Empower3 ア ドバンス　 　 　 　 　 　 　 ト レーニングテキス ト

3471-J

日本ウォーターズ株式会社XEM3ADV0100

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目　次

第 1章 カスタムフィールド - - - - - - - - - - - - 1-1

作成画面へのアクセス - - - - - - - - - - - 1-2カスタムサンプル識別子の作成 - - - - - - - - 1-6カスタムデータベース結果の作成 - - - - - - - 1-14カスタムフィールド編集画面 - - - - - - - - - 1-21

第 2 章 ビューフィルタ - - - - - - - - - - - - - - 2-1

ビューフィルタとは？ - - - - - - - - - - - 2-2ビューフィルタの編集 - - - - - - - - - - - - 2-3

第 3 章 サマリーレポートメソッド - - - - - - - - - 3-1

編集画面へのアクセス - - - - - - - - - - - 3-2Defaults のレポートメソッド - - - - - - - - 3-4サマリーレポートの作成 - - - - - - - - - - 3-5レポートメソッドの保存 - - - - - - - - - - 3-16

第 4 章 Appendix - - - - - - - - - - - - - - - - - 4-1

カスタムフィールドの概要 - - - - - - - - - 4-2計算式の指針 - - - - - - - - - - - - - - - 4-10サンプル毎に補正係数を設定 - - - - - - - - 4-16成分毎に補正係数を設定 - - - - - - - - - - 4-19サンプル並びに成分毎に補正係数を設定 - - - - 4-21定量計算で使うカスタムフィールド - - - - - 4-24面積再現性（% RSD）の自動判定 - - - - - - - 4-32クロマトグラムの演算（解析専用サンプルセット）4-38類縁物質の定量 - - - - - - - - - - - - - - 4-45レポートへのフィールドの追加 - - - - - - - 4-56ヘッダー /フッターの編集 - - - - - - - - - 4-58サマリーレポートを分析と解析モードで使う - 4-59クロマトグラムサマリー - - - - - - - - - - 4-61繰り返し再現性レポート - - - - - - - - - - 4-68複数検出器データのサマリーレポート - - - - 4-77

Empower3 　 ア ド バン ス

Empower3 　 ア ド バン ス

第 1 章 カス タ ムフ ィ ール ド

XEM3ADV0

この章ではカ ス タ ム フ ィ ール ド の作成方法を下記の 5 つの例でご紹介し ます。 この章の前に Appendix4-2 ページの 「カ ス タ ム フ ィ ール ド の概要」 をご参照下さい。

･ ロ ッ ト 番号 ( カ ス タ ムサンプル識別子 )

･ 分析担当者 ( カ ス タ ムサンプル識別子 )

･ 合計濃度 ( カス タ ムデータベース結果 )

･ 補正濃度 ( カス タ ムデータベース結果 )

･ 濃度比 ( カ ス タ ムデータベース結果 )

100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-1

カス タ ムフ ィ ール ド

1. 作成画面へのア ク セスカ ス タ ム フ ィ ール ド は｢シ ステムの管理｣画面で設定し ます。 プロ ジ ェ ク ト 単位で作成する ため、 他のプロ ジ ェ ク ト へは影響し ません。 作成時または作成後、 他のプロ ジ ェク ト へコ ピーする こ と もでき ます。

注意 ： 作成時、 プロジ ェ ク ト は閉じ ておきます ( 分析や解析を行っている場合は、 終了後にプロジ ェ ク ト を閉じ て下記の操作を行って く だ さい )。

1.1 　 Empower3 へのロ グ イ ン （プロ フ ェ ッ シ ョ ナルイ ン ターフ ェース）

□デス ク ト ッ プ上の Empower3 Login シ ョ ー ト カ ッ ト をダブルク リ ッ ク し、Empower3 ログ イ ン画面を表示し ます。

図 1.

□ユーザー名 （例 ： system）、 パス ワード （例 ： manager） を入力し ます。

□ 「詳細」 ボ タ ン を ク リ ッ ク し、 許可されているユーザーイ ン ターフ ェース欄で 「プロ フ ェ ッ シ ョ ナル」 を選択し ます。

□ 「OK」 を ク リ ッ ク し て ロ グ イ ン し ます。

図 2.

