世銀債途上国の持続可能な発展を支える投資

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途上国の持続可能な発展を支える投資

世界銀行とは?

なぜ世銀債なのか?

様々な投資機会を提供する世銀債

目次

2

世界銀行とは? 189カ国 が加盟する国際機関 （加盟国が融資対象国）

世界中で「極度の貧困を撲滅」し、「繁栄の共有」を持続可能な形で実現することを使命としています。世界銀行が掲げるこの 「2つの目標」 は、国連の「グローバル目標」とも連携しています。

世界最大の国際開発金融機関70年以上にわたり、途上国の開発プロジェクトへの融資（プロジェクト・ファイナンス）を行っています。

約８０カ国に約1,800億ドル（約19兆円）を融資

職員数は約1万2,000人、 米国ワシントンにある本部を含むオフィスは136か所

上位出資国は米国、日本、中国、ドイツ、英国、フランス

世界銀行の公式名称は国際復興開発銀行(IBRD)潤沢な資本と堅実な財務方針によるAAA/Aaaの格付けを取得しています。

途上国の持続可能な発展を支える投資

3

世界銀行グループ

• IBRD・IDA・IFCは財務上完全に独立していおり、お互いの信用力に依存することなく、それぞれがAAA/Aaaの最高格付を取得しています。• 上記５機関は開発途上国支援を共通目標としていますが、それぞれが法律的にも独立しています。• IBRDとIFCは資本市場で債券を発行し、資本市場から融資等のための運転資金を借入れています。

IBRD

国際復興開発銀行

世銀債の発行体

中所得国および信用力のある低所得国の政府

に融資

IFC

国際金融公社

開発途上国の民間セクター開発を支援

MIGA

多数国間投資保証機関

開発途上国への海外直接投資を促進すべく、投資家等に政治リスク保険（保証）を提供

ICSID

投資紛争解決国際センター

国際投資紛争の調停と仲裁を行う場を提供

IDA

国際開発協会

低所得国の政府に無利子の融資、並びに無償供与

加盟国政府から直接資金を調達

IFC 債の発行体

4

The World Bank

1944年、戦後の世界経済の安定と復興を目的に国際復興開発銀行(IBRD)が設立されました。以降、IBRDは「世界銀行」と呼ばれるようになりました。

世界銀行の歴史

世界銀行は、開発支援のための資金を政府からの資金供与に頼るのではなく、加盟国からの出資金を後ろ盾とし、融資のための資金を民間金融市場から調達する国際機関として設立されました。最初の融資は、フランスなどヨーロッパ諸国の復興のために行われました。その後、日本やその他の加盟国向けの融資が実行されました。

1960年代に入ると、世界銀行は支援の対象を開発途上国の貧困撲滅とし、一定以上の信用力のある開発途上国に対し、民間金融市場での金利をベースとした融資を行うようになりました。一方、所得の低い開発途上国への支援のために「緩やかな条件での融資」を行う国際開発協会（IDA）が設立されました。

5

アフリカ5%

東アジア・

太平洋19%

欧州・中央アジ

ア20%

ラテンアメリカ・

カリブ海24%

中東・北ア

フリカ22%

南アジア10%

農業3% 教育

4% エネルギー1%

環境・天然資源19%

金融・市場6%

ガバナンス2%

保健・栄養・

人口 5%マクロ経済・財政運営

20%

社会的保護・労

働2%

社会・都市・農村

開発と強靭性17%

貿易・競争力4%

運輸・情報通信技術9%

水8%

地域別分野別

世界銀行の支援分野別・地域別融資比率 （ 世界銀行2017年6月期：総額 226億米ドル）

6

国別支援フレームワーク（CPF: Country Partnership Framework）

「国別支援フレームワーク（ＣＦＰ）」の枠組みに基づく「世界銀行プロジェクト・サイクル」に沿ってプロジェクト・ファイナンスを実行します。

途上国の持続可能な発展を支える投資

• 国毎の支援政策の中で優先項目を特定

• 世銀の二大目標（貧困の撲滅と繁栄の共

有）達成に有効か検証

• ESG（環境・社会・ガバナンス）の課題

に適切に対処しているか検証

• 成果目標を達成すべく、プロジェクト・

ファイナンスを実行

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世銀債

サステナブル・ディベロップメント・ボンド 世界銀行が融資資金の調達のために発行す

る債券が世界銀行債券で、日本では「世銀債」として知られています。

近年の投資家は、環境・社会・ガバナンスの要素を投資の重要な判断基準にしています。

世界銀行の活動目的、そしてその政策も必然的に世界規模での社会的支援であることから、世銀債はEGS投資及びSRIを重視する投資家にとって理想的な投資対象となっています。

全ての世銀債は開発途上国の持続可能な開発を支援しています。

投資家の皆様には世銀債を通じて、開発途上国における農業、教育、エネルギー、金融・貿易・産業、ガバナンス、保健、社会サービス、交通、水・上下水道、ジェンダー、環境などの様々な支援分野において、世界銀行の活動をご支援頂いております。

Newslettershttp://www.worldbank.or.jp/debtsecurities/cmd/pdf/Japanese%20newsletter_2016_Vol.6.pdf

8

途上国の持続可能な発展を支える投資

世界銀行とは?

なぜ世銀債なのか?

様々な投資機会を提供する世銀債

目次

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世界銀行は、強力な財務体質・堅実な財務政策・そして加盟国からの多大な支援により Aaa/AAAの格付を取得しています。

なぜ世銀債なのか？

実績• 1947年に初の世銀債を発行して以来、50年以上AAAの最高格付を維持しています。

安全性• 堅実かつ厳格な財務方針を遂行し、強力な財務構造を実現しています。

• 融資の対象は、加盟国政府または加盟国政府が保証するプロジェクト・ファイナンスのみです。

• 損失補てん的な増資や融資（プロジェクト・ファイナンス）の償却を行ったことはありません。

• 189カ国と幅広い出資国の支援に支えられた高い信用力があります。

多様な商品ラインアップ• 世界中の機関投資家や個人投資家のご要望にお応えするために、様々な種類の世銀債を機動的に発行しています。

支援目標• 世界の人々の収入を増やし、貧困の終結を実現を目指します。持続可能かつ社会的に公平な開発を進めるための融資を行います（プロジェクト・ファイナンス）。

• 世銀債を通じて世界銀行が投資家の皆様からお借りした資金は、全て社会や環境の改善を目標とするプロジェクト・ファイナンスへの資金融資に活用されます。

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純資産

( 2017年6月期, 単位：億米ドル)

負債と資本

US$4,060

融資残高 (a)

US$1,770

その他資産 (c)

US$1,550

負債残高US$2,060

その他資本 (c)

US$1,600

流動性資産 (b)

