今さら聞けない!? oracle入門...2010/09/15 · 今さら聞けない!?oracle入門...
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今さら聞けない!? Oracle入門
Oracle Direct Seminar
日本オラクル株式会社
Copyright© 2010, Oracle. All rights reserved. 2
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Agenda
• Oracle Databaseの概要
• Oracleインスタンスの管理
• Oracleデータベース・ファイルの管理
• Oracle Databaseの運用ポイント
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Agenda
• Oracle Databaseの概要• Oracle Databaseとは
• Oracle Databaseへのアクセス
• Oracle Databaseの構成要素
• Oracle Databaseの配置例
• Oracleインスタンスの管理
• Oracleデータベース・ファイルの管理
• Oracle Databaseの運用ポイント
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Oracle Databaseとは
• データを格納・管理する仕組み(ソフトウェア)Relational Database Management System(RDBMS)
クライアント
Oracle Database
データを「表」形式で格納
ディスク
クライアントからのリクエストに従って、データを検索、変更
SQL
結果
クライアントはSQL文を実行して処理をリクエスト
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Oracle DatabaseへのアクセスOracle Databaseのクライアント
Oracle Database
SQL
アプリケーション
SQL*Plus
SQL Developer
Oracle標準のSQL実行ツール
クライアント
アプリケーションサーバ
• SQL実行ツール:SQL*Plus SQL Developer
• アプリケーション:Java、.Net等
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Oracle Databaseへのアクセス接続の仕組み
ユーザープロセス
サーバープロセス
Oracle Database
接続
リスナープロセス
orcl=(DESCRIPTION =
(ADDRESS = (PROTOCOL=tcp
(HOST = ホスト名)
(PORT = 1521))
(CONNECT_DATA = (SID=ORCL))
)
接続設定ファイルORACLE_HOME¥network¥admin¥
TNSNAMES.ORA
Connect ユーザ名/パスワード@orcl
クライアント
Tnsnames.oraファイルデータベースへの接続情報を記述した設定ファイル
データベースへの接続情報に名前を付けて保存
リスナーデータベースへの接続リクエストをと受けるプロセス
SQL Developer
• クライアントは接続するデータベースの情報を設定ファイルに記述
• 接続時には、リスナーを経由してデータベースに接続
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SQL
アプリケーション
SQL*Plus
SQL Developer
Oracle標準のSQL実行ツール
クライアント
アプリケーションサーバ
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Oracle Databaseへのアクセス接続の確立
サーバ・プロセス
サーバ・プロセス
サーバ・プロセス
Oracle Database
接続
処理実行(検索・更新)
リスナープロセス
• リスナーは、処理を実行するサーバ・プロセスを起動
• サーバ・プロセスは、ユーザごとに起動し、処理を実行
ユーザープロセス
ユーザープロセス
ユーザープロセス
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Oracle Databaseの構成要素インスタンスとデータベース
Oracle Database
メモリ
プロセス群
Oracleインスタンスインスタンスにつける名前=インスタンス識別子(SID)例:orcl
• Oracle Databaseの構成要素
• Oracleインスタンス(メモリ+プロセス群)
• Oracleデータベース(ファイル群)
ファイル群
データの格納先
キャッシュ→検索・更新
読み込み 書き込み
OracleデータベースOracleデータベースにつける名前=DB_NAME
例:orcl
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Oracle
ソフトウェアファイル
Oracle Databaseの配置例一つの物理サーバ複数のデータベースを配置
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Oracle Database OE
メモリ
プロセス群
ファイル群
Oracle Database HR
