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Oracle Enterprise Manager Ops Center 12c で始める次世代 Oracle Solaris 統合管理システムの構築

日本オラクル株式会社

プロダクト & パートナーソリューション本部

シニア・セールス・コンサルタント

佐藤和幸


以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。


Program Agenda

Oracle Solaris 11 概要

Oracle Enterprise Manager Ops Center 12c 概要

– Oracle Enterprise Manager Ops Center 12c とは？

– Oracle Enterprise Manager Ops Center 12c 機能紹介

– Ops Center 12c アーキテクチャの紹介

– Ops Center 12c のインストール要件


Oracle Solaris 11 ミッションクリティカルで培った技術とクラウドの融合

Solaris 11

企業アプリケーションのための高可用性を持つセキュアなプラットフォーム

予測的自己修復機能

ZFSによるデータ整合性

低オーバーヘッドのスナップショット

一貫した暗号化機能の提供

アプリケーション・クラスタリング

コンプライアンス・レポート作成

DTrace による可観測性の提供

大規模クラウドの管理

オーバーヘッドのないサーバ、ストレージ、ネットワークの仮想化

読み取り専用のゾーン環境

高速かつ安全を徹底したソフトウェアのライフサイクル管理

包括的クラウド管理ソリューションの提供


Oracle Solaris 11 3 つのキーメッセージ

エンタープライズ・アプリケー

ション向け No.1 UNIXTM

オラクル・デプロイメント

に最高のUNIXTM

クラウド基盤に最適な

UNIXTM

Oracle Solaris 11: 初の完全に仮想化されたOS仮想化によるコスト削減, 機敏性向上, IaaS

Web Tier

Application Tier

Database Tier

FinanceZone

HRZone

SalesZone

サーバ仮想化ネットワーク仮想化

ストレージ仮想化

Finance Dataset

HRDataset

SalesDataset

Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.8


Oracle Solaris 11: 初の完全に仮想化されたOS システムの仮想化機能による顧客ニーズに合わせたサーバ統合環境

Oracle Enterprise Manager Ops Center 12c カバー領域

Server

OS

App

Hypervisor

Dynamic Domains Oracle VM Server Solaris Zones Resource Manager

M-Series

T-Series

X-Series

M-Series

T-Series

X-Series

M-Series

T-Series

X-Series

Windows


選択可能なサーバー仮想化技術

用途に合わせ 2 つの方式を提供

単一OS(カーネル)

無償利用可能 (Solaris 8/9 Containers は有償)

複数 OS(カーネル) を搭載可能

無償利用可能

Solaris が動作する

すべてのシステム Oracle Solaris Zones

Solaris Trusted Extensions

Solaris 8 and 9 Containers on S10

Solaris 10 zones on S11

( SRM 含む )

T-Series Oracle VM for SPARC (旧称 Sun Logical Domains)

より細かく動的に

ハイパーバイザー型 Solaris Zones


異なるSolaris OS環境 (Solaris 11 or 10) を複数稼働可能

CPU、メモリ、I/O の動的再構成が可能

ライブマイグレーションが可能

Solaris Cluster との併用で HA 運用が可能

アプリケーションにはネイティブ OS との違いがわからない

仮想化によるオーバーヘッドを回避可能

Oracle VM Server for SPARC

選択可能なサーバー仮想化技術ハイパーバイザー型仮想化機能

SPARC T-Series Server

SPARC Hypervisor

Solaris11 Solaris10 Solaris11 Solaris10

SAP


稼働する Solaris OS インスタンスは 1 つ

Solaris 11 では Solaris 11 と 10 のゾーンを構成可能

Solaris 10 では Solaris 10 と Solaris 8 および 9 のゾーンを構成可能

ライブマイグレーションが不可

Solaris Cluster との併用で HA 運用可能

アプリケーションによってゾーンで動作できないものがある

仮想化によるオーバーヘッドはわずか

Solaris Zones

選択可能なサーバー仮想化技術 OS上で動作するOS仮想化機能

Solaris が動作するServer: SPARC/x86

Local

Zone

Local

Zone

Legacy

Solaris

Zone

Legacy

Solaris

Zone

Solaris 11 or 10 (Global Zone)