US$740自己資本

US$400

US$4,060

貸借対照表

(a)貸し倒れ引当金等を含む純額(b)流動性資産のうち710億ドルは、流動性ポートフォリオ(c)主に通貨スワップ取引の受取り・支払いに関連するもの

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注）2015年度に国別融資上限額を、インド：200億ドル、ブラジル・中国・インドネシア・メキシコ：190億米ドルまで拡大。ただし、上限引き上げ前の金額を超えた場合は、年利0.5％の上乗せ金利を請求

質の高いローンポートフォリオ 多くの出資国 綿密なリスク管理 潤沢な流動性維持

特定の国々に融資が集中しないように分散

加盟国政府または加盟国政府が保証するプロジェクト・ファイナンスのみに融資。

融資対象国は世銀の出資国でもあるため、借入金返済は重要事項⇒遅延等の発生が少ない。

優先弁済 －主要格付機関や金融機関等に広く

知られているように、世銀の融資対象国は借入金は世銀に優先的に返済。

仮に借入金返済が遅れた場合には、当該国に対する新たな融資（含承認済分）を凍結。

国別融資総額上限を設定し、特定の国々に融資残高が集中しすぎないように配慮。

近年、世銀融資対象国の信用力が向上。現在、多くが投資適格格付を取得。

融資上位10カ国（IBRD分）(2017年6月末時点, 単位：億米ドル)

（青点線）１か国に対する融資上限額

世界銀行の信用力

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世界銀行の信用力

上位出資国（2017年6月末時点の出資比率）

― 米国 17.25%― 日本 7.42%― 中国 4.78%― ドイツ 4.33%― フランス 4.06%― イギリス 4.06%

資本構成

（単位：億米ドル）

資本勘定2017年6月末現在

払込資本 US$161

請求払資本 US$2,528

授権資本 US$2,689

出資国の支援

• 健全な財務状況と189カ国の加盟国政府からの出資により、世銀債の高い信用力の源となっています。

請求払資本

• 緊急時において、世銀の負債（主に世銀債）の元利金の返済のみに使用することが可能な請求払資本には頼らない運営を目指し、融資に対する資本の比率(Equity-to-Loans ratio )も厳格に管理しています。

• これまでに請求払資本の使用実績はありません。

• 資本金の追加払込みは最低限に抑制していますが、緊急時には、加盟国はあらかじめ誓約した請求払資本を他国の状況に関係なく追加で拠出する「義務」があります。

質の高いローンポートフォリオ 多くの出資国 綿密なリスク管理 潤沢な流動性維持

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(a) 貸倒引当金累積額引当て後のネット金額

100%

$161

$275

$1,794

$2,528

準備金 &純利益

払込資本

融資総額の上限: $ 2,965

ローン+保証残高(a)

請求払資本

61.5%

世界銀行の信用力

堅実な財務方針により、請求払い資本を使用する事態を徹底して回避。

融資総額は、授権資本に内部留保を加えた「広義の資本金」未満を上限と世銀協定で規定。

• 2017年6月30日現在

融資残高+保証残高＝1,794億米ドル

融資上限額2,965億米ドルの61.5%

対資本融資比率（Equity-to-Loans ratio） は22.8%（2017年6月期）、

算定には請求払資本を除外した純資本額を使用。

通貨リスク及び金利リスクは最小限に抑制。

レバレッジは最大で 1:1 (単位：億米ドル)

質の高いローンポートフォリオ 多くの出資国 綿密なリスク管理 潤沢な流動性維持

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流動性の維持：流動性資金の「目標値」は、12ヶ月間の負債元利支払い予想最高額に、同年度内に実行予定のローン総額の加えた額で、IBRDが維持すべき流動性資金の最低額は、目標値の80％

常に「目標値」を超える流動性を保ち、様々な状況に柔軟に対応できる体制を維持

• 2018年度の流動性資金の最低額は416億米ドル

ポートフォリオは厳しいガイドラインに基づき厳格に管理. 運用対象は AAマイナス格以上の国債や機関債、AAA格の社債や資産担保証券（ABS）で運用

180 160190 200 210 210 210 220

250 260 280 280250

220 230

380340

280

340 330

420450

510

700

2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

流動資金の最低額 実績値

質の高いローンポートフォリオ 多くの出資国 綿密なリスクマネ

ジメント 潤沢な流動性維持

世界銀行の信用力

流動性の目標値と実績値(年度別推移、単位：億米ドル)

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途上国の持続可能な成長を支える投資-世銀債-

世界銀行とは?

なぜ世界銀行なのか?

様々な投資機会を提供する世銀債

目次

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発行の基本方針 投資家のニーズにお応えする世銀債

― AAA/Aaaの格付で、様々なストラクチャー債、金額、流動性、償還期間の世銀債を発行

― グリーンボンドのようなテーマ性のあるもの、又はキャット・ボンドのようなリスク移転型の投資案件にも対応

― 57以上の通貨での発行実績― これまでの最長償還期間は50年― 新BIS規制でのリスクウェイトは0%― 流動性は高品質流動資産（HQLA：High Quality Liquid Assets）のレベル1に分類される

正確かつ確実な発行― 金融機関による安定的な引受・販売と、多様な投資家層― 流通市場での良好なパフォーマンス

途上国の持続可能な成長を支える投資-世銀債-

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世界銀行

資金調達額推移1995年度-2018年度, 単位：億米ドル

100 110

180

280220

160 170220

190

120 130100 110

190

440

340290

400

240

510

580

640

560

1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018*

*計画 500～550億ドル

資金調達額推移世界金融危機により、開発途上国からのプロジェクト・ファイナンスへの需要が増加したことから、世界銀行の資金調達額も増加しています。

注） 世界銀行の会計年度は7月1日から6月30日

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世銀債

2017年度 発行通貨比率合計560億米ドル

豪ドル3%

ユーロ7%英国ポンド

4%インド

ルピー2%

日本円2%

その他*8%

USD74%

*その他通貨: ブラジルレアル, 中国元, コロンビア・ペソ, 香港ドル,カザフスタン・テンゲ,メキシコ・ペソ, マレーシア・リンギット,ノルウェー・クローネ,ニュージーランドドル、ロシア・ルーブル,特別引出権 （SDR）,スウェーデン・クローナ,シンガポール・ドル,トルコ・リラ, 南ア・ランド, ザンビア・クワチャ