メモリ
プロセス群
ファイル群
• Oracle Databaseの配置例
• 一つの物理サーバ上に複数のOracle Databaseを作成可能
• 各Oracle DatabaseはSID+DB_NAME(サービス名)で識別
Database OE
SID=oe
DB_NAME=oe
Database HR
SID=hr
DB_NAME=hr
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Oracle Databaseの配置例Real Application Clusters
• Oracle Databaseの配置例
• 複数の物理サーバ(ノード)にまたがるActive-Activeのクラスタ構成Real Application Clusters
Oracle
ソフトウェアファイル
メモリ
プロセス群
ファイル群
Database SALES
SID=sales1
DB_NAME=sales
Oracle
ソフトウェアファイル
メモリ
プロセス群
Database SALES
SID=sales2
サーバ
ストレージ
Oracle Database SALES
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Agenda
• Oracle Databaseの概要
• Oracleインスタンスの管理• プロセスの種類
• メモリの種類
• データベース内の処理の流れ
• Oracleデータベース・ファイルの管理
• Oracle Databaseの運用ポイント
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Oracleデータベースの構成要素Oracleインスタンス
Oracle Database
メモリ
プロセス群
Oracle
インスタンス
Oracle
データベース
• データベースの構成要素
• Oracleインスタンス(メモリ+プロセス群)
• Oracleデータベース(ファイル群)
ファイル群
データを操作するOracleの「エンジン」部分データを検索、更新する際に必要なメモリ領域+書き込みなどを行うプロセス群
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PGA
Oracleインスタンスのプロセスサーバ・プロセスとバックグラウンド・プロセス
メモリ
Oracle
インスタンス
• Oracleデータベースで起動するプロセス
• ユーザーからリクエストされたSQL処理を行うサーバー・プロセス(フォアグラウンド・プロセス)
• 内部作業をするためのプロセス群(バックグラウンド・プロセス)
ユーザープロセス
サーバープロセス
接続
ユーザーごとに起動され、ユーザーからリクエストされた処理を実行(フォアグラウンド・プロセス)
PGA PGA PGA PGA PGA
バックグラウンド・プロセス
ユーザーの処理とは非同期に内部作業を行うプロセス群
Oracle Database
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OracleインスタンスのメモリSGAとPGA
SGA
Oracle
インスタンス
• Oracleデータベースの使用するメモリ
• プロセスが共有して使うメモリ領域:システム・グローバル領域(SGA)
• プロセスが個別に使用するメモリ:プログラム・グローバル領域(PGA)
ユーザープロセス
接続データなどをキャッシュ
→検索・更新
PGA
サーバープロセス
PGA PGA PGA PGA PGA
PMON SMON DBWn CKPT LGWR
Oracle Database
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Oracleインスタンスのメモリシステム・グローバル領域(SGA)
SGA
• プロセスが共有して使うことのできる情報をキャッシュ
• 一度実行したSQL文の解析のための情報と、実行計画
• 検索・更新などで使用される表データや索引データのキャッシュ
• データベースに対する変更履歴 など
ユーザープロセス
接続
PGA
サーバープロセス
PGA PGA PGA PGA PGA
共有プール データベース・バッファ・キャッシュ
REDOログ・バッファ
Javaプール
ラージ・プール
SQL文解析情報実行計画
検索対象データ・ブロック 変更履歴
PMON SMON DBWn CKPT LGWR
Oracle Database
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Oracleインスタンスのメモリプログラム・グローバル領域(PGA)
SGA
• プロセスに対するデータと制御情報を含む、プロセスごとのメモリ領域
• サーバー・プロセス:起動時にサーバープロセスごとに割り当てられ、処理に必要な情報をキャッシュされる
• バックグラウンド・プロセス:プロセス毎に独自のPGAが割り当てられる
ユーザープロセス
接続
PGA
サーバープロセス
PGA PGA PGA PGA PGA
共有プール データベース・バッファ・キャッシュ
REDOログ・バッファ
Javaプール
ラージ・プール
検索対象データ・ブロック 変更履歴
SQL文解析情報実行計画
PMON SMON DBWn CKPT LGWR
Oracle Database
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データベース内の処理の流れクライアント処理
