釧 路 水 託 だ よ り

カナYのサケ ･マス1■的LJA始

巻 所 管

○シシャモ漁況予想

今年の漁期前PI重の結果から

oシシャモは何時どのように乾したら良いか

○水貫検査用の採水について

oサバの体脂肪について

昭和 45年 9月

北海道立釧路水産試験場

巻

頭

言場

長

福

原

昧

このたび'沸須ii知事

を団衣とする北海玉7ラスカ提訴視集団

に書加を合

せられ'*!+kJnだTO文

京を後に的

l■朋の予定でフエ十-.ハンクス'鹿北

のノースr(tL-ブ及びアンカレッジ'ジユノJ

シトカの各地や公式払悶し､

tqとして水産'

杯事

'鞍手等

について牧場の羊人書と親

しく想放し､その後

的

一〇EZZWに且

つて7ラスカのジユノIと'ワシントン州シャトル'及びカ

ナ〆

のメンタ

ー.ハIにおいて主として水産の行政'研究

哉3及び水産会牡を

括れ'北米太平洋岸の弘暮書けセ現♯+暮すろ#金を与えられたか'今回の

視索内壬に当り挿康の兄上をtいた苛の池田水産鉢長及び水産庁松下調査研

究帝長'並びに米

EI大便87トキンソソ氏に対し

心から盛皆の士を衣するも

のである｡

幸い'今回の視察車重に当

っては的二ケ月余りの余裕があったので､その

間鹿力米甲

カナ〆の水雀朋保育料を文集すると共に､水産庁及び兼良大便

竹に佐原し､現地の隻入れ体*の元旦を期しiJのである｡その甲斐あって現

地

では非骨に便宜を打らつて暮き'視蕪叫丑の日的な充分具す.)とが出来特

たこと七両EElの純係舌の方々に心から名相している｡周知

のように米Egの漁

*tは近年

r<O-

一九〇万･-ンではげ平書状恐き不しておりtEEl別ではベ

ルI､8本､申tZI'ソ主'′ルウ

エーに次いで世界粛六位の水鶏けなして'

太平洋ぬたのウエートは坤大の頼向にあると育ってよい｡

近年'米qkおける水産物の●人はとrtに多-なっており'その大串分は

エビであも｡

一方､水産の加工品については収蔵品は鼓鼓し'缶伝は★狂い

冷水島は急速に伸びているとのことで'例えはォヒ卓ク等を喜

冷tの上カ

ッ',hクLtt子レン･･Lの中に

IO-1TO分入れてNけは旺ぐ喰ぺられるよ

うなものが非音に歓迎されている

上うである｡

大油田が発見されたからで

往年のT]-ルドラッシュにも瓜たものセ怨わせ

る｡しかし'この大書兼も自然を疎生するスポーツ狩X着の人々に上って､

野生鹿の移動を阻害するものだとLtd烈な反対に負っている｡A)のため石

油の.I,イプライソが市政出来ず､四千人もの失兼者で州政府は非骨に困って

いた｡

北

米(アラスカ'ワシント

ン州及びカナダ)における水産の未利用賛否は

極めて上bで､その代兼的なも

のにエッソ'クLltブワイガ-I.

エビ'アブ

クツノ.ずノ､サン7号が上げられ'これらをど

d

上JHな方法で今後E発利用

するかが北海屯の大きなt旬の

一つと･Aすえる｡こ

れ等の甘煮状丑と'その

見遺しKついては為せながら蝿枚

の粥係でここでー王制よする.