世界銀行は1947年以来、これまでに57種類以上の通貨で世銀債を発行

2017年度は22種類の通貨で発行

様々な通貨で初の外国発行体に⇒ルーマニアレイ、ウルグアイペソ、韓国ウォン

新興国通貨建ての世銀債格付けもAAA*

（* 格付は発行体の元本返済能力の高さを示すもので、当該通貨の為替リスクが低いという意味ではありません。）

様々な通貨

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世銀債

ベンチマーク債,グローバル債

― 豪ドル、カナダドル、ユーロ、英国ポンド、ノルウェー・クローネ、ニュージーランド・ドル、トルコ・リラ、米ドル、南アフリカ・ランド

普通債（プレーンバニラ）

― 様々な通貨での発行* ストラクチャー債

― コーラブルとプッタブル

― キャップ付きフローター

― リバース・フローター

― 株価連動債

― コモディティ連動債

― 天候・自然災害リスクヘッジ

多様な商品ラインアップ

商品別発行実績1997年度－2017年度 単位：億米ドル

*ブラジル・レアル, ボツワナ・プラ, チリ・ペソ, 中国元, コロンビア・ペソ,チェコ・コルナ, ガーナ・セディ, 香港ドル, ハンガリー・フォリント, インドルピー, マレーシア・リンギット, メキシコ・ペソ, 新ルーマニア・レイ, 新トルコ・リラ, ナイジェリア・ナイラ, ノルウェー・クローネ, フィリピン・ペソ, ポーランド・ズロチ, ロシア・ルーブル, サウジ・リヤル, シンガポール・ドル, スロバキア・コルナ,南アフリカ・ランド,韓国ウォン, スウェーデン・クローナ, スイス・フラン,タイ・バーツ, トルコ・リラ,ウガンダ・シリング, ザンビア・クワチャ

700

600

500

400

300

200

100

0

'97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17

ベンチマーク債/グローバル債 普通債（プレーンバニラ） ストラクチャー債

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世銀債

グローバル債 世界銀行が発行するグローバル債は、通貨や償還期限など世界中の投資家のニー

ズにお応えします。

世銀債を販売する金融機関は過去に発行された世銀債の買受も行っており、世銀グローバル債には高い流動性があります。

AAA/Aaaの格付と高い流動性が投資家から評価されています。

世銀グローバル債の特徴:

― 発行額は通常10億米ドルから40億米ドル相当、または各発行市場のベンチマーク債相当額

― 償還期間は基本的に2年-10年の間

― 発行通貨は、豪ドル、カナダ・ドル、ユーロ、ニュージーランド・ドル、南アフリカ・ランド、トルコリラ、 米ドルなどの様々な通貨

世銀債は多くの債券運用インデックスの対象銘柄に指定されています。

世銀公募債の価格推移ならびに個別の情報はBloombergでも検索が可能です:

― Bloombergコマンド: IBRD <Govt> <Go> or IBRD <Go>

21

世銀債

期間３年（償還日2020年9月4日）、総額30億ドルの米ドル建グローバル債を発行。クーポンは1.625％（年２回払い）、最終利回りは1.632％で同年限の米国債を16.7bps上回り、発行予定額を超える応募がありました。

http://treasury.worldbank.org/cmd/htm/world-bank-USD-global-bond-offers-opportunity-to-support-global-development-priorities.html (GDIF 100128)

総額30億米ドル 期間3年地域別販売比率 投資家別販売比率

発行概要

発行体格付け: Aaa/AAA

年限: 3年

発行総額: 30億ドル

発行日: 2017年8月29日

償還日: 2020年9月4日

クーポン: 1.625%

利払い日: 毎年3月4日と9月4日

発行価格: 99.979%

利回り: 1.632%

主幹事団:バンクオブアメリカ・メリルリンチ証券, シティーグループ証券,JPモルガン証券、トロントドミニオン証券

幹事団:BMOキャピタルマーケッツ、キャッスルオーク証券、ウェルズ・ファーゴ

証券

中央銀行・政府

系機関49%

資産運用会社・年

金・保険会社35%

銀行・銀行財務

部門・民間企業16%

米国43%

アジア29%

欧州11%

中東・アフ

リカ5%

北米（米国以外）12%

グローバル債 発行事例

22

世銀債

総額425億米ドル（期間3年と10年の2銘柄）の米ドル建グローバル債を発行。クーポンは同年限の米国債を、それぞれ22.73bps、23.33bps上回りました。

アジア46%

欧州25%

米国16%

北米（米国以

外）10%

中東・ア

フリカ3%

中央銀行・

政府系機関42%

資産運用会社34%

銀行・民間企業20%

年金・保険会社4%

http://treasury.worldbank.org/cmd/htm/World-Bank-Raises-USD-4.25-billion-Dual-Tranche-Transaction-3-Year-10-Year-USD-Benchmarks.html (GDIF11528 & 11529)

総額30億米ドル 期間3年地域別販売比率 投資家別販売比率

総額12億5,000万米ドル 期間10年地域別販売比率 投資家別販売比率

米国43%

アジア38%

欧州14%

中東・アフリカ3%

北米（米国

以外）2%

発行概要

発行体各付け: Aaa/AAA

年限: 3年 10年

発行総額: 30億ドル 12億5,000万ドル

発行日: 2016年10月27日 2016年10月27日

償還日: 2019年11月27日 2026年10月27日

クーポン: 1.125% 1.875%

利払い日: 毎年3月27日と11月27日

毎年4月27日と10月27日

発行価格: 99.789% 99.097%

利回り: 1.195% 1.975%

主幹事団:バンクオブアメリカ・メリルリンチ証券,BNPパリバ証券, シティーグループ証券,

野村證券

第二主幹事団: IMI銀行, BMOキャピタルマーケッツ、イツ証券, トロントドミニオン証券

中央銀行・

政府系機関56%

資産運用会社・

年金・保険会社29%

銀行・銀行財務部門・

民間企業15%

グローバル債 発行事例

23

北米23% アジア

30%

欧州42%

中東・

アフリカ5%

中央銀行・

政府系機関 37%

銀行・銀行財

務部門・

民間企業44%

資産運用・年金・

保険会社 19% http://treasury.worldbank.org/cmd/htm/World-Bank-Raises-USD-6-billion-Dual-Tranche-Transaction-2-Year-7-Year-USD-Benchmarks.html（GDIF 11409 & 11410)

中央銀行・

政府系機関72%

銀行・銀行財

務部門・民間

企業 22%

資産運用会社・年金・

保険会社 6%

総額50億ドル 期間2年地域別販売比率 投資家別販売比率

総額10億ドル 期間7年地域別販売比率 投資家別販売比率

北米26%

アジア56%

欧州14%

中東・

アフリカ4%

発行概要

発行体格付け: Aaa/AAA

年限: 2年 7年

発行総額: 50億ドル 10億ドル

発行日: 2016年4月19日 2016年4月19日

償還日: 2018年7月19日 2023年4月19日

クーポン: .875% 1.750%

利払い日:毎年1月19日と

7月10日

毎年4月19日と

10月19日

発行価格: 99.823% 99.987%

利回り: 0.955% 1.752%

主幹事団:BNPパリバ証券, ゴールドマンサックス証券, モルガンスタンレー証券, RBC キャピタ

ルマーケット

第2主幹事団: ドイツ証券, シティーグループ, クレディ・アグリコール, ウェルズファーゴ

世銀債

グローバル債 発行事例総額60億米ドル（期間2年と7年の2銘柄）の米ドル建グローバル債を発行。クーポンは同年限の米国債をそれぞれ22.23bps、22.7bps上回り、世界各国の投資家から165件・総額90億米ドルを越える応募がありました。