クライアント
ユーザープロセス
A
サーバープロセス
変更履歴A→B
共有プール データベース・バッファ・キャッシュ
REDOログ・バッファ
SELECT A
FROM 表1
UPDATE 表1A→B
A
変更前データ
データ・ファイル・ユーザーが利用するデータ・情報管理用のデータ(ディクショナリ)
データディクショナリ
データ・ファイル 制御ファイル ファイルREDOログ・
実行計画
SQL文解析情報 AB
Oracle Database
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データベース内の処理の流れ内部処理
クライアント
ユーザープロセス
データ・ファイル 制御ファイル ファイル
A
サーバープロセス
A→B
ログライター
共有プール データベース・バッファ・キャッシュ
REDOログ・バッファ
COMMIT
チェックポイント
B
DB
ライター
A
A 変更履歴A→B
B実行計画
SQL文解析情報
A
変更前データ
制御ファイル・メモリ上の変更をいつファイルに反映したか(チェックポイント)・他の物理ファイルの場所
REDOログ・ファイル・データベースで行われた変更履歴(DML,DDL処理)を格納・障害からの復旧に使用
データ・ファイル・ユーザーが利用するデータ・情報管理用のデータ(ディクショナリ)
REDOログ・
Oracle Database
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メモリの割り当て設定Oracle Enterprise Managerからのメモリの設定例
• Oracle Enterprise Managerからのメモリ設定
• メモリサイズの設定
• アドバイザ画面からの最適値の確認メモリの最適値をグラフでアドバイス
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【補足】バックグラウンド・プロセスの詳細
データベース・ライター(DBWR)
データベース・バッファ・キャッシュ上で更新されたデータを定期的にデータ・ファイルに書き込む
ログ・ライター(LGWR)
REDOログ・バッファ上のREDOログ・エントリを定期的にREDO
ログ・ファイルに書き込む(COMMIT時など)
チェックポイント(CKPT)
チェックポイント発生時に制御ファイルやデータ・ファイルのヘッダを更新し、同期をとる
システム・モニター(SMON)
インスタンス障害後、再起動の際に自動的にインスタンス・リカバリを行う
プロセス・モニターPMON
サーバ・プロセスの監視を行い、ユーザー・プロセス障害時にクリーンアップを行う(ロックの開放、ロールバックなど)
SGA
PMON SMON DBWn CKPT LGWR
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【補足】SGAコンポーネントの詳細
データベース・バッファ・キャッシュ
データベースから取得されたデータ・ブロック(表、索引など)をキャッシュする領域
REDOログ・バッファ ディスク(REDOログ・ファイル)に書き込むまでREDO情報をキャッシュ(インスタンス・リカバリに使用)する領域
共有プール 一度実行されたSQL文の解析に使うデータや実行計画、およびユーザー間で共有できる様々な構造をキャッシュする領域
ラージ・プール(オプション)
特定の大きなプロセス(Oracleバックアップおよびリカバリ操作、I/Oサーバー・プロセスなど)が使用できるオプション領域
Javaプール(オプション)
データベース内でJavaを実行する場合に使用するオプション領域(JVM内のすべてのセッション固有のJavaコードおよびデータ)
SGA
共有プール データベース・バッファ・キャッシュ
REDOログ・バッファ
Javaプール
ラージ・プール
SQL文実行計画
検索対象データ・ブロック 変更履歴
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【補足】サーバー・プロセスのPGAの詳細
セッション情報 セッションに対するユーザーの権限に関する情報
カーソル状態 セッションで使用している様々なカーソルの処理段階を示す
スタック空間 セッション変数が入っている空間
ソート領域 データのソート処理に使用
ユーザープロセス
接続
PGA
サーバープロセス
SGA
共有プール データベース・バッファ・キャッシュ
REDOログ・バッファ
Javaプール
ラージ・プール
ユーザープロセス
接続
PGA
サーバープロセス
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Agenda
• Oracle Databaseの概要
• Oracleインスタンスの管理
• Oracleデータベース・ファイルの管理• データ・ファイル
• 制御ファイル
• REDOログ・ファイル
• その他のファイル
• Oracle Databaseの運用ポイント
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Oracleデータベースの構成要素Oracleデータベース
メモリ
プロセス群
Oracle
インスタンス
Oracle
データベース
• データベースの構成要素
• Oracleインスタンス(メモリ+プロセス群)
• Oracleデータベース(ファイル群)
ファイル群
