そのためにはまず、今の思考パターンとフォーカスを見直す必要があります。ポイントは意識の方向性です。

幸せを見出すための最初のステップは、ネガティブな思考パターンが起きた時にそれに気付き、その引き金となったものは何かを知ることです。お腹が空いた時、機嫌の悪い時、疲れた時…あなたはどんな時にイライラしますか。ネガティブな気持ちになりやすいのは職場にいるときでしょうか、運転中でしょうか。

引き金を知ることに加えて、総合的な心の健康状態をチェックする方法も学ばねばなりません。頭に浮かぶ考えを四六時中監視し続ける必要はありません。全体的にどんな気分かをチェックするだけでよいのです。幸せで明るい気分でいるなら、人生のポジティブな面に意識が向いている、つまり幸せに目を開いた状態であるということです。反対に不愉快だったり憂鬱だったりするなら、おそらくネガティブな考えでいるということです。

ネガティブな面に意識を向けることは、幸せを見えにくくする支障となります。ネガティブな思考パターンをやめ、ストレスの原因となっている物事を管理することで気持ちを切り替えねばなりません。

ポジティブになれる何かに意識を向けて、ネガティブな考えを払いのけましょう。ネガティブな考えや感情は一旦そのまま受け止めて、それからポジティブな考えに置き換えるのです。もちろん、口で言うほど簡単なことではありません。特に幸せを探し始めたばかりの時点では難しいでしょう。ネガティブな考え方を変えることは、心の中で葛藤することをやめてこそ可能になります。「こんな風に考えていてはだめだ」とか「何故あんなことを言ってしまったのだろう」などとずっと考え続けてそこから抜け出せないのは悪い思考パターンです。こんなことに大部分の時間を費やしていては、気分良く過ごす時間がなくなってしまいます。

人生からネガティブな影響を取り除くことができれば、少しは楽に幸せを見つけることができるようになります。ここまで読むうちにも、自分にとってネガティブな気持ちの引き金になるものがいくつか浮かんできたのではありませんか。ネガティブな考え方を助長させる物事は、日々の暮らしの中にも潜んでいます。例

えば、いつも愚痴をこぼしてばかりいる友人がいたら、つい自分もネガティブな思考パターンに陥ってしまうでしょう。ポジティブな考えの人々に囲まれていれば、幸せのよく見える場所を見つけてそこに留まる助けとなります。笑顔でいる人は心の中も明るいものです。作り笑いであっても、単に微笑むだけで気分が良くなることがしばしばあります。

幸せは簡単には見つからないかもしれません。ネガティブな思考パターンは一晩で変えられるものではありません。それは事実として受け入れましょう。それでも繰り返し幸せに目を向けていると、やがて幸せな気分に至る道筋が分かってきます。ポジティブな気持ちはさらにポジティブな気持ちを呼び込みますので、幸せの見える場所により簡単に辿りつけるようになります。

幸せの見える場所で時間を過ごせば、新たな機会にも、数々の困難にも、しっかりと向き合うことができます。前向きな姿勢で、ポジティブな人々や体験をどんどん人生に引き寄せていきましょう。

正しい方向に意識を向けていないと、ネガティブな感情に押し流されてしまい、平穏で幸福な気持ちでいることが難しくなります。より喜びに満ちた人生を送るため、ネガティブな気持ちを払いのけ、幸せの見える場所へ行く方法を学びましょう。

幸せの見える場所へ

栄養


“乳糖、ラクトースはグルコースとガラクトースが結合したもの）、体内でいくつか重要な役割

を担っています。特に情報制御機能への関与が知られ、英語ではブレイン・シュガー（脳糖）とも呼ばれています。ガラクトースはインスリンがな

くても脳細胞内に入ることができます。”

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この数十年間を振り返ってみると、残念ながら、栄養と健康に関する重要な情報が度々過剰に単純化されてきました。その背後には、誰にでも簡単に分かるような形で情報を広めようとした、商品を実質以上にヘルシーなものに見せようとするメーカーが故意に操作した、など様々な理由があります。研究中の栄養素について、詳細が明らかになっていない段階で情報の一般化が進むケースも考えられます。どんな事情があるにせよ、非常に複雑な性質の分野のことですから、情報の一般化は頻繁に起こります。一般化された情報があふれると、健康にこだわりのある人でも、誤解から間違った選択をしかねません。

栄養にまつわる一般化された情報で、逆効果になる可能性も含みつつ最も定着しているのは、脂肪は体に悪い、というものでしょう。食生活における脂肪の役割が過剰に簡略化されたのは、概してダイエット産業のせいと言えます。誰もが脂肪を悪者にして、避けるべきものと考えていますが、ここには誤解が潜んでいます。実は脂肪にも様々な種類があり、なかには健康な体に欠かせないものもあります。その一例はオメガ３系脂肪酸です。非常に重要な役割を果たしているにも関わらず、簡略化された情報が長年にわたって広まってしまったため、避けるべき脂肪として排除されてきました。どうかすると、脂肪に種別があることすら知らない人もいるくらいです。

