cisco nexus 7000 シリーズ nx-os リファレンス width fnd-186 traceroute fnd-187 traceroute6...

211
Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス 2012 10 Text Part Number: OL-23376-02-J

Upload: buicong

Post on 28-Mar-2018

267 views

Category:

Documents


5 download

TRANSCRIPT

Page 1: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

2012 年 10 月

Text Part Number: OL-23376-02-J

Page 2: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

【注意】シスコ製品をご使用になる前に、安全上の注意

(www.cisco.com/jp/go/safety_warning/)をご確認ください。

本書は、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報

につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあ

り、リンク先のページが移動 / 変更されている場合がありますこと

をご了承ください。

あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サ

イトのドキュメントを参照ください。

また、契約等の記述については、弊社販売パートナー、または、弊

社担当者にご確認ください。

このマニュアルに記載されている仕様および製品に関する情報は、予告なしに変更されることがあります。このマニュアルに記載されている表現、情報、および推奨事項

は、すべて正確であると考えていますが、明示的であれ黙示的であれ、一切の保証の責任を負わないものとします。このマニュアルに記載されている製品の使用は、すべ

てユーザ側の責任になります。

対象製品のソフトウェア ライセンスおよび限定保証は、製品に添付された『Information Packet』に記載されています。添付されていない場合には、代理店にご連絡ください。

The Cisco implementation of TCP header compression is an adaptation of a program developed by the University of California, Berkeley (UCB) as part of UCB's publicdomain version of the UNIX operating system.All rights reserved.Copyright © 1981, Regents of the University of California.

ここに記載されている他のいかなる保証にもよらず、各社のすべてのマニュアルおよびソフトウェアは、障害も含めて「現状のまま」として提供されます。シスコおよび

これら各社は、商品性の保証、特定目的への準拠の保証、および権利を侵害しないことに関する保証、あるいは取引過程、使用、取引慣行によって発生する保証をはじめ

とする、明示されたまたは黙示された一切の保証の責任を負わないものとします。

いかなる場合においても、シスコおよびその供給者は、このマニュアルの使用または使用できないことによって発生する利益の損失やデータの損傷をはじめとする、間接

的、派生的、偶発的、あるいは特殊な損害について、あらゆる可能性がシスコまたはその供給者に知らされていても、それらに対する責任を一切負わないものとします。

Cisco and the Cisco logo are trademarks or registered trademarks of Cisco and/or its affiliates in the U.S. and other countries. To view a list of Cisco trademarks, go to thisURL: www.cisco.com/go/trademarks. Third-party trademarks mentioned are the property of their respective owners. The use of the word partner does not imply a partnershiprelationship between Cisco and any other company. (1110R)

このマニュアルで使用している IP アドレスは、実際のアドレスを示すものではありません。マニュアル内の例、コマンド出力、および図は、説明のみを目的として使用

されています。説明の中に実際のアドレスが使用されていたとしても、それは意図的なものではなく、偶然の一致によるものです。

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス© 2010–2012 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.

Page 3: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

C O N T E N T S

新機能および変更された機能に関する情報 ix

はじめに xiii

対象読者 xiii

マニュアルの構成 xiii

表記法 xiv

関連資料 xv

マニュアルに関するフィードバック xvi

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート xvi

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド FND-1

attach module FND-2

allow feature-set FND-3

banner motd FND-4

boot auto-copy FND-6

boot kickstart FND-7

boot system FND-9

cd FND-11

clear cli history FND-12

clear debug-logfile FND-13

clear inactive-config acl FND-14

clear inactive-config acl qos FND-15

clear inactive-config qos FND-16

clear install all failed-standby FND-17

clear install failure-reason FND-18

clear license FND-19

cli alias name FND-20

cli var name FND-22

clock set FND-24

clock protocol FND-25

clock summer-time FND-26

clock timezone FND-28

iiiCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Page 4: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-JContents

configure terminal FND-29

copy scheduled-config FND-30

copy FND-31

copy running-config startup-config FND-35

databits FND-36

delete FND-38

diff-clean FND-39

dir FND-40

echo FND-41

end FND-43

exec-timeout FND-44

exit FND-46

feature pong FND-47

feature-set FND-48

find FND-50

flowcontrol hardware FND-51

format FND-52

gunzip FND-53

gzip FND-54

hostname FND-55

install all FND-56

install all epld FND-58

install all parallel FND-61

install fan-module epld FND-62

install feature-set FND-64

install license FND-65

install module epld FND-66

install xbar-module epld FND-68

line com1 FND-70

line console FND-71

line vty FND-72

modem connect line FND-73

modem in FND-74

modem init-string FND-76

modem restart line FND-78

ivCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 5: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Contents

modem set-string user-input FND-79

move FND-81

parity FND-83

ping FND-85

ping6 FND-87

pong FND-89

pop FND-95

power redundancy-mode FND-96

purge module running-config FND-98

push FND-99

reload FND-100

reload cmp module FND-102

reload module FND-103

rmdir FND-104

run-script FND-105

send FND-106

setup FND-107

session-limit FND-109

show banner motd FND-110

show boot FND-111

show cli alias FND-113

show cli history FND-114

show cli list FND-116

show cli syntax FND-118

show cli variables FND-120

show clock FND-121

show copyright FND-122

show feature-set FND-123

show file FND-124

show hostname FND-125

show incompatibility system FND-126

show install all FND-127

show license FND-130

show license feature package mapping FND-132

show license host-id FND-135

vCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 6: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-JContents

show license usage FND-136

show line FND-138

show running-config FND-140

show running-config diff FND-142

show startup-config FND-144

show switchname FND-146

show system internal dir FND-147

show tech-support FND-148

show terminal FND-150

show version FND-151

sleep FND-154

slot FND-155

source FND-157

sscp FND-159

stopbits FND-160

switchname FND-162

tac-pac FND-163

tail FND-164

tar append FND-166

tar create FND-168

tar extract FND-170

tar list FND-172

terminal alias FND-173

terminal color FND-175

terminal dont-ask FND-177

terminal edit-mode vi FND-178

terminal history no-exec-in-config FND-180

terminal length FND-181

terminal log-all FND-182

terminal redirection-mode FND-183

terminal session-timeout FND-184

terminal type FND-185

terminal width FND-186

traceroute FND-187

traceroute6 FND-188

viCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 7: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Contents

update license FND-189

where FND-191

write erase FND-192

viiCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 8: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-JContents

viiiCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 9: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

新機能および変更された機能に関する情報

この章では、『Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス』の新機能および変更さ

れた機能に関するリリース固有の情報を示します。

Cisco NX-OS Release 6.x に関する追加情報を確認するには、次のシスコ Web サイトにアクセスして、

『Cisco NX-OS Release Notes』を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/products/ps9402/prod_release_notes_list.html

表 1 では、『Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス』における新機能および変

更された機能を要約し、その参照先を示しています。

表 1 リリース 6.x の新機能と変更点

機能 変更の内容

変更され

たリリー

ス 参照先

POAP このコマンドが追加されました。 6.1(2) copy scheduled-config

このコマンドが追加されました。 6.1(2) source

pong サービス コマンド出力が変更されました。 6.1(1) pong

非アクティブ設定のクリア:

ACL、QoSCisco NX-OS デバイスから非アクティブな ACL および QoS 設定を削除できます。

5.2(1) clear inactive-config aclclear inactive-config acl qosclear inactive-config qos

Pong サービス Pong サービスによって遅延メトリックが指

定されているネットワーク内の 2 つのスイッ

チまたは 2 つのポート間の遅延をモニタでき

ます。

5.2(1) feature pongpong

Clock Manager 仮想デバイス コンテキストのクロックのプロ

トコルを設定できます。

5.2(1) clock protocol

ライセンシング Cisco NX-OS デバイスの機能で使用可能な

パッケージのライセンス情報を表示できま

す。

5.2(1) show license feature package mapping

ラインカードの同時アップグ

レード

3 つのラインカードを同時にアップグレード

できます。

5.2(1) install all parallel

フィーチャ セット 新しい高機能、特定の機能セットを実行する

フィーチャ セットが導入されました。

5.1(1) allow feature-setfeature-setinstall feature-setshow feature-set

ixCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 10: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

新機能および変更された機能に関する情報

ファイルの安全な転送 シスコ デバイスとの間で、設定ファイルおよ

びイメージ ファイルを安全に転送できます。

5.0(2) sscp

インストールの失敗に関する

ログ

スタンバイ スーパーバイザ モジュールでは

インストールの失敗に関するログを消去でき

ます。

4.2(1) clear install all failed-standby

コマンド構文 コマンド モードで利用可能なコマンドの構文

を表示できます。

4.2(1) show cli syntax

実行コンフィギュレーション 実行コンフィギュレーションを表示する場合

に機能の設定情報を除外できます。

4.2(1) show running-config

スタートアップ コンフィギュ

レーション

スタートアップ スタートアップ コンフィ

ギュレーションを表示する場合に機能の設定

情報を除外できます。

4.2(1) show startup-config

I/O モジュール コマンド スーパーバイザ モジュール セッションから I/O モジュールにコマンドを送信できます。

4.2(1) slot

tar ファイル tar ファイルを作成および管理できます。 4.2(1) tar appendtar createtar extracttar list

コマンド エイリアス ユーザ アカウント専用のエイリアスを作成で

きます。

4.2(1) terminal alias

ターミナル画面の色 ターミナル セッションでの情報の色を設定で

きます。

4.2(1) terminal color

コマンド確認プロンプト コマンド確認プロンプトの表示をイネーブル

またはディセーブルにすることができます。

4.2(1) terminal dont-ask

コマンド編集モード コマンド編集モードを emacs または vi に設

定できます。

4.2(1) terminal edit-mode vi

コマンド履歴 コンフィギュレーション モードからコマンド

履歴を表示する場合に EXEC コマンドを除

外できます。

4.2(1) terminal history no-exec-in-config

コマンド ロギング アカウンティング ログでのすべてのコマンド

のロギングをイネーブルまたはディセーブル

にすることができます。

4.2(1) terminal log-all

リダイレクト出力フォーマッ

show コマンド出力のフォーマットを ASCII または ZIP のいずれかに設定できます。

4.2(1) terminal redirection-mode

ライセンシング Cisco NX-OS ソフトウェア ライセンスの更

新時にファイルの名前を指定できます。

4.2(1) update license

モデム接続 モデム接続を開始または再開することができ

ます。

4.1(2) modem connect line

modem restart line

コマンド モード コンテキスト コマンド モード コンテキストを保存し、復

元できます。

4.1(2) pop

push

表 1 リリース 6.x の新機能と変更点 (続き)

機能 変更の内容

変更され

たリリー

ス 参照先

xCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 11: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

新機能および変更された機能に関する情報

バージョン情報の表示 デバイスで実行されているシステム イメージ

とキックスタート イメージのビルド情報を表

示できます。

4.1(2) show version

コマンドライン プロンプトへ

のテキストのエコー echo コマンドで -e が backslash-interpret に変更されました。

4.0(2) echo

表 1 リリース 6.x の新機能と変更点 (続き)

機能 変更の内容

変更され

たリリー

ス 参照先

xiCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 12: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

新機能および変更された機能に関する情報

xiiCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 13: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