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世銀債

AAA格の世銀債を活用して信用リスクを最小限に抑えた様々な通貨建の分散投資が可能です。

様々な新興国通貨建の世銀債を発行しています。

世界銀行は、世界各国の様々な債券市場で「初の外国発行体」となっています。こうした世銀債を世界中のより多くの投資家が簡単に購入できるよう、決済機構・上場・準拠法など投資家の皆様のご要望を反映した発行形態を選択しています。

近年、多くの個人投資家が世銀債を購入しています。特に日本では売出債や様々な通貨の世銀債のみに投資する投資信託など、世銀債を活用した様々な金融商品が販売されています。

発行事例（機関投資家向け） :

― 中国元建て： 発行総額15億元 クーポン 3.5% 2018年償還

― ウガンダ・シリング建て： 発行総額259億シリング クーポン 10.31% 2018年償還

― ザンビア・クワチャ建て： 発行総額2億クワチャ クーポン14% 2020年償還

新興国通貨建て世銀債

25http://treasury.worldbank.org/cmd/htm/WorldBankSuccessfullyPricesLandmarkSDRDenominatedBondinChina.html

中央銀行・政府系機

関29%

銀行財務部門53%

証券会社・資

産運用会社12%

保険会社 6%

5億SDR 期間3年投資家別販売比率

発行概要発行体格付: Aaa/AAA年限: 3 年販売日: 2016年8月31日発行額: 5億SDR (7億米ドル相当額)発行日: September 2, 2016クーポン: 0.49% per annum利払い日: 9月2日（年一回、中国人民元建）

償還日: 2019年9月2日（中国人民元建て）

発行価格: 100%利回り: 0.49%決済・カスト

ディアン銀行

Interbank Market Clearing House Co., Ltd(上海精算所)

準拠法: 中国法

ISIN: CND10000BPQ1主幹事: 中国工商銀行

共同主幹事: HSBC銀行(中国)上席幹事団: 中国建設銀行、国家開発銀行

シンジケート団: 中国農業銀行、交通銀行、招商銀

行、中国輸出入銀行、宁波银行、杭州银行、中金公司、中信証券国際、東海証券、三菱東京UFJ銀行、

シティー銀行（中国）

• 世界銀行は、中国の国内市場で、史上初となるＳＤＲ（特別引き出し権）建債を発行。（中国の伝説に因み、 “ムーラン市場” と命名).

• 効果:-中国国内資本市場の国際化へ貢献-国際的な社会貢献の機会を中国の投資家に提供-世界銀行の新たな投資家層の拡大

• 2016年8月12日、世界銀行は中国人民銀行から初のSDR建世銀債を中国国内資本市場で発行する承認を取得(上限額：2億SDR 上限年限10年)

• 本SDR債は、発行額の2.5倍もの応募があり、50の投資家に販売されました。利回りは、競争入札により当初想定していた0.4%-0.7%の範囲の中でもより低い0.49％で決定しました。

• 中国人民元は2016年10月1日よりSDRに加わりました。（SDR構成比率） 米ドル 41.73% (2010年: 41.90%)

ユーロ 30.93% (2010年: 37.40%)人民元 10.92% 日本円 8.33% (2010年: 9.40%)英国ポンド8.09% (2010年: 11.30%)

世銀債

史上初のSDR建債（ムーラン債）

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世銀債

ストラクチャー債発行規模 世界銀行の年間起債額の約29%を占める

2017年度実績:― 212 銘柄― 160億米ドル相当額

流動性 買入償還プログラム 上場も可能 2017年度実績:

― 70 銘柄実行― 約6億米ドル相当額（年間）

特徴 投資家の個別のニーズに対応するオーダー・メイド

起債実行 投資家のニーズに可能な限り対応 発行情報を非公開（または公開）することが可能

発行形式 無記名式または記名式、New Global Note (NGN)発行契約書 世界銀行標準発行プログラムである

Global Debt Issuance Facility (GDIF)に準拠

27

世銀債

殆どのストラクチャード債は 期

限前償還条項付き世銀債

米ドル建「期限前償還条項付」ベンチマーク債は、主に米国の投資家向けに発行。基本的には5億ドル以上。

プッタブル債は近年投資家の需要が高く、損害保険リンク証券の担保債券として活用。

その他、株価連動、コモディティ連動債、個別発行等も含まれる。

様々なストラクチャー債2017年度発行額合計162億米ドル

コーラブル

（MTN core)36%

US$コーラ

ブル ベンチ

マーク8%

プッタブル40%

その他スト

ラクチャー16%

28

個別のニーズに対応するオーダー・メイド金融商品

コーラブル債 (金利連動債)

投資家は金利リスク回避手段としての活用が可能.

コーラブル、プッタブル、トリガー型が可能

コーラブル債は、プレーンバニラ債と比較して高利回りを期待する投資家へ投資機会を提供

柔軟な仕組み:

• 投資家のニーズに沿った早期償還条項の設定（3か月、10年、15年、20年等）

• バミューダタイプ又はヨーロピアンタイプ

• クーポンの種類: 固定利付と変動利付(キャップ/フローター) ステップアップ ゼロ Fixed-to-Float CMS スプレッド レンジ・アクルーアル債 リバース・フローター

• 償還期間: 最低2年から40年まで

ヨーロピアンタイプ又はバミューダタイプのコール及びプット

発行事例: 固定利付コーラブル債

元本通貨 ユーロ、米ドル、日本円、その他主要通貨

償還期間 2年以上

クーポン 固定金利

早期償還 世銀は発行日から１年半後以降半年毎に期限前償還する権利を有する。

償還 100%

29

世界銀行

世銀債取扱金融機関経由による買入償却を行っています。

投資家の皆様のために、ストラクチャー債・普通債・グローバル債等、世銀債全般の流動性を高めることを目的としています。

買い戻された世銀債は原則、即時繰り上げ償還します。

金融危機（2008年～2009年）を含む20年以上もの間、買戻し制度を実施。過去数年の平均買戻し額は年間15～20億米ドル相当。

非公開での取扱いにも対応します。

機動的な買入償却

30

世界銀行 持続可能な開発目標（SDGs）連動債• 2017年3月9日、世界銀行は国連が掲げる持続可能な開発目標（SDGs）に連動する新たな世銀

債を初めて発行しました。

• 世銀債で調達した資金はすべて、世界銀行の開発プロジェクトでの活用を通じ、SDGsに貢献しています。加えて、本債券の金利は、SGDs実現を推進する企業の株で構成されたインデックスに連動するもので、SGDsへのさらなる支援を行っています。

• 株価インデックスを構成する各銘柄は、初めにESG調査会社大手Vigeo Eiris社が、企業の事業活動がSDGsに沿っているかどうかを判断する自社で開発した基準を用いて、対象企業を選定します。その後、独Solactive社がボラティリティや多様性を考慮した上で、企業50社の構成銘柄を確定します（1年毎に見直し）。

• この初のSGDs連動債の期間は15年と20年で、発行総額は2億米ドル相当となりました。主な投資家は、AGPM VIE, AREAS VIE, BNP Paribas CARDIF France and Italy, Fideuram Asset Management Ireland, Generali France, MGEN, Prevoir VIE, Sella Gestioni SGR and Suravenir.