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-2

作成画面へのア ク セス

1.2 　 カ ス タ ムフ ィ ール ド作成画面へのア ク セス

□ Empower3 プロ フ ェ ッ シ ョ ナル画面の 「システムの管理」 を ク リ ッ ク し ます。

図 3.

システム管理画面が表示されます。

図 4. システム管理画面

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-3

カス タ ムフ ィ ール ド

□カ ス タ ム フ ィ ール ド を作成するプロ ジ ェ ク ト 行で右ク リ ッ ク し、 ｢プロパテ ィ ｣を選択し ます。

図 5.

プロ ジェ ク ト のプロパテ ィ 画面が表示されます。

□ [ カ ス タ ムフ ィ ール ド ] タブを ク リ ッ ク し ます。

□ ［新規作成］ を ク リ ッ ク し ます。

図 6. プロ ジェ ク ト のプロパテ ィ 画面 [ カ ス タ ム フ ィ ール ド ] タブ

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-4

作成画面へのア ク セス

カ ス タ ムフ ィ ール ド新規作成ウ ィ ザード にア ク セス し ます。

ウ ィ ザード の指示に従って、 カ ス タ ム フ ィ ール ド を作成する こ と が出来ます。

図 7. カ ス タ ム フ ィ ール ド新規作成ウ ィ ザード

フィールドの種類作成する カ ス タ ム フ ィ ール ド の種類を設定し ます。 こ こ で選択さ れた種類に よ って、Empower3 上のどのテーブルに表示されるかが決定し ます。 詳細は Appendix4-8 ページの 「カス タ ムフ ィ ール ド 作成後の確認」 をご参照下さい。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-5

カス タ ムフ ィ ール ド

2. カス タ ムサンプル識別子の作成こ こ では、 2 つの例で作成手順を紹介し ます。

･ ロ ッ ト 番号 ( キーボード入力 ) - フ ィ ール ド の種類 「サンプル」

･ 分析担当者 ( 列挙型 )　 - フ ィ ール ド の種類 「サンプルセ ッ ト 」

2.1 　 ロ ッ ト 番号

図 8. データ と種類の選択

□ [ フ ィ ール ド の種類 ] 欄で [ サンプル ] を選択し ます。

☆フ ィ ール ド の種類

詳細は Appendix 4-2 ページの 「カス タ ムフ ィ ール ド の概要」 を参照

□ [ データの種類 ] 欄で [ テキス ト ] を選択し ます。

☆データの種類

整数 (0). 整数の記入項目 ( 小数部を含まない番号など )。

実数 (0,0). 浮動小数点数の記入項目 ( 小数部を含める一般の数値 )。

文字列 . 日本語 ・ 英数字の文字列。

日付 . 日付の記入項目。

プロジ ェ ク ト 画面に表示される ものと同じ書式で日付を入力し ます。日付書式のカス タ マイズは、 ｢コ ン ト ロールパネル｣を開き " 地域 " で設定し ます。

真偽型 . 入力元が計算の場合には真偽判定か ら生じ る結果を表示し ます。 入力元がキーボード、 外部の場合には真又は偽状態を表す 2 つの文字列を入力でき ます。

列挙型 . 入力元がキーボード / 外部の場合には、 大 999 の言い換えの文字列 （採用し たい値を列挙し た も の） を入力する こ と ができ ます。 入力元が計算の場合には、 真偽型関数の結果を列挙入力し ます。

□ [ 次へ ] を ク リ ッ ク し ます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-6

カス タ ムサンプル識別子の作成

図 9. 入力元の設定

□ [ データの入力元 ] 欄で [ キーボード ] を選択し ます。

☆データの入力元

キーボー ド 手入力する場合に選択し ます。

外部 . オプシ ョ ン機能です。

計算 . 計算機能を使用する場合に自動で選択されます。

入力元の設定画面で外部を選択し た場合、 Empower3 プ ログ ラ マーのツールキ ッ ト オプシ ョ ンを使っ てプログラムすれば、 外部 OLE ソースから カス タムサンプル識別子を作成する こ と もできます。 ツールキ ッ ト オプシ ョ ンの使い方の詳細は、 オン ラ イ ンヘルプをご参照 く だ さい。