はじめに

ここでは、『Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス』の対象読者、構成、およ

び表記法について説明します。また、関連マニュアルの入手方法についても説明します。

この章では、次の内容について説明します。

• 「対象読者」(P.xiii)

• 「マニュアルの構成」(P.xiii)

• 「表記法」(P.xiv)

• 「関連資料」(P.xv)

• 「マニュアルに関するフィードバック」(P.xvi)

• 「マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート」(P.xvi)

対象読者このマニュアルは、Cisco NX-OS デバイスの設定と保守を担当する、経験のあるユーザを対象として

います。

マニュアルの構成このマニュアルは、次の章で構成されています。

章およびタイトル 説明

「新機能および変更された機能に関する情報」 Cisco NX-OS のソフトウェア リリースごとに新

情報と変更された情報について説明します。

「Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマン

ド」

Cisco NX-OS 基本コマンドについて説明します。

xiiiCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 14: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

はじめに

表記法コマンドの説明では、次の表記法を使用しています。

出力例では、次の表記法を使用しています。

このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。

(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。

注意 「要注意」の意味です。機器の損傷またはデータ損失を予防するための注意事項が記述されていま

す。

ヒント 「問題解決に役立つ情報」です。

表記法 説明

太字 コマンドおよびキーワードは太字で示しています。

イタリック体 ユーザが値を指定する引数は、イタリック体で示しています。

[ ] 角カッコの中の要素は、省略可能です。

[ x | y | z ] どれか 1 つを選択できる省略可能なキーワードは、角カッコで囲み、縦棒で区

切って示しています。

string 引用符を付けない一組の文字。string の前後には引用符を使用しません。引用

符を使用すると、その引用符も含めて string とみなされます。

screen フォント スイッチに表示される端末セッションおよび情報は、screen フォントで示して

います。

太字の screen フォン

トユーザが入力しなければならない情報は、太字の screen フォントで示してい

ます。

イタリック体の screen フォント

ユーザが値を指定する引数は、イタリック体の screen フォントで示していま

す。

< > パスワードのように出力されない文字は、山カッコ(< >)で囲んで示してい

ます。

[ ] システム プロンプトに対するデフォルトの応答は、角カッコで囲んで示して

います。

!、# コードの先頭に感嘆符(!)またはポンド記号(#)がある場合には、コメント

行であることを示します。

xivCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 15: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

はじめに

関連資料Cisco NX-OS には、次の資料が含まれます。

リリース ノート

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Release Notes, Release 6.x』

NX-OS コンフィギュレーション ガイド

『Cisco Nexus 2000 Series Fabric Extender Software Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Configuration Examples』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS FabricPath Configuration Guide』

『Configuring Feature Set for FabricPath』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS High Availability and Redundancy Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS IP SLAs Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS LISP Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS MPLS Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Multicast Routing Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS OTV Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series OTV Quick Start Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Quality of Service Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS SAN Switching Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Verified Scalability Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Getting Started with Virtual Device Contexts』

『Cisco NX-OS FCoE Configuration Guide for Cisco Nexus 7000 and Cisco MDS 9500』

NX-OS コマンド リファレンス

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Command Reference Master Index』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS FabricPath Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス』

『Cisco NX-OS High Availability and Redundancy Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Command Reference』

xvCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 16: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

はじめに

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS IP SLAs Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Layer 2 Switching Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS LISP Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS MPLS Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Multicast Routing Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS OTV Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Quality of Service Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS SAN Switching Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Security Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Command Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Command Reference』

『Cisco NX-OS FCoE Command Reference for Cisco Nexus 7000 and Cisco MDS 9500』

その他のソフトウェアのマニュアル

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Licensing Guide』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS MIB Quick Reference』

『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide』

『Cisco NX-OS System Messages Reference』

『Cisco NX-OS XML Management Interface User Guide』

マニュアルに関するフィードバックこのマニュアルに関する技術的なフィードバック、または誤りや記載もれなどお気づきの点がございま

したら、HTML ドキュメント内のフィードバック フォームよりご連絡ください。ご協力をよろしくお

願いいたします。

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポートマニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新

される『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。シスコの新規および改訂

版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

『What's New in Cisco Product Documentation』は RSS フィードとして購読できます。また、リーダー アプリケーションを使用してコンテンツがデスクトップに直接配信されるように設定することもできま

す。RSS フィードは無料のサービスです。シスコは現在、RSS バージョン 2.0 をサポートしています。

xviCisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 17: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

この章では、Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンドについて説明します。

FND-1Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 18: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

attach module

attach moduleI/O モジュールでコマンド セッションを開始するには、attach module コマンドを使用します。

attach module slot-number

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン I/O モジュール セッションを終了するには、exit コマンドを使用します。セッションを中止するには、

$ 文字シーケンスを押します。

また、スーパーバイザ モジュール セッションから slot コマンドを使用してコマンドを I/O モジュール

に送信することもできます。

状況依存ヘルプを取得するには疑問符(?)を使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、I/O モジュールでコマンド セッションを開始する例を示します。

switch# attach module 2Attaching to module 2 ...To exit type 'exit', to abort type '$.'module-2#

関連コマンド

slot-number I/O モジュール用シャーシのスロット番号。指定できる範囲は 1 ~ 10 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

slot コマンドを I/O モジュールに送信します。

FND-2Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 19: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

allow feature-set

allow feature-set仮想デバイス コンテキスト(VDC)がフィーチャ セットをイネーブルにできるようにするには、

allow feature-set コマンドを使用します。VDC のフィーチャ セットをディセーブルにするには、この

コマンドの no 形式を使用します。

allow feature-set [fcoe | fex | l2mp]

no allow feature-set [fcoe | fex | l2mp]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード config-vdc

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

ネットワーク オペレータ

VDC 管理者

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、VDC のフィーチャ セットをイネーブルにする例を示します。

switch(config)# vdc 1switch(config-vdc)# allow feature-set l2mpswitch(config-vdc)#

次に、VDC のフィーチャ セットをディセーブルにする例を示します。

switch(config)# vdc 1switch(config-vdc)# no allow feature-set l2mpswitch(config-vdc)#

関連コマンド

fcoe (任意)Fibre Channel over Ethernet を指定します。

fex (任意)ファブリック エクステンダ(FEX)を指定します。

l2mp (任意)FabricPath を指定します。

リリース 変更内容

5.1(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

install feature-set フィーチャ セットをインストールします。

feature-set フィーチャ セットをイネーブルにします。

FND-3Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 20: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

banner motd

banner motdユーザがデバイスにログインしたときに表示される Message-of-The-Day(MoTD)バナーを設定する

には、banner motd コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を

使用します。

banner motd delimiting-character message delimiting-character

no banner motd

構文の説明

デフォルト User Access Verification

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 複数行の MoTD バナーを作成するには、区切り文字を入力する前に Enter キーを押して、新しい行を

開始します。40 行までのテキストを入力できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、1 行の MoTD バナーを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# banner motd #Unauthorized access to this device is prohibited!#

次に、複数行の MoTD バナーを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# banner motd #Welcome to authorized users!> Unauthorized access prohibited.#

次に、デフォルトの MoTD バナーに戻す例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# no banner motd

delimiting-character デリミタを指定。この文字は、メッセージの 初と 後を示すものであ

り、メッセージ内では使用しないでください。デリミタとして " および % は使用しないでください。

message メッセージのテキストを指定します。テキストは英数字で、大文字と小文

字が区別されます。また、特殊文字を含めることができます。デリミタと

して選択した文字は含めないでください。テキストは 80 文字以内かつ 40 行以内で指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-4Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 21: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

banner motd

関連コマンド コマンド 説明

show banner motd MoTD バナーを表示します。

FND-5Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 22: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

boot auto-copy

boot auto-copyスタンバイ スーパーバイザ モジュールへのブート イメージ ファイルの自動コピーをイネーブルにする

には、boot auto-copy コマンドを使用します。自動コピーをディセーブルにするには、このコマンド

の no 形式を使用します。

boot auto-copy

no boot auto-copy

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト イネーブル

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン イメージ ファイルの自動コピーがイネーブルになっている場合、Cisco NX-OS ソフトウェアにより、

ブート変数で参照されるイメージ ファイルがスタンバイ スーパーバイザ モジュールにコピーされま

す。これらのイメージ ファイルは、アクティブ スーパーバイザ モジュール上のローカル メモリに存在

する必要があります。キックスタート ブート変数およびシステム ブート変数の場合、スタンバイ スー

パーバイザ モジュールに設定されているイメージ ファイルだけがコピーされます。モジュール イメー

ジに対して、スタンバイ スーパーバイザ モジュールの対応する場所(bootflash: または slot0:)にある

すべてのモジュールがコピーされます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、スタンバイ スーパーバイザ モジュールへのブート イメージ ファイルの自動コピーをイネーブル

にする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# boot auto-copyAuto-copy administratively enabled

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

boot kickstart キックスタート ブート変数が設定されます。

boot system システム ブート変数が設定されます。

copy ファイルをコピーします。

show boot ブート変数の設定情報を表示します。

FND-6Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 23: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

boot kickstart

boot kickstartCisco NX-OS ソフトウェアのキックスタート イメージ用のブート変数を設定するには、boot kickstart コマンドを使用します。キックスタート イメージのブート変数を消去するには、このコマン

ドの no 形式を使用します。

boot kickstart [filesystem:[//directory] | directory]filename [sup-1] [sup-2]

no boot kickstart

構文の説明

デフォルト 両方のスーパーバイザ モジュールに対して設定できます。

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン Cisco NX-OS ソフトウェアは、reload コマンドまたは install all コマンドを使用してブートするとき

にブート変数を使用してイメージをロードします。キックスタート ブート変数を設定する前に、キッ

クスタート イメージをデバイスにコピーする必要があります。また、boot system コマンドを使用して

システム ブート変数を設定する必要があります。

(注) install all コマンドを使用してデバイス上のシステム イメージを更新することを推奨します。

Cisco NX-OS デバイスでのイメージのアップグレードとダウングレードについては、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide, Release 5.x』を参照してください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、キックスタート ブート変数を両方のスーパーバイザ モジュール用に設定する例を示します。

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。有効な値は、bootflash または slot0 です。

//directory (任意)ディレクトリの名前を指定します。ディレクトリ名では、大文字と小文字

が区別されます。

filename キックスタート イメージ ファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区

別されます。

sup-1 (任意)キックスタート ブート変数が、スーパーバイザ モジュール 1(Sup-1)用

にだけ設定されます。

sup-2 (任意)キックスタート ブート変数が、スーパーバイザ モジュール(Sup-2)用に

だけ設定されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-7Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 24: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

boot kickstart

switch# configure terminalswitch(config)# boot kickstart bootflash:kickstart-image

次に、キックスタート ブート変数を sup-1 スーパーバイザ モジュール用に設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# boot kickstart bootflash:kickstart-image sup-1

次に、キックスタートのブート変数をクリアする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# no boot kickstart

関連コマンド コマンド 説明

boot system システム ブート変数が設定されます。

copy ファイルをコピーします。

install all 物理デバイスにソフトウェアをインストールします。

reload デバイスに新しい Cisco NX-OS ソフトウェアがリロードされます。

show boot ブート変数の設定情報を表示します。

FND-8Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 25: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

boot system

boot systemCisco NX-OS ソフトウェアのシステム イメージ用のブート変数を設定するには、boot system コマン

ドを使用します。システム イメージのブート変数を消去するには、このコマンドの no 形式を使用しま

す。

boot system [filesystem:[//directory] | directory]filename [sup-1] [sup-2]

no boot system

構文の説明

デフォルト 両方のスーパーバイザ モジュールに対して設定できます。

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン Cisco NX-OS ソフトウェアは、reload コマンドまたは install all コマンドを使用してブートするとき