同様の簡略化は糖類にも認められます。欧米型の食事に必要以上の糖分が含まれていることは確かですが、すべての糖が同じというわけではないのも事実です。極めて体に悪いものもあれば、体によい特性を有するものもあります。

欧米型の食事では、精白された砂糖がよく使われます。精白糖はエネルギーにはなりますが、栄養価が全くないうえに、代謝過程で貴重なビタミン・ミネラル類を消費します。加えて、インスリン分泌量が増えるので、体はエネルギーを脂肪に変えて蓄積します。これがインスリン耐性を誘発し、悪循環が始まります。ただ、脂肪の場合でもそうでしたが、糖にも様々な種類があり、すべてが悪いとは言い切れません。例えば、牛乳に含まれるガラクトースという糖は（乳糖、ラクトースはグルコースとガラクトースが結合したもの）、体内でいくつか重要な役割を担っています。特に情報制御機能への関与が知られ、英語ではブレイン・シュガー

（脳糖）とも呼ばれています。ガラクトースはインスリンがなくても脳細胞内に入ることができます。また、細胞内でグルコースに変換され、エネルギーとして利用されます。細胞壁や細胞内基質といった細胞の構造内にもガラクトースが存在します。

ガラクトースに関する予備的研究では、ある種の腎障害に対して有効に作用する可能性が指摘されています。今後さらなる研

究が必要な段階ではありますが、精白された砂糖と比べると、はるかに健康効果が期待できそうです。

リボースは優れた特性のある糖で、ケーキ作りやお菓子作りに使われる糖とは全く別物です。スポーツ選手の筋力増強、慢性疲労の改善、マッカードル病（遺伝性の筋障害）患者の運動能力向上など、リボースはあらゆる目的で活用されています。

トレハロースもまた、優れた糖です。つい最近までトレハロースの抽出は難しく、コストも高かったのですが、このほど新たな技術が開発され、応用の可能性が広がりました。今後は特に糖尿病の方に嬉しい、ヘルシーな糖として利用できるようになりそうです。トレハロースの味は比較的砂糖に近く、しかも血糖値にほとんど影響を及ぼしません。馴染みのある甘味を安心して楽しめるようになれば、甘党の糖尿の方にとって救いとなるでしょう。

以上、数ある糖の中から優秀なものをいくつか挙げてみました。糖類すべてが同じでないことはお分かりいただけましたか。避けるべきもの、健康的な食生活の一部として重要なものの区別を知って、糖類を賢く使いこなしましょう。

栄養、健康、保健衛生は実に奥の深い分野です。栄養素と身体の間には、文字通り数え切れないほどの関係があります。さらに、栄養科学はまだ始まったばかりですから、栄養素と身体の関係のみならず、栄養素どうしの関係についても、分かっていないことはたくさんあります。

優れた糖類

特集記事


“思考以上に重要なのは、信念です。信念の持ち方も心身の健康を左右します。あなたは、健やかで幸せな人

間になれると信じていますか。”

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意外に思われるかも知れませんが、思考は健康に多大な影響を及ぼします。私達の頭の中では、日々数え切れないほどの思考が浮かんでは消えていきます。一瞬で過ぎるものもあれば、数分間持続するもの、無意識のうちに消えてしまうものもあります。時には、自分が考えたとは思えないようなことが頭をよぎり、どきっとすることもあるでしょう。数々の思考はいったいどこからやってくるのでしょうか。その答えは、神経科学の世界でもまだ見つかっていません。

思考の数はあまりにも多いので、ひとつひとつを追っていてはきりがありません。ですから、思考の全体的な方向性を感情からつかむことから始めましょう。半日ごとにでも、どんな気分か自分に問いかけてみて下さい。今日の午後は機嫌よく過ごせた

（プラス思考）か、嫌な気分でいた（マイナス思考）か、といったように、大まかに自分の感情に目を向ける癖をつけるのです。そうすれば、自分がプラス思考の多いタイプか、マイナス思考の多いタイプか、分かってきます。

マイナス思考に偏って、後悔ばかりしていると、これからもマイナスになる体験ばかりが引き寄せられてきます。例えば、運動をすることにしたけれど、疲れているから、他にやりたいことがあるからと休みがちになって、続かなくなってしまったケースがそうです。さらに、運動を続けられなかった自分を責めてしまって、マイナス思考で望ましくない行動をとることが増えていく…似たような経験に心当たりはありませんか。そのままでは、マイナス思考に引っ張られて、人生は良からぬ方向へと向かっていくでしょう。

ところが、ちょっと見方を変えて、運動した後の爽快な気分と達成感に意識を向ければ、運動の習慣を維持しやすくなります。マイナス思考が多いタイプの方でも、プラス思考に切り替えることで、予想以上に長期間にわたって運動を続けられる可能性があります。意識の持ち方ひとつで、大きな違いが生まれるのです。

