【cloud days2015春】garoonセミナー資料

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エンタープライズ企業が選ぶべきクラウドグループウェア サイボウズ株式会社 Garoon プロダクトマネージャー 池田 陽介 2015/03/13

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エンタープライズ企業が選ぶべきクラウドグループウェア

サイボウズ株式会社Garoon プロダクトマネージャー

池田 陽介

2015/03/13

本セミナーの内容

▌激変する時代において、エンタープライズ企業の情報共有システ

ムのクラウド化はすでに定着しつつあります。

しかしながら「大規模で利用するにはクラウドは費用が高くセキュ

リティも不安..」そのような考えをお持ちの情報システム担当者様

が多いのも事実。

本セミナーではクラウドグループウェアを導入するにあたり大きな障

壁となる「セキュリティ」と「価格」にフォーカスしてご説明致します。

2

アジェンダ

▌会社・製品紹介

▌クラウドサービスの利用動向

▌セキュリティについて

▌価格について

▌クラウド導入事例

会社・製品紹介

会社概要

名 称 サイボウズ株式会社(東証一部上場 4776)

事 業 内 容 「グループウェア」 の開発・販売・運用

創 業 1997年8月(愛媛県松山市にて3名で創業)

所 在 地 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル12F

拠 点

大阪(開発・営業)名古屋・福岡(営業)

松山(開発・サポート)

上海(開発・販売)深圳(販売)ホーチミン(開発)

サンフランシスコ(営業)

資 本 金 614百万円

業 績 連結売上 5,197百万円(経常利益 264百万円) ※2013年12月期時点

従 業 員 数 連結 513名(役員・派遣含む)

5

グループウェア市場におけるサイボウズの評価

▌国内グループウェア市場で 8 年連続シェア No.1

またサイボウズは、顧客満足度調査、自治体ITシステム満足度調査のグループウエア部門

においても 1 位を獲得しました。

サイボウズは、 「日経コンピュータ 2014 年8 月 21 日号 顧客満足度調査 2014-2015 グループウエア部門」において、第1位を獲得いたしました。

日経コンピュータ顧客満足度調査 2014-2015

日経BPガバメントテクノロジー自治体ITシステム満足度調査

2014-2015

サイボウズは、「日経BPガバメントテクノロジー 2014年秋号 自治体ITシステム満足度調査 2014-2015 グループウエア部門」において、第1位を獲得いたしました。

国内グループウェア市場でシェアNo.1

サイボウズのグループウェア(サイボウズOffice、ガルーン)は、ノークリサーチ社「2014年版 中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態と評価レポート」グループウェア部門において、8年連続シェアNo.1を獲得いたしました。

6

サイボウズの主力製品

中小企業向けグループウェア

大企業向けEIPグループウェア

スマートフォン用の無料アプリ

業務アプリ構築クラウド

メール共有システム

SharePoint用グループウェア

無料グループウェア&チャット社外から手軽に安心アクセス

業務アプリを簡単作成

7

サイボウズのクラウド基盤 ~ cybozu.com ~

8

顧客やパートナーによるアプリケーションやソリューション

多様な業務に対応できるプラットフォーム

信頼性の高いインフラ

サイボウズの定番グループウェア

「サイボウズ ガルーン」の主な機能

基本アプリケーション

ポータル スケジュール施設予約

三ヶ国語対応タイムゾーン

スペース

掲示板 メッセージ メール ファイル管理

電話メモ アドレス帳ユーザー名簿

ToDo リスト

通知一覧

お気に入り

タイムカード RSS リーダー在席確認

追加アプリケーション

ワークフロー マルチレポート 全文検索 スマートフォン画面

KUNAI Cybozu Desktop 2(リマインダー)