にブート変数を使用してイメージをロードします。システム ブート変数を設定する前に、システム イメージをデバイスにコピーする必要があります。また、boot kickstart コマンドを使用してキックス

タート ブート変数を設定する必要があります。

(注) install all コマンドを使用してデバイス上のシステム イメージを更新することを推奨します。

Cisco NX-OS デバイスでのイメージのアップグレードとダウングレードについては、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide, Release 5.x』を参照してください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、システム ブート変数を両方のスーパーバイザ モジュール用に設定する例を示します。

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。有効な値は、bootflash または slot0 です。

//directory (任意)ディレクトリの名前を指定します。ディレクトリ名では、大文字と小文字

が区別されます。

filename システム イメージ ファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別され

ます。

sup-1 (任意)システム ブート変数が、スーパーバイザ モジュール(Sup-1)用にだけ設

定されます。

sup-2 (任意)システム ブート変数が、スーパーバイザ モジュール(Sup-2)用にだけ設

定されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-9Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 26: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

boot system

switch# configure terminalswitch(config)# boot system bootflash:system-image

次に、システム ブート変数を sup-1 スーパーバイザ モジュール用に設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# boot system bootflash:system-image sup-1

次に、システムのブート変数をクリアする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# no boot system

関連コマンド コマンド 説明

boot kickstart キックスタート ブート変数が設定されます。

copy ファイルをコピーします。

install all 物理デバイスにソフトウェアをインストールします。

reload デバイスに新しい Cisco NX-OS ソフトウェアがリロードされます。

show boot ブート変数の設定情報を表示します。

FND-10Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 27: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

cd

cdデバイス ファイル システムの現在の作業ディレクトリを変更するには、cd コマンドを使用します。

cd [filesystem:[//directory] | directory]

構文の説明

デフォルト bootflash

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 現在の作業ディレクトリを確認するには、pwd コマンドを使用します。

アクティブ スーパーバイザ モジュール上のディレクトリだけを変更できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、現在のファイル システム上で現在の作業ディレクトリを変更する例を示します。

switch# cd my-scripts

次に、別のファイル システム上に現在の作業ディレクトリを変更する例を示します。

switch# cd slot0:

次に、作業ディレクトリをデフォルトの設定(bootflash)に戻す例を示します。

switch# cd

関連コマンド

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。有効な値は、bootflash、slot0、volatile、usb1、または usb2 です。

//directory (任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区

別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-11Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 28: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clear cli history

clear cli historyコマンド履歴を消去するには、clear cli history コマンドを使用します。

clear cli history

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)で入力したコマンドの履歴を表示

するには、show cli history コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コマンドの履歴をクリアする例を示します。

switch# clear cli history

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show cli history コマンドの履歴を表示します。

FND-12Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 29: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clear debug-logfile

clear debug-logfileデバッグ ログファイルの内容を消去するには、clear debug-logfile コマンドを使用します。

clear debug-logfile filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバッグ ログファイルを消去する例を示します。

switch# clear debug-logfile syslogd_debugs

関連コマンド

filename 消去するデバッグ ログファイルの名前。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

debug logfile デバッグをロギングするファイルが設定されます。

debug logging デバッグのロギングをイネーブルにします。

show debug logfile デバッグ ログファイルの内容が表示されます。

FND-13Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 30: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clear inactive-config acl

clear inactive-config acl非アクティブなアクセス コントロール リスト(ACL)の設定をクリアするには、clear inactive-config acl コマンドを使用します。

clear inactive-config acl

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、非アクティブな ACL 設定をクリアする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# clear inactive-config aclswitch(config)#

関連コマンド

リリース 変更内容

5.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

clear inactive-config acl qos

QoS の非アクティブな ACL 設定を削除します。

clear inactive-config qos

非アクティブな QoS 設定を削除します。

FND-14Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 31: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clear inactive-config acl qos

clear inactive-config acl qosQuality of Service(QoS)の非アクティブなアクセス コントロール リスト(ACL)の設定を削除する

には、clear inactive-config acl qos コマンドを使用します。

clear inactive-config acl qos

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、QoS の非アクティブな ACL 設定をクリアする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# clear inactive-config acl qosswitch(config)#

関連コマンド

リリース 変更内容

5.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

clear inactive-config acl

非アクティブな ACL 設定を削除します。

clear inactive-config qos

非アクティブな QoS 設定を削除します。

FND-15Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 32: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clear inactive-config qos

clear inactive-config qos非アクティブな Quality of Service(QoS)設定をクリアするには、clear inactive-config qos コマンド

を使用します。

clear inactive-config acl qos

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、非アクティブな QoS 設定をクリアする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# clear inactive-config qosswitch(config)#

関連コマンド

リリース 変更内容

5.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

clear inactive-config acl

非アクティブな ACL 設定を削除します。

clear inactive-config acl qos

QoS の非アクティブな ACL 設定を削除します。

FND-16Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 33: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clear install all failed-standby

clear install all failed-standbyスタンバイ スーパーバイザ モジュールでソフトウェアのインストールの失敗に関するログを消去する

には、clear install all failed-standby コマンドを使用します。

clear install all failed-standby

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、スタンバイ スーパーバイザ モジュールでソフトウェアのインストールの失敗に関するログを消

去する例を示します。

switch# clear install all failed-standby

関連コマンド

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show install all ソフトウェア インストールのステータス情報を表示します。

FND-17Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 34: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clear install failure-reason

clear install failure-reasonソフトウェアのインストールが失敗した理由を消去するには、clear install failure-reason コマンドを

使用します。

clear install failure-reason

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ソフトウェアをインストールできなかった理由をクリアする例を示します。

switch# clear install failure-reason

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show install all ソフトウェア インストールのステータス情報を表示します。

FND-18Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 35: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clear license

clear licenseライセンスをアンインストールするには、clear license コマンドを使用します。

clear license filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、特定のライセンスをアンインストールする例を示します。

switch# clear license Enterprise.lic Clearing license Enterprise.lic:SERVER this_host ANYVENDOR cisco

Do you want to continue? (y/n) yClearing license ..doneswitch#

関連コマンド

filename アンインストールするライセンス ファイルを指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show license ライセンス情報を表示します。

FND-19Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 36: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

cli alias name

cli alias nameコマンド エイリアスを設定するには、cli alias name コマンドを使用します。コマンド エイリアスを削

除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

cli alias name alias-name alias-text

no cli alias name alias-name alias-text

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドを使用すると、使用頻度の高いコマンドのエイリアスを作成できます。

Cisco NX-OS ソフトウェアには、alias という定義済みのコマンド エイリアスが 1 つあります。このコ

マンドを使用すると、現在設定されているコマンド エイリアスを表示できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コマンド エイリアスを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# cli alias name crun

次に、コマンド エイリアスを削除する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# no cli alias name crun

alias-name コマンド エイリアスの名前。エイリアス名は英数字で表します。大文字と小文字

は区別されません。先頭は英字にする必要があります。30 文字以内で指定します。

alias-text エイリアスのテキスト ストリング。このコマンドは、英数字で指定します。大文

字と小文字は区別されず、スペースと特殊文字を含めることができ、100 文字以内

で指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-20Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 37: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

cli alias name

関連コマンド コマンド 説明

show cli alias コマンド エイリアスの設定に関する情報が表示されます。

FND-21Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 38: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

cli var name

cli var nameターミナル セッションのコマンドライン インターフェイス(CLI)変数を定義するには、cli var name コマンドを使用します。CLI 変数を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

cli var name variable-name variable-text

cli no var name variable-name

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 次の構文を使用して CLI 変数を参照できます。

$(variable-name)

次のインスタンスに変数を使用できます。

• コマンド スクリプト

• ファイル名

変数の定義内では、別の変数を参照できません。

Cisco NX-OS ソフトウェアでは、TIMESTAMP という変数が定義済みであり、この変数を使用して日

付を挿入できます。TIMESTAMP CLI 変数は、変更することも削除することもできません。

CLI 変数の定義を変更するには、その変数を事前に削除する必要があります。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、CLI 変数を定義する例を示します。

switch# cli var name testinterface interface 2/3

次に、CLI 変数を参照する例を示します。

switch# cd slot0:

variable-name 変数名を指定します。この名前は 31 文字以下の英数字で、大文字と小文

字が区別されます。

variable-text 変数のテキストを指定します。この名前は 200 文字以下の英数字で、ス

ペースを含むことができます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-22Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 39: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

cli var name

次に、TIMESTAMP 変数を参照する例を示します。

switch# copy running-config > bootflash:run-config-$(TIMESTAMP).cnfg

次に、CLI 変数を削除する例を示します。

switch# cli no var name testinterface interface 2/3

関連コマンド コマンド 説明

show cli variables CLI 変数を表示します。

FND-23Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 40: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clock set

clock setCisco NX-OS Nexus 7000 シリーズ スイッチのシステム クロックをユーザ定義の値に設定するには、

clock set コマンドを使用します。

clock set HH:MM:SS day month year

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン スーパーバイザ クロックを設定するには、clock set コマンドを使用します。clock set コマンドを使用

する前に clock protocol none コマンドを使用します。

clock set コマンドを使用すると、クロックの NTP および PTP 同期が停止します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、Cisco NX-OS Nexus 7000 シリーズ スイッチのシステム クロックをユーザ定義の値に設定する

例を示します。

switch# clock set 01:27:00 21 february 2011Mon Feb 21 01:27:00 UTC 2011switch#

関連コマンド

HH 時間。指定できる範囲は 00 ~ 24 です。

MM 時間(分単位)。指定できる範囲は 0 ~ 60 です。

SS 時間(秒単位)。指定できる範囲は 0 ~ 60 です。

day 日(月の)を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 31 です。

month 月を指定します。指定できる範囲は 1 月~ 12 月です。

year カレンダー年。指定できる範囲は 2000 ~ 2030 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

clock protocol Cisco NX-OS Nexus 7000 シリーズ スイッチのシステム クロックを設定し

ます。

FND-24Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 41: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clock protocol

clock protocol仮想デバイス コンテキスト(VDC)のクロックのプロトコルを設定するには、clock protocol コマン

ドを使用します。VDC のクロックのプロトコル設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用

します。

clock protocol {ntp | ptp | none} vdc vdc-id

no clock protocol {ntp | ptp |none} vdc vdc-id

構文の説明

デフォルト プロトコル ntp vdc 1 が設定されたクロック

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション モード(config)

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、VDC のクロックの PTP を設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# clock protocol ptp vdc 1