このような転換は運動以外でも可能です。プラス思考で好ましい感情と体験を重ね

れば、さらに魅力的な物事や思考、健康的で幸せな人々が引き寄せられてきます。自分の感情を意識して思考の方向性を把握することを覚えましょう。自分がプラス思考を意識していれば、前向きな仲間と出会うことができます。新しい友達の輪は、きっと健康で幸せな毎日をもたらしてくれることでしょう。一緒に運動を楽しめる仲間がいれば、消極的になった時に励ましあえます。ビジネス上で新たにパートナーになる人との出会いもあるでしょう。心身とも健やかでいたいと願うなら、プラス思考の人と一緒に過ごすことで多大なメリットを享受できます。

思考以上に重要なのは、信念です。信念の持ち方も心身の健康を左右します。あなたは、健やかで幸せな人間になれると信じていますか。それとも、どうせケーキひとつの誘惑に勝てないのだから、食生活の改善なんて無理だと思っていますか。ストレス解消法が健康によいことを確信していますか。有名なエクササイズでないと信用できない、やってみる価値もないと思ってい

健康長寿の秘訣とは何でしょうか。こんな質問を、より健康的により長く生きることに関心のある人に投げかけたなら、きっと食事と運動にまつわることをいくつか含めた答えが返ってくるでしょう。様々な情報源からも具体的なアドバイスを得ることができますが、多少の違いはあっても、やはり食事と運動の習慣に関係しているはずです。健康に暮らすうえで、食事も運動も欠かせない要素です。ただし、だからといって、食事と運動だけで健康な暮らしが成り立つわけではありません。全般的な健康のためには、食事と運動に続く次のステップに進む必要があります。

運動、食事、その次は


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ませんか。新しい情報や考え方に心を開いて、学ぶことを忘れないようにするのも大切です。そして何よりも、自分自身を信じましょう。やればできる、うまくいかなくても乗り越えられるという確信があれば、培った知識や経験を様々な場面でフルに活用することができます。

食事と運動にとどまらず、その先のステップに踏み込んでみると、自分の姿勢次第で健康にも幸せにもなれると実感できるはずです。日常生活の中の選択のひとつひとつ、行動のひとつひとつが、未来に影響を及ぼします。プラス思考で好ましい選択をすれば、日々好ましい方向へ進んで行くことができます。マイナス思考で良からぬ選択をすれば、良からぬ方向へ進んで行くことになります。

健全な姿勢とは、考えてから行動し、自分の行動に責任を持つことです。あなたのとる行動は、自身だけでなく、周りの人にも影響を及ぼします。プラス思考を意識するとプラスになる仲間が増えるように、健全な姿勢でいれば責任感のある健全な仲間をつくることができます。その逆もまた真となります。不健全な態度でいると、健やかな生き方からあなたを遠ざけようとする人との関わりが増えるでしょう。

どんな行動や選択でも、人生にプラスになるものであれば、健全な姿勢の現れと言えます。すんなりと眠れるように就寝前にテレビを見ないようにする、といったささいなことから、幸せとは言えない現状を変えるために転職する、といったような重大なも

のまで、あらゆる行動や選択にあなたの姿勢が関わっているのです。

私達は日々たくさんの決断を下しています。それがプラスになったかどうか、その都度検討する必要はありません。１日の終わりにほんの数分程度、自分の中で、あるいは自分の身の回りに、どんな影響があったか振り返ってみて下さい。数週間も続ければ、何らかのパターンが見えてくるはずです。そこから先、どんな方向へ舵をとり、どんな生き方をするかは、あなた次第です。

食事と運動だけでなく、思考、信念、姿勢といった面からも取り組めば、きっと健やかで幸せな人生をより長く楽しむことができるでしょう。

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“不健全な態度でいると、健やかな生き方からあなたを遠ざけようとする人との関

わりが増えるでしょう。”

ハーブとサプリメント


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マツ樹皮エキスもブドウ種子エキスも、抗酸化物質を豊富に含んでいます。とはいえ、食用に適さない樹皮や種をそのまま食べたとしても、価値ある栄養素はほんの少ししか摂取できません。ですから、エキスとして抽出し、有効に活用されています。ただし、ここに至るまでにはおよそ60年に及ぶ研究が重ねられてきました。

1940年代の終わり頃、南仏ボルドー大学のジャック・マスケリエ博士は画期的な栄養研究でオリゴメリック・プロアントシアニジン（OPC）を発見しました。リアルOPCsという名称でも知られるこの成分は無色の化合物の集合体で、長い間存在を知られていませんでした。この非常に効力の高い抗酸化物質はバイオアベイラビリティ100％で体内に吸収されます。しかも、マスケリエ博士独自の特別な手法で抽出されたエキスは残留物を一切含みません。それから6 0 年余りを経た今も、OPCは最強の抗酸化物質の座に君臨しています。