データの格納先データの種類によって、いくつかのファイル群が存在
Oracle Database
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Oracleデータベースのファイル群中心となる3つのファイル
メモリ
• データ・ファイル:ユーザーが利用するデータ(表など)を格納( 通常、規模によって複数のファイルに分けて格納)
• 制御ファイル:制御情報を格納
• REDOログ・ファイル:変更履歴(DML,DDLなど)を格納
• その他
PGA PGA PGA PGA PGA
バックグラウンド・プロセス
データ・ファイル 制御ファイルREDOログ・ファイル
初期化パラメータ・ファイル
ファイル
アラート・ログファイル
アーカイブ・ログ
Oracle Database
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表領域2表領域1
データ・ファイルと表領域
• データ・ファイル• データを物理的に格納したファイル。
• 表領域• データの論理的な管理単位。1つ以上のデータファイルで構成される。
• データファイルのサイズや数を増やすことができる。
emp表 dept表
・・・・・・
データファイルA データファイルB
sales表
・・・・・・
データファイルC
人事系 会計系
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データ・ファイルの管理データベースの必須表領域
• データベースが動作するために、内部的に使用する表領域
• SYSTEM:内部表(データ・ディクショナリ)などを格納する表領域
• SYSAUX:オプションの機能が使用するデータを格納する内部使用領域
• USERS:ユーザー表用に用意されているデフォルト表領域
• TEMP:ソートなどで一時的に使用するデータを置く表領域
• UNDO:データの変更(DML)時、変更前データを置く表領域
ユーザープロセス
USERS 制御ファイルREDOログ・ファイル
A 変更履歴A→BB A
共有プール DBバッファ・キャッシュ
REDOログ・バッファ
BUNDO
ASYSTEMTEMP
データ・
サーバープロセス
DBWn
SYSAUX
ディスク・ソート
実行計画
SQL文解析情報
ディクショナリ
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制御ファイル制御ファイルの特徴
制御ファイル
データベース情報:データベース名、識別子…
データ・ファイル情報: 表領域と対応するデータ・ファイルの名前と場所、現在の状態…
REDOログ・ファイル情報: REDOログ・ファイルの名前と場所最新のREDOログ・ファイルの情報アーカイブ情報…
その他:チェックポイント情報、バックアップ情報
• データベースの構造に関する情報を格納
• 多重化をすることが推奨
• 各ファイルを異なるディスクに配置
• 推奨3、最大8の多重化が可能
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REDOログ・ファイルREDOログ・ファイルの特徴
REDOログ・ファイル
データに加えられた変更をすべて記録
REDOログ・エントリ
更新1 旧データ → 新データ
更新2 旧データ → 新データ
Commit
• データベースへの変更情報(DML,DDL)を記録
• 書き込みタイミング
• COMMIT時
• REDOログ・バッファが一杯になった場合
• データベース・ライターが書き込む前 など
• 障害時の復旧に使用
• 循環運用される
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【補足】その他のデータベース・ファイル初期化パラメータ アーカイブ アラート・ログ・ファイル
初期化パラメータ・ファイル Oracleインスタンスの構成(メモリ、プロセスなど)を記述したファイル
データベースが起動する際に読み込み、記述されたパラメータ設定を元にインスタンスを起動
アーカイブ・ログ・ファイル REDOログ・ファイルのコピーREDOログ・ファイルの変更履歴を永続的に格納し、リカバリに使用する場合に必要
アラート・ログ・ファイル Oracleが稼動中に出力する様々な情報・発生するすべての内部エラー・データベースの起動と停止、表領域の追加、削除などの管理作業・起動時の初期化パラメータ(デフォルト値以外に設定されたもの)
初期化パラメータ・ファイル
アラート・ログファイル
アーカイブ・ログファイル
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Agenda
• Oracle Databaseの概要
• Oracleインスタンスの管理
• Oracleデータベース・ファイルの管理
• Oracle Databaseの運用ポイント• 起動と停止、ステータス管理
• 領域監視
• 性能監視
• 障害対策(バックアップ)
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Oracle Databaseの運用監視ツール Oracle Enterprise Manager
• Oracle Database 10g以降、標準で構成されるOracle Databaseの運用管理ツール
• 2種類の管理タイプ
• Database Control
• 単一のOracle Database を管理
• Grid Control