出典: http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/sdgs_logo/

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グリーボンド誕生の経緯

輸送効率の向上 廃棄物管理

森林再生

森林管理温室効果ガス排出を削減する新技術への資金供与

太陽光発電設備

エネルギー効率化 風力発電設備

金融機関 発行体

解決策

世界各国の投資家

グリーンプロジェクト加盟国で実施する地球温暖化の「緩和」ならびに「適応」に対処する様々なプロジェクト

2007年: スエーデンとノルウェーの公的年金がSEB（北欧の銀行）を通じて世界銀行財務局に提案。

1. 世界銀行プロジェクトサイクル2. AAA/Aaaの信用力3. 高い流動性4. 世銀債と同じ信用力とリターン5. 成果の報告

+ その他国際機関、政府系機関、民間企業、ＡＢＳなど

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世界銀行

世界銀行は、２００８年に初のグリーンボンドを発行して以来、これまでに総額１００億米ドル相当のグリーボンドを発行しています。（130銘柄、18通貨）

世銀債と同じ信用力とリターン

世界銀行プロジェクトサイクル

1. 対象プロジェクトの選定基準を設定（外部によるチェックも含む）

2. 対象プロジェクトの絞込み

3. 対象プロジェクトの資金を特別勘定内で割当て（グリーンボンドで調達された資金は特別勘定に集約され、グリーンボンド対象プロジェクトに割当てられます）

4. プロジェクトのモニタリングと評価

グリーンボンドの特徴

透明性

33

世銀債

新型世銀債発行プログラム

発行概要世界銀行初のキャット・ボンド＜大災害債券＞

発行額: 3,000万米ドル

償還額:

カリブ諸国で発生したサイクロン及び地震が予め設定した規模を超えた場合、元本が災害規模に応じた保険金支払に充てられ、その分を差し引いた分が償還額となる。（債券の要項に準じる）

発行日: 2014年6月30日

金利: 6ヶ月 LIBOR + 6.30%, （ただし最低金利は6.50%）

利払い: 3ヶ月毎

償還日: 2017年6月7日

上場： ルクセンブルグ

世界銀行の新型債券発行プログラムは、世界銀行と加盟国のために資本市場を活用した自然災害に対するリスクを回避に活用。

ＣＡＴボンド（大災害債券）のような元本の一部または全額が保険金の支払いに充てられるリスクのある債券も発行。

世銀発行プログラム（ＧＤＩＦ）に準じて発行。

ＣＡＴボンド（大災害債券）は、税制及び証券取引法に関する免除事項は通常の世銀債と同様。だたし発行体の信用力に関わらず元本毀損の可能性があるため、プログラム格付けのAAA/Aaaよりも低い格付けとなる可能性あり。

本プログラムにより最初に発行されたＣＡＴボンド（大災害債券）は、カリブ海諸国16カ国の自然災害リスク（地震とサイクロン）に連動する債券。

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日本は、1952年に世界銀行に加盟しました。2012年に、加盟60周年を迎えました。

2017年6月末現在で日本は第二位の出資国となっています（授権資本の約 8% ）。

大戦後の復興期において、日本はインフラ再構築のためのローンを世銀から融資を受けました。(1953–1966年の間に31プロジェクト、総額8億6千万ドル相当)

1990年に日本は世銀からの融資を完済しました。

世界銀行と日本

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日本に対する融資一覧調印日 対象事業 調印日 対象事業10/15/1953 関西電力多奈川火力二基 9/10/1958 日本鋼管（２次）水江工場60トン転炉

10/15/1953 九州電力刈田火力一基 2/17/1959 電源開発御母衣水力発電

10/15/1953 中部電力四日市火力一基 11/12/1959 富士製鉄広畑工場1,500トン高炉一基転炉分塊

10/25/1955 八幡製鉄厚板圧延設備 11/12/1959 八幡製鉄（2次）戸畑工場1,500トン高炉二基

2/21/1956 日本鋼管継ぎ目なし中継管製造整備 3/17/1960 日本道路公団尼崎―栗東間高速道路

トヨタ自動車挙母工場 トラック・バス用工作機械 12/20/1960 川崎製鉄（３次）千葉工場厚板工場新設

石川島重工東京工場 船舶用タービン製造設備 12/20/1960 住友金属（２次和歌山工場コンバインドミル

三菱造船長崎造船所 ディーゼルエンジン製造設備 3/16/1961 九州電力（２次）新小倉火力

12/19/1956 川崎製鉄千葉工場 ホット及びコールドストリップミル 5/2/1961 日本国有鉄道東海道新幹線

農地開発機械公団上北根川地区開墾事業、 11/29/1961 日本道路公団（２次）一宮―栗東、

篠津泥炭地区開墾事業、乳牛輸入分など 尼崎―西宮間高速道路

8/9/1957 愛知用水公団愛知用水事業分 9/27/1963 日本道路公団（３次）東京―静岡間高速道路

1/29/1958 川崎製鉄（２次）千葉工場1,000トン高炉及びコークス炉 4/22/1964 日本道路公団（４次）豊川―小牧間高速道路

6/13/1958 関西電力（２次）黒部第四水力発電 12/23/1964 首都高速道路公団羽田―横浜間高速道路

6/27/1958 北陸電力有峰水力発電 1/13/1965 電源開発（株）九頭竜川水至長野及び湯上発電所建設

7/11/1958 住友金属和歌山工場1,000トン高炉、製鋼分塊設備 5/26/1965 日本道路公団（５次）静岡―豊川間高速道路

8/18/1958 神戸製鋼灘浜工場800トン高炉、脇浜工場製鋼 9/10/1965 阪神高速道路公団神戸市高速道路１号

9/10/1958 中部電力（２次）畑薙第一、第二水力発電 7/29/1966 日本道路公団（６次）東京―静岡間高速道路

36

最後に 世界銀行の目標は「極度の貧困を撲滅」と「繁

栄の共有」を全世界で持続可能な形で実現することです。

世銀債は途上国における持続可能な開発を支援する投資です。

強力な財務構造と堅実な財務政策、189の加盟国からの支持により、AAA/Aaaの高格付けを取得しています。

流動性の高いベンチマーク債、オーダーメードの私募債など、様々な通貨や償還期間に対応しています。

近年、世銀債が環境・社会・ガバナンス（ESG）投資の対象として高く評価されるようになり、地球温暖化問題解決の一助としての投資や様々なリスク回避の手段として世銀債が評価されています。