抗酸化作用で比較すると、OPCはビタミンCの20倍以上、ビタミンEの50倍以上の効力を有します。ビタミンC、ビタミンEはいずれもつい最近までは最高の抗酸化物質として知られていた存在です。より近年の研究で、OPCには抗酸化物質の分子が形成する独特のネットワーク構造があり、それが数多くの優れた特性をもたら

していることが分かりました。OPCは劣化に強く、体内で急速に酸化されることもありません。

OPCは何百種もの植物に含有されていますが、特に繊維質の多い部分に集まっています。OPCの抽出源として優れたマツ樹皮もブドウ種子も繊維質のかたまりです。純度95％のOPC1kgを抽出するには、100～300kgの原料（マツ樹皮・ブドウ種子）が必要です。ずいぶんと大量に思えるかも知れませんが、他の植物を原料とするなら、もっとたくさんの原料が必要になります。しかも、ブドウ種子もマツ樹皮も、農産物の加工や製材の際に出る副産物です。従来であれば廃棄されていたものを、原料として活かしているわけです。

ブドウ種子にはOPCが豊富に含まれており、科学者の間では、それが「フレンチ･パラドックス」の謎を解く鍵と見られています。フレンチ･パラドックスとは、フランス人が脂肪分の多い食事をし、タバコを喫煙するにも関わらず、心臓病の発症率がアメリカ人の半分であるという逆説的な現象のことです。その要因のひとつとして、フランスでは他の食文化圏に比べて赤ワインがよく飲まれていることが指摘されています。赤ワインの場合、白ワインとは違って、ブドウの皮も種も一緒に醸造されるため、OPCが豊富です。フランス風に食生活に赤ワインを取り入れれ

ば、抗酸化物質の保護効果が期待できそうです。

マツ樹皮、ブドウ種子を筆頭に、600種を超える植物の繊維質に存在する抗酸化物質OPCは、体内でフリーラジカルと闘ってくれます。かつては避けようのない老化現象とされていた変化や症状の多くが、今ではフリーラジカルが体内の何兆という細胞を攻撃することで生じる酸化ストレスに起因すると考えられています。フリーラジカルは体のどこにでも攻撃をしかけてきます。ひとりの人間の青写真であるDNAも例外ではありませんから、抗酸化物質を体内に取り込んで体を守ることが大切です。フリーラジカルのもたらすダメージは年をとるほどにはっきりと現れてきます。食事やサプリメントから適量の抗酸化物質を確保することで、生涯にわたって多大なメリットが享受できると考えている科学者はたくさんいます。

マツ樹皮エキス、ブドウ種子エキスのほか、繊維質の豊富なカカオ豆（チョコレートの原料）も抗酸化物質のよい摂取源です。抗酸化物質はほとんどすべてと言ってよいくらい、たくさんの野菜と果物に含まれています。マツ樹皮とブドウ種子については、特に優れた抗酸化物質の含有量が多いという点で、高く評価されてよいでしょう。

マツの樹皮とブドウの種から抽出されるエキスを配合したサプリメントは、数ある栄養補助食品の中でも特に人気の高いものです。この２つの成分に、一般に言われているほどの強力な作用は本当にあるのでしょうか。今一度、人気の理由とそれを裏付ける事実をまとめてみましょう。

ブドウ種子エキスとマツ樹皮エキス

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歯と歯茎の健康の大切さを普段から意識している人はどれほどいるでしょうか。歯磨きをしている間でさえも、歯の状態をあまり気にしていない、という人は少なからずいるはずです。歯のことを真剣に考えるのは、せいぜい年に1回か2回、歯医者さんに診てもらう時くらいかも知れません。歯と歯茎の健康状態を考えることは、全身の健康状態をより深く理解することにつながります。例えば、丈夫な白い歯と見るからに健康な歯茎なら、全般的にも良好な状態である可能性が高いと言えます。逆に、黄ばんだ歯、出血しやすい歯茎であれば、他の健康問題も抱えている確立が高いでしょう。口内の健康状態を良好に保つことで防げる病気もあるということは、科学的研究により示されています。

歯ブラシとフロスを使ってお口を清潔に保つことはとても重要です。それは誰もが知っていることですが、お口の健康のためには、ヘルシーな食事をするのも重要です。丈夫な歯と輝くような笑顔が、どんな食事をするかで決まるのです。しかしながら、歯と歯茎の健康に食べ物が及ぼす影響の大きさに着目している人はほとんどいません。

牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品からは、丈夫で健康な歯に欠かせないミネラルであるカルシウムとビタミンD3が摂取できます。歯も骨も成長期にあたる子供たちには、十分な量のカルシウムを摂取させることが大切です。牛乳もしっかりと飲むべきですが、飲み終わったらその都度、歯磨きを忘れないようにしましょう。牛乳にはラクトースをはじめとする天然の糖分が含まれています。歯に付着したバクテリアはこの糖を養分として使い、酸を出します。その酸が歯にダメージを与えるのです。体質的にラクトース耐性のない方や耐性の低い方は、お腹を壊さないように乳製品は避けたほうがよいでしょう。カルシウムは、濃い緑色の葉野菜からも摂取できます。炭酸ジュースやスポーツドリンクなどの人工的な飲み物は大量の糖と酸を含んでいますので、極力飲まないようにしましょう。

ビタミンDは歯の健康に欠かせない栄養素です。その重要性に着目して、カルシウムとビタミンDを強化したシリアルや乳製品も市販されるようになっています。しかしながら、カルシウムとビタミンDに有効に機能してもらうには、相乗作用のある他の様々なミネラル類も同時に摂取できるような食事をする必要があります。歯や骨の健康には、マグネシウム、亜鉛、銅、マンガン、ホウ素も関与しています。これらの栄養素をすべて確保できるような食べ方をすれば、栄養素が互いに働きかけあって有効に機能します。ですから、一食ごとに、幅広い種類の新鮮な野菜と果物と乳製品を組み合わせて食べるようにしましょう。

虫歯のない輝くような笑顔のためには、避けるべき食品もあることを知っておくべきです。甘い飲み物を避けるのは簡単です。家庭内に持ち込まず、飲み物といえば、水と牛乳という状態にすればよいことです。炭酸ジュースは歯の表面を守るエナメル質を劣化させるため、虫歯や知覚過敏を招くことになりかねません。菓子類やジャンクフードには虫歯のもとになる糖分が過剰に含まれているので、できるだけ食べないようにしましょう。例外を認めるとすれば、ダークチョコレートです。ダークチョコレートには、歯の保護に役立つポリフェノール類（カカオ豆由来）が含まれています。ただし糖分も同時に摂取することになるので、食べたらすぐに歯を磨きましょう。甘いものを食べたらすぐ歯磨きをすることはぜひ習慣にして下さい。

その他の食品にも糖分を含むものがたくさんありますが、見分けるのは簡単ではありません。歯に害を及ぼす可能性のある糖分やデンプンは、果物、シリアル、パン、一部の野菜に隠れています。また、レモン、オレンジな

ど酸味のあるかんきつ類も口内の酸性度を高め、歯にとって有害なバクテリアの増殖を促進することがあります。つまり、どんなに体によい食品にも、虫歯の原因となる糖分、デンプン、酸は含まれているのです。ですから、最低でも１日２回は歯を磨く習慣を守って下さい。歯磨きのタイミングとしては、食後と就寝前がポイントです。歯磨きが難しい状況なら、きれいな水で数回口をゆすぐだけでも改善になります。リンゴはペクチンが豊富で酸が少なめなので、食後にリンゴを食べて口をさっぱりとさせるという方法もあります。

何かを食べたら、その都度歯磨きをすることは、多くの歯科医師が推奨しています。体によいものを少量食べた場合でも、口の中にはその痕跡が残ります。歯ブラシとフロスを使ってきれいに掃除し、しっかりとゆすぐことで、虫歯の原因を取り除き、健康な歯を保つことができます。

生涯、いきいきと笑顔でいられるように、健康的な食事をして、歯と歯茎をきれいにする習慣を守りましょう。

健康な歯のために：きれいな水をたっぷりと飲む

幅広い種類の新鮮な野菜と果物を食べる

乳製品が大丈夫なら、食生活に積極的に取り入れる

甘いお菓子、甘い飲み物を控える

食事後の歯磨きを習慣にする

フロスで歯間を掃除する（できれば朝と夜に）

健康な歯のための食べ物

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両手を使う – 利き手ではないほうの手で字を書いたり、歯を磨いたり、髪を梳かしたり、マウスを使ったり、食事をしたり、ドアを開けたりすると、脳を普段より使うことになって良い刺激を与えます。右利きの方なら、左手でいろいろなことをやってみましょう。左利きの方はその逆です。ハーバード大学の神経科学者による最近の研究では、こうすることで脳の神経細胞間に新たなネットワークが形成されることが分かっています。

魚を食べる – 新鮮な冷水魚を多く食生活に取り入れると、脳の健康に大切なオメガ3系脂肪酸を十分摂取することができます。川や湖でとれた魚は、捕獲地が環境汚染にさらされていないかチェックが必要です。場所によっては水銀など危険物質に汚染されていることがあります。

日常のアイテムに違う使い道はないか考える – 家の中でもクリエイティブに過ごして創造力を鍛えましょう。空き瓶や古いハンガーなどに普段とは違う新たな使い道はないでしょうか。