☆データの入力を要求する

入力されなかった場合、 入力要求の メ ッ セージを出し ます。

☆既定値

このフ ィ ール ド に対し てのデフ ォル ト 値を登録でき ます。

□ [ 次へ ] を ク リ ッ ク し ます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-7

カス タ ムフ ィ ール ド

図 10. テキス ト パラ メ ータ

□フ ィ ール ド の 大入力文字数を設定し ます。

英数半角での文字数です。 日本語入力 ( 全角 ) の場合はその半分にな り ます。

□ [ 次へ ] を ク リ ッ ク し ます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-8

カス タ ムサンプル識別子の作成

図 11. 名前の入力

□ [ フ ィ ール ド名 ] に新規カ ス タ ムフ ィ ール ド の名前を入力し ます。

例 : ロ ッ ト 番号

フ ィ ールド名には任意の文字を使用できますが、 先頭の文字に数字は使用できません。 記号で使用できるのは、 下線 （_） だけです。

注意：Empower3 データベースの特定の用語の中には、Empower3 ソ フ ト ウ ェ ア専用に確保されている ものがあ り ます。 これらの用語はカス タムフ ィ ールド名に使用できません。

☆こ のフ ィ ール ド を作成するプロ ジェ ク ト

プロジ ェ ク ト . 現在作成し ているプロ ジェ ク ト のみに作成し ます。

複数のプロジ ェ ク ト . 複数のプロ ジェ ク ト にカ ス タ ム フ ィ ール ド を作成するには [ 複数のプロ ジェ ク ト ] を選択し ます。

□ [ 完了 ] を ク リ ッ ク し ます。

この と き、 下記の メ ッ セージが表示されますが、 [OK] を ク リ ッ ク し て下さい。

複数のプロジ ェ ク ト 内でのカス タムフ ィ ールドの作成を選んだ場合には、カス タムフ ィ ールド を保存するプロジ ェ ク ト の選択ダイアログボ ッ クスが表示されます。カス タムフ ィ ールドの保存先のプロジ ェ ク ト を選んでから、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-9

カス タ ムフ ィ ール ド

よりみち

カス タムフ ィ ールド作成後に他のプロジ ェ ク ト へコ ピーする場合

□コ ピー元のプロ ジェ ク ト を開き ます。

□ [ カ ス タ ムフ ィ ール ド ] タブを ク リ ッ ク し ます。

□コ ピーし たいカス タ ムフ ィ ール ド行を選択し ます。

複数ある場合は全て選択し ておきます。

□｢データベース｣ メ ニューから｢プロ ジェ ク ト にコ ピー｣を選択し ます。

図 12. プロ ジェ ク ト 間コ ピー

□コ ピー先のプロ ジェ ク ト 名を選択し、 [OK] を ク リ ッ ク し ます。

図 13. プロ ジェ ク ト の選択

コ ピーし たいプロジ ェ ク ト が複数ある場合は、 [Ctrl]+ ク リ ッ クで選択できます。

よりみちはおしまい

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-10

カス タ ムサンプル識別子の作成

2.2 　 分析担当者

図 14. データ と種類の選択

□ [ フ ィ ール ド の種類 ] 欄で [ サンプルセ ッ ト ] を選択し ます。

詳細は Appendix 4-2 ページの 「カス タ ムフ ィ ール ド の概要」 を参照

□ [ データの種類 ] 欄で [ 列挙型 ] を選択し ます。

詳細は 1-6 ページの 「☆データの種類」 を参照

□ [ 次へ ] を ク リ ッ ク し ます。

図 15. 入力元の設定

□ [ データの入力元 ] 欄で [ キーボード ] を選択し ます。

詳細は 1-7 ページの 「☆データの入力元」 を参照

□ [ 言い換えの種類 ] 欄は 「イ ンデッ ク ス」 （デフ ォル ト 設定） を選択し ます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-11