SAP


Oracle VM fo SPARC/x86 ベースのハイパーバイザー

Oracle Solaris 10 Oracle Solaris 11

Solaris 11 Zone

Solaris 10 Zone

Solaris 8 Zone

Solaris 9 Zone

Solaris 10 Zone

SPARC T-Series Server X-Series Server

システムとサーバー仮想化技術の融合 OVM for SPARC/x86 と Solaris Zones を組み合わせる

仮想化技術を組み合わせることで、相乗効果を得られる


"Solaris-as-a-Service" の事例

Solaris 11で構築された IaaS 型クラウド

– 内部の IT 及び外部のパブリッククラウドの顧客向け

40倍以上の統合比率を実現

– Solaris 11 に組み込まれた、システムの仮想化機能

Solaris ゾーンにてアプリケーション環境を実装

– ネットワークの仮想化機能による統合

追加コストの削減

– ネットワークサービスをホストに集約

物理 Ethernet スイッチ

… 顧客 1

Solaris Zone

顧客アプリケーション

顧客 2

Solaris Zone


顧客 3

Solaris Zone


Oracle x86, Oracle SPARC T and M series

Solaris 11 大域ゾーンには、

仮想スイッチ、ロードバランサ、

ファイアウォール機能が統合

40倍以上の統合比率を実現


Oracle Solaris 11.1 – Oracle OpenWorld 2012 にて発表

Oracle Solaris 11.1 で強化される機能の一部

W b Ti

Solaris 11, Solaris 11.1クラウド基盤のイノベーションを握る機能

セキュリティー Immutable Zones（読み取り専用Zone）

デプロイメントLinked Images ,ゾーンのパラレルアップデート、AI 統合、 IPS 統合、最小パッケージ構成

Web Tier

Application Tier

Database Tierパッケジ構成

ネットワーク仮想 NIC (VNICS), 自動 VNIC作成機能 (anet) , 帯域制御, 排他的 IP ゾーンがデフォルトに, ネットワークの可観測性, Infiniband の機能拡張, Data Center Bridging, Edge Virtual Bridging

ストレジゾーン上でのブート環境サポート, ZFS データセット, 再帰的な ZFS send, ゾン上での NFS サバ機能サポト共有ストレジ上へのゾン配置

FinanceZone

HRZone

SalesZone

ストレージゾーン上での NFS サーバ機能サポート, 共有ストレージ上へのゾーン配置, Lofi 機能のパフォーマンス向上

移行Pre-flight Checker, Solaris 11 上の Solaris 10 Zones, ゾーンのインストールおよびアップデートにてアーカイブを使用した V2V をサポート

System Configuration, Clean Shutdown, Hung Zones, Zones

Finance Dataset

HRDataset

SalesDataset

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管理 “unavailable” state, zonestat, ゾーン内で fsstat をサポート, Zones RAD Module


Program Agenda








Oracle Enterprise Manager Ops Center とは？

物理・仮想化環境の管理

– サーバーとストレージ、ネットワーク機器の管理

構成管理

– OS プロビジョニング

– OS、HW 管理(パッチ、ファームウェア管理含む)

モニタリング、分析、レポート

– リソース使用状況の可視化

– ポリシーベースのアラート管理

メンテナンス

– ヘルスチェック、自動 SR 登録

オラクル HW/OS、仮想化リソースを包括的に管理するためのソフトウェア


メンテナンス資源管理仮想化環境の管理

Oracle Enterprise Manager Ops Center とは？管理サイクル

構成の管理アセットの登録, プロビジョニング

OS, ハードウェアの登録

ベアメタルサーバへのプロビジョニング

アセットの構成管理

パッチ/アップデート管理

Oracle VM, Solaris Zones の管理

仮想テンプレートの管理

マイグレーション

サーバ、ネットワーク、ストレージのモニタリング

消費電力モニタリング

インシデント管理

ヘルスチェック

リモートマネージメント

SR 管理

ASR


Oracle Enterprise Manager Ops Center とは？ Ops Center 12c の導入目的

ハードウェア管理ハードウェアとインストールされている OS の監視 (Ops Center の基本機能)