芸術を堪能する – 絵画や彫刻を制作したり、音楽を演奏したりといった芸術を楽しむと脳が刺激され、より若し々く、そして晴れやかな気分でいることに役立ちます。

外国語を習う – 外国語を耳にする環境に身を置くと脳内ネットワークが再構築されるという研究結果が出ています。ナッツ類をもっと食べる – アーモンドには精神や神経系の健康に役立つフェニルア

ラニンというアミノ酸が含まれています。ピーカンナッツやピーナッツには脳を活性化する栄養素コリンが含まれています。カシューナッツは血管を広げ脳への血流を増やすマグネシウムが豊富です。

博物館を訪れる – 博物館や美術館では新しい情報に触れることができ、脳の刺激になります。

刺激されるアートを買ってみる – 心が乱されるようなアート作品を飾ると、感覚が刺激され脳の活性化につながります。

ストレスをうまく管理する – ストレスが多すぎると脳を含めた全身に負担がかかります。ストレスをうまく解消する方法を見つけて心の健康を守りましょう。

頭のいい人と一緒にすごす – 知性のある人と付き合うと創造力が育まれ、脳へのよい刺激となります。こうした付き合いから、様々な面で人生をより豊かにするような新しいアイデアを得ることもできるかも知れません。

子どもの宿題を手伝う – 最後に数学の問題を解いたり短い作文を書いたりしたのはいつのことだか、思い出せますか。こういった精神的なチャレンジは脳の運動にぴったりです。

ゲームをする – チェス、ブリッジ、バックギャモンといった戦略を考えるゲームは、ウエイトトレーニングが筋肉に与えるのと同じ効果を脳に与えてくれます。人と関わり合うことにもなり気分も向上するでしょう。

一握りのベリー類を食べる – ベリー類に豊富に含まれる抗酸化物質が脳をフリーラジカルの攻撃から守ってくれます。

新しい友人を作る – 社会的なつながりを保つことはポジティブな気持ちを維持し健康的な人生を送ることに不可欠です。新しい友人が多いほど、社交の場が増えます。年を取って多くの友人を亡くすようになったら、若い友人を作る努力をしましょう。そうすれば、昔からの友人より長生きすることになっても、社会的なつながりを失うことはありません。

生涯学習に努める – 人生を通して新しく興味深い情報を得続けることは、年齢を重ねても認知機能を健康に保つベストな方法のひとつです。

ボランティア活動をしたり指導者的役割を担ったりする – 利他的な活動を行うと、麻薬を使用した時と同じ脳内化学物質が分泌されることが研究で分かっています。もちろん体に害はありません。

人間の脳は体の他の部分と同様に、栄養を与え運動をさせなければ衰えてしまいます。ここでは脳を健康に保つだけでなく、さらに活性化することができる、思ってもみなかったような方法をご紹介します。

脳を活性化させる意外な方法

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加齢がもたらす目に見えない変化の最たるものは、染色体末端部位のテロメアの短縮です。染色体にはヒトを形作るための情報すべてが詰め込まれています。染色体は紐のように細長く、その両端部にテロメアという構造があります。テロメアは、染色体どうしの融合を防ぐほか、細胞分裂の際には末端部に近いDNA塩基配列に欠損が生じないように染色体を保護する役割を担っています。簡単に言えば、テロメアは染色体を守る緩衝材なのです。テロメアは細胞分裂で一部を失います。それが繰り返されるうちにテロメアは短くなり、やがて消失して、染色体の複製ができなくなります。このように老化した細胞は正常に崩壊し死に至ります。ところが、テロメアの短縮が限界を超えても細胞が死なず分裂しようとすると、染色体は他の染色体と融合した後、異常な崩壊をします。これはがん細胞でよく見られる現象です。また、テロメアの短縮が進行した白血球の比率とがんのリスクに相関性があることも分かっています。

必要な栄養素と適切な条件が揃えば、体は自らテロメアを守り、補充します。ただし、新たな研究報告によると、ストレスの負荷が大きい生活をしているとテロメアの短縮が促進され、加齢現象が早く現れるということです。健やかに歳を重ねる鍵は健康的なライフスタイルですが、その理由がまた最先端科学の知見で増えたと言えるでしょう。

ストレス水準を上手に管理することは、テロメアを早期短縮から守るだけでなく、心臓病やがんといったストレスと関係した病気を防ぐうえでも役立ちます。多くの医師がストレス解消法の大切さを強調してるのもそのためです。運動や瞑想、友人と過ごす、仕事と家庭の切り替えなど、ストレスを軽くできるものなら何でも構いません。ぜひ健

康的なライフスタイルの一要素として取り入れてみて下さい。

健康的に歳を重ねていくコツは、良質な栄養素を活用し、定期的に運動し、プラス思考と前向きな姿勢で好ましいことに意識を向け、よき友と過ごすなど、ライフスタイル全般にわたります。あらゆる要素のうち、どれかひとつが他より大切ということはありません。すべてが相互に働きかけあって、最大限の可能性が開花するのです。

