高知県の少子化の現状について（1/2）

本県の出生数は、1975年（昭和50年）の11,773人から2018年（平成30年）には4,559人に減少している。また合計特殊出生率は、2009年（平成21年）の1.29を底に緩やかな回復傾向にあり、2018年（平成30年）は1.48となっている。

本県は、1990年（平成２年）に全国の都道府県で初めて死亡数が出生数を上回る自然減となった。全国の人口が初めて自然減となったのは2005年（平成17年）であり、本県は全国に15年先行している。

人口自然増減数

出生数・合計特殊出生率の推移

679,294

401,280

264,925

195,638 228,894

200,331 171,476

108,659 82,119

-21,266 8,224

2,462 -386 -1,022 -1,931 -1,754 -1,376 -1,637 -2,288 -2,500

-3,203 -2,912 -4,000

0

4,000

8,000

12,000

16,000

-200,000

0

200,000

400,000

600,000

800,000

S60 H2 H7 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18

全国

高知県 高知県が15年先行

出典：厚生労働省「人口動態調査」・高知県「人口移動調査」

（人）

出典：厚生労働省「人口動態調査」

11,773 9,378 9,350 7,182

6,939 6,811

5,916 5,518

5,054 4,779 4,838

4,559

1.91

1.64 1.81

1.54 1.51 1.45

1.32 1.42 1.51 1.47

1.56 1.48

1.91

1.75 1.76

1.54 1.42

1.36 1.26

1.39

1.45 1.44 1.43 1.42

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

10,000

11,000

12,000

13,000

S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H28 H29 H30（年）

出生数(高知県)

合計特殊出生率(高知県)

合計特殊出生率(全国)

資料：厚生労働省

（人）

出典：厚生労働省「人口動態調査」

出典：国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」

高知県の少子化の現状について（2/2）

本県の50歳時の未婚割合は、上昇を続けており、2015年（平成27年）で男性が24.82%と４人に１人、女性が16.48%と６人に１人が、50歳時点で未婚となっている。

本県の平均初婚年齢は、30歳前後で推移しており、2018年（平成30年）は、男性が30.8歳、女性が29.4歳となっている。また、第１子出生時の母親の平均年齢も、高止まりの傾向にあり、2018年においては、30.2歳となっている。

平均初婚年齢と第1子出産時の母の平均年齢の推移

50歳時の未婚割合の推移

（歳）

1.77

1.65 2.00 3.18

6.88

14.76

22.13

24.82

1.46 1.26 1.70

2.60

5.57

12.57

20.14

23.37

1.31

1.91 3.49

4.27

5.02

7.38

12.40

16.48

1.35 1.87 3.33

4.45

4.33

5.82

10.61

14.06

0.00

5.00

10.00

15.00

20.00

25.00

S25 S35 S45 S55 H2 H12 H22 H27

高知県（男性）

全国（男性）

高知県（女性）

全国（女性）

（％）

出典：厚生労働省「人口動態調査」

28.1 28.2

29.5

30.3

31.3 30.9 30.9 30.8

26.0

26.7

27.9

28.7

29.7 29.4 29.4

29.4

27.0

27.6

28.6

29.3

30.0 30.2 30.4

30.2

22

24

26

28

30

32

H7 H12 H17 H22 H27 H28 H29 H30

男性初婚年齢

女性初婚年齢

第1子出産時の母の平均年齢