facebook analytics for apps(@facebookカンファレンス報告会)

43
『無料でここまで!?』なアプリ向け解析ツール Facebook Analytics for Apps Facebookカンファレンス報告会 - Messenger プラットフォーム以外の大事な事 - 2015年05月22日(金) © 2015 ADINNOVATION INC,

Upload: adinnovationtokyo

Post on 30-Jul-2015

13.099 views

Category:

Data & Analytics


0 download

TRANSCRIPT

『無料でここまで!?』なアプリ向け解析ツール

Facebook Analytics for Apps

Facebookカンファレンス報告会- Messenger プラットフォーム以外の大事な事 -

2015年05月22日(金)

© 2015 ADINNOVATION INC,

報告会

はじめに…

報告会自己紹介

【会社】 アドイノベーション株式会社2010年設立のスマホアプリ専業のマーケティング会社です。

【事業】

【喋ってる人】 メディア事業部部長細川竜馬

今日は事業を横断したお話です。

・ 2005年からモバイル広告会社で業界に這い入り、2006年くらいからトラッキングツールの企画/運営とか色々やっています。・株式会社ドワンゴで1.5年間の職歴ロンダリングを経て、2012年からジョイン。・ 一昨年~去年は海外展示会行きまくってました。ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、アムステルダム、モスクワあたり。

広告事業 トラッキング事業 メディアコンサル

報告会

というわけで、本題

報告会Facebook Analytics for Apps って何?

Facebook Analytics for Appsは、2015年03月にリリースされたアプリ向けの解析ツールです。

Facebook Analytics for Apps helps you better understand how people are using your

iOS, Android or Canvas app. It comes with a number of built-in graphs for common

app actions, like the number of people launching your app every day, or purchases by

people in your app.

Facebook Analytics for AppsはあなたのiOS、Android、Canvasのアプリを、ユーザーがどのように使用しているのかを、より理解するのに役立ちます。毎日アプリを起動するユーザー数 や、アプリ内課金ユーザー数といった主要なアクションを俯瞰するための数多くのグラフで構成されています。

報告会Facebookの注力ぐあいってどうよ

全然、ニュースとかにならなかったんですけどぉ、本当に重要な話なんですかぁ?

報告会実際、だいぶ力入れてますし、注目もされています

初日のキーノート(ザッカーバーグ氏が喋るやつ)にラインナップされるネタ。※マークじゃない人が5分だけですが、全体が50分なので10%くらい割いた。

開発者向けのカンファレンスにも関わらず、概要説明と導入方法の2つのセッションが設けられていた。

概要説明のセッションでは、参加したセッションの中で、最も活発な質疑応答が繰り広げられた。

報告会

個別セッションで発表された内容

報告会Facebook Analytics for Apps に含まれるもの

・デモグラフィック(人口統計)データ・クロスデバイス計測

イベント セグメント ファンネル コホート 広告連携

報告会開発背景

Eコマース ゲーム 旅行 B2B ライフスタイル

色々な業種のアプリ開発者さんに、モバイルアナリティクスのニーズを聞きまくったそうです。

報告会イベント基点の計測

インストール、起動、課金など、アプリの【イベント】毎にデータを収集/集計/表示をします。

報告会イベント基点の計測

「課金」などのイベントを指定し、そのイベントに関する詳細なデータを確認できます。

報告会セグメント分析

アプリ内のイベント、端末、流入経路などを指定して、【セグメント】を設定します。

報告会セグメント分析

作成したセグメントの年齢、国、言語、流入経路といったセグメント詳細データを分析することができます。

報告会セグメント分析

さらに、付加条件で「上位5%」のような設定もできるので、「課金な」セグメント分析も!?

報告会ファンネル分析

例えば「起動~カート追加~購入」など、複数のステップを【ファンネル】として設定します。

報告会ファンネル分析

【経路】の最後まで到達した割合や、多くが離脱してしまうステップなどが確認できます。

報告会コホート分析

【何をしたユーザー】と【その後、したこと】を指定します。例えば、「インストールしたユーザーでその後、課金」など。

※【何をしたユーザー】をコホートと言います。

報告会コホート分析

インストール後の経過日数毎に、何%のユーザーが課金をしたのかが確認できます。

報告会コホート分析

インストール/起動で設定すれば、お馴染みの「起動継続率」ももちろん見られます。

報告会どこでもセグメント

どのレポート画面からも保存した【セグメント】単位でレポートを確認できます。

報告会クロスデバイス計測

Desktop iOS Android

ご存知の通り、デスクトップ→スマホの動きを追うのは難しく、大きな課題となっています。

報告会クロスデバイス計測

コンバージョンピクセル(タグ)、SDKをそれぞれ設置することで、

Desktop iOS Android

SDKpixel SDK

Facebook Analytics for Apps

デバイスを跨いだトラッキング、分析、マーケティングが可能。

報告会Facebook 曰く

People Based Marketing

アプリ向けアナリティクスによりそれが加速される!?