加齢は乳幼児から高齢者まで誰にでも生じる現象ですので、体のニーズに合わせてライフスタイルを変えていくことも必要です。もちろん、調整すべき要素はひとつだけではありません。人の体の仕組みはとても複雑で、体にとって必要なことも刻々と変化していきます。運動量、摂取カロリー、精神的な刺激、リラクゼーションの時間など、ライフステージに応じて多方面の調整を図って下さい。

自分の体のことをよく理解していれば、適切なタイミングで適切な対応をすることができます。体の変化に注意して、その変化にどんなことが関係しているかを考えてみましょう。例えば、年齢が上がるにつれ、健康的な体重を維持したければ摂取カロリーを減らす必要があると感じている方は多いはずです。それは体の代謝効率が落ちてくるからです。筋肉の衰えもまた、一般的な加齢の兆候です。加齢で筋肉量が減ることをサルコペニア（加齢性筋肉減弱症）といいますが、筋肉を増やす運動を続けない限り、誰にでも起こり得ます。

生きていればライフスタイルも変わっていくものです。今日あなたが選択したことは、明日あなたがどんな選択をするかに繋がって

いきます。同様に、今あなたの体の中で起こっている変化は、次のライフステージで起こる変化に繋がっています。健康的な食事、ニーズに合ったサプリメント、定期的な運動、ストレス解消、精神的・社会的活動は、様々な変化に対応する体を支えてくれます。それぞれ、今の自分に合ったものを選べば、さらなる効果が期待できます。

心身の健康状態と栄養ニーズに配慮してライフスタイルを調整し、人生の後半も存分に楽しめるようにしましょう。しかるべきステップを踏めば、友情や社会交流を通じて幸せに健やかに歳を重ねることができます。時間的な長寿に留まらず、より健康的な価値ある生を永らえることを目指すのです。

これまでどんな生き方暮らし方をしてきたかは関係ありません。健康的に歳を重ねていくために、ライフスタイルを健康的に改善するのに遅すぎるということは決してありません。健康のために今何かを始めれば、後々の困難を減らすことができます。歳を重ねるほどに若々しく生きる、アート・オブ・グローイング・ヤングを実践しましょう。

人間の身体が歳とともに変化していくのは避けがたい事実です。シワや吹き出物などのお肌のコンディションから白髪、筋肉量に至るまで、肉体的な変化は歳とともに目立つようになります。反面、骨密度や代謝率、血液やリンパ液の循環、認知能力など、身体の中で起こっている変化を知るのは容易ではありません。

健康的なライフスタイル＝健康的に歳を重ねること

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真の自信は、達成感と自分でできるという確信から生まれるものです。ですから、ただ漠然と褒めるだけでは、子供の自信は育ちません。子供には、大きなものでも小さなものでも、自分で明確な達成感を得るという体験を重ねることが必要です。「いい子だね」と「上手にお部屋の掃除ができたね」との間には重要な違いがあるのです。もちろん、子供にとって励みになるような親の言葉なら何でもプラスになりますが、子供が自分の具体的な行動と褒め言葉に結びつきを見出せれば、さらに深く心に浸透します。

褒め言葉は子供の自信を高めるうえで有効ですが、褒めすぎては逆効果になってしまいます。例えば、成績が良かったことを褒めすぎると、子供は成績で判断されていると思い、テストで悪い点をとったら親の愛情を失うのではないかと心配になってしまいます。こういった意味で、一部の専門家は子供の努力を認めることの大切さに着目し、努力したことと努力がもたらした進歩を重点的に褒めるのがよいと考えています。

この説に沿って例を挙げてみましょう。あるテストで子供がC評価をとったとします。親はがんばって勉強するように励まします。次のテストではB評価をとってきました。親は、前よりよい成績がとれたのはがんばって勉強したからであることを強調し、その努力と進歩を誇りに思っていることを伝えます。ここで大切なのは、成績の良し悪しにとらわれず、子供の行動に焦点をあてるこ

とです。積極的に取り組む姿勢と実際に努力をしたことについて、必ず言葉にして褒めてください。

結果を褒めるにしても努力を褒めるにしても、子供には親の励ましと親に愛されているという実感が必要です。家で子供が何かに取り組んでいる時にはそばにいて、機をみて「きっとできるよ」「大丈夫、信じてるから」「よくがんばったね」などの声をかけてやりましょう。親に支えられていると感じて育った子供は、より自信のある大人になります。

ただ、どんなに励ましても、うまくいかないことはあります。生きていれば何らかの失敗をするものです。親から子へ、失敗に前向きに対処する方法を教えることは極めて重要です。どんな人間にも失敗はあるということを事実として受け止め、失敗した後の行動にこそ人となりが現れるのだということを学ぶのです。ジュースをこぼしたからといって怒鳴るのではなく、こぼした後の片付け方を教えてあげましょう。失敗を厄介事としてではなく、教育の機会として捉えるのです。そうすることで、子供は状況に応じて対処することを学びます。大声で怒鳴られた子供はまた汚してしまうことを恐れるようになりますが、誤りを正すことを学んだ子供は自信を高めることができます。ミスや過失ですべてが終わってしまうわけではないと分かれば、失敗を恐れずに新しいことにチャレンジできるようになります。