+ OS プロビジョニング

+ アップデート管理

ハードウェアへの OS プロビジョニング

ハードウェアと OS のアップデート管理

仮想化技術の管理および監視仮想環境への OS プロビジョニング

ハードウェアと OS 登録のみ

ILOM などのサービスプロセッサレベルの監視

ベアメタル環境へのSolais, Linux のインストール

My Oracle Support との連携

Oracle VM for SPARC, x86, Solaris Zones の管理

Ops Center の機能をフル活用 + 仮想化管理

目的に合せた導入も可能


OS の起動メモリアラートの監視

サーバー電源の投入電源モニター

サーバーポートの状況システム監視

CPU 監視 Disk アラート監視

NIC 監視サーバーへの到達可能性

Fan 監視 Fan トレイ監視

Monitoring Profile 監視対象項目ネットワーク経由で Ops Center から OS にアクセス ILOM が取得しているハードウエアに関する情報を、 Ops Center で集中管理

Management

Network

以下の情報を FMA / ILOM から取得

構成情報の取得ハードウエアの基本的な情報を取得可能。ファン回転数や電力消費等、物理的な情報を取得

各サーバーに存在する

ILOM の情報を一元化

Oracle Enterprise Manager Ops Center とは？サービスプロセッサと OS の機能を活用


Program Agenda








Ops Center 12c 機能紹介 Discover & Provision

アセットの登録, プロビジョニング

プロファイルによるアセットの自動登録

SSH, IPMI, SNMP プロトコルなどをサポート

自動プロビジョニング機能

ベアメタル、仮想環境へのOS プロビジョニング

ファームウェアのアップデート

カスタムイメージの作成・管理

プロファイルにて対象範囲、タイミングを制御可能

物理/仮想化環境のアセット管理を一元化することで、効率的なシステム運用が可能に


Ops Center 12c 機能紹介 Configuration Management

IPS (Image Packaging System)に完全対応

Solaris 8 から Solaris 11 までパッチ/アップデート管理が可能

アップデート情報は MOS と連携

プロファイルによるカスタムアップデート

アップデートスケジュールをカスタマイズ可能

バージョンコントロールとロールバック

大量にあるシステム環境の各構成をシステムで一元管理マニュアル管理によるコンプライアンス違反を防止

構成の管理


Ops Center 12c 機能紹介 Virtualization Management

Oracle VM for SPARC/x86, Solaris Zones をサポート

さらに、同じ CPU タイプの仮想環境をグループ化することで、サーバープールとして一元管理可能に

サーバープール内でストレージ、ネットワークリソースの共有が可能

ポリシーベースのワークロード制御が可能

使用率、仮想環境数、電力使用率に応じてポリシー作成可能

OVM では、ライブマイグレーションをサポート

Solais Zones は、コールドマイグレーションをサポートサーバープール機能を拡張した、Virtual DC 機能で手軽に IaaS サービス環境を構築可能に

仮想化環境の管理


Ops Center 12c 機能紹介 Resource Management 1/4

ストレージリソースの管理

登録されたリソースは、ストレージライブラリとして管理される

アセットへの割り当て

仮想化管理機能、パッチ管理などにも利用

資源管理

NFS などのファイルシステムストレージに加え、 FC/iSCSI LUNなどのブロックストレージにも対応



ネットワークリソースの管理

ネットワークスイッチ、InfiniBand スイッチをサポート

Solaris 11 のネットワークの仮想化機能をサポート

VLAN や IBパーティションの管理

InfiniBand P・Keyの管理

アカウントにIPアドレスを配分

トポロジーを可視化

資源管理

新たにL2/L3レベルのネットワーク制御が可能



消費電力の管理

各サーバー、PDU、スイッチなどの電力消費量のモニタリング

SPARC Tシリーズの電源制御ポリシーの管理および変更

電力コストをリアルタイムに確認可能

資源管理



データセンター全体をクイックに可視化

グラフィカルにネットワークの相関とグループを表示

リソース使用率の表示（CPU、メモリ、ネットワーク、ディスク）

収集したモニタリングデータを様々な軸でレポートとして表示

モニタリングデータからハードウェア障害も検知

資源管理

物理/仮想化リソース全体を可視化し、使用率を最適化


Ops Center 12c 機能紹介 Maintenance

アセットのヘルスチェック

ASR によるハードウェア障害の自動報告

Phone Home のサポート

リモート管理

コンソールへのアクセス

電源オン・オフ、リセット、

サービスリクエスト(SR) 管理

My Oracle Support との連携

メンテナンス

Ops Center 12c のシングルビューで、操作を簡潔に


Program Agenda








Ops Center 12c アーキテクチャの紹介 3 層アーキテクチャを採用

ブラウザUI

エンタープライズコントローラ (EC)

プロキシコントローラ (PC)

管理対象サーバ (Agent)