連携 APIケータイ

9

「サイボウズ ガルーン」の特徴

▌サイボウズの強みとするグループウェア機能の使いやすさ、ユーザーインターフェースの親しみ

やすさに加えて、社内の様々な情報を整理・統合表示するためのポータル機能や大企業

向けならではのきめ細やかなアクセス権限設定や管理機能が搭載されたエンタープライズ

グループウェアです。

・サイボウズの独自の使いやすさ・親しみやすいユーザーインターフェース

・情報を整理・統合するポータル機能

・大企業向けのきめ細やかなアクセス権限設定・設定/管理が容易なシステム管理機能

・他システム連携やAPIによる拡張性

10

大企業向けグループウェア「サイボウズ ガルーン」の実績

▌国内3,400社、177万人を超えるお客様にご利用いただいています。※2014年12月31日時点の実績

導入社数

ガルーン 1

つながる・ひろがる

おてがる

ガルーン 2

管理者の

運用負担を軽減

ガルーン 3

国際化対応

コラボレーション

機能の強化

クラウド版

ガルーン

サービス提供開始

ガルーン 4

スマートフォン

大規模対応の強化

11

「ガルーン」導入企業実績

製造 流通・サービス 物流・運輸

ソフトウェア・情報サービス 通信 建築・不動産 金融

政府・公共機関 教育機関 病院・医療・介護

※パッケージ版、クラウド版を含む

12

クラウド版「ガルーン」導入企業実績

13

クラウドサービスの利用動向

クラウドサービスの利用動向(国内)

13.6

9.2

14.7

12.4

20.3

22.1

34.6

36.3

16.9

20

0% 20% 40% 60% 80% 100%

平成24年末

(n=2,071)

平成23年末

(n=1,892)

全社的に利用している

一部の事業所または部門で利用している

利用していないが、今後利用する予定がある

利用していないし、今後も利用する予定もない

クラウドサービスについてよくわからない

21.6%

28.2%

(出典)総務省「平成24年通信利用動向調査」http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html15

次期グループウェアの導入形態について

「 2015年3月 サイボウズ アンケート調査」従業員規模1,000名以上の情報システム部門の従業員が対象 (n=206)

【質問】

次期グループウェアを検討する際、どのような提供形態を予定していますか。

クラウド

47%

クラウド・オンプレミスのどちらも検討

したい

28%

オンプレミス

10%

未定

10%

上記以外/わからない

5% クラウド

クラウド・オンプレミスの

どちらも検討したい

オンプレミス

未定

上記以外/わからな

16

クラウドを導入しない理由

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45

その他

クラウドの導入によって自社コンプライアンスに支障をきたす

法制度が整っていない

通信費用がかさむ

ニーズに応じたアプリケーションのカスタマイズができない

ネットワークの安定性に対する不安がある

メリットが分からない、判断できない

クラウドの導入に伴う既存システムの改修コストが大きい

情報漏洩などセキュリティに不安がある

必要がない

(出典)総務省「平成24年通信利用動向調査」http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html

セキュリティに不安

17

クラウドへ移行しない理由

▌「サイボウズ ガルーン」利用ユーザーに聞いた「クラウドへ移行しない理由」

「2014年 サイボウズユーザーアンケート結果」より (n=352)

セキュリティに不安

オンプレミスより費用がかかる

18

クラウド導入に踏み切れない2大要因

・社外にデータを出すのが不安(情報漏えい、データ消失)

セキュリティ

・サーバーを買って自社で管理するより高くなる

価格

19

【現場の声】不安はやはり「セキュリティ」と「価格」

▌近年、お会いするお客様(情報システム部門)からいただく声

クラウドはなんとなく「セキュリティ」が不安

情報システム部門 担当者20

漠然とした不安ではなく正しい選択をするために..

▌絶対にクラウドにする、絶対にオンプレミスにする、と決めつけるの

ではなくどちらが自社に最適な環境であるのかを選択できることが

必要。

時代の流れはクラウドだが、何が何でも「クラウド」が正しい選

択とは限らない。

オンプレミスを選択する場合でも、クラウドについての「知識」が

必要。

21

セキュリティについて

そもそもセキュリティとは?