7ラスカは色々なキ京がtJで'そのE菟利用は日大の圭

の的であるがt

Lかしここで充分考えなければならないことは､アメリカ益井政府の法幹に

上って他EElの労f着せアラスカへ入国させることが出来ないことである｡t

LJt7ラスカは人口がtNめて希kで'従い労■人口も少な-､#er金である

から7ラスカで事典な行-9合有千金と､物価高を充分折井に入れないと失

敗を招く恐れが多分にあると号える｡

またtEZl大人は過当競争なし過ぎろきらいがあると言われている｡玉子や､

子もちrLソブがそのいい例で'今まで現地で捨てられていたものがEZ]太Fの

甘

い畑り托上って

l斗美大な価gIにつり上

ったものである｡これらは｡主

だ

けしか利用しないものだから'もつと日i<甥の伍姑珂隻があつてもよいと考

えられる｡このことは'アラスカ方面の書事を今後日東が利用する9台'充

分領土しなければ

ならない益i<的な間書だと考えていろ｡

また､アノリカ政府は従来から利用しているサケ'

マス､オヒRク､

マグ

F'カニ､t

tビt等の書抜な水産物の他に､丘丸その他の幹事セ★料として

利用するA.)とセJ!串的に集息しているが'現ttEの米Eel長の水産物に対する申

好や'労f肴の高書全､乱J護

糖及び!<瓜の巷

書から曲集し､その急速な

渇展はむずかLJヽ

このことはこれらの甘煮七十iな女林として利用してい

るb太にとって'接に好や合なことだと言わなければならない｡

圏

+

･i

rPシシャモ漁

況予想

-今年の漁

期前調査の結果から-

漁業資源部

坂本寿

勝

今年もまたγツ

ヤモ漁の手筋がやって来T4

したが､沿岸イカ

漁があまク思わしくあpi

せんでしたので､沿岸執事

の方々がシシャモ

札にかける期待は大き_Sものと思われ

tす.

当功では毎年九月に用船叫査船を使用して

釧郎～広尾海城の漁期前調査を行なって'漁

況を予想してかクーす｡今年も夢

二新

発丸で

九月八日～九月二六日鞘重点三二点の明圭を

実施しま

したので､得られた治具と予想を述

I(てみます｡

シシャモ漁連tは'釧路川系､十才川系と

も､昭和三六年の卓也的な発生年板群に支え

られ､昭和三<年にはそれtでの低水準を大

きく上回る漁獲があク､その徒変化はあクつ

つも比較的有S水草で札止空▲は持続され

てお

クます｡しかし'昨年は過去二ヶ年の漁錐を

下回旦

二九年～eI〇年春鹿Q漁獲となってお

ク'