カス タ ムフ ィ ール ド

よりみち

「言い換えの種類」 は列挙型カス タ ムフ ィ ール ド が他のカ ス タ ム フ ィ ール ド の計算式中に引用される と き、 どのよ う に引用されるかを指定でき ます。

□ [ 次へ ] を ク リ ッ ク し ます。

図 16. 言い換えの定義テーブル

□必要な行数を追加し、 [ 言い換え ] 欄に リ ス ト 表示し たい項目名を入力し ます。

例 : 分析担当者名

☆言い換えの定義

値 . 0 から始ま る、 列挙データの番号

言い換え . 既定値は空白です。 入力されたデータ を リ ス ト 項目と し て表示し ます。

□ [ 次へ ] を ク リ ッ ク し ます。

イ ンデッ ク ス ： 言い換えの定義テーブルの 「値」 が引用されます。

文字列 ： 言い換えの定義テーブルの 「言い換え」 が文字列と し て引用され　 ます。

値 ： 言い換えの定義テーブルの 「言い換え」 が数値 と し て引用されま　 す （「言い換え」 欄には実数が入力されている必要があ り ます）。

フ ィ ール ド ： 言い換えの定義テーブルの 「言い換え」 がフ ィ ール ド名、 式、 ま　 たは文字列と し て引用されます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-12

カス タ ムサンプル識別子の作成

図 17. 名前の入力

□ [ フ ィ ール ド名 ] に新規カ ス タ ムフ ィ ール ド の名前を入力し ます。

例 : 分析担当者

詳細は 1-9 ページの図 11. 「名前の入力」 を参照

□ [ 完了 ] を ク リ ッ ク し ます。

2.3 　 カ ス タ ムサンプル識別子の確認

詳細は Appendix 4-8 ページの 「カス タ ムフ ィ ール ド 作成後の確認」 をご参照下さい。

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カス タ ムフ ィ ール ド

3. カス タ ムデータベース結果の作成こ こ では 3 つの例で作成手順を紹介し ます。

･ 合計濃度 ( 結果計算 ) 　 ク ロマ ト 中の全てのピーク濃度を合計し ます。

･ 補正濃度 ( ピーク内計算 )

各ピーク に同じ定数をかけます ( 例 : 単位を換算 [mg/L] → [μg/L])。

･ 濃度比 ( ピーク間計算 )

各ピーク濃度を指定ピーク濃度で割 り ます ( 例 : 濃度 / レ フ ァ レ ン ス ピーク [ 濃度 ])。

3.1 　 合計濃度

図 18. データ と種類のページ

□ [ フ ィ ール ド の種類 ] 欄で [ 結果 ] を選択し ます。

詳細は Appendix 4-2 ページの 「カス タ ムフ ィ ール ド の概要」 を参照

□ [ データの種類 ] 欄で [ 実数 ] を選択し ます。

詳細は 1-6 ページの 「☆データの種類」 を参照

□ ［次へ］ を ク リ ッ ク し ます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-14

カス タ ムデータベース結果の作成

図 19. 入力元の設定

□ [ データの入力元 ] で [ 計算 ] を ク リ ッ ク し ます。

詳細は 1-7 ページの 「☆データの入力元」 を参照

□ [ 検索順 ] は 「結果セ ッ ト から」 （デフ ォル ト 設定） を選択し ます。

詳細は 4-34 ページを参照

□ [ サンプルの種類 ][ ピークの種類 ] は 「全て」 （デフ ォル ト 設定） を選択し ます。

☆サンプルの種類

全て . すべての試料の種類 （標準試料、 未知試料、 およびコ ン ト ロール試料） について計算されます。

標準試料のみ . 標準試料から生成される結果についてのみ計算されます。

☆ピーク の種類

全て . すべてのピークの種類 （同定ピーク、 グループピーク、 および未同定ピーク） について計算されます。

同定ピークのみ . 同定された名前つきのピーク についてのみ計算されます。

☆未検出ピーク

チェ ッ ク ボ ッ ク ス を選択する と、 未検出ピークの計算を実行し ます。

□ ［次へ］ を ク リ ッ ク し ます。

よりみち

★ピーク の種類・ 同定ピーク　 成分テーブル （解析 メ ソ ッ ド の [ 成分 ] タブ） で設定され、 検出 / 同定されたピーク・ 未同定ピーク　 成分テーブル （解析 メ ソ ッ ド の [ 成分 ] タブ） に設定されず、 検出されたピーク・ 未検出ピーク　 成分テーブル （解析 メ ソ ッ ド の [ 成分 ] タブ） で設定され、 検出されなかったピーク