次に、VDC のクロックから PTP を削除する例を示します。

switch(config)# no clock set protocol ptp vdc 1

関連コマンド

ptp (任意)高精度時間プロトコル(PTP)を指定します。

ntp (任意)ネットワーク タイム プロトコル(NTP)を指定します。

none (任意)ユーザ設定の時間を指定します。

vdc VDC を指定します。

vdc-id VDC ID です。指定できる範囲は 1 ~ 8 です。

リリース 変更内容

5.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

clock set システム クロックをユーザ定義の値に設定します。

FND-25Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 42: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clock summer-time

clock summer-timeサマータイム(夏時間)のオフセットを設定するには、clock summer-time コマンドを使用します。

デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

clock summer-time zone-name start-week start-day start-month start-time end-week end-day end-month end-time offset-minutes

no clock summer-time

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

zone-name ゾーン名を指定します。この名前は 3 文字の文字列で、タイム ゾーン(PST や EST)を表します。

start-week サマータイム オフセットを開始する週が、その月の何番目の週であるかを指定し

ます。指定できる範囲は 1 ~ 5 です。

start-day サマータイム オフセットを開始する曜日を指定します。有効値は Monday、Tuesday、Wednesday、Thursday、Friday、Saturday、または Sunday です。

start-month サマータイム オフセットを開始する月を指定します。有効値は January、February、March、April、May、June、July、August、September、October、November、および December です。

start-time サマータイム オフセットを開始する時刻を指定します。フォーマットは、hh:mm です。

end-week サマータイム オフセットを終了する週が、その月の何番目の週であるかを指定し

ます。指定できる範囲は 1 ~ 5 です。

end-day サマータイム オフセットを終了する曜日を指定します。有効値は Monday、Tuesday、Wednesday、Thursday、Friday、Saturday、または Sunday です。

end-month サマータイム オフセットを終了する月を指定します。有効値は January、February、March、April、May、June、July、August、September、October、November、および December です。

end-time サマータイム オフセットを終了する時刻を指定します。フォーマットは、hh:mm です。

offset-minutes クロックのオフセットを分単位で指定します。指定できる範囲は 1 ~ 1440 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-26Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 43: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clock summer-time

例 次に、サマータイムまたは夏時間のオフセットを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# clock summer-time PDT 1 Sunday March 02:00 1 Sunday November 02:00 60

次に、サマータイムのオフセットを解除する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# no clock summer-time

関連コマンド コマンド 説明

show clock クロックのサマータイム オフセット設定を表示します。

FND-27Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 44: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

clock timezone

clock timezone協定世界時(UTC)からのタイム ゾーン オフセットを設定するには、clock timezone コマンドを使用

します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

clock timezone zone-name offset-hours offset-minutes

no clock timezone

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドは、デバイスのクロックに UTC からのオフセットを設定するときに使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、UTC からのタイム ゾーン オフセットを設定する例を示します。

switch# clock timezone EST 5 0

次に、時間帯のオフセットを削除する例を示します。

switch# no clock timezone

関連コマンド

zone-name ゾーン名は 3 文字の文字列で、タイム ゾーン(PST や EST)を表します。

offset-hours UTC からのオフセット時間数を指定します。指定できる範囲は -23 ~ 23 です。

offset-minutes UTC からのオフセット分数を指定します。指定できる範囲は 0 ~ 59 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show clock クロックの時刻を表示します。

FND-28Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 45: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

configure terminal

configure terminalグローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、configure terminal コマンドを使用しま

す。

configure terminal

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン グローバル コンフィギュレーション モードを開始するには、configure terminal コマンドを使用しま

す。このモードで入力するコマンドは、Enter キーを押したあとに、実行コンフィギュレーション ファ

イルに書き込まれます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、グローバル コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)#

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

where 現在のコンフィギュレーション モードのコンテキストが表示されます。

FND-29Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 46: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

copy scheduled-config

copy scheduled-config次回のリブートで適用される cli コマンドを含むファイルを設定するには、copy scheduled-config コマンドを使用します。

copy filename scheduled-config

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 次のリブートで poap ブートアップ プロセスが継続されるように、poap スクリプト内でこのコマンド

を明示的に呼び出す必要があります。PowerOn Auto-Provisioning(POAP)の実行中は、問題が発生

した場合には、管理者がトラブルシューティングできるようにシリアル コンソールに重要な情報また

はエラーが表示されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

(注) これは POAP スクリプトで使用されます。

例 次に、次のスイッチ リロードで running-config に適用されるようファイル「abc」を指定する例を示し

ます。

switch# configure terminalswitch(config)# copy asdf scheduled-configswitch(config)#

関連コマンド

scheduled-config 次のスイッチのリロードに適用される指定送信元に、スケジュールの設定を指

定します。

リリース 変更内容

6.1(2) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

dir ディレクトリの内容を表示します。

FND-30Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 47: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

copy

copy別のファイルから 1 つのファイルをコピーするには、copy コマンドを使用します。

copy source-url destination-url

構文の説明

表 1、表 2、および表 3 に、URL プレフィックス キーワードを示します。

source-url コピー元のファイルまたはディレクトリの、場所の Uniform Resource Locator(URL)または変数。ファイルがダウンロードされるか、アップロードされる

かに応じて、コピー元がローカルの場合とリモートの場合があります。

destination-url コピーしたファイルまたはディレクトリの宛先 URL または変数。ファイルが

ダウンロードされるか、アップロードされるかに応じて、コピー先がローカル

の場合とリモートの場合があります。

表 1 書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィックス キーワード

キーワード コピー元またはコピー先

bootflash:[//module/] ブートフラッシュ メモリのコピー元またはコピー先の URL を指定します。

module 引数の値は、sup-active、sup-local、sup-remote、または sup-standby です。

slot0:[//module/] 外部 PCMCIA フラッシュ メモリ デバイスのコピー元またはコピー先の URL。module 引数の値は、sup-active、sup-local、sup-remote、または sup-standby です。

usb0:[//module/]usb1:[//module/]

外部 USB フラッシュ メモリ デバイスのコピー元またはコピー先の URL。module 引数の値は、sup-active、sup-local、sup-remote、または sup-standby です。

表 2 リモート ファイル システムの URL プレフィックス キーワード

キーワード コピー元またはコピー先

ftp: FTP ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアス

の構文は次のとおりです。ftp:[//server][/path]/filename

scp: Secure Shell(SSH; セキュア シェル)をサポートし、Secure Copy Protocol(SCP; セキュア コピー プロトコル)を使用してファイルのコピーを受け取る

ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスの構

文は次のとおりです。scp:[//[username@]server][/path]/filename

sftp: SSH FTP(SFTP)ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL を指定します。このエイリアスの構文は次のとおりです。sftp:[//[username@]server][/path]/filename

tftp: Trivial FTP(TFTP)ネットワーク サーバのコピー元またはコピー先の URL。このエイリアスの構文は次のとおりです。tftp:[//server[:port]][/path]/filename

FND-31Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 48: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

copy

デフォルト コピー先ファイルのデフォルト名はコピー元ファイル名です。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン copy コマンドを使用すると、1 つの場所から別の場所へファイル(システム イメージまたはコンフィ

ギュレーション ファイルなど)をコピーできます。ファイルのコピー元およびコピー先は、Cisco NX-OS ファイル システムの URL を使用して指定します。URL では、ローカルまたはリモートのファ

イルの場所を指定できます。使用するファイル システム(ローカル メモリのコピー元またはリモート サーバなど)により、コマンドで使用する構文が決定されます。

コマンドラインに、必要なコピー元とコピー先のすべての URL 情報と使用するユーザ名を入力できま

す。または、copy コマンドを入力すると、CLI から必要な情報の入力を求められます。

コピー プロセス全体は、ネットワーク条件やファイルのサイズに応じて数分間かかる場合があります。

また、それぞれのプロトコルおよびネットワークによっても異なります。

ファイル システムの URL プレフィックス キーワード(bootflash など)の後にはコロン(:)が必要で

す。

表 3 特殊ファイル システムの URL プレフィックス キーワード

キーワード コピー元またはコピー先

core: コア ファイルのローカル メモリを指定します。コア ファイルを core: ファイ

ル システムからコピーできます。

debug: デバッグ ファイルのローカル メモリを指定します。デバッグ ファイルを debug: ファイル システムからコピーできます。

log: ログ ファイルのローカル メモリを指定します。ログファイルを log: ファイル システムからコピーできます。

logflash: ログファイルの外部メモリ。ログファイルを logflash: ファイル システムから

コピーできます。

nvram: ローカル NVRAM を指定します。スタートアップ コンフィギュレーションを nvram: ファイル システムとの間でコピーできます。nvram: ファイル システ

ムは、startup-config ファイルをコマンドで参照する場合のオプションのシス

テムです。

system: ローカル システム メモリを指定します。実行コンフィギュレーションを system: ファイル システムとの間でコピーできます。system: ファイル システ

ムは、running-config ファイルをコマンドで参照する場合、任意となります。

volatile: ローカル揮発性メモリを指定します。ファイルを volatile: ファイル システム

との間でコピーできます。volatile: メモリ内のすべてのファイルは、物理デ

バイスのリロード時に失われます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-32Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 49: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

copy

ftp:、scp:、sftp: および tftp: の URL 構文では、サーバは、IPv4 アドレスまたはホスト名のいずれか

です。

コピー元とコピー先の URL の形式は、ファイルまたはディレクトリの場所によって異なります。ディ

レクトリまたはファイル名のコマンドライン インターフェイス(CLI)変数を、Cisco NX-OS ファイ

ル システム構文(filesystem:[/directory][/filename])に準じた形式で入力できます。

次の表は、ファイル システムのタイプごとの URL プレフィックス キーワードのリストです。URL プレフィックスのキーワードを指定しない場合、スイッチは、現在のディレクトリ内のファイルを検索し

ます。

表 1 は、書き込み可能なローカル ストレージ ファイル システムの URL プレフィックス キーワードの

リストです。表 2 は、リモート ファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。

表 3 は、書き込み不可のファイル システムの URL プレフィックス キーワードのリストです。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

サーバからブートフラッシュ メモリへのファイルのコピー

イメージをサーバからローカル ブートフラッシュ メモリにコピーするには、copy source-url bootflash: コマンド(たとえば、copy tftp:source-url bootflash:)を使用します。

サーバから実行コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー

コンフィギュレーション ファイルをネットワーク サーバからデバイスの実行コンフィギュレーション

にダウンロードするには、copy {ftp: | scp: | sftp: | tftp:}source-url running-config コマンドを使用し

ます。設定は、コマンドを CLI に入力した場合と同様に、実行コンフィギュレーションに追加されま

す。その結果、コンフィギュレーション ファイルは、以前の実行コンフィギュレーションとダウン

ロードされたコンフィギュレーション ファイルを組み合わせたものとなります。以前の実行コンフィ

ギュレーションより、ダウンロードされたコンフィギュレーション ファイルが優先して適用されます。

ホスト コンフィギュレーション ファイルまたはネットワーク コンフィギュレーション ファイルをコ

ピーできます。特定の 1 つのネットワーク サーバに適用するコマンドを含むホスト コンフィギュレー

ション ファイルをコピーして読み込むには、host のデフォルト値を受け入れます。ネットワーク上の

すべてのネットワーク サーバに適用するコマンドを含むネットワーク コンフィギュレーション ファイ

ルをコピーして読み込むには、network を入力します。

サーバからスタートアップ コンフィギュレーションへのコンフィギュレーション ファイルのコピー

コンフィギュレーション ファイルを、ネットワーク サーバからスイッチのスタートアップ コンフィ

ギュレーションにコピーするには、copy {ftp: | scp: | sftp: | tftp:}source-url startup-config コマンド

を使用します。これらのコマンドにより、スタートアップ コンフィギュレーション ファイルが、コ

ピーしたコンフィギュレーション ファイルに置き換えられます。

サーバ上の実行コンフィギュレーションまたはスタートアップ コンフィギュレーションのコピー

FTP、SCP、SFTP、または TFTP を使用するネットワーク サーバに現在のコンフィギュレーション ファイルをコピーするには、copy running-config {ftp: | scp: | sftp: | tftp:}destination-url コマンドを