37

プロジェクト事例集

38

世界銀行のプロジェクト事例

セクター別

テーマ別

農業

教育

エネルギー

金融・貿易・産業

ジェンダー

ガバナンス

保健・社会サービス

運輸

水・治水

環境

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パラグアイ

農業と生活水準の持続的改善を目指すプロジェクト

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P148504?lang=en

プロジェクト概要

目的: 小規模生活共同体の社会的地位と経済力の改善

期待される成果: 新たに20万人の住民の生活水準の改善が期待される（累積で25万6千人）

融資額: 1億米ドル（前回額は3,750万ドル）

（合計円貨相当額：137.5億円)*

© World Bank

現状並びに問題点

パラグアイは、ラテンアメリカの中で貧困率が最も高い国の一つ。

国民の三分の一が貧困層。18%は極度の貧困。

農村地域では約78万2,000人が極度の貧困。

新政府は、極度の貧困の撲滅を最重要政策の一つに追加。

本プロジェクトの概要

地域共同体の発展と共同体間の連携の強化

• 地域毎の組織力の強化

• 自己統治能力の向上

• 農産物販売市場へのアクセス改善

• 耕作可能面積を拡大

• 作物の栽培に適した土地の調査

• 長期に渡って事業資金を提供するファンドの創設

• 家畜の疫病への対応

• プロジェクトの統治・監視・事後評価の手法等の導入

*1ドル=100円で換算

40

アルメニア

教育改善プロジェクト

現状並びに問題点 初等教育及び中等教育の就学率は全国規模でほぼ

100%。 一方、3－6歳児が通う幼稚園・保育園の就園率は65

％。 高等学校では、設備の老朽化・危険な教育環境が深

刻な問題。 教育の質は向上しているものの、生徒の学習能力の

向上に寄与していない

本プロジェクトの概要 全ての教育段階において教育の質と効率を高め、新

たな教育プログラムを導入。

• 一般教育と職業訓練等の情報を一元化するシステムの導入。

• 4,000人のスタッフに同システムのトレーニングを実施。

• 107の高等学校にＩＴや化学などの専門分野の教育が可能な設備を導入。

• 就園率向上のために120の幼稚園や保育園への資金的支援を強化。

• 高等学校の設備及び教育施設の修復。

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P130182/education-quality-project?lang=en

プロジェクト概要

目的: アルメニアの教育システム改善

期待される成果:より多くの子供達が初等教育を受けられるような環境の整備

融資額: 1,500万米ドル（円貨相当額：15億円)*

© Armine Grigoryan / World Bank

*1ドル=100円で換算

41

パキスタン

水力発電プロジェクト

現状並びに問題点 パキスタン国内の電力需要は急速に増加。 電力供給量の不足が大きな課題。 計画停電により多くの地域が停電 2011年には、家庭・職場・工場・産業における平均停

電時間は1日8時間。 夏場には一日16時間から20時間の停電も。 電力問題に対する国民の抗議が広がり、主要都市のカ

ラチや人口の多いパンジャーブ州では暴動も発生。

本プロジェクトの概要

パキスタン水力電力開発公社(WAPDA)の発電能力を強化。

• 世界的にも大規模な「タルベラ・ダム」(1974年完成)の発電能力向上。

• タルベラ・ダムの北東に位置する水路に新たな水力発電所を建設

• 現在の水力発電能力を1,410メガワット増加。

• 高コストの輸入石油発電からクリーンで環境にやさしい電力資源へシフト。

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P115893/tarbela-fourth-extension-hydropower-project?lang=en

プロジェクト概要

目的: 発電能力の継続的拡大。

期待される成果:パキスタン水力電力開発公社(WAPDA)の継続的な発電能力増強で電力の安定供給を実現。

融資額: 4億米ドル （円貨相当額：400億円)*

© World Bank

*1ドル=100円で換算

42

インド

テクノロジーセンター システム プロジェクト (TCSP)現状並びに問題点インドの製造業の問題： 市場や金融システムへのアクセスの制限 インフラ等の整備不足 中小企業の成長を妨げる経営環境 新技術や熟練技術者の活用不足

製造産業の規模は拡大してるものの、雇用の増大を伴う国全体の経済規模拡大への寄与度が低い。

本プロジェクトの概要

低所得地域の中小企業の生産技術を底上げし、生産性と競争力を強化

テクノロジーセンターの積極的活用：• 市場や金融システムへのアクセスを改善。• 中小企業に対して、新技術・ビジネス助言サービス・生

産性向上・競争力強化のためのトレーニングを実施。• 熟練技術者を育成。• 川上産業(部品製造等）から川下産業（加工・組立）を

均等に支援し、効率的産業構造の形成を実現。• 教育カリキュラムの向上、トレーナーの教育、同センタ

ーと他の機関の関係構築などを含む官民連携による職業訓練。

• 内外他企業・他機関との連携強化。• 1５センターを新設（合計３３に）。

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P145502/technology-center-systems-project-tcsp?lang=en

