Excel2010設定マニュアル

（第１．０版）1-1

Ｅｘｃｅｌ２０１０の設定

（目次）

1 マクロのセキュリティの設定

2 事業報告書/業務報告書でのマクロ操作

3 Excel2010 使用の留意点

１ マクロのセキュリティの設定

(1)ユーザーリボンの[ファイル]タブをクリックします。

(2)「ファイル」画面となります。左列下段の[オプション]をクリックします。

(3)「オプション」画面となります。[セキュリティセンター]ボタンをクリックします。

[ファイル]タブをクリックします。

(2)

(3)

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(4)「セキュリティ センター」画面となります。左列中段の[マクロの設定]をクリックします。

(5)「マクロの設定」画面となりますので、「すべてのマクロを有効にする。（推奨しません。危

険なコードが実行される可能性があります。）」を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

※「推奨しません、危険なコードが実行される可能性があります」とありますが、これは

Excel2007 より強化されたセキュリティ機能で、ウイルスチェックソフトを導入した

パソコンであれば、Excel20１0 でのマクロ操作を行うことができます。

(６)「セキュリティセンター」画面に切り替わらない場合は次の操作を行ないます。

①ユーザーリボンの[ファイル]タブをクリックし、[ファイル]画面の左列[オプション]をクリ

ックすると、「オプション」画面となります。（前述(1)(2)ご参照） 左列中下段の「リボ

ンのユーザー設定」をクリックします。

②「リボンのカスタマイズ」画面となりますので、画面右側の「リボンのユーザー設定」の

メインタブ内の「開発」にチェックをいれ、[OK]ボタンをクリックします。

(4) (5)

チェックを入

れる

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③前述②の操作を実施し、Excelのユーザーリボン画面の[開発]タブをクリックすると、「マク

ロのセキュリティ」メニューが表示されます。当該メニューをクリックします。

④「セキュリティセンター」画面となり、「マクロの設定」画面となりますので、「すべてのマ

クロを有効にする。（推奨しません。危険なコードが実行される可能性があります。）」を選択

し、[OK]ボタンをクリックします。

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２．事業報告書/業務報告書でのマクロ操作 事業報告書※を作成する際に使用する Excel マクロシート「規約型企業年金事業報告書

CSV.xls」については、そのまま起動して、事業報告書ＣＳＶファイルを読み込むと、「ＣＳＶ

取込に失敗しました」というエラーメッセージを発します。つきましては、事前に、一旦当該Ｅ

ｘｃｅｌマクロシートを起動して、以下の操作で、「Excelマクロ有効ブック」形式（拡張子は

ｘｌｓｍ）で保存する必要があります。※DB 基金では「企業年金基金事業報告書 CSV.xls」、

厚生年金基金では「厚生年金基金業務報告書 CSV.xls」となります。

【エラーメッセージの状況】

(1)ファイルボタン（ ）をクリックし、[名前を付けて保存]メニューを選択し、[Excel

マクロ有効ブック]で、当該Ｅｘｃｅｌマクロシートを保存します。

(2)下図のようなアイコンが表示されますので、本アイコンをクリックして事業報告書を作成しま

す。

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３．Excel2010 使用の留意点 Excel2010は Excel2003 以下の Excel と大きく異なりますので、以下の点について留意して

ください。

(1)標準的な Book 形式と拡張子について

Excel2010では、Excel の標準ブック形式は拡張子「xlsx」となりますので、Excel2003

以下の Excel と混在した環境で使用する場合は「Excel97-2003 ブック」形式で保存した

ほうが統一的に運用できます。

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拡張子は「xls」

拡張子は「xlsx」

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[制定・改定履歴]

版 制定・改定日 理由 備考

第１．０版 平成２４年４月１日 新規制定