当時の漁

耕技

術や'汲止募

力士tと比戟

するとel四年の低下は受源水準の着るしS波

JllA'/I/Jr1年Jq､井■別■Jtt

＼ノ ブ-'＼LIEJトー1-I_p-●･-.■■川■■･-■十■川■

少を反映しているものと思われTLす｡

一方十

勝川系の漁獲+は四

一年から四三年まで増加

の俸向を示しましたが､昨年は釧鞍川東同棲

沸少してかクますDLかし減少の度合は釧松

川果上ク

も少なく〓妬昏辞のまとをつてかク

ます｡以上のように四四年は両系統群とも漁

牡tは叔少しJPしたが､今年はどうでしょう

第1面

に調査点別の

1引縞当ク漁獲i･U年令

別雌撲別の個体数出現事を示しました｡AJの

時期は産卵前期にあたクますので､昨年の分

布様式と比故すると今

年の予想がある程度可

能となクーす｡これにユタTJすと'昨年同様

五〇～

六〇米の水床帯で

の分布は丙系鼓群と

も

与られ

す'水探一〇-二〇兼帯の分布も同

様を伊向ですので昨

年並の

水車が予想ttJれま

す｡･pた釧路川系の阿寒川周辺の水深

一〇米

-二〇兼帯で四五K～

一五〇Kの分布が

みら

れ･pナので'魚群

の沿岸密

集が早いことが伺

われflす.この群の#成は二年魚が主体です

が三年魚の出現も四～

l七tR毎度みられiナ

ので'初沢肋は群行

動の早い三年魚が主体と

なることが予想ttl九T-すが､昨年Q三年魚の

出現事

三七tRと比較すると少h儀と食ってお

♪Tlすので､漁期中盤から後半にかけては水

床二〇～三〇兼帯に分布する二年魚が漁獲の

中心

とをク

そうです｡搭体的には三年魚の漁

獲は昨年

を下回ク､

二年魚の漁杜は昨年

JJ上

回ると考えられ

.1す｡

十勝川系は大坪押水床二

〇米Iu丑似川水深

一〇米で高い分布がみられ

､この群の三年魚

の

出現率は

一四tR～五七年と釧

路川禾上ク書

く､釧緒川系同様

初漁期～中盤にかけては三

年魚が漁鍵の主体となク

そうで'tも多S上

クです｡しかし二〇米以来には二年

魚を主体

とする辞が分布してかクますので中盤以降の

漁獲は二年魚が中心となることが伺われます｡

次に標本扶集で得られた魚体の判定結果を

述べ

てみます｡昨年の年令叫

雌雄別体長組

成を第三図に､今年の冶巣を第四囲に示しま

した｡これ

に上ると釧路川系.Q二年

魚雌は平

均体長二

･18平均熱度

(生殖盛宴丑/体重)

こ

て

七で昨年の平均体長

11･八仇平均熟

度

1七

･四と比較しますと体長はやや小型で

熟度はやや遵くれて卦e毒

す〇二年魚雄は平

均体長

二

･三成､平均熱度五

･〇､で昨年

上ク小型で熱度も遅れておptす

｡また三年

魚唯は､平均体長

二二･六6､平均熱度九

･

二､で昨年の平均熱度

1七

･四と比較し･pナ

と苦るLS遵-れとなpT1す｡三年魚漣は'

平均体長

二二･九E､平均熱度六

･〇

で昨年

Q体長上et約

le小型で熟度は蛮力

がない上

うです｡

)方十勝川系では､二年魚雌の平均

体長

二

･六伽､平均熱堅

一八･五で昨年と

比収しますと体長はやや小型ですが'如緒川

系とは反対に熱度は苦るしく進ん

でかクます｡

二年魚椎の平均体長

二

･<伽､平均熱度六

･六で昨年上ク魚体は小型です｡また三年魚

の畦は平均体長

二二･六伽､平均熟度三七

･

<て二年魚同様熱度は進んでかそPtす｡三年

魚椎の平均体長は

二二･九er平均熟度六

･

七で昨年よク魚体は

一皿小型です｡

以上のように'釧路川系と十勝川系は質的な

連いがみられ､釧路川系の堆雄の熱度は昨年

よ♪連れてかク魚体も小型ですが､十勝川系

の雌は昨年エ♪熱度は進んでか少'堆はやや

遵くれています｡このことは反面両系統群に

分けた仮脱の正し卓

をこ不してSることにもな

ク

ます｡

以上Q上う

に今年の漁触助調査結果を述べ

士したが､このことから今年のツツヤモ漁の

予想をまとめてケーナ｡釧路川系

の漁獲4Hは

卓越的発生年概群はみられす昨年並かやや上

回る春慶て

初漁期は大型三年魚が汲雄の対

象となクーすが､盛汲潮は二年魚が主体とを

クそうで､型が変わる段階で汲雄壮

一時切れ

そうです｡ニ奉

魚の河川

へのそ上は早いが二

年魚のそ上は昨年の

11月

1七上ク選くれそ

うです｡十勝川系の軌棲丑も昨年春慶かやや

上回クそうです｡初漁期はやは旦

二年魚が主

体となクそうです｡しかしL妄

魚の漁獲は釧

路川釆上ク早く､十勝川沿岸海域

(の密集も

早まるものと思われます.