管理ネットワークデータネットワーク

規模が小さい環境の場合

– コントローラとプロキシを1台のサーバに同居させることも可能

Enterprise Controller

Proxy Controller

Proxy Controller

OS SP

OS SP


Ops Center 12c アーキテクチャの紹介

Enterprise Controller (EC)

– 管理の中枢となるサーバ

– パッチ、プロビジョニングに必要な全ての

サービスを管理

– 管理用ブラウザUIを提供

Proxy Controller (PC)

– 管理対象システムと直接接続され、

結果を Enterprise Controller に受け渡す

Agent

– 管理対象サーバにインストールされるソフトウェア

OS を含めて管理対象とする際は必須。自動的にインストールされる

コントローラとエージェントの役割


Proxy Controller

Proxy Controller

OS SP

OS SP


ブラウザインターフェース

複数の Proxy をサポート • 多様なネットワーク構成

• セキュリティ境界の設定

• 大規模な環境のデプロイ

PROXY

CONTROLLERS

ENTERPRISE CONTROLLER

物理サーバネットワークスイッチ

オペレーティングシステム

API, CLI など

ネットワークとの高い親和性

• アウトバウンド接続

• 標準プロトコル

OVM for SPARC Solaris Zones

ZFS Storage Appliance

Ops Center 12c アーキテクチャの紹介

PROXY CONTROLLER


Program Agenda








Ops Center 12c のインストール要件 Ops Center 12c の導入目的

1.構成の決定

2.リポジトリデータベース

3.インストール

Enterprise Controller, Proxy Controller の構成

ネットワークの構成

4.初期設定

リポジトリデータベースの構成決定

リポジトリデータベースの入手

OCDoctor ユーティリティによる事前構成確認

Ops Center のインストール

Ops Center の入手

ブラウザから EC へアクセス

初期設定の実施


Ops Center 12c のインストール要件

Enterprise Controller 用サーバ (必須)

Proxy Contorller 用サーバ (オプション)

– EC サーバと混在可能

ライブラリ用ストレージ (オプション)


パッチなどのアップデート情報、Solaris 11 IPS リポジトリなどを保持するため、外部ストレージ(ZFS Storage Appliance)を推奨

リポジトリ用データベース (必須)

– Oracle Database Enterprise Edition 11.2.3.0 (後述)


導入に必要なもの


Proxy Controller

Storage



EC では、様々なプログラムが並列起動されるため、マルチコアシステムの利用を推奨

Enterprise Controller および Proxy Controller のインストール要件

コンポーネント推奨値

最小メモリ (RAM) Enterprise Controller: 6.0 GB

Proxy Controller: 4.0 GB

最小ディスク容量 2 GB free disk space in /opt

82 GB free disk space in / file system for EC

最小スワップ領域 Enterprise Controller: 16.0 GB

Proxy Controller: 4.0 GB

CPU AMD Opteron and Intel Xeon: 2 ソケット

UltraSPARC T1/T2/T3/T4: 1 ソケット; 2 コア以上 UltraSPARC IV+/IV: 2 ソケット

ネットワーク１枚以上のNICが必要


Ops Center 12c のインストール要件 Enterprise Controller および Proxy Controller のインストール要件

Certified Systems Matrix Guide http://docs.oracle.com/cd/E27363_01/doc.121/e27512/toc.htm

Solaris Oracle Linux Red Hat

11.1 11 10 6.3 6.2 5.8 5.7 5.6 5.5 5.4 5.3 6.2 5.8 5.7 5.6 5.5 5.4 5.3 5.2 5.0

Enterprise

Controller ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ ○ ○ ○ - - - -

Proxy

Controller ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

Virtulization Solaris Zones Oracle VM for SPARC Oracle VM for x86

11.1 11 10 11.1 11 10 11.1 11 10

Enterprise Controller ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

Proxy Controller ○ ○ - ○ ○ - ○ ○ -

仮想環境上の Solaris サポートについて * Solaris 10 は 11/06 以降をサポート * Oracle Linux 5.5 以降は、unbrakable linux kernel が必要

http://docs.oracle.com/cd/E27363_01/doc.121/e27512/toc.htm


Ops Center 12c のインストール要件 Enterprise Controller および Proxy Controller のインストール要件

アセット対象となるオペレーティングシステム

Solaris Oracle Linux Red Hat SuSE Windows

11.1 11 10 9 8 6.3 6.2 6.1 6.0 5.7 5.6 5.5 5.4 5.3 6.2 6.1 6.0 5.8 5.7 5.6 5.5 5.4 5.3 5.2 5 4.x 11 10 9 2008 2003 XP