子供の自信を育むもうひとつの方法は、子供に対する信頼を表すことです。例えば、犬の散歩でお手伝いをしたいと言ってきたら、子供を信じてやらせてみるのです。頻繁に指示することは控え、引き綱から手を離しましょう。ほんのささいなことでも、この子ならできる、という信頼感が伝わるような機会を積極的に利用して、子供の自信を伸ばして下さい。

痛烈に批判する、頻繁に能力を疑う、冒険を許さない、他の子供と比較する、達成の喜びを共有しない、といった行為は、子供の自信を阻害するので慎みましょう。

自己表現や冒険を促し、達成の喜びに応え、ミスを前向きに乗り越える方法を教えられた子供はきっと、自信を持って子供時代をすごし、長じては健全で有意義な人生を歩んでゆくことでしょう。

自信の根幹は幼少期の体験によって形成されます。子供を励まし力づける言葉は、どんな簡単なものであっても、やがて自信の花を咲かせます。大人になって、夢に向かって進むとき、その自信が大きな支えになります。

自分を信じられる子に育てるには



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テロメアとは何ですか。テロメアとは染色体の末端部にある構造で、染色体同士がくっついてしまったり末端部からDNA配列の重要な塩基対が失われてしまったりしないように保護する役割を担っています。染色体の末端部を守る緩衝材のようなものだと考えればよいでしょう。細胞が分裂するたびにテロメアは少しずつ失われていきます。失われたテロメアをいくらか回復させることは可能ではありますが、短くなりすぎるとその染色体はもう複製ができなくなります。この時点で細胞は「老化」し、死んでいきます。人間の体はいろいろな方法でテロメアを補充していますが、最先端の研究ではストレスの多い生活をしているとテロメアの短縮が早くなり、結果的に老化現象が早く表れるという結果が出ています。運動や瞑想、友情、ワーク・ライフ・バランスなどを通じてストレスをため込まない健康的な生活を送ることがここでも重要になってくるのです。

脳の健康を保つために、どんなことができるでしょうか。人間の体は実に複雑で、各器官の健康を維持するにはそれぞれ異なったニーズがあります。脳も例外ではありません。脳の健康維持に良い習慣をいくつかご紹介しましょう。まず、毎日頭を使うことです。クロスワードパズルを解くといったシンプルなことでも、難しい数学の問題を解くという複雑なことでもどちらでもかまいません。脳は筋肉に似ているところがあります。重いウエイトを使うと筋肉がより強くなるように、難しい問題を解けば、脳はより健康になるのです。他に大切なのは、社会的な役割を持つことと同じ日課の繰り返しを避けることです。毎日同じ道をドライブして通勤していると、脳が自動操作モードになってしまいます。しかし、毎週少しだけ違うルートに変えると、それが脳への刺激になります。脳に良いものを食事に取り入れるのも一案です。サケ、イワシ、ニシン、サバといった小型の冷水魚（マグロやカジキのような大型の魚には、食物連鎖を介した生物濃縮により、水銀やPCBなどの有害物質がより多く含まれています）をたくさん食べましょう。こうした魚にはオメガ3系脂肪酸であるDHAが豊富に含まれています。脳（と神経組織）の大部分はこのDHAから成っているため、できるだけ多くのDHAを食生活に取り入れることが脳に良いのは明白です。新鮮な果物と野菜に含まれる抗酸化物質がフリーラジカルの攻撃から全身を守ってくれることも忘れないでください。脳は特にその攻撃に弱いため、抗酸化物質を多く取ることが重要です。

専門家への質問

食事の前に水をグラス１杯飲んだ方がいいというのは本当ですか。食事の30分前に500ml程度の水を飲むのは健康によい習慣です。食前に胃の中に水が入ることで血流が良くなり、効率的な消化活動が促されるなど、多くの生理学的な利点を生み出します。さらに、水がモチリン、ガストリン、膵臓ポリペプチド、血管作動性腸管ペプチドといった消化管ホルモンの分泌を促し、胃腸の運動を助けます。簡単に言うと、消化器官がよりよく機能するわけです。逆に、食事中や食後に飲み物を飲むと、胃液が薄まって消化機能が低下する傾向があるので、飲むタイミングが重要です。消化機能が改善すると様々な慢性消化器疾患、特に胃食道逆流症

（胸やけ）の症状が改善するという追加的な効果もあります。食前に水である程度空腹が満たされるので、その分食事の量を減らして効果的に摂取カロリーをコントロールできるということもお忘れなく。食前にグラス１杯の水を飲むだけでこのように多くの利点があるので、ぜひ毎日の習慣にしてください。


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