使用します。スタートアップ コンフィギュレーション ファイルをネットワーク サーバにコピーするに

は、copy startup-config {ftp: | scp: | stfp: | tftp:}destination-url コマンドを使用します。

コピーしたコンフィギュレーション ファイルは、バックアップとして使用できます。

例 次に、同じディレクトリ内にファイルをコピーする例を示します。

switch# copy file1 file2

次に、別のディレクトリにファイルをコピーする例を示します。

switch# copy file1 my_files:file2

FND-33Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 50: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

copy

次に、別のファイル システムにファイルをコピーする例を示します。

switch# copy file1 slot0:

次に、別のスーパーバイザ モジュールにファイルをコピーする例を示します。

switch# copy file1 bootflash://sup-remote/file1.bak

次に、リモート サーバからファイルをコピーする例を示します。

switch# copy scp://10.10.1.1/image-file.bin bootflash:image-file.bin

関連コマンド コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

cli var name セッションの CLI 変数が設定されます。

dir ディレクトリの内容を表示します。

move ファイルを移動します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-34Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 51: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

copy running-config startup-config

copy running-config startup-config実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーションにコピーするには、copy running-config startup-config コマンドを使用します。

copy running-config startup-config

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 実行コンフィギュレーションの設定内容を、永続メモリ内のスタートアップ コンフィギュレーション

に保存するには、copy running-config startup-config コマンドを使用します。デバイスのリロードま

たは切り替えが発生すると、保存済みの設定が適用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、実行コンフィギュレーションをスタートアップ コンフィギュレーション ファイルに保存する例

を示します。

switch# copy running-config startup-config[########################################] 100%

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show running-config 実行コンフィギュレーションを表示します。

show running-config diff 実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーション

の差異を表示します。

show startup-config スタートアップ コンフィギュレーションを表示します。

write erase 持続性メモリ内のスタートアップ コンフィギュレーションが消去されま

す。

FND-35Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 52: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

databits

databitsCOM1 ポートまたはコンソール ポートの文字のデータ ビット数を設定するには、databits コマンドを

使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

databits bits

no databits bits

構文の説明

デフォルト 8 ビット

コマンド モード COM1 ポート コンフィギュレーション

コンソール ポート コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン databits コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)だけ

で使用します。

コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポートのデータ ビット数を設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# databits 7

次に、コンソール ポートのデータ ビット数を設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# databits 7

次に、COM1 ポートのデータ ビット数をデフォルトの設定に戻す例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# no databits 7

次に、コンソール ポートのデータ ビット数をデフォルト値に戻す例を示します。

switch# configure terminal

bits 1 文字中のデータ ビット数。指定できる範囲は 5 ~ 8 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-36Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 53: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

databits

switch(config)# line consoleswitch(config-console)# no databits 7

関連コマンド コマンド 説明

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。

FND-37Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 54: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

delete

deleteファイルを削除するには、delete コマンドを使用します。

delete [filesystem:[//directory/] | directory/]filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 削除するファイルを検索するには、dir コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ファイルを削除する例を示します

switch# delete bootflash:old_config.cfg

関連コマンド

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。有効な値は、bootflash、slot0、usb1、usb2、または volatile です。

//directory/ (任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区

別されます。

filename ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

dir ディレクトリの内容を表示します。

FND-38Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 55: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

diff-clean

diff-cleanshow コマンドで diff フィルタリングを使用したときに自動的に作成された一時ファイルを削除するに

は、diff-clean コマンドを使用します。

diff-clean [all-sessions | all-users]

構文の説明

デフォルト 現在のユーザに対する現在のセッションの一時ファイルが削除されます。

コマンド モード すべてのコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、現在のユーザに対する現在のセッションの一時ファイルを削除する例を示します。

switch# diff-clean

次に、現在のユーザに対する現在およびすべての過去のセッションの一時ファイルを削除する例を示し

ます。

switch# diff-clean all-sessions

次に、すべてのユーザに対する現在およびすべての過去のセッションの一時ファイルを削除する例を示

します。

switch# diff-clean all-users

all-sessions (任意)現在のユーザに対する現在および過去のすべてのセッションの一

時ファイルが削除されます。

all-users (任意)すべてのユーザに対する現在および過去のすべてのセッションの

一時ファイルが削除されます。

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-39Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 56: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

dir

dirディレクトリの内容を表示するには、dir コマンドを使用します。

dir [filesystem:[//directory/] | directory/]

構文の説明

デフォルト 現在の作業ディレクトリの内容を表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン 現在の作業ディレクトリを確認するには、pwd コマンドを使用します。

現在の作業ディレクトリを変更するには、cd コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ブートフラッシュのルート ディレクトリの内容を表示する例を示します。

switch# dir bootflash:

次に、現在の作業ディレクトリの内容を表示する例を示します。

switch# dir

関連コマンド

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。有効な値は、bootflash、debug、log、logflash、slot0、usb1、usb2、または volatile です。

//directory/ (任意)ディレクトリの名前。ディレクトリ名では、大文字と小文字が区

別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-40Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 57: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

echo

echoターミナル セッションでテキスト ストリングを表示するには、echo コマンドを使用します。

echo [backslash-interpret] [text]

構文の説明

デフォルト ブランク行が表示されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン echo コマンドをコマンド スクリプトで使用すると、スクリプトの実行中に情報を表示できます。

表 4 に、backslash-interpret キーワードを指定した場合にテキストに挿入できるフォーマット キー

ワードを示します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

backslash-interpret (任意)バックスラッシュ文字(\)のあとの任意の文字がフォーマット オプションとして解釈されます。

text (任意)表示するテキスト文字列を指定します。このテキスト文字列は 200 文字以下の長さの英数字で、大文字と小文字を区別し、スペースを含むこ

とができます。ここには、CLI 変数への参照も含めることができます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。 4.0(3) -e キーワードが backslash-interpret キーワードに変更されました。

表 4 echo コマンドのフォーマット オプション

フォーマット オプション 説明

\b バック スペース

\c テキスト ストリングの 後にある改行文字が削除されます。

\f フォーム フィード文字が挿入されます。

\n 改行文字が挿入されます。

\r テキスト行の 初に戻ります。

\t 水平タブ文字が挿入されます。

\v 垂直タブ文字が挿入されます。

\\ バックスラッシュ文字が表示されます。

\nnn 対応する ASCII 8 進文字が表示されます。

FND-41Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 58: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

echo

例 次に、コマンド プロンプトで空白行を表示する例を示します。

switch# echo

次に、コマンド プロンプトで 1 行のテキストを表示する例を示します。

switch# echo Script run at $(TIMESTAMP).Script run at 2008-08-12-23.29.24.

次に、テキスト ストリングでフォーマット オプションを使用する例を示します。

switch# echo backslash-interpret This is line #1. \nThis is line #2.This is line #1.This is line #2.

関連コマンド コマンド 説明

run-script コマンド スクリプトを実行します。

FND-42Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 59: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

end

endコンフィギュレーション モードを終了して EXEC モードに戻るには、end コマンドを使用します。

end

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、グローバル コンフィギュレーション モードから EXEC モードに戻る例を示します。

switch(config)# endswitch#

次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードから EXEC モードに戻る例を示します。

switch(config-if)# endswitch#

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

exit 前のコマンド モードに戻ります。

FND-43Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 60: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

exec-timeout

exec-timeoutコンソール ポート上または仮想端末上の非アクティブ セッションのタイムアウトを設定するには、

exec-timeout コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用し

ます。

exec-timeout minutes

no exec-timeout

構文の説明

デフォルト 0 分

コマンド モード コンソール ポート コンフィギュレーション

ライン コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン exec-timeout コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)

だけで使用します。

コンソール ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コンソール ポートの非アクティブ セッションのタイムアウトを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-com1)# exec-timeout 30

次に、仮想端末の非アクティブ セッションのタイムアウトを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line vtyswitch(config-line)# exec-timeout 30

次に、コンソール ポートの非アクティブ セッションのタイムアウトをデフォルト値に戻す例を示しま

す。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-com1)# no exec-timeout

minutes 時間を分単位で指定します。指定できる範囲は 0 ~ 525600 です。0 分を

設定すると、タイムアウトをディセーブルにします。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-44Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 61: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

exec-timeout

次に、仮想端末の非アクティブ セッションのタイムアウトをデフォルト値に戻す例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line vtyswitch(config-line)# no exec-timeout

関連コマンド コマンド 説明

show running-config 実行コンフィギュレーションを表示します。

FND-45Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 62: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

exit

exitコンフィギュレーション モードを終了して前のコンフィギュレーション モードに戻るには、exit コマ

ンドを使用します。

exit

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、グローバル コンフィギュレーション モードから EXEC モードに戻る例を示します。

switch(config)# exitswitch#

次に、インターフェイス コンフィギュレーション モードからグローバル コンフィギュレーション モー

ドに戻る例を示します。

switch(config-if)# exitswitch(config)#

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

end EXEC コマンド モードに戻ります。

FND-46Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 63: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

feature pong

feature pongPong 機能をイネーブルにするには、feature pong コマンドを使用します。Pong 機能をディセーブル

にするには、このコマンドの no 形式を使用します。

feature pong

no feature pong

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、Pong 機能をイネーブルにする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# feature pong

次に、Pong 機能をディセーブルにする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# no feature pong

関連コマンド

リリース 変更内容

5.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

pong 現在の仮想デバイス コンテキスト(VDC)の pong サービスを開始しま

す。

feature ptp 高精度時間プロトコル(PTP)機能をイネーブルにします。このコマンド

は、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Command Reference, Release 5.x』に記載されています。

FND-47Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 64: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

feature-set

feature-set仮想デバイス コンテキスト(VDC)のフィーチャ セットをイネーブルにするには、feature-set コマン

ドを使用します。VDC のフィーチャ セットをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使

用します。

feature-set [fcoe | fex | l2mp]

no feature-set [fcoe | fex | l2mp]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード config-vdc

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

ネットワーク オペレータ

VDC 管理者

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、VDC のフィーチャ セットをイネーブルにする例を示します。

switch(config)# vdc 1switch(config-vdc)# install feature-set l2mpswitch(config-vdc)# allow feature-set l2mpswitch(config-vdc)# feature-set l2mpswitch(config-vdc)#

次に、VDC のフィーチャ セットをディセーブルにする例を示します。

switch(config)# vdc 1switch(config-vdc)# no feature-set l2mpswitch(config-vdc)#

fcoe (任意)Fibre Channel over Ethernet を指定します。

fex (任意)ファブリック エクステンダ(FEX)を指定します。

l2mp (任意)FabricPath を指定します。

リリース 変更内容

5.1(1) このコマンドが追加されました。

FND-48Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 65: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

feature-set

関連コマンド コマンド 説明

install feature-set フィーチャ セットをインストールします。

allow feature-set 仮想デバイス コンテキスト(VDC)がフィーチャ セットをイネーブルに

できます。

FND-49Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 66: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

find

find特定の文字列で始まるファイル名を検索するには、find コマンドを使用します。

find filename-prefix

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン find コマンドを使用すると、現在の作業ディレクトリの下にあるサブディレクトリがすべて検索され