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-15

カス タ ムフ ィ ール ド

図 20. 式の入力

□計算式を作成し ます。 　 例 :SUM( 濃度 )

下部の [ フ ィ ール ド ] 及び [ 演算子 ] の リ ス ト 項目をダブルク リ ッ ク し、 上部のスペースに式を組み立てます。 も し く はキーボード から入力し ます。

式から記入項目を削除する必要があ る場合は、削除する情報を選択し てから [Del] キーを押し ます。計算式の指針は、Appendix 4-10 ページの「計算式の指針」 をご参照下さい。

□ ［次へ］ を ク リ ッ ク し ます。

式の中に不適切な構文が入っ ている と、警告メ ッ セージが出されて問題がある とい う こ とを知らせます。 このよ う な場合、 [OK] を ク リ ッ ク し て式のエ ラーを訂正し ます ( 例 ： かっこの使用、 方程式の論理を確認 etc.)。 式が適切なものになるまで繰り返し ます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-16

カス タ ムデータベース結果の作成

図 21. 数値パラ メ ータ

□実数のデータの範囲を設定し ます。

☆ [ データの種類 ] が [ 実数 ] の場合

文字数 . 小数点以下を含めた全ての文字数

精度 . 小数点以下の桁数 ( 精度は入力の際の小数点以下の有効桁です。 精度を越えた桁は　 　 丸めが行われます。 入力でき る値は 0 ～ 14 です )。

☆ [ データの入力元 ] が [ キーボード ] の場合

小値 . 入力でき る数値の 小値

大値 . 入力でき る数値の 大値 ( 小値 ・ 大値を超えた場合エ ラーが表示されます )

□ [ 次へ ] を ク リ ッ ク し ます。

図 22. 名前の入力

□ [ フ ィ ール ド名 ] に新規カ ス タ ムフ ィ ール ド の名前を入力し ます。

例 : 合計濃度

詳細は 1-9 ページの図 11. 「名前の入力」 を参照

□ [ 完了 ] を ク リ ッ ク し ます。

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-17

カス タ ムフ ィ ール ド

3.2 　 補正濃度

以下の編集画面の設定を参考に、 ウ ィ ザード を使って作成し ます。

図 23.

フ ィ ール ド の種類 ： 　 ピーク

データの種類 ： 　 実数

データの入力元 ： 　 計算

フ ィ ール ド の計算式 ： 　 濃度 *1000 　 （数字は半角で、 キーボード から直接入力）

文字数 ： 　 12

精度 ： 　 3

名前 ： 　 補正濃度

下記の場合は Appendix をご参照下さい。

･ サンプル (1 つの取 り 込みデータ ) 毎に補正係数 ( 定数 ) が異なる場合

Appendix 4-16 ページの 「サンプル毎に補正係数を設定」 を参照

･ 成分毎に補正係数 ( 定数 ) が異なる場合

Appendix 4-19 ページの 「成分毎に補正係数を設定」 を参照

･ サンプル並びに成分毎に補正係数が異なる場合

Appendix 4-21 ページの 「サンプル並びに成分毎に補正係数を設定」 を参照

XEM3ADV0100 Empower3 ア ド バン ス 　 1-18

カス タ ムデータベース結果の作成

3.3 　 濃度比

ピーク間計算の場合は、 成分指定をする必要があ り ます。 成分指定用のフ ィ ール ド は[CCalRef1] または [CCompRef1 ～ 3] です。 実際の指定成分は " 解析 メ ソ ッ ド " の成分テーブルで登録し ます。 手順の概要は以下の とお り です。

① [CCalRef1] を計算式に含むカス タ ムフ ィ ール ド作成②解析 メ ソ ッ ド の [CCalRef1] に成分名を指定し保存③解析を実行

[CCalRef1] ： 全ピークにおいて参照するピークが同じ場合に使用し ます。[CCompRef1 ～ 3] ： 各ピークにおいて参照ピークが異なる場合に使用し ます。上記の代わり に、 カス タムフ ィ ールドの計算式に直接成分名を入力する こ と も可能です。

★カス タムフ ィ ールド の作成

以下の編集画面の設定を参考に、 ウ ィ ザード を使って作成し ます。

図 24.