Target ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

Virtulization Oracle VM for SPARC Orarcle VM for x86 Solaris Zones

2.2 2.1 2.0 1.3 1.2 v3.0.x and 3.1.x 11.1 11 10

Target ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

アセット対象となる仮想化技術

Certified Systems Matrix Guide http://docs.oracle.com/cd/E27363_01/doc.121/e27512/toc.htm

http://docs.oracle.com/cd/E27363_01/doc.121/e27512/toc.htm


注意事項

– Solaris 11 への EC または PC 、エージェントのインストール時には、 IPS リポジトリへのアクセスが必須

pkg.oracle.com へ接続できない環境では、ローカルリポジトリの構築にて対応

– Solaris 11 をアセットとして扱う場合

EC, PC 共に Solaris 11 上への構築が必須

– 現在、SPARC T4 シリーズ + Oracle VM for SPARC 環境の管理を Ops Center 12c で行う場合は、 Oracle Enterprise Manager Ops Center 12cR1 PSU-1 を利用する必要があります。また、制御ドメインを Solaris 11 11/11 にて構成する必要があります。

Enterprise Controller および Proxy Controller のインストール要件



OTN からダウンロードにて入手可能

– Oracle Enterprise Manager Ops Center 12cR1 PSU-2

http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center/oem-ops-center-188778.html

下記何れかをダウンロード

– Enterprise Controller Update 2 (12.1.2.2161)

EC, PC, Agent が含まれる

– Proxy Controller Update 2 (12.1.2.2161)

PC を別のサーバに作成する場合に必要

Ops Center 12c の入手

サポート OS

for Oracle Solaris on SPARC

for Oracle Solaris on x86

for Linux












Oracle Database Enterprise Edition 11.2.0.3 が必要

– 構成情報などを格納するリポジトリとして利用

「Oracle Databaseの使用制限付きライセンス」が適用される – Enterprise Managerには、Oracle Management Repository、またはEnterprise Manager

に付属する補足的な他のリポジトリ(Ops Center、Real User Experience Insight、Load Testing、Functional Testingなど)で使用できるOracle Databaseの使用制限付きライセンスが含まれています

「Oracle Databaseの使用制限付きライセンス」について

– Ops Center 12c のリポジトリとしてのみ使用可能

– 冗長化構成が必要な場合は、2 台目の DB ライセンスが別途必要

– DB オプションについては、別途ライセンスが必要

リポジトリ用データベースについて




Database の構成方法 1

– Embedded Database

EC と同じサーバに配置

DB の構成は自動


コンポーネント Embedded Database Customer-Managed Database

データベース Oracle Database 11g R2 EE (11.2.0.3) Oracle Database EE 11.1.0.x 以降をサポート

最小メモリ (RAM) 6.0 GB Proxy Controller としての機能を持たせるために

+ 4 ～ 6GB メモリが必要

ハードディスク 23 GB 以上の空きディスク容量 / ディレクトリに 10 GB 以上の空領域 /tmp ディレクトリに 1 GB 以上の空き領域

-

スワップ領域 16 GB -

CPU Enterprise Controller をサポートするサーバに従う -

Database の構成方法 2

– Customer-Managed Database

EC とは別のサーバに配置

手動での構成作業が必要


Oracle Database EE 11.2.0.3 アーカイブは下記から入手

– https://updates.oracle.com/download/10404530.html

– EC が動作する OS を選択

– EC が Solaris 11 x86 の場合は、’Oracle Solaris on X86-64 (64-bit)‘ を

/var/tmp/downloads に 2 つのアーカイブファイルを配置 – p10404530_112030_xxxxxxx_1of6.zip

– p10404530_112030_xxxxxxx_2of6.zip

– インストーラが自動構成 (Embedded Database の場合)