ます。cd および pwd コマンドを使用すると、開始ディレクトリにナビゲートできます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ospf で始まるファイル名を表示する例を示します。

switch# find ospf/usr/bin/find: ./lost+found: Permission denied./ospf-gr.cfg./ospfgrconfig./ospf-gr.conf

関連コマンド

filename-prefix ファイル名の 初の部分または全体を指定します。ファイル名プレフィッ

クスは大文字と小文字が区別される 大 64 文字の英数字文字列です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-50Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 67: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

flowcontrol hardware

flowcontrol hardwareCOM1 ポートのフロー制御をイネーブルにするには、flowcontrol hardware コマンドを使用します。

フロー制御をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

flowcontrol hardware

no flowcontrol hardware

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト イネーブル

コマンド モード COM1 ポート コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン flowcontrol hardware コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテ

キスト)だけで使用します。

COM1 ポートは、コンソール ポートまたは COM1 ポート上のセッションからのみ設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポートのフロー制御をイネーブルにする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# flowcontrol hardware

次に、COM1 ポートのフロー制御をディセーブルにする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# no flowcontrol hardware

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。

FND-51Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 68: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

format

format外部フラッシュ デバイスをフォーマットし、内容を消去して出荷時の状態に戻すには、format コマン

ドを使用します。

format filesystem:

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドはデフォルトの仮想デバイス コンテキスト(VDC)内でのみ使用できます。

(注) 破損したブートフラッシュをフォーマットして回復する詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Troubleshooting Guide, Release 5.x』を参照してください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、外部フラッシュ デバイスをフォーマットする例を示します。

switch# format slot0:

関連コマンド

filesystem: ファイル システムの名前を指定します。有効な値は、slot0、usb1、また

は usb2 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

dir ディレクトリの内容を表示します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-52Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 69: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

gunzip

gunzip圧縮ファイルを解凍するには、gunzip コマンドを使用します。

gunzip filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 圧縮ファイルの名前に .gz 拡張子が含まれている必要があります。ファイル名の一部として .gz 拡張子

を入力する必要はありません。

Cisco NX-OS ソフトウェアでは、圧縮に Lempel-Ziv 1977(LZ77)符号化を使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、圧縮ファイルを解凍する例を示します

switch# gunzip run_cnfg.cfg

関連コマンド

filename ファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

dir ディレクトリの内容を表示します。

gzip ファイルを圧縮します。

FND-53Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 70: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

gzip

gzipファイルを圧縮するには、gzip コマンドを使用します。

gzip filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドの使用後、ファイル名は、拡張子が .gz の圧縮ファイル名に置き換わります。

Cisco NX-OS ソフトウェアでは、圧縮に Lempel-Ziv 1977(LZ77)符号化を使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ファイルを圧縮する例を示します。

switch# gzip run_cnfg.cfg

関連コマンド

filename ファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

dir ディレクトリの内容を表示します。

gunzip 圧縮ファイルを解凍します。

FND-54Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 71: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

hostname

hostnameデバイスのホスト名を設定するには、hostname コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すに

は、このコマンドの no 形式を使用します。

hostname name

no hostname

構文の説明

デフォルト switch

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン Cisco NX-OS ソフトウェアでは、コマンドライン インターフェイス(CLI)のプロンプトおよびデ

フォルトのコンフィギュレーション ファイル名でホスト名を使用します。

hostname コマンドは、switchname コマンドと同じ機能を実行します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバイスのホスト名を設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# hostname Engineering2Engineering2(config)#

次に、デバイスのホスト名をデフォルトの設定に戻す例を示します。

Engineering2# configure terminalEngineering2(config)# no hostname switch(config)#

関連コマンド

name デバイスの名前。この名前は 32 文字以下の長さの英数字で、大文字と小

文字を区別し、特殊文字を含むことができます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

switchname デバイスのホスト名が設定されます。

show hostname デバイスのホスト名が表示されます。

FND-55Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 72: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install all

install allCisco NX-OS デバイスにキックスタート イメージおよびシステム イメージをインストールするには、

install all コマンドを使用します。

install all [kickstart {bootflash: | ftp:[//server][/path] | scp:[//[username@]server][/path] | sftp:[//[username@]server][/path] | slot0: | tftp:[//server[:port]][/path] | volatile:}kickstart-filename] [system {bootflash: | ftp:[//server][/path] | scp:[//[username@]server][/path] | sftp:[//[username@]server][/path] | slot0: | tftp:[//server[:port]][/path] | volatile:}system-filename]

構文の説明

デフォルト パラメータをまったく入力しない場合は、ブート変数の値が使用されます。

パスは、リモート サーバ上のユーザのデフォルト パスになります。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン イメージ ファイルをリモート サーバからダウンロードしてインストールする際に、サーバまたはユー

ザ名に関する情報を入力しないと、その情報を入力するようにプロンプトが表示されます。

kickstart (任意)キックスタート イメージ ファイルを指定します。

bootflash: 内部フラッシュ メモリが指定されます。

ftp: FTP を使用してファイルがダウンロードされます。

//server (任意)サーバの IPv4 アドレスまたは名前。大文字と小文字が区別されます。

/path (任意)ファイルへのパス。大文字と小文字が区別されます。

scp: Secure Copy Protocol(SCP)を使用してファイルがダウンロードされます。

username@ (任意)サーバ上のユーザ名。大文字と小文字が区別されます。

sftp: Secure Shell FTP(SFTP; セキュア シェル FTP)を使用してファイルがダウン

ロードされます。

slot0: 外部フラッシュ メモリが指定されます。

tftp: Trivial FTP(TFTP)を使用してファイルがダウンロードされます。

port (任意)ポート番号です。

volatile: デバイス上の揮発性メモリが指定されます。

kickstart-filename キックスタート イメージ ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。

system (任意)システム イメージ ファイルを指定します。

system-filename システム イメージ ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-56Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 73: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install all

このコマンドは、キックスタートおよびシステムのブート変数を設定し、イメージ ファイルを冗長

スーパーバイザ モジュールにコピーします。

install all コマンドを使用すると、デバイス上の Cisco NX-OS ソフトウェアをダウングレードできま

す。ダウングレードの Cisco NX-OS ソフトウェアと、デバイス上の現在の Cisco NX-OS の設定との非

互換性を判別するには、show incompatibility system コマンドを使用します。

このコマンドでは、スーパーバイザ モジュールが 2 つあるデバイスにだけ Cisco NX-OS ソフトウェア

をインストールします。スーパーバイザが 1 つだけのデバイスに新しい Cisco NX-OS ソフトウェアを

インストールするには、install all コマンドを使用したあとに reload コマンドを使用してシステムを

ブートする必要があります。Cisco NX-OS デバイスでのイメージのアップグレードとダウングレード

については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide, Release 5.x』を参照してください。

install all コマンドを使用した場合、Electronically Programmable Logical Device(EPLD)イメージ

はインストールされません。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、bootflash: ディレクトリから Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。

switch# install all kickstart bootflash:nx-os_kick.bin system bootflash:nx-os_sys.bin

次に、キックスタート ブート変数およびシステム ブート変数の設定値を使用して Cisco NX-OS ソフト

ウェアをインストールする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# boot kickstart bootflash:nx-os_kick.binswitch(config)# boot system bootflash:nx-os_sys.binswitch(config)# exitswitch# copy running-config startup-configswitch# install all

次に、SCP サーバから Cisco NX-OS ソフトウェアをインストールする例を示します。

switch# install all kickstart scp://[email protected]/nx-os_kick.bin system bootflash:scp://[email protected]/nx-os_sys.bin

関連コマンド コマンド 説明

boot kickstart キックスタート イメージのブート変数が設定されます。

boot system システム イメージのブート変数が設定されます。

reload デバイスに新しい Cisco NX-OS ソフトウェアがリロードされます。

show incompatibility system Cisco NX-OS システム ソフトウェア イメージ間の設定の非互換性が

表示されます。

show version ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。

FND-57Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 74: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install all epld

install all epldEPLD イメージをアップグレードするには、install all epld コマンドを使用します。

install all epld [bootflash: epld-image-name | slot0: epld-image-name | volatile: epld-image-name]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン EPLD をアップグレードまたはダウングレードする場合は、次のガイドラインに従います。

• アップグレードは、アクティブなスーパーバイザ モジュールからのみ実行できます。アクティブ

なスーパーバイザ モジュールを含むすべてのモジュールは、個別に更新できます。

• 各モジュールがオンラインかオフラインかに関係なく、次のように各モジュールを個別に更新でき

ます。

– オンライン モジュールの EPLD イメージをアップグレードすると、新しい EPLD イメージと

異なるバージョン番号を持つ EPLD イメージだけがアップグレードされます。

– オフライン モジュールの EPLD イメージをアップグレードすると、すべての EPLD イメージ

がアップグレードされます。

• 2 つのスーパーバイザ モジュールを備えているスイッチでは、スタンバイ スーパーバイザに対し

て EPLD をアップグレードした後で、アクティブなスーパーバイザをスタンバイ モードに切り替

えて、EPLD をアップグレードします(スーパーバイザをスイッチオーバーしても、Cisco Nexus 7000 スイッチでトラフィックは中断しません)。1 つのスーパーバイザ モジュールのみを備えてい

るスイッチでは、アクティブなスーパーバイザをアップグレードできますが、アップグレード時に

動作が中断されます。

• アップグレードを中断する場合は、アップグレードしていたモジュールをもう一度アップグレード

する必要があります。

• アップグレード プロセスにより、対象モジュールのトラフィックが中断されます。

• EPLD のアップグレード中に、モジュールの挿入や取り外しは行わないでください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

bootflash: (任意)内部のフラッシュ メモリを指定します。

epld-image-name EPLD イメージ ファイルの名前。大文字と小文字が区別されます。

slot0: (任意)外部フラッシュ メモリを指定します。

volatile: (任意)デバイス上の揮発性メモリを指定します。

リリース 変更内容

4.2 (1) このコマンドが追加されました。

FND-58Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 75: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install all epld

例 次に、Cisco NX-OS EPLD イメージをアップグレードする例を示します。

switch# install all epld bootflash:n7000-s1-epld.4.2.1.img

Compatibility check:Module Type Upgradable Impact Reason------ ---- ---------- ---------- ------ 3 LC Yes disruptive Module Upgradable 5 SUP Yes disruptive Module Upgradable 7 LC Yes disruptive Module Upgradable 9 LC Yes disruptive Module Upgradable 1 Xbar Yes disruptive Module Upgradable 2 Xbar Yes disruptive Module Upgradable 3 Xbar Yes disruptive Module Upgradable 1 FAN Yes disruptive Module Upgradable 2 FAN Yes disruptive Module Upgradable 3 FAN Yes disruptive Module Upgradable 4 FAN Yes disruptive Module Upgradable

Retrieving EPLD versions... Please wait.