フ ィ ール ド の種類 ： 　 ピーク

データの種類 ： 　 実数

データの入力元 ： 　 計算

フ ィ ール ド の計算式 ： 　 濃度 /CCalRef1[ 濃度 ] 　

文字数 ： 　 12

精度 ： 　 3

名前 ： 　 濃度比

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カス タ ムフ ィ ール ド

★解析メ ソ ッ ド の作成 / 編集

[CCalRef1] の成分を設定する ために解析 メ ソ ッ ド を作成または編集し ます。

□解析に用いる解析 メ ソ ッ ド の編集画面で、 成分タブを開き ます。

□ CCalRef1 の欄で参照させたい成分名を ド ロ ッ プダウ ン リ ス ト から選択し、 解析 メ 　　 ソ ッ ド を上書き保存し ます。

図 25. 解析 メ ソ ッ ド 編集画面、 成分タブ

下記の場合は Appendix をご参照下さい。

･ 成分毎に指定成分が異な る場合

Appendix 4-12 ページの 「異な る ピーク間での計算」 を参照

CCalRef1 の使い方については、 4-14 ページを参照

CCompRef1 ～ 3 の使い方については、 4-15 ページを参照

3.4 　 カ ス タ ムデータベース結果の確認

詳細は Appendix 4-8 ページの 「カス タ ムフ ィ ール ド 作成後の確認」 をご参照下さい。

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カス タ ムフ ィ ール ド編集画面

4. カス タ ムフ ィ ール ド編集画面既存のカ ス タ ム フ ィ ール ド の詳細を確認 し た り 編集を し た り する場合は、 カ ス タ ムフ ィ ール ド編集画面を使用し ます。

□ 1-3 ページの 「カス タ ムフ ィ ール ド 作成画面へのア ク セス」 の手順に従い、プロ ジェク ト のプロパテ ィ 画面でカス タ ムフ ィ ール ド タブを開き ます。

図 26. プロ ジェ ク ト のプロパテ ィ 画面 [ カス タ ムフ ィ ール ド ] タブ

□詳細を確認し たい、 も し く は編集し たいカ ス タ ム フ ィ ール ド の行を選択し、 「編集」ボタ ンを ク リ ッ ク し ます。

図 27.

カ ス タ ム フ ィ ール ド の編集画面が表示 さ れます。 カ ス タ ム フ ィ ール ド 新規作成ウ ィザード で設定し た内容を 1 つの画面で確認する こ と ができ ます。

カ ス タ ム フ ィ ール ド の名前、 計算式などの編集が可能です。 式を編集する場合は 「式の編集」 ボタ ンを ク リ ッ ク し て く だ さい。

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カス タ ムフ ィ ール ド

よりみち

標準で作成されている カス タ ム フ ィ ール ド の編集

標準では以下の 6 種類のカス タ ムフ ィ ール ド があ り ます。サンプル重量 ・ サンプル名 ・ レベル値 MVM ・ 希釈率 ・ カ ラ ムシ リ アル番号 ・ カ ラ ム名

例） カ ラ ム名の編集 （カ ラ ムシ リ アル番号も同様の手順です）

図 28.

例） サンプル名の編集

図 29.

サンプル重量 ・ 希釈率フ ィ ール ド の使用 ・ 編集方法については、 Appendix4-24 ページの 「定量計算で使 う カ ス タ ムフ ィ ール ド」 をご参照 く ださ い。

必要ないカ ラム名を削除

手持ちのカ ラム名を登録

フ ィ ールド名を変更

大入力文字数を変更

デフ ォル ト 値を変更

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