リポジトリ用データベースアーカイブの入手

# mkdir /var/tmp/downloads ファイルを /var/tmp/downloads へコピー # ls -1 p10404530_112030_Solaris86-64_1of6.zip (Solaris x86 の場合) p10404530_112030_Solaris86-64_2of6.zip (Solaris x86 の場合)


https://updates.oracle.com/download/10404530.html


事前構成の診断ユーティリティを提供

– Enterprise Controller Update 2 (12.1.2.2161) に含まれる

Solaris SPARC/x86, Linux で動作

オンラインで最新版にアップデート可能

– EC と PC を構成する上で、満たされない条件を出力

条件を整えることでスムーズにインストールを実施可能に

単体での入手は、下記から

– Ops Center 12c のアーカイブを入手することなく事前チェックが可能

OCDoctor ユーティリティによる事前構成確認

# wget http://java.net/projects/oc-doctor/downloads/download/OCDoctor-4.11.zip # unzip OCDoctor-4.11.zip


http://java.net/projects/oc-doctor/downloads/download/OCDoctor-4.11.zip






Terminal

# ./OCDoctor.sh --ec-prereq Ops Center Doctor 4.12 [SunOS11] ========== Checking 12c Enterprise Controller Requirements ... ==================== OK: This prerequisites script is for 12c EC. Run --ec-prereq-11g if you need the old version OK: Size of Main Memory: 16337 MB ERROR: Not enough swap space configured. 6 GB is the minimum required, but only 2047 MB found. OK: /tmp size is not limited in /etc/vfstab OK: Found enough disk space on /var/opt (187G) OK: Found enough disk space on /opt (187G) OK: Found enough disk space on /tmp (2.1G) OK: no running Cacao instance found OK: None or unique Cacao SMF instance found WARNING: Package pkg://solaris/library/perl-5/xml-parser is required but not installed (Try 'pkg install pkg://solaris/library/perl-5/xml-parser') OK: Connected to the Solaris repository successfully (http://pkg.oracle.com/solaris/release/) OK: Found only one pkg/server instance WARNING: Did not find /etc/netboot folder (CR 7156781). Run 'mkdir /etc/netboot' prior to installing the EC to avoid issues with Linux OS provisioning from this S11 colocated proxy. You can ignore this message if you are not planning on using the colocated proxy for Linux OS provisioning. OK: Solaris 11 Update 1 is installed OK: No known conflicting packages exist OK: Patches for extendedFILE library are installed OK: /etc/profile has the umask of 022 OK: Verified correct umask OK: Network ports needed by Management node and Proxy are not in use OK: All required SMF services are online OK: Checked for ssh requirements OK: No SUNWjass installed OK: Checked for user & group 'webservd' OK: Checked for output messages from /etc/profile

続き・・・

OK: No partially installed packages OK: prtdiag doesn't hang OK: This is not a T3 machine (if it was then a workaround may be needed) OK: No leftovers from previous installs found OK: /usr/local does not exist. WARNING: Locales are set to "ja_JP.UTF-8". This may cause issues when upgrading. Make sure you run: # export LC_ALL=C # export LANG=C You can verify the settings by running: # locale OK: No '*' in /etc/auto_home OK: Directory /guests does not exist. OK: Hostname OpsCenter12c-u2-zones doesn't resolve to 127.0.0.1 OK: Hostname OpsCenter12c-u2-zones resolves to 192.168.10.250 and back properly OK: localhost resolves to 127.0.0.1 OK: No development build of cacao is installed OK: autofs service is online WARNING: If you are planning on using a local database, the following two files are missing: /var/tmp/downloads/p10404530_112030_Solaris86-64_1of6.zip /var/tmp/downloads/p10404530_112030_Solaris86-64_2of6.zip When installing an Enterprise Controller with an embedded database, you need to download those first. To download, login to https://updates.oracle.com/Orion/PatchDetails/process_form?patch_num=10404530 And select the 'Oracle Solaris on X86-64 (64-bit)' platform. You only need to download the first 2 files (part 1 and 2), not all of them. Place those 2 files in /var/tmp/downloads on this machine before running the EC installer. You do not need those 2 files if you plan to install using a remote database.