プロジェクト概要

目的:インドの中小製造企業の経営環境改善

期待される成果:中小企業の科学技術と技能の底上げにより雇用の拡大を伴う力強い経済発展を実現。

融資額: 2億米ドル （円貨相当額：200億円)*

© World Bank

*1ドル=100円で換算

43

ジャマイカ

地域社会の改善を目指すプロジェクト

現状並びに問題点 人口270万人の半分以上が都市部に居住し、その17％が

貧困層。 不適切な土地の利用と都市計画が不均衡な地域開発・不

平等なサービスの提供及び雇用問題の原因に。 高い犯罪率や暴動がさらに状況を悪化。

本プロジェクトの概要

都市部の道路、公衆衛生、電気などの基本的なインフラを改善。

経済的・社会的に不安定な貧困層の多い過密地区を対象に都市インフラとサービスの強化、及び安全な地域社会を実現。

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P146460?lang=en

プロジェクト概要

目的: 都市部生活環境の改善

期待される成果:都市インフラとサービスを改善し、5万人以上の暮らしを改善。

融資額: 4,200万米ドル（円貨相当額：42億円)*

© Mariana Ceratti/ World Bank

*1ドル=100円で換算

• 1万人以上の人々の電気サービス、1,200世帯の水道サービスの改善。

• 犯罪防止プログラムを通じて若者の更生を支援。

• 4,500世帯への教育及び職業訓練の提供。

• 18の地域の安全性改善。

• 廃棄物の処理能力向上。

44

パナマ

健康格差の是正と保健サービスの向上

現状並びに問題点

パナマの農村の貧困地域で住民の健康状態が大きく悪化。

同地域の5歳未満の子供の死亡率は、全国平均である「1,000人につき19.9人」を2.4人も上回る。

プロジェクト概要

2008年、パナマの地域毎の健康格差の是正と保健サービス向上プロジェクトを開始。

• 出張医療チームを農村の貧困地域に派遣し、いつでも受診可能な母子健康管理サービスを提供

• パナマの厚生省は出張医療チームとの契約に際し、その活動範囲に比例する料金体系を設定。インセンティブを付与によって、現場医療チームのモチベーションを向上。

• 保健サービスの行き届いていない47の農村地域の2万人を対象に、出張医療チームを活用した母子健康管理の向上や妊婦検診などの基本的な医療サービスを提供。

• 1歳未満の乳児対象の予防接種実施と助産師などが立ち会う出産が増加。

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P106445/health-equity-performance-improvement-project?lang=en

プロジェクト概要

目的: 母子健康保健サービスの拡大

成果:47の農村地域の2万人に出張医療チームを活用した母子健康管理の向上や妊婦検診などの医療サービスを提供。

融資額: 4,000万米ドル（円貨相当額：約40億円)*

© Gerardo Pesantez / World Bank

*1ドル=100円で換算

45

エクアドル

地下鉄の建設プロジェクト

現状並びに問題点 エクアドルの首都のキトでは交通渋滞と大気汚染による環

境への悪影響が問題。 これはキトが火山に囲まれた地形になっており、近代的な

幅が広い道路の建設に制限があるため。

プロジェクト概要 交通渋滞と大気汚染を緩和すべく、最新の技術を導入した

地下鉄を中心とした公共交通機関システムを形成。 4つの国際機関が合計15億米ドルの資金を融資。 交通渋滞の緩和、交通サービスの運行コストの削減し、既

存の交通インフラの利便性・安全性・快適性も高める。

• 路線距離23キロ、駅数15を有する地下鉄の建設。• うち6駅はメトロバスと連携し、システム全体では

36万人／日の輸送力を実現。• これにより年間1,400万ドルのコスト削減と1,800人

の新規雇用を創出。• 交通渋滞を緩和し、76万人の通勤時間を短縮。• 大気汚染物質や温室効果ガスの排出削減も実現。

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P144489/ecuador-quito-metro-line-one?lang=en

プロジェクト概要

目的: 交通渋滞と大気汚染を解消

期待される成果: 36万人／日の輸送力を持つ公共交通システムを導入し、年間1,400万ドルのコスト削減と1,800人の雇用を創出。76万人の通勤時間を短縮し、大気汚染を緩和。

融資額: 2億500万米ドル（円貨相当額：205億円）*

© Arne Hoel / World Bank

*1ドル=100円で換算

46

プロジェクト概要

目的: セルべ州の効率的水資源管理

期待される成果: 水質汚染・干ばつや洪水の頻発等の水資源問題を解決。

融資額: 7,028万米ドル（円貨相当額：70億2,800万円）*

ブラジル

セルジペ州水資源管理プロジェクト現状並びに問題点 ブラジルでは、慢性的な水不足・下水システムの欠如

による大都市での水質汚染・干ばつや洪水の頻発などにより深刻な水資源問題に直面。

特にセルジペ州では都市化により、水の供給不足や汚染等の様々な問題が頻発。

プロジェクト概要 環境に配慮しつつ、水資源管理体制の強化・土壌管理

・水質の改善の実施。 セルジペ川流域部における効率的かつ持続可能な水資

源活用を促進。

• 灌漑用水を活用して、土壌と水の保全・効率的な灌漑の活用を促すための基金を設立。

• 「政策決定」と「その実行」を司る部署や政府機関間の連携の強化。

• 関係者間での水資源関連の法規設定・水供給のサービスの管理・供給施設建設のプロジェクト管理・モニタリング・技術の共有を円滑に。

• 上下水道施設の拡張と良質な水の提供を目指し、住民の生活環境を改善。

• 水事業に対して明確な環境基準を導入し、水の利用効率を20%向上。水資源の総合的管理を統括する政府機関を設立。詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:

http://www.worldbank.org/projects/P112074/sergipe-water-project?lang=en

© World Bank

*1ドル=100円で換算

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ガボン: ジェンダーの平等（女性の社会進出促進）

投資促進及び競争力強化プロジェクト

現状並びに問題点 ガボンの経済規模は過去10年間に急激に拡大。 しかし、失業率は平均16パーセントと高止まり。 女性に厳しい労働環境。

• 給与労働者全体の女性の割合は29％と男性に大きく劣後。

• 逆に、賃金が支払われない家庭内労働や自営業等、雇用が不安定な労働者の63％が女性。

女性の失業率は27％と平均より極めて高い水準。 全体の20％を占める母子家庭の大半が厳しい貧困。

プロジェクト概要 国内事業への投資の促進と新たな産業を育成するガボン

政府の取組みを支援。 事業への投資環境を改善し、中小企業の成長を促進。 ビジネス環境のリフォーム、中小企業の経営の促進と女

性に対する職業訓練や就業機会を提供し、女性の雇用機会を拡大。

• 「女性ビジネスセンター」の設置： 女性の起業家を対象としたビジネス助言サービスやトレーニングを提供。

• より多くの女性がビジネスの機会を得られるよう中小企業への事業促進。

• ビジネス環境の支援を行うエージェンシーの設立や、インターネットやデータベースを活用した新たな事業や企業の登記の簡素化、金融サービスの改善。

• 特に女性や若者の起業を促進。詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P129267?lang=en

プロジェクト概要

目的:国内事業への投資の促進と新たな産業を育成し、女性の雇用を拡大。

期待される成果:2019年までに、新たな技術を身につけた2万5,500人（うち半数は女性）の新たな雇用創出。

融資額: 1,800万米ドル（円貨相当額:18億円）*

© World Bank

*1ドル=100円で換算

48

© Steve Harris/World Bank

現状並びに問題点

中国では何百万もの人々が農業を営む。

メタンガスの最大排出国である中国では、その50％が農業によるもの。

不適切な耕作による砂漠化、合成殺虫剤や肥料の大量使用、乏しい環境管理により環境悪化が深刻な問題。

プロジェクト概要

環境にやさしく持続可能な農業生産体制を実現。

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）: : http://www.worldbank.org/projects/P096556/eco-farming-project?lang=en&tab=overviewビデオ（英語）: http://www.youtube.com/watch?v=z1Obm7vmXqg&feature=player_embedded