報告会Analyticsデータを活用して広告出稿

廃課金 課金性向の高いユーザー様のカスタムオーディエンスを作成し、そのデータを種にした

Look Alike Audience 配信がシームレス(な感じ)に。

廃課金…

報告会広告効果測定 / 外部広告

クローズドベータ中だが着実に進んでいる。大手SNSとも話しているとか、話していないとか。

報告会導入時に面倒なことへのケア(1)

基本的な【イベント】はデフォルトで用意されているので、管理画面での設定なしで、イベント発生時に呼び出せばOK

報告会導入時に面倒なことへのケア(2)

iOSのアプリ内課金は、Developers管理画面で設定すれば、自動取得できちゃう

報告会導入時に面倒なことへのケア(3)

これまでのFacebook SDKで使えます。

報告会そして何と言っても、、、

これ、全部無料。

報告会

【広告】で活用する

報告会出来るようになること(やりやすくなること) 【1】

ティザーサイトに来たけど、事前登録まで至らなかったユーザーのカスタムオーディエンスを作成し、登録を促す広告を出す

conversion

drop Facebook AD

Teaser site

報告会

フライングガチャをした上位1%のユーザーのカスタムオーディエンスを作成し、それと類似したユーザーに事前登録を促す広告を出す

出来るようになること(やりやすくなること) 【2】

Played ‘Gacha’

Look Alike Audience

Facebook AD

報告会

事前登録完了からアプリインストールの割合が正しく計測できる

出来るようになること(やりやすくなること) 【3】

Pre-Registration

Install

ignore

35%

65%

報告会

課金ユーザーの上位5%のカスタムオーディエンスを作成し、それと類似したユーザーにインストールを促す広告を出せる

出来るようになること(やりやすくなること) 【4】

in-app purchase

Look Alike Audience

Facebook AD

Install

報告会

攻略サイトの接触有無で、課金数/金額などを比較して、その効果が高いようであれば 、より多くのユーザーを攻略サイトへ促す&外部の攻略サイトなどへの出稿を増やす

出来るようになること(やりやすくなること) 【5】

install

guide site $$$$

$$

報告会全体イメージ例 (事前登録~インストール促進) ※ちょっと宣伝

事前予約の段階から計画的にオーディエンス情報を蓄積し、より効率的なリリース後プロモーション運用をサポートできます。

セミナー会場限定公開※詳細をお知りになりたい場合は、別途お問い合わせください。

報告会Facebookが作りたがっている世界 (仮説)

Facebookの【内側の人達】に対し出来ている効果的な広告配信を、Facebookの【外側の人達】にもできるようにする。

Audience Networkでも、実際SDK拡大って難しい!?

Facebook Analytics

for AppsLiveRail

アプローチを変えてSDKを拡散させる

報告会享受できるメリット

Advertiser(広告主)

Publisher(媒体)

・高品質な分析ツールが無料で使える・より効果的にFacebook広告を活用できる・その配信方法が、Facebookの外側でも出来るようになる

・高品質な分析ツールが無料で使える・超高単価のインフィード広告、動画広告がフィルされることで、eCPMが大きく上がる・LiveRailのSSP機能を使えば、FB関連広告でフィルしない分も他の広告で収益化はする

Facebook SDKが拡散することで、メリットも拡散する。

報告会

とはいえ、まだまだ黎明期

報告会使いこなすにあたってのハードル

5月22日現在、レポート画面/ヘルプ画面/ドキュメントの日本語版がない。

「セグメント」、「ファンネル」、「コホート」の設計や設定を利用者自身で行う必要がある。

広告データ統合を前提としているが、現段階ではクローズドβしかなく、全容が見えない。

報告会

なので、最後に…

報告会

ご静聴ありがとうございました。

【募集】この新しいツールを研究/分析/シェアする、Facebookグループを作りたいと思っています。ご興味のある方は、お気軽にお声掛けください!

Facebook : ryoma.hosokawa

Email : [email protected]