インストーラの実行 # cd xvmoc_full_bundle # ./install Ops Center Enterprise Controller Installer (version 12.1.2.2161 on SunOS) 1. Check for installation prerequisites. [Completed] 2. Configure file systems. [Completed] 3. Install prerequisite packages. [Not Completed] 4. Install Agent components. [Not Completed] 5. Create Deployable Proxy Bundles. [Not Completed] 6. Install application packages. [Not Completed] 7. Run postinstall tasks. [Not Completed] 8. Install Expect. [Not Completed] 9. Install IPMI tool. [Not Completed] 10. Set database credentials. [Not Completed] 11. Install and Configure Oracle Database. [Not Completed] 12. Seed Ops Center Database Schema [Not Completed] 13. Install Service container components. [Not Completed] 14. Install Core Channel components. [Not Completed] 15. Install Proxy Core components. [Not Completed] 16. Set Proxy database credentials. [Not Completed] 17. Install Enterprise Controller components. [Not Completed] 18. Install Update Connection - Enterprise. [Not Completed] 19. Install Ops Center BUI components. [Not Completed] 20. Install OS provisioning components. [Not Completed] 21. Initialize and start services. [Not Completed] Executing current step: Install prerequisite packages...

21 ステップの作業を実施

Database も自動構成

– Embedded Database のみ

インストール完了後、ブラウザからアクセス可能に

– 再起動は必要なし

インストーラ実行時に、 My Oracle Support のアカウント情報の入力を求められますが省略可能(Y を入力)

# unzip ¥ enterprise-controller.Solaris.i386.12.1.2.2161.zip



Program Agenda








Ops Center 12c へのアクセスとログイン

ブラウザからアクセス

https://host:9443/emoc

root ユーザでログイン


Enterprise Controller のセットアップ

Enterprise Controller の

名前と Proxy Controller の

配置を選択。

Proxy Controller の配置

• Co-located (EC と同居)

• Remote (別さーば)

• Manual (手動構成)


Proxy Controller のネットワーク選択

ネットワークインーターフェースを

複数持っている場合は、管理アセット

が存在するネットワークを選択

(運用中の変更、追加も可能)


Proxy Controller の構成

Enterprise Controller と同居する

場合は、ここで Proxy Controller が

自動的に構成されます


Proxy Controller の構成

Proxy Controller 構成の確認


My Oracle Support へのコネクトモード選択

My Oracle Support へ接続できない

環境の場合は、Disconnected

Mode を指定


Software Libraries の構成 1/2

プロビジョニングに使う OS イメージ、

パッチやアップデート情報、IPS リポ

ジトリを格納する領域を設定


Software Libraries の構成 2/2

OS 以外のソフトウェア格納場所と

ローカル IPS リポジトリの領域を設定

(設定省略可能)


DHCP の構成

OS プロビジョニングのための DHCP

構成設定(省略可能)


初期構成 Summary の確認

初期構成のサマリ

Finish で構成完了!


アクションパネルナビゲーションパネル

ジョブパネル

センターパネル


OS の起動メモリアラートの監視

サーバー電源の投入電源モニター

サーバーポートの状況システム監視

CPU 監視 Disk アラート監視

NIC 監視サーバーへの到達可能性

Fan 監視 Fan トレイ監視

Monitoring Profile 監視対象項目ネットワーク経由で Ops Center から OS にアクセス ILOM が取得しているハードウエアに関する情報を、 Ops Center で集中管理

Management

Network

以下の情報を FMA / ILOM から取得

構成情報の取得ハードウエアの基本的な情報を取得可能。ファン回転数や電力消費等、物理的な情報を取得

各サーバーに存在する

ILOM の情報を一元化

アセットとなるサーバの監視サービスプロセッサと OS をアセット登録する


Enterprise Manager Opscenter 12c のコンポーネントビルディング・ブロック

Solaris Zones

Oracle Server, Networking and Storage

Oracle Solaris Oracle VM for SPARC

Oralce VM for x86

Oracle Enterprise Manager Ops Center


ぜひ一度お試し下さい！


Q & A


参考情報

Enterprise Manager Ops Center 12c

– http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center

Oracle Enterprise Manager Ops Center Documentation 12c Release 1 (12.1.2)

– http://docs.oracle.com/cd/E27363_01/index.htm

Enterprise Manager Ops Center 12c Release 1 Deployment Considerations

– http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center/wp-emoc12c-deployment-1715835.pdf

Best Practices for Building a Virtualized SPARC Computing Environment

– http://www.oracle.com/technetwork/oem/host-server-mgmt/hghlyavailldomserverpoolsemoc12cv09-1845483.pdf

http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center



http://docs.oracle.com/cd/E27363_01/index.htm



http://www.oracle.com/technetwork/oem/ops-center/wp-emoc12c-deployment-1715835.pdf









http://www.oracle.com/technetwork/oem/host-server-mgmt/hghlyavailldomserverpoolsemoc12cv09-1845483.pdf








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