シシャモは何時

どのように乾したら良

いか

-質

十月の声を開き道東地方も.Sよhエ秋色を

沸くしてtSptやがて禾枯Lが吹き名産

ク

ツヤモの盛漁期を迎える季節となクました｡

例年のことではあクflすが'この時期にな

ると

ワ

ッヤモを上手に乾す方法を具体的に

知らせてはLS｣と云う､聞合せが多くな

っ

てまい♪ます｡そこで今回は

γγヤモ毛並品

のつく夕方を中心にその要点を解

説しながら

間に答

えて-

加

工部

相

沢

悟

か潤らせ致し.lすので参考

托し

てSたたきた

いと思.Stす｡

シシャモ乾鉄のH等､手巌は御未知のこと

～は息.Stすが､川原科魚の選択へ何洗淋し

て表面のゼラチン文を除去する｡HEZZ)的忙応

じた塩味をつける｡臼.目的に応じた毛皮迄乾

す､の四点が中心となクiすがこのうち洗淑

女除いた三点が質点となってtSpiナので

この点につSて考えて見ることにしましよう｡

先づ第1点の辰科魚の選択

屯艮魚原料を選択する尺度は色々あ

クます

がこの葛合､魚体の脂肪iと腹の中にある餌

のiが間宮となClます｡

かつて九月頃漁鼓されたシシャモを乾放し

て東京方面

へ出荷したところ油

シソヤ毛と云

うことで不評JJかつたことがあクー

す｡

シソヤモモ成分的に分解してみTlナと､水

分､脂肪分､蛋白質､灰分に分けられyJすが

今かクに生の時十帝の滑肪

を

含んだ

ツγヤモ

モ長銀したとしますと､四成分のうち乾珠に

上って蒸発するのは水分だけですので'乾し

上った時には蒸発した水分の重さだけがまク

相対的に聴肪の壬は約三十弟にも遵する訳

で

この庸肪が色々変化してシソ

ヤモの質を低落

させる原因となってき+1す｡

そこでシシャモの胎肪の丑は時籾的忙どの

上うに

変化し

て行くのかを的'(て見.･ナと､

春から盛ん忙中を牲べ体の脂肪

分も増して行

き九月

一杯位迄は魚体毛玉の十再内外が稜き

十月上旬からは除々Kその丑が叔ク出して､

十

1月上旬に至って

一定になク四車内外に落

ちつきます｡滑肪の暮だけか

ら判断しTlすと､

十月上旬から適当であると云えーすが､この

時籾のものでは･pだ腹の中にある餌のlHが多

く､菟洪中にAJの僻が消化して腹肉が溶け

て

横腹に札があいたク､腹須脂肪の酸化が息

汝

に進んだクして余

ク良いものとは云えません｡

しからばすぼク何時のものが良いかと云う

ことになぞpす

が､胎肪のtが

-定になク､

何

のtが少-なる時､つま♪調査捨果からし

て十

一月三日以降のものが最適であると云え

･pす｡然し十

一月三日以前であつても

l日並

の生毛鼓

で消文する分にはさしつかえはあク

flせん｡このように先づ原料の特性を連絡K

握把Liす｡

次に施塩の丑と電鉄度合の関係をどの上う

にしたら上Sかと云うことについて考えてみ

･plす｡塩の土の多い方が乾鉄中の巷変が少な

くてナケーナ｡然しシシャモは魚のなかでも参

味の布類

に人々Pすので塩辛くてば意味があ

CT.･せん｡

一枚に昔々が好む塩味は二

･五-

三弟とされてStす｡この塩味をつけるた

め

それぞれの乾換度合に合せて塩の土を決定し

なければなpiせん｡

乾捷辞合

は普通'生乾へ半乾､本宅の三良

博に別けるととができ､生乾は更に

1日乾し

と二日乾しがあクこれは味が

一番上h駅です

が貯まが効きま

せん｡半乾'本乾は貯我は幼

くが味が生花晶に比'(て余クエくなS等Q蒋

散を持っています｡

毛魚群合と施塩の朗係

Kつきまして次の現

車缶用S九は'おのおの

乾撫度合に網和した

塩味をつけるととがで

きます｡

日生乾のうち

1日乾しの場合は洗淋後のシ

シャモ壬生に対して三車の施塩をする｡但し

乾

集する日が冊天又は丑クでも且のある日で

あク'tで且がなく余ク良く菟かない日に宅

す

と想定されるgi合は､三

･五東とする｡

r生乾のうち二日乾しの場合は二

･五弟｡

余クエく乾かをSと想定される壌合は1I亨とする｡

肖半乾にする場合は二再

的

本乾にする場合は

一･五¢

半乾'

