【gap】 リーン的プロトタイピング手法 20150508

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学生起業/スタートアップその前に リーン的プロトタイピング 種類と実践 2015.05.08 Growth Action Program 1

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学生起業/スタートアップその前に

リーン的プロトタイピング種類と実践

2015.05.08

Growth Action Program

1

http://crowdinternship.com/

目次

1. リーンとは何か?なぜ有効なのか?

2. プロトタイピングと事前に検討すべき3つ

3. ペーパープロトタイピング

4. クリック可能なワイヤーフレーム

5. コーデッド・プロトタイピング

6. プロトタイピング以外の検証方法

7. MVPとプロトタイピングのまとめ

8. 告知

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リーンとは何か?なぜ有効なのか?

リーンUXとは?「リーンスタートアップ」(エリック・リース提唱)の手法を

プロダクト開発・デザイン開発に応用したもの。

なぜ、有効なの?起業家にとって、最大の悩みである「起案中の製品にニーズがあるのか?」、「顧客はお金を支払ってくれるのか?」という事業の根源的なテーマについて、素早く、かつ、「生」の回答を得る方法が、サービスをリリースすることである。「素早く」、「生のニーズ」を確認し、事業性を確認する方法として、世界的に有効な方法とされているのだ。

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リーンUXの原則的な考え方

構築、計測、学習のフィーバック・ループ用いて

プロジェクトのリスクを減らし、開発と学習を迅速化する。

できるだけ、早く学習プロセスを開始するために

MVPを開発・出荷する

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構築

Build

計測

Measure

学習

Learn

MVP出荷Most Valuable Product実用最小限の製品

フィードバックループ

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MVPの目的と事前に検討すべき3つ

●MVPとは、Most Valuable Product:実用最小限の製品

●プロトタイプとは、試作品

●MVPをつくる2つの目的。

1.学ぶことを主目的する。

2.できるだけ早く市場に価値を届ける。

●MVP作成の前に検討すべき3つのこと。

1.デザインの対象となっている解決策に

そもそもニーズがあるのか?

2.提供しようとしている解決策と機能には、

そもそも価値があるのか?

3.この解決策は、使いやすいか?

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前提の宣言

MVPの作成

実験の実行

フィードバックと

リサーチ

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プロトタイプと、事前に検討すべき3つ

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●MVPをつくる最も効果的な方法の一つは、

体験のプロトタイプを作ること。

●事前に検討事項

(1) プロトタイプとインタラクションをするのは誰か?

(2) 何を学習したいか?

(3) 作成の期間はどれくらいあるか?

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〇長所

早ければ1時間程度で作成できる

配置とその変更が容易

低コスト

オフィスにある材料でできる

多くの人が楽しめる活動になる。

▲短所

プロトタイプの短期間での

イテレーションと複製に時間・労力が

かかる場合ある。

実際のインプット(マウスやキーボード)をつかっていないため、

シミュレーションが人工的

フィードバックがフローと製品の概要レベルに限定される。

手法1:ペーパープロトタイピング

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●紙やポストイットを駆使して、

もっともコストをかけずシミュレーションする方法。

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〇長所

ワークフローの長さを再現しやすい

基本的なタスクを行う上での大きな障害を明らかにしやすい

コア要素の検索性を評価できる

新しいものを作成することなく、既存の資産を活用して学習するために、「クリック可能な何か」を迅速に作成できる

▲短所

これらの資産を使って操作ができる人のほとんどは、もともと未完成の製品をイメージできるだけの製品知識をもっている。

通常より多くの配慮がラベル付けや複製に求められる。

手法2:クリック可能なワイヤーフレーム

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●疑似画面を作成しくクリックカブルなワイヤーフレームとし

シミュレーヨンする方法

作成ツール例・Balsamiq・MS Visio・OmniGraffle・MS PowerPoint

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〇長所

本番環境のコードとして再利用できる場合がある

最もリアルなシミュレーションを実現

既存のコード資産からの生成が可能

▲短所

プロトタイプの細かい点を議論する必要があるため、チーム内の話し合いが難航する場合がある

望ましい体験を提供する、実動作するコードを作成しなければBならないため、時間がかかる

顧客に公開するために、コードを完璧なものにしたいという誘惑にかられやすい

更新とイテレーションに時間がかかる場合がある

手法3:コーデッドプロトタイピング

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●本番環境、または本番環境レベルでの忠実なプロトタイピング

事実上、本番に近い開発のため、マネージャーにとっては注意が必要

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Case1:Email

特定の営業メール、先行資料

先行セミナーなどを開催・配信する。

・受信者の開封率

・クリックスルー率

・タスク完了率 などで学習する

Case2:Google Ad Words

参入事業に関連する検索結果を

ターゲットした広告を購入し検証する。

・コピー

・KeyWordなど

Case3:ランディングページ

ランディングページを用意し、学習と

投入を実現する。

・サインアップ

・今すぐ購入、

・友達にシェアする、などの学習&投入

Case4:無効なボタン

新規機能を売り込むボタンをサイトUIに

設置し、カウントする。

・クリック率

仮説したユーザーニーズ、願望があれば、クリックされるはず

手法4:非プロトタイプMVPの例

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●開発以外に目的である学習と市場投入を早める方法もある。

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MVPとプロトタイピングのまとめ

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●MVPをつくる2つの目的。

1.学ぶことを主目的する。

→ 何が学べるかを明確にする

2.できるだけ早く市場に価値を届ける。

→ その早さは?

●現在の環境、チーム状況、開発状況から

どの方法が良いかを見極めて

素早く実行していこう。

前提の宣言

MVPの作成

実験の実行

フィードバックと

リサーチ

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まとめ/書籍紹介

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Lean UXの基本原則をまずはご紹介しました。

この原則を用いて、チームの構成、場所、目的、仕事の進め方を検討してみてください。

以下、参考書籍の抜粋です。興味ある方はご一読することをおすすめします。

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