Images will be upgraded according to following table:Module Type EPLD Running-Version New-Version Upg-Required------ ---- ------------- --------------- ----------- ------------ 3 LC Power Manager 5.4 5.6 Yes 3 LC IO 2.11 2.13 Yes 3 LC Forwarding Engine 1.6 1.6 No 5 SUP Power Manager 3.7 3.9 Yes 5 SUP IO 3.26 3.28 Yes 5 SUP Inband 1.7 1.8 Yes 5 SUP Local Bus CPLD 3.0 3.0 No 5 SUP CMP CPLD 6.0 6.0 No 7 LC Power Manager 4.6 4.8 Yes 7 LC IO 1.14 1.15 Yes 7 LC Forwarding Engine 1.6 1.6 No 7 LC FE Bridge(1) 186.3 186.3 No 7 LC FE Bridge(2) 186.3 186.3 No 7 LC Linksec Engine(1) 1.8 2.2 Yes 7 LC Linksec Engine(2) 1.8 2.2 Yes 7 LC Linksec Engine(3) 1.8 2.2 Yes 7 LC Linksec Engine(4) 1.8 2.2 Yes 7 LC Linksec Engine(5) 1.8 2.2 Yes 7 LC Linksec Engine(6) 1.8 2.2 Yes 7 LC Linksec Engine(7) 1.8 2.2 Yes 7 LC Linksec Engine(8) 1.8 2.2 Yes 9 LC Power Manager 5.4 5.6 Yes 9 LC IO 2.11 2.13 Yes 9 LC Forwarding Engine 1.6 1.6 No 1 Xbar Power Manager 2.9 2.10 Yes 2 Xbar Power Manager 2.9 2.10 Yes 3 Xbar Power Manager 2.9 2.10 Yes 1 FAN Fan Controller (1) 0.5 0.7 Yes 1 FAN Fan Controller (2) 0.5 0.7 Yes 2 FAN Fan Controller (1) 0.5 0.7 Yes 2 FAN Fan Controller (2) 0.5 0.7 Yes 3 FAN Fan Controller (1) 0.5 0.7 Yes 3 FAN Fan Controller (2) 0.5 0.7 Yes 4 FAN Fan Controller (1) 0.4 0.7 Yes 4 FAN Fan Controller (2) 0.4 0.7 YesThe above modules require upgrade.Do you want to continue (y/n) ? [n]

FND-59Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 76: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install all epld

関連コマンド コマンド 説明

install all Cisco NX-OS デバイスにキックスタートおよびシステム イメージを

インストールします。

reload デバイスに新しい Cisco NX-OS ソフトウェアがリロードされます。

show incompatibility system Cisco NX-OS システム ソフトウェア イメージ間の設定の非互換性が

表示されます。

show version ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。

FND-60Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 77: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install all parallel

install all parallelシステムのラインカードを同時にアップグレードするには、install all parallel コマンドを使用します。

install all parallel

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン install all parallel コマンドを使用すると、3 つのラインカードを同時にアップグレードできます。

パラレルな install all parallel は、Cisco NX-OS Release 5.2 以降のリリースにアップグレードする場

合にのみサポートされます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、システムのラインカードを同時にアップグレードする例を示します。

switch(config)# install all parallel

関連コマンド

リリース 変更内容

5.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

boot kickstart キックスタート イメージのブート変数が設定されます。

boot system システム イメージのブート変数が設定されます。

reload デバイスに新しい Cisco NX-OS ソフトウェアがリロードされます。

show incompatibility system

Cisco NX-OS システム ソフトウェア イメージ間の設定の非互換性が表示

されます。

FND-61Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 78: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install fan-module epld

install fan-module epldElectronically Programmable Logical Device(EPLD)のイメージをファン モジュールにインストール

するには、install fan-module epld コマンドを使用します。

install fan-module slot epld {bootflash: | slot0: | volatile:}filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン EPLD イメージ ファイルをインストールする前に、そのファイルをローカル ストレージにコピーする

必要があります。

アクティブなスーパーバイザ モジュールから install fan-module epld コマンドを入力し、その他のす

べてのモジュールをアップグレードします。

ファン モジュールの EPLD のバージョンを表示するには、show version fan slot epld コマンドを使用

します。

注意 EPLD のアップグレードまたはダウングレードの進行中に、モジュールの挿入や取り外しは行わな

いでください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、EPLD イメージをモジュールにインストールする例を示します。

switch# install fan-module 1 epld bootflash:n7000-s1-epld.4.0.2.bin

slot シャーシのスロット番号。

bootflash: 内部フラッシュ メモリが指定されます。

slot0: 外部フラッシュ メモリが指定されます。

volatile: 揮発性メモリが指定されます。

filename EPLD イメージ ファイルの名前。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-62Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 79: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install fan-module epld

関連コマンド コマンド 説明

copy ファイルをコピーします。

show version ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。

FND-63Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 80: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install feature-set

install feature-setモジュールにフィーチャ セットをインストールするには、feature-set コマンドを使用します。モ

ジュールからフィーチャ セットをアンインストールするには、このコマンドの no 形式を使用します。

install feature-set [fcoe | fex | l2mp]

no install feature-set [fcoe | fex | l2mp]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード config-vdc

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

ネットワーク オペレータ

VDC 管理者

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、フィーチャ セットをインストールする例を示します。

switch(config)# install feature-set l2mpswitch(config)#

次に、フィーチャ セットをアンインストールする例を示します。

switch(config)# no install feature-set l2mpswitch(config)#

関連コマンド

fcoe (任意)Fibre Channel over Ethernet を指定します。

fex (任意)ファブリック エクステンダを指定します。

l2mp (任意)FabricPath を指定します。

リリース 変更内容

5.1(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

allow feature-set 仮想デバイス コンテキスト(VDC)でのフィーチャ セットの使用を

許可します。

feature-set フィーチャ セットをイネーブルにします。

FND-64Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 81: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install license

install licenseライセンスをインストールするには、install license コマンドを使用します。

install license {bootflash: | slot0: | usb0: | usb1:}src-filename [target-filename]

構文の説明

デフォルト ライセンスはインストールされません。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン ターゲット ファイル名をコピー元の場所の後に指定した場合は、ライセンス ファイルがその名前でイ

ンストールされます。その他の場合は、ソース URL のファイル名が使用されます。また、このコマン

ドはインストール前のライセンス ファイルも検証します。

Cisco NX-OS デバイスでのライセンスのインストールについては、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Licensing Guide, Release 5.x』を参照してください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、bootflash: ディレクトリ内にある license-file という名前のファイルをインストールする例を示

します。

switch# install license bootflash:license-file

関連コマンド

bootflash: ライセンス ファイルの送信元の場所として内部フラッシュ メモリが指定さ

れます。

slot0: ライセンス ファイルの送信元の場所として外部フラッシュ メモリが指定さ

れます。

usb0: ライセンス ファイルの送信元の場所として外部 USB メモリが指定されま

す。

usb1: ライセンス ファイルの送信元の場所として外部 USB メモリが指定されま

す。

src-filename 元のライセンス ファイルの名前を指定します。

target-filename (任意)ターゲット ライセンス ファイルの名前を指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show license ライセンス情報を表示します。

FND-65Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 82: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install module epld

install module epldElectronically Programmable Logical Device(EPLD)のイメージを I/O モジュールにインストールす

るには、install module epld コマンドを使用します。

install module slot epld {bootflash: | slot0: | volatile:}filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン EPLD イメージ ファイルをインストールする前に、そのファイルをローカル ストレージにコピーする

必要があります。

アクティブなスーパーバイザ モジュールから install module epld コマンドを入力し、その他のすべて

のモジュールをアップグレードします。

ファブリック モジュールの EPLD のバージョンを表示するには、show version module slot epld コマ

ンドを使用します。

注意 EPLD のアップグレードまたはダウングレードの進行中に、モジュールの挿入や取り外しは行わな

いでください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、EPLD イメージをファブリック モジュールにインストールする例を示します。

switch# install module 2 epld bootflash:n7000-s1-epld.4.0.2.bin

slot シャーシのスロット番号。有効な範囲は 1 ~ 18 です。

bootflash: 内部フラッシュ メモリが指定されます。

slot0: 外部フラッシュ メモリが指定されます。

volatile: 揮発性メモリが指定されます。

filename EPLD イメージ ファイルの名前。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-66Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 83: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install module epld

関連コマンド コマンド 説明

copy ファイルをコピーします。

show version ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。

FND-67Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 84: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install xbar-module epld

install xbar-module epldElectronically Programmable Logical Device(EPLD)のイメージをファブリック モジュールにインス

トールするには、install xbar-module epld コマンドを使用します。

install xbar-module slot epld {bootflash: | slot0: | volatile:}filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン EPLD イメージ ファイルをインストールする前に、そのファイルをローカル ストレージにコピーする

必要があります。

アクティブなスーパーバイザ モジュールから install xbar-module epld コマンドを入力し、その他のす

べてのモジュールをアップグレードします。

I/O モジュールの EPLD のバージョンを表示するには、show version xbar slot epld コマンドを使用し

ます。

注意 EPLD のアップグレードまたはダウングレードの進行中に、モジュールの挿入や取り外しは行わな

いでください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、EPLD イメージを I/O モジュールにインストールする例を示します。

switch# install xbar-module 2 epld bootflash:n7000-s1-epld.4.0.2.bin

slot シャーシのスロット番号。有効な範囲は 1 ~ 18 です。

bootflash: 内部フラッシュ メモリが指定されます。

slot0: 外部フラッシュ メモリが指定されます。

volatile: 揮発性メモリが指定されます。

filename EPLD イメージ ファイルの名前。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-68Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 85: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

install xbar-module epld

関連コマンド コマンド 説明

copy ファイルをコピーします。

show version ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。

FND-69Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 86: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

line com1

line com1COM1 ポートを指定して COM1 ポート コンフィギュレーション モードを開始するには、line com1 コマンドを使用します。

line com1

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン COM1 回線は、コンソール ポート セッションまたは COM1 ポート セッションから設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポート コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)#

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。

FND-70Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 87: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

line console

line consoleコンソール ポートを指定して、コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始するには、

line console コマンドを使用します。

line console

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン line console コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)だ

けで使用します。

コンソール回線は、コンソール ポート セッションからだけ設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)#

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。

FND-71Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 88: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

line vty

line vty仮想端末を指定して、ライン コンフィギュレーション モードを開始するには、line vty コマンドを使

用します。

line vty

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ライン コンフィギュレーション モードを開始する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line vtyswitch(config-line)#

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。

FND-72Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 89: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

modem connect line

modem connect lineモデムが接続されていることを Cisco NX-OS デバイスに通知するには、modem connect line コマンド

を使用します。

modem connect line {com1 | console}

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン modem connect line コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキ

スト)だけで使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、モデムが COM1 ポートに接続されていることをデバイスに通知する例を示します。

switch# modem connect line com1

次に、モデムがコンソール ポートに接続されていることをデバイスに通知する例を示します。

switch# modem connect line console

関連コマンド

com1 モデムが COM1 ポートに接続されていることを指定します。

console モデムがコンソール ポートに接続されていることを指定します。

リリース 変更内容

4.1(2) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

modem in COM1 ポートまたはコンソール ポートでモデム接続がイネーブルになり

ます。

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されま

す。

FND-73Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 90: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

modem in

modem inCOM1 ポートまたはコンソール ポートでモデム接続をイネーブルにするには、modem in コマンドを

使用します。モデム接続をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。

modem in

no modem in

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト 無効

コマンド モード COM1 ポート コンフィギュレーション

コンソール ポート コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン modem in コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)だ