不乾の場合は施塩のiが非常

に少h

ので冊か■クでも嵐のある日が挨く日JJ選定

しなければ晶質に悪S形0を与えます｡AJの

点菟魚積があれば品質管理が容易にでき息.i

為クの製品を得る事ができる釈ですが吃洗練

を使う葛合は温肝を摂氏三十度以下にする必

要があクーす｡この上クに処せすれば各丘珠

段階ととにQt枢塩分が二

･五tR-三tRKをク

Sづ九も手ころを塩味とモクま

す｡

尚施塩時間は<～十二時間が適当でしょう｡

水質検査用の採水について

増

殖

部

角

田

富

男

点近､湖沼や池などて奉魚を計画したク､

Y.た兼魚地でttJかなが死んだためK用水

の分

析をしてほしいと云つて検査水を持って来ら

れる方があpJPすが､採水の方法や､それを

持ってくるまでの取ク扱い方が悪いと､せっ

かくの検査水が役に

立たないことが時々あク

fJす｡それで水の採夕方その他について､次

のtB柄に注意して下

さるようお巌SLます｡

1採

水時の妃埠

扶水する時はその年月日､時刻､天候､気

温

(さらにできれば

一両日前の降雨の有無や

状況

-

暮雨だつたか､小雨だったかなど)

を妃

Qtすることが†切です｡

之水温の沸定

採水時には必ずその現場で水色を刺

クーす｡

水転の郁ク方は､ます容器

(バケツな

ど)で

水を汲み

上げたらそれを捨てると云うように

二回托どくク長した後､さらにもう

T庶汲み

上げます｡

これは容器の温度を水の温度と同

じ忙して測定中に水温が変化するのを防ぐた

めです｡水愚計

(温度計)を水に入れたら.･l

くかき回し､40-OL.0秒ぐらSた

って､温辞が

安定したところ

で配みと少ます｡この時に球

状部

(水銀tたは丁ルコ

ール潜)

だ

けでなく

鞍管部も水中に差し込み水銀

(丁ルn-〟)

の昇った上端がわずかに水面上に出てSる状

態で'眼のrtさKあげ､夫正面

から

目盛を耽

みます｡その際はEZE盛の

上川ま

でuZ)刺して

璽

肋

は糾､朋などのように｡･Iの位tでEEd.-す｡

また況みとる時に水温計を水から出して空気

にさらしながら見ると正しい測温ができtせ

んから､せったSにこのような利ク万はヤめ

てはしいものです｡

3疎

水

水温を計

った水は水温計でかき･pぜてSる

ために空気中の酸素が余分に蒸け込んでおク

ますので､必ず捨てて､扶水用には改めて汲

ます｡たとえば1度刻みの水温計で

み上げます｡瓶は前もって洗剤でよく洗った

後､十分に水洗いしてきれいにしたものを用

3､

一㌧

二度採水する水で上くすナSでから

気泡を生じをSlうに､瓶を掃けて解かに注

入します｡水は瓶の口から溢れるまで

一杯に

入れます｡つぎに同じ水でよく洗った栓をL

tす｡栓はコルクか､ビニールなどをかぶせ

てTT▲籍でしっかクと封をし.･す｡新関爪を

丸めてねじこむエうなことはせったhKいけ

TLせん｡河川水のェうに流れのある時は､錐

九の方向に沿って水を追うよう忙しですくS

取ると泡立たず忙正しい採水ができ1す｡扶

水土は

一地点あたク

ーリットルぐらS

(ビー

ル瓶で二本)あれば普通は十分です｡

採水地点は､兼魚地などでは入水ロと出水

口の二個所は最少限必要で､さらに他の面耕

距挺､殻餌場､遊泳域など､SろSろQ条件

を考慮して敢点から採水LT.す｡iた水深の

深い地点

(おおよそ二仇以上)では表月だけ

でなく底Gtも採

る上う忙し'五爪以上ではさ

ら忙中ttも加えた三価の採水も必要です｡帝

に下JEに瀬水の沈入があるをどのように上下

届で水質

の異なる･Jとがある朝沼では

一～二

mLJとの挟水をせねはなりiせん｡この

ため

には'