• 複数のオラクル製品、アプリケーション、ホスト、ストレージ、ネットワーク機器等を統合管理
• データベースとは別の専用のメディアから別筐体にインストールして利用
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Oracle Databaseの運用ポイント
• 起動と停止、ステータス管理
• 領域監視
• 性能監視
• 障害対策(バックアップ)
DB Control DB ControlDB Control
管理リポジトリ
管理サーバ
Grid Control
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Oracle Databaseの運用ポイントOracle Databaseの起動と停止
• データベースの起動・停止操作
• CPUやセッション数の確認
• データベースに発生した問題の検知
事前設定「しきい値」に基づき、データベースの問題を通知
データベースの状態確認や起動・停止
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Oracle Databaseの運用ポイント領域監視のポイント
• 領域監視のポイント
• 領域使用率
• 領域が不足すると、データ挿入時等にエラーが発生ORA-01653 表○○○を拡張できません
• 領域の断片化
• データの更新や削除を繰り返すと、領域が断片化
• パフォーマンスの低下や領域の消費などの問題を引き起こす
• データの偏り
• 特定の領域にデータが集中することにより、アクセス競合が発生
• パフォーマンスの低下を引き起こす
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Oracle Databaseの運用ポイント領域の監視とメンテナンス
• 領域の使用状況やメンテナンスが可能
表領域に関して、以下のような管理作業が可能・領域再作成のためのDDL文生成・領域の断片化診断・読み取り専用、オンライン/オフライン化・表領域の内容表示
表領域の使用率を確認
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Oracle Databaseの運用ポイント性能監視のポイント
• 性能監視のポイント
• 性能劣化、領域不足、障害等をいち早く検知し、問題が大きくなる前に対応する必要
• 性能問題の原因を切り分け、速やかに改善する必要
Oracle Server
ユーザープロセス
制御ファイル ファイル
A→B
共有プール データベース・バッファ・キャッシュ
REDOログ・バッファ
チェックポイント
A 変更履歴A→B
B実行計画
SQL文解析情報
A
変更前データ
REDOログ・データ・ファイル
AB
A
DB
ライターログライター
アプリケーションのSQL文の問題?
ディスクI/Oが遅い?
アクセスの集中?
メモリの利用効率は?
セッション数が多い?
解析結果の共有ができていない?
索引が使用されているか?
PGA
サーバープロセス
なるべく利用者に影響が出る前に、すばやく解決したい・・・
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Oracle Databaseの運用ポイント性能監視とチューニング
• パフォーマンスをグラフからリアルタイムに監視
• チューニング・アドバイザがチューニングすべき項目をアドバイス
パフォーマンス状態をリアルタイムに監視
問題のあるSQL文を特定し、改善アドバイスを取得
推奨項目•失効・欠落している 統計の収集•最適な索引の作成•SQL構文の改善•実行計画の改善(SQLプロファイル)
高負荷のSQL文
SQLチューニング・アドバイザ
SQL文を分析
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Oracle Databaseの運用ポイント障害対策のポイント
• 障害対策のポイント
• 障害に備えた構成
• 障害の影響を最小化するために、多重化などの対策をとる
• 定期的なバックアップの取得
• 復旧時間、復旧目的ポイントなどのリカバリ要件を考慮してバックアップ計画を検討
1時間以内に最新の状態にもどせるように
制御ファイル
REDOログファイル
制御ファイル
REDOログファイル
バックアップ
アーカイブログファイル
多重化したファイルは別ディスクに配置
データ・ファイル
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Oracle Databaseの運用ポイントバックアップ設定とバックアップのスケジューリング
• 環境に合わせてバックアップ・タイプやスケジュールを設定
環境に合わせてバックアップの設定•オンライン・バックアップ/オフライン・バックアップの選択•バックアップ保存先の設定•バックアップ保存期間の設定 等
データベース全体、領域ごとなどでバックアップを取得
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まとめ
• Oracle Databaseの概要
• Oracleインスタンスの管理
• Oracleデータベース・ファイルの管理
• Oracle Databaseの運用ポイント
内部構造を理解したうえで環境に合わせた管理・運用を検討。
ぜひ後続のセミナー資料もご覧ください!
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