▌大事な資産を守ること

サイボウズ(cybozu.com)の場合、主に顧客の情報資産を指します

リスク

損失を発生

させる可能

脆弱性

損失を発生

させる要因

脅威

脆弱性を利

用してリスク

を現実化さ

せる手段

対策

脅威がリスク

を現実化さ

せることを抑

制する手段

保証

対策が有効

に機能して

いることの証

用語

23

▌これらは外的要因や悪意によるものに限りません。

例えば社員が悪意なく発生させうるリスクや脅威、ソフトウェアに限らず、

社内の脆弱な運用やフロー、そして予期せぬ天災などから大事な資産を

守る必要があります。

リスク

損失を発生

させる可能

脆弱性

損失を発生

させる要因

脅威

脆弱性を利

用してリスク

を現実化さ

せる手段

対策

脅威がリスク

を現実化さ

せることを抑

制する手段

保証

対策が有効

に機能して

いることの証

24

情報セキュリティの重要な要素

機密性

•特定の人だ

けアクセス

完全性

•改竄の防

止・検出

可用性

•故障・災害・

DoS 対策

真正性

•匿名・共有ア

カウントを排除

追跡性

• ログをとる

信頼性

•誤動作しない

よう試験する

否認防止

• ログの改竄防

ISMS/ISO27001で CIA と総称

Confidentiality

Integrity

Availability

25

セキュリティの原則

完璧なセキュリティはあり

えないという前提で

•DDoS 等、完璧な防御が困

難なものが存在する

•インシデントは遅かれ早かれ

発生する

攻撃側・防御側どちらも

リソースは有限

•低いコストで実行できる攻撃

を優先的に潰す

•攻撃にコストがかかるようにす

網羅的に対策をする

•蟻の穴から堤も崩れる

•ライフサイクルを通じた管理

•人災・天災への対策

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運用の原則

・顧客データの保護 > サービス再開 > 原因究明データ優先

・開発者は運用環境にはアクセスできません・開発者用に、別データセンターを運営

開発者を信用しない

・通常運用は完全自動化・手動操作履歴はすべてログ保存

オペレーターを信用しない

・利用する範囲で安定運用ができるか評価・バックアップデータに正常にアクセスできることを定期確認

ソフトウェアを信用しない

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cybozu.com のインフラ技術

認証• 個別のサブドメイン• 任意のID設定とロックアウト• IPアドレス制限• 個別のクライアント証明書• 10年間の監査ログを保管

安定運用• FISC基準の国内IDCのみ• 全レイヤで多重化• 24/365の有人監視• 障害検知と復旧の自動化• ISMS認証を取得

データ保全• RAID6 の冗長化構成• RAID1 ミラーリング• 14日分のバックアップ• 国内に遠隔でデータを保管• 手順書の遵守と人災対策

サイボウズが誇る信頼性の高いインフラ

28

【参考】自律分散エージェントシステム(自動検知・回復)

29

【参考】お客様の大切なデータを守る4重のバックアップ

30

全部、自分たちでやりますか?

価格について

例えば…オンプレミスの「価格」について

▌オンプレミス(パッケージ版)の価格とは何か?

例えば、オンプレミス(パッケージ版)での価格 = ライセンス価格

ライセンス価格には大抵以下の内容、サービスが含まれる

システムの構築費用や運用、保守、管理にかかる費用は別途かかる。

バージョンアップ権利(最新版の提供)

サポート費用

ライセンス費用 ・ HW/SW・ 初期構築・ 管理、運用・ バージョンアップ・ OS更新

etc…

+

33

クラウドの価格について

34

クラウドで「不要」になること

クラウドメリットは絶大

• ハードウェアにお金をかけること

• 故障対応や経年劣化の対応をすること

• 利用の継続や拡大に伴ってハードを増強すること

• 場所を用意すること

• 電気代を払うこと

• 人災、天災に対応すること

• システムの監視や緊急対応をすること

• 日々のセキュリティ改善対応をすること

• ソフト(アプリだけでなくOSやDB、バージョンアップライセンスも含む)の購入

• インストールやバージョンアップ作業をすること

• バックアップを取って保管すること

• 社外(モバイル)からアクセスする環境を整えること

• 初期導入に莫大なコストを支払うこと

• 長期で使い続けると確約すること

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企業のポリシーや考え方によりクラウドのメリットが大きく変動

あまりメリットが感じられないかもしれないパターン

▌情報システム子会社などがある場合

システムの運用・保守や管理は子会社が業務としておこなっているため

情報共有基盤(グループウェア)の保守費用がなくなってもそれほどメリットは

ない

▌データセンターを自社で運用している場合

情報共有基盤(グループウェア)だけの場所代や電気代がなくなっても

それほどメリットはない

37

クラウド導入事例

クラウド版「ガルーン」導入企業実績

39

本日のまとめ

・自分たちでデータを所有していること、自社で管理していることは「安心」であって「安全」ではない

セキュリティ

・クラウドの価格にライセンス以外の費用が含まれている・お客様ごとにクラウドのメリットは異なる

価格

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そして、、、なぜクラウドにするのか、なぜクラウドにしないのかを説明できるようにしておきましょう。

最後に…

クラウド、オンプレミスどちらが自社に最適なのかを漠然とした不安や抵抗感ではなく、大きな不安要素であるセキュリティ、価格の観点から正確に比較検討しましょう。

44

ご清聴、ありがとうございました。

サイボウズのクラウドグループウェアにご興味ありましたら、

ぜひご相談・お問い合わせください。