｢中層採水器｣を使用すれば容

易に採

水するととができ寸.すが'

一般Kは次の上う

な工夫をして採水.P･AFiす｡

底におもクを釣した瓶に紐をつけて水中

に

沈め

Tlす｡瓶の口にはあ

らかじめ亀をし､

こ

れにも紐をつけておき

Pす｡採水する深さに

下

した徒､壕につSて.Sる紐を穿く引くと栓

がはずれてその深さの水が入るので､それを

ゆつ-ク引き上げれば良いわけです｡亀の良

く合うもの'しめぐあいなどに手加戒が必事

でし上う｡

4保管とま撫

採取した水はtgちK運ぶのが

l番良Sわけ

です｡何かの都合で運搬できをt(時は'冷酷

節

(但し凍抵しなS所)に保有すれば

1日等

廉は上ろしいですが､

二日以上経過したもの

は水質を正しく知ることがで･pをSことが多

Sので､改めて採水しなかすようにし.pす｡

サバ

の体脂肪について

道東沖のサ.ハ漁は好粥なうち

に九月三十日

をもって糸了したが､とくに釧路港には昨年

の

二

万二千-/を大巾に上顎る

〓

ハ万四千

-/が陸揚げされ

連日浜を荘わした｡道東沖

に停

泳しているこの頃のサ.ハは善部枚動物性

プランターンなどの何科を求めての相姦なの

で伸がのつて美味とされている｡しかしスす

I-当初から二七～二<血の小型群が主体で

冷凍などに向けら

れる中､大型群がニー三〇

年春慶で食用向け上クも魚粉向に処理

され

た

加

工

部

のが蒋敬である｡

中'大型辞は塩サバ'′サバ'頼朝晶など

と魚体の隻Qt～で利用されているが､今年

の上クに漁横の中心になった小サバの食品と

しての利用は缶話の外は不充分であるのtJ､

兵務の活用や､夏場の正賓対象魚としての見

地から対熊が鞍-京せれてSる｡北海道とし

てはスケ-ウタラの処理対熊を壬点に拭倹し

全国的には主として東北の名水坑が中心とな

って赤肉魚のねク水晶化'冷凍ナク身として

サ･ハ'サン

マを対象

に拭験研究が進められて

きた実情か

ら､道東地蛾の小す.ハK関しては

その帯要を開発するJJ云う試みは後手に増つ

ている感がある｡と-K近年苦るしく陸上の

背面施設

(冷武庫

)が増襲されたにも拘らず

小サバなるが故に加工素材として利用出来な

いことは全国的伸向であるとは云え執事基地

としてはまきを間質を有してSる｡従って当

部においても多鉄也魚類の近代的食品として

の加工技術開発を計る'(-試食JJすすめると

と忙して.Sる｡

ヶ魚肉

として利用化を計る際に､魚体に含t

●

九る脂

肪のJHが関連

あるLt

1た､魚肥の

到達の際に魚油の歩留クを知る上にも､また

冷凍す.ハとして初の試

みとして西

ドイツにSF

出TU九海外市場内名に大きな肋侍がかけられ

ているその寄手として'す.ハの含油土に崩す

る照会が非常に多かつたことから､これらに

輔する折重な行い､当Sで発行の漁況速報に

t部だ載したが'今後の文科として'次にそ

のGEfをまとめてみるAJとに

した｡

昭和二五年に日本海､太平洋のサバ旋網漁

qLが王事汲毛として‡きくクt]-ズ丁ツ7し

た時に通水式において,P昭和二五

･六年の両

年度

にわたって塩鼓

･缶詰Q晶質の改善就農

と体脂肪か上びど-

･･ン<を粥査し

｢サバ利

用武験報告｣として報告されてhるがその後

一連のR.童は中止されて報告が少ない｡これ

からの魚を知る上からも参考として当時のサバ

と比軟をしてみるAJと托した｡

則定した拭料

七月八日から九月二<日に釧路港に陸揚げ

された旋約漁船のサバ缶用Sた｡す.ハは頭部

を除いたのち三枚に卸し､稚内帝をフィレー

歩留クとした｡tた扶4:は朔定日の魚体血成

の中

心的モードの中から任意に抽出をして

休

脂肪と

l般分析を行

つたが'