プロジェクト概要

目的: 環境にやさしく持続可能な農業生産体制を実現。

成果:農村地区の生活水準の改善と年間800,000 - 1,000,000トンの二酸化炭素排出の削減を同時に実現。

融資額: １億2,000万米ドル（円貨相当額120億円相当）

中国

中国農村におけるエコプロジェクト

© World Bank

*1ドル=100円で換算

• 40万-50万世帯が、畜産業で発生したメタンガスをリサイクルして、暖房・照明・調理等の生活エネルギーに活用。

• これにより石炭や薪の燃焼も削減。

• プロジェクト実施エリアにおける年間800,000 - 1,000,000トンの二酸化炭素排出の削減に成功。

• 衛生的で安全な農地の管理。

49

© World Bank

現状並びに問題点

中国都市部における大気汚染は極めて深刻な問題。

温室効果ガス排出を削減は中国にとって最重要の国家課題の一つ。

プロジェクト概要 電力事業会社に対して、太陽光発電事業が十分に採算が

取れることを示すことが重要。

詳しくはこちらをご覧ください（英文）: http://www.worldbank.org/projects/P127723/sao-paolo-transport-climate-change-disaster-risk-management?lang=enビデオ（英語）: https://www.youtube.com/watch?v=PlUoLlzEyKM

プロジェクト概要

目的:中国都市部における大気汚染の緩和

成果:北京の1000の学校等の屋上に太陽光パネルを設置。65万人の子供たちが通う学校等に電力供給。年間消費電力の15％に相当。年間89,590トンの二酸化炭素排出削減効果。

融資額: １億２千万米ドル（円貨相当額 約120億円）

中国北京：太陽光パネル拡大プロジェクト(サンシャイン・スクール プロジェクト)

© World Bank

*1ドル=100円で換算• 世界銀行と中国政府は、北京の1,000もの学校とそ

の他の教育施設の屋上に自家発電用太陽光パネルを設置。

• 中国における太陽光発電事業としては最大規模。• 出力100メガワット級の太陽光パネルが導入され、

65万人の子供たちが通う1,000校に電力供給。• 最大出力では100,000キロワット／時の太陽光パネ

ルを学校の屋上に設置。年間消費電力の15％に相当。• 年間89,590トンの二酸化炭素排出削減効果。

50

現状並びに問題点

コロンビアの人口の約75％は都市部に居住し、大半が公共交通機関を利用。

しかし公共交通機関は、交通渋滞・事故や高犯罪率、コロンビアの炭素排出量の62％を占める汚染物質の排出等の問題を抱える。

ボゴタ市のバス高速輸送システム（トランスミレニオ）では、効率性と利便性を高め、省エネと汚染物質排出の大幅な削減に成功。

プロジェクト概要 世界銀行はコロンビア政府と共同で国家都市交通プログラ

ムを支援。

詳しくはこちらをご覧ください（英文）: http://www.worldbank.org/projects/P117947/support-national-urban-transport-program-project?lang=enビデオ: http://www.youtube.com/watch?v=_HzUjAZvviU

プロジェクト概要

目的：大規模な都市交通の一層の効率化

期待される成果: 新たに5都市で安全で快適な通勤環境と汚染物質の派出を削減。

融資額: 3億5,000万米ドル （円貨相当額 350億円相当）

（うち3億米ドルがトランスミレオ向け）

コロンビア

国家都市交通プログラム

© World Bank

*1ドル=100円で換算

• ボゴタ市の成功モデルを新たに５つの都市（バランキージャ、メデジン、ブカラマンガ、カルタヘナ、ペレイラ）に導入。

• 交通の効率性と利便性を高め、省燃料と汚染物質排出を削減。

• 平均通勤時間の短縮し、交通事故を削減。• 障害者向けの設備も導入。

51

インドネシア

サンゴ礁の保護・保全プロジェクト

現状並びに問題点 海洋生態系や生物多様性の保全にも繋がるサンゴ礁の持

続可能な管理が必要に。 特定地区及び5つの州におけるインドネシア固有のサン

ゴ生態系の保護・保全。 同時に、インドネシアの同５州の7地域の住民の生活の

保護も必要。

プロジェクト概要

政府による同保護地域における海洋生物資源の保存及び管理を支援。

「海洋保護地域」の漁業を制限しつつ、海洋資源が枯渇しない範囲内での漁業権も付与。

詳しくはこちらをご覧ください。（英文）:http://www.worldbank.org/projects/P127813/coral-reef-rehabilitation-management-program-phase-iii?lang=en

プロジェクト概要

目的: 保護地域における海洋生物資源の保存及び管理。

期待される成果: 自然環境保護と水産業収入の両立。

融資額: 4,738万米ドル（円貨相当額：47億3,800万円）*

© World Bank

*1ドル=100円で換算

• 水産資源を持続的に漁獲できる経済モデルを構築。

• 海洋保全地域を効率的に管理。

• 生態系を崩さない海洋資源管理。

• 計画的なサンゴ礁の分散。

• プロジェクトの管理、調整、教育体制の強化

• 地域社会毎の権利を尊重。

• プロジェクト実行中のモニタリングと実行後の評価を実施。

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現状並びに問題点

メキシコで消費されるエネルギーの80%は石油等の化石燃料から供給され、輸入に大きく依存。

住宅での電力消費量がメキシコの経済成長率よりも高い年率3.7%で増加。

家庭消費電力が国全体の電力の25％を占める。

旧型の家庭用空調機器と家電製品の電気消費量が非常に大きい。

プロジェクト概要 メキシコ政府が行う住宅地における省エネ対策プロ

グラムを支援。

• 45万8千個の白熱灯を蛍光灯に交換・190万個の旧型冷蔵庫・エアコンを新型の省エネ型に交換。

• 家庭の電気料を50-60%節約。• 二酸化炭素換算3,320,000トンのガス削減。• 累積エネルギー消費削減量10,000ギガワット

／時を達成。• 回収した家電器は分解しリサイクル。フロン

ガスも回収。• 世銀融資資金は、各家庭で節約された電気料

から回収。詳しくは以下をご覧下さい:http://www.worldbank.org/projects/P106424/efficient-lighting-appliances?lang=en

Photo: World Bank

プロジェクト概要

目的: 環境に配慮した持続可能なエネルギー供給

期待される成果：新しい省エネ家電を導入して温暖化ガス排出量を大幅に削減しつつ、生活水準も改善。

融資額: 2億5063万ドル （円貨相当額 約251億円相当）

*1ドル=100円で換算

メキシコ省エネ電球、電気製品普及プロジェクト

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Pricing Sources

Bloomberg IBRD <Govt> <Go> or IBRD <Go>;

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ウェブサイト www.seginsai.org

電話番号 03-3597-6729

Fax 03-3597-6695

Email seginsai@worldbank.org

住所 〒100-0011

東京都千代田区内幸町2-2-2

富国生命ビル10階

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Acknowledgements and Disclaimers

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世銀債途上国の持続可能な発展を支える投資