拭科の魚歴は

第

一表の適クである｡七月中･tJJ.;二七九㌧八月

は二<皿が主群で巴ホ辞も相加し九月に入つ

弟 1包 件tK対するJl丘内Ji肪tt比羊

(体長平均26_8-2H cTOtの)

粥斡書写 ih兼 E) 沌定足放 対 t A の 魚 件 フィレ一歩旬 S･捌 あC.晶禦鼓 )9 a,J､～i*一品I 一5.7,8 lO Z l.y 乙t)t}_3(265-305) i.I+⊥ 64.一

2 I, 7_16 10 27.1 262.3(222-301) 13_1 64.6

3 〝 7.22 10 27,8 299_9(193-415) 13.7 61̂

4 〝 8.4 6 26.7 272.0(223-SOD) 14.3 599

5 〝 8. 4 4 29.0 363.5(311-440) 14.9 62l)

6 " 8.l8 10 30.0 374.2(295-489) 13.7 625

7 〝 9.8 10 28,8 .329.8(273-417) 13.7 63.2

8 Jr 9. 8 lO 33.1 573.9(486-691) 15.7 64.一

9 ′ 9.28 5 27_4 276.4(243-302) 13,I 60一

10 x 9.28 5 30,4 418.6(362-458) 14,9 65.1

サバ試料

第

1

表

てから二<

～三三印へと担虚が粕々甚同して

Sる｡漁期

間の二六～〓<仇のものの休まに

対する腹腔門脂肪壬

土の占める割合を一不ナと

第

f図の通力で､七月上旬の汲籾の初めは〇

･)五弟であ

ったが中旬頃から

一･二tRと最

盛

籾に向

つて増加し肥満度の故値からも規うこ

と

が出来

るが'

これは魚体の混入比に上っ

て多少個体差を生するものと考える｡

フィレー部の

l般分析について

恭

一表

に示した3i科の水分､租脂肪､全皇

乗を判定

した捨兼を第一l表に示した｡

塩瀬肪の測定には村内をチコツ.ハー忙かけて

均

lKナクつぶしたのもへノッ

ク

スレI牌肪

抽出器で

エーテル抽出を行なった括兼と'二

十五年の測定はと鞘で税水した後7七-/で

抽出する方法を行なってSるので+比較する意

味で丙法につSて行なったものである｡エーテ

ル抽出法

をみると'

腹腔門の脂肪の増加に

ともなって魚体Q体脂肪の含有峯も比例して

増加する園係がみられる｡7七トン抽出法は

邦定上の取差を生じ易.Sためか若干

不同を数

値とエーテル法に比べて低い値を二亦した｡

七月二〇日漁獲の四〇-四二αの大型魚の

粗糖肪は

〓I･九弟に

実利きれ､AJの時の小

型魚が二五

･〇tR､小型の肥*したものはH

五

･二歩に比

'(て租盾肪は少な.S｡小型のも

7 イ L/一 部 分 の 一 般 分 析 表

屯 脂 肪

エーテル抽出法アセトン抽出法

全 魚 体 の 一 般 分 析 結 果

▲ 書月 日 休 長a 件 五g 思 沸皮 水 分i 也 JB 肪 全 窒 兼現物中〆 鵬 中〆 現物中年 無水物中〆

45.8/13 27.6 283 13.5 53.28 29_02 62.1 2.53 5.41

I .&.28 28.0 341 15_5 52.69 29.38 62,1 2.50 5.28

28.6 338 14_4 50.22 32.70 65.7 2.44 4.90

30.6 425 14.8 54.82 26.一2 58.5 2.57 5.70

3P_8 450 15.4 52_28 29.85 62.5 2.48 5.21

33.2 470 12,8 61.38 17.60 45.6 2.98 7.73

のは七月

上旬頃

から脂がのってくるが'大型

は<月下

旬頃から増加する悌向は昭和

二五年

の調査

と近似してSた｡

全魚体からの体鵜肪淵定結果に

ついて

骨'

内gtも含め

た全魚体

の

l尾ままから

の

頗肪の測定は'

チヨγ.ハⅠで細挫しても試料

が均

lK混和さ

れにく

S｡

1尾

のflゝ

空缶に

肉たし

毒を巷締めてから八封庶八〇

分加圧蒸

兼をして骨や頭部

の軟化を計ク'

内容物

を均

1K播ホ

して混和

してから

エーテ

ル抽出法

で

測定する方法を捉用した｡その結果は第

三表

竺

不ナ通クであ

る｡

雌'連判

や肥満肝に上

って個体差は.+ら

れる

が､<月下句の時点では主群をなして.sら二

八

q台のものは

一l九

･二<

～三二

･七〇弟

の

含油輩

を

不し､三〇～

三三

仇台

の体長

のも

の

は

一七

二

ハ○瀦-

二九

･<五感

と低い値を

亦

した｡従

って

水分､全皇兼主にかS

では二<

血合

のもの上ク稚

々tih値

を示して

hる｡

全魚体

庸肪の含有tは乱切の初期に少なく､

腹腔内済肪土

の増加す

る中期以降

には比例し

て多くをることが低められている

が'体長別

に上る差､すなわち年令群別の脂肪

のの夕方

はそ

の年

の感嘆

Kよっても左右ttl九るので今

故さらに調査をして稚度を高めたSと考

えて

いる｡

む

す

ぴ

す.ハの利用加工を行ってSく際の背景とし

て'今年の悌向につSて予備A.圭を行なった

結果を術4であるが報告する次第です｡

亨

畏れ

t

◇

衰親の写夫は､句点が丁ラスカ軽辞視索

旅行で鎌形してきたもので'カナダのサケ､

マス曳鳥的♪執事は代表的な沿岸漁等の

lつ

です｡これはマストに立てられてSる拝を両

舷に張って曳航するもので､船尾に与えるの

が耗リールである｡

◇

今夏は釧路水式も外壷は

ヤクで'場長が

北海道アラスカ経済祝祭EE)に

参加して約半月

間丁ラスカ'カナダへワッ

ソーン州を歴訪し

て北米太平洋岸の漁辛書付

を視察粥査して九

月下旬に舟庁した｡またへ汲孝女溌部中山は'

日ソ取手集約に基づ-ソ連在東地方漁qE硯集

団に参加して八月下旬から四十EZZ仰'カヲ7

㌧

百カム地方の執事を視察し､同じく執事

4(味わ内藤は'沿海州ナホ-力布で開催ttJ九

た日ソ科学技術協力計面に基づ-サンマ払同

研究会領

に出席し'それぞれ十月上旬'九月

下旬に椅庁した｡

北

太平洋における漁等東海をめぐる国際競

合はますylナ汝しくなっているし､ソ連､米

国'カナダの漁等動向は､対面する速兼漁辛

にと

つてはtとクわけ正大な関心事である｡

墳会を改めて栢

介したいと考えています｡

◇

道東も秋深くシγヤモのシーズンJJ迎え

たので､その漁況予想

と加工慨っhて

の解脱

を砲戦した｡

王以降Q漁では､葬念ながらスルメイカが

予想外の不漁であるが'サバが兼官Q大漁で

低迷を続けたサンマもようやく回復のきざし

をみせ､道東では

前年の三倍近い水揚げがあ

った｡

別段の水揚げtは､前年

に引続Sて全国

l

聞達_Sなしという明るS見通しである｡

これからは'海も荒れ'寒さも日を追って

推しくなクます｡航海の安全と大漁をお前ク

J･P.+'

釧持

水

抗

だ

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り

窮

Rl.早

発

行

月

日

特集発行人

発

行

所

印

刷

所

昭和575年_0月24日

相

原

統

釧路市浜町

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釧路水産拭故旬

釧路掠合印崩株式会社