けで使用します。

コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポートでモデム接続をイネーブルにする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# modem in

次に、コンソール ポートでモデム接続をイネーブルにする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# modem in

次に、コンソール ポートでモデム接続をディセーブルにする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# no modem in

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-74Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 91: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

modem in

関連コマンド コマンド 説明

line com1 COM1 ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

line console コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されま

す。

FND-75Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 92: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

modem init-string

modem init-stringCOM1 ポートまたはコンソール ポートに接続されているモデムに初期化ストリングをダウンロードす

るには、modem init-string コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

modem init-string {default | user-input}

no modem init-string

構文の説明

デフォルト デフォルトの初期化ストリングは、ATE0Q1&D2&C1S0=1\015 です。

コマンド モード COM1 ポート コンフィギュレーション

コンソール ポート コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン modem init-string コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキ

スト)だけで使用します。

コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。

デフォルトの初期化文字列 ATE0Q1&D2&C1S0=1\015 の定義は次のとおりです。

• AT:注意

• E0(必須):エコーなし

• Q1:結果コードがオン

• &D2:通常の Data Terminal Ready(DTR; データ ターミナル レディ)オプション

• &C1:データ キャリア状態の追跡がイネーブル

• S0=1:1 回の呼び出し音の後に応答

• \015(必須):8 進数で表された復帰コード

ユーザ入力の初期化文字列を設定するには、modem set-string コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポートに接続されているモデムにデフォルトの初期化ストリングをダウンロードする例

を示します。

default デフォルトの初期化文字列をダウンロードします。

user-input ユーザ入力の初期化文字列をダウンロードします。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-76Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 93: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

modem init-string

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# modem init-string default

次に、コンソール ポートに接続されたモデムにデフォルトの初期化文字列をダウンロードする例を示

します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# modem init-string default

次に、COM1 ポートに接続されているモデムにユーザ入力の初期化ストリングをダウンロードする例

を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# modem init-string user-input

次に、コンソール ポートに接続されたモデムにユーザ入力の初期化文字列をダウンロードする例を示

します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# modem init-string user-input

次に、COM1 ポートに接続されているモデムの初期化ストリングをデフォルトの設定に戻す例を示し

ます。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# no modem init-string

次に、コンソール ポートに接続されているモデムの初期化ストリングをデフォルトの設定に戻す例を

示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# no modem init-string

関連コマンド コマンド 説明

line com1 COM1 ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

line console コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

modem set-string user-input モデムにユーザ入力の初期化文字列を設定します。

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示さ

れます。

FND-77Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 94: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

modem restart line

modem restart lineCOM1 ポートまたはコンソール ポートのモデム接続を再起動するには、modem restart line コマンド

を使用します。

modem restart line {com1 | console}

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン modem restart line コマンドは、デフォルトの仮想デバイス コンテキスト(VDC)だけで使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポートに接続されたモデムを再起動する例を示します。

switch# modem restart line com1

次に、コンソール ポートに接続されたモデムを再起動する例を示します。

switch# modem restart line console

関連コマンド

com1 COM1 ポートに接続されたモデムが再起動されます。

console コンソール ポートに接続されたモデムが再起動されます。

リリース 変更内容

4.1(2) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

modem in COM1 ポートまたはコンソール ポートでモデム接続がイネーブルになり

ます。

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されま

す。

FND-78Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 95: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

modem set-string user-input

modem set-string user-inputCOM1 ポートまたはコンソール ポートに接続されているモデムにダウンロードするユーザ入力の初期

化ストリングを設定するには、modem set-string user-input コマンドを使用します。デフォルトの設

定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

modem set-string user-input string

no modem set-string

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード COM1 ポート コンフィギュレーション

コンソール ポート コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン modem set-string user-input コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)だけで使用します。

コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポートに接続されているモデムでのユーザ入力の初期化ストリングを設定する例を示し

ます。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# modem set-string user-input ATE0Q1&D2&C1S0=3\015

次に、コンソール ポートに接続されたモデムのための、ユーザ入力の初期化文字列を設定する例を示

します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# modem set-string user-input ATE0Q1&D2&C1S0=3\015

次に、COM1 ポートに接続されているモデムでのユーザ入力の初期化ストリングをデフォルトの設定

に戻す例を示します。

switch# configure terminal

string ユーザ入力の文字列を指定します。この文字列は 100 文字以下の長さの英

数字で、大文字と小文字を区別し、特殊文字を含むことができます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-79Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 96: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

modem set-string user-input

switch(config)# line com1switch(config-com1)# no modem set-string

次に、コンソール ポートに接続されたモデムのための、デフォルトの初期化文字列に戻す例を示しま

す。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# no modem set-string

関連コマンド コマンド 説明

line com1 COM1 ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

line console コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

modem init-string モデムにユーザ入力の初期化文字列をダウンロードします。

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されま

す。

FND-80Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 97: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

move

moveあるディレクトリから別のディレクトリにファイルを移動するには、move コマンドを使用します。

move [filesystem:[//module/][directory/] | directory/]source-filename {{filesystem:[//module/][directory/] | directory/}[destination-filename] | target-filename}

構文の説明

デフォルト 移動先ファイルのデフォルト名は、移動元ファイル名と同じです。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン copy コマンドを使用すると、ファイルのコピーを作成できます。

ヒント 同じディレクトリ内でファイルを移動することで、ファイル名を変更できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、別のディレクトリにファイルを移動する例を示します。

switch# move file1 my_files:file2

次に、別のファイル システムにファイルを移動する例を示します。

switch# move file1 slot0:

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。大文字と小文字が区別され

ます。

//module/ (任意)スーパーバイザ モジュールの ID を指定します。有効な値は sup-active、sup-local、sup-remote、または sup-standby です。ID では、

大文字と小文字が区別されます。

directory/ (任意)ディレクトリの名前を指定します。大文字と小文字が区別されま

す。

source-filename 移動するファイルの名前を指定します。大文字と小文字が区別されます。

destination-filename (任意)移動先ファイルの名前を指定します。この名前は 64 文字以下の英

数字で、大文字と小文字が区別されます。

target-filename (任意)ターゲット ファイルの名前。target-filename 引数は、64 文字以内

の英数字で指定します。大文字と小文字が区別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-81Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 98: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

move

次に、別のスーパーバイザ モジュールにファイルを移動する例を示します。

switch# move file1 bootflash://sup-remote/file1.bak

関連コマンド コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

copy ファイルのコピーを作成します。

dir ディレクトリの内容を表示します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-82Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 99: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

parity

parityCOM1 ポートまたはコンソール ポートのパリティを設定するには、parity コマンドを使用します。デ

フォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

parity {even | none | odd}

no parity {even | none | odd}

構文の説明

デフォルト デフォルトは none キーワードです。

コマンド モード COM1 ポート コンフィギュレーション

コンソール ポート コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン parity コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)だけで

使用します。

コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポートのパリティを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# parity even

次に、コンソール ポートにパリティを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# parity even

次に、COM1 ポートのパリティをデフォルトの設定に戻す例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# no parity even

even 偶数パリティを指定します。

none パリティなしを指定します。

odd 奇数パリティを指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-83Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 100: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

parity

次に、コンソール ポートのデフォルトのパリティに戻す例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# no parity even

関連コマンド コマンド 説明

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。

FND-84Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 101: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

ping

ping別のデバイスへのネットワーク接続を IPv4 アドレス指定を使用して判別するには、ping コマンドを使

用します。

ping {dest-ipv4-address | hostname} [count {number | unlimited}] [df-bit] [interval seconds] [packet-size bytes] [source src-ipv4-address] [timeout seconds] [vrf vrf-name]

構文の説明

デフォルト デフォルト値については、このコマンドの「構文の説明」の項を参照してください。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン IPv6 アドレッシングを使用して他のデバイスへのネットワーク接続性を調べるには、ping6 コマンド

を使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

dest-ipv4-address 宛先デバイスの IPv4 アドレス。フォーマットは、A.B.C.D です。

hostname 宛先デバイスのホスト名。ホスト名では、大文字と小文字が区別されま

す。

count (任意)送信の回数を指定します。

number ping の数を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 655350 です。デフォルト

は 5 です。

unlimited 無制限の回数の ping を許可します。

df-bit (任意)IPv4 ヘッダーの Do-Not-Fragment ビットをイネーブルにします。

デフォルト設定は、ディセーブルです。

interval seconds (任意)送信の間隔を秒数で指定します。指定できる範囲は 0 ~ 60 です。

デフォルトは 1 秒です。

packet size bytes (任意)送信するパケット サイズをバイト数で指定します。指定できる範

囲は 1 ~ 65468 です。デフォルト値は 56 バイトです。

source scr-ipv4-address (任意)使用する送信元 IPv4 アドレスを指定します。フォーマットは、

A.B.C.D です。デフォルトは、デバイスの管理インターフェイスの IPv4 アドレスです。

timeout seconds (任意)無応答タイムアウトの間隔を秒数で指定します。指定できる範囲

は 1 ~ 60 です。デフォルトは 2 秒です。

vrf vrf-name (任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび

フォワーディング)の名前を指定します。デフォルトはデフォルト VRF です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-85Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 102: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

ping

例 次に、別のデバイスへの接続を IPv4 アドレス指定を使用して判別する例を示します。

switch# ping 172.28.231.246 vrf managementPING 172.28.231.246 (172.28.231.246): 56 data bytesRequest 0 timed out64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=1 ttl=63 time=0.799 ms64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=2 ttl=63 time=0.597 ms64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=3 ttl=63 time=0.711 ms64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=4 ttl=63 time=0.67 ms

--- 172.28.231.246 ping statistics ---5 packets transmitted, 4 packets received, 20.00% packet lossround-trip min/avg/max = 0.597/0.694/0.799 ms

関連コマンド コマンド 説明

ping6 Internet Protocol Version 6(IPv6; インターネット プロトコル バージョ

ン 6)アドレッシングを使用して他のデバイスへの接続性を調べます。

FND-86Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 103: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

ping6

ping6IPv6 アドレッシングを使用して他のデバイスへのネットワーク接続性を調べるには、ping6 コマンド

を使用します。

ping6 {dest-ipv6-address | hostname} [count {number | unlimited}] [interface intf-id] [interval seconds] [packet-size bytes] [source ipv6-address] [timeout seconds] [vrf vrf-name]

構文の説明

デフォルト デフォルト値については、このコマンドの「構文の説明」の項を参照してください。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

dest-ipv6-address 宛先デバイスの IPv6 アドレスを指定します。フォーマットは、A.B.C.D です。

hostname 宛先デバイスのホスト名。ホスト名では、大文字と小文字が区別されま

す。

count (任意)送信の回数を指定します。

number ping の数を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 655350 です。デフォルト

は 5 です。

unlimited 無制限の回数の ping を許可します。

interface intf-id (任意)IPv6 パケットを送信するインターフェイスを指定します。有効な

インターフェイスのタイプは、イーサネット、ループバック、ポート チャ

ネル、および VLAN です。

interval seconds (任意)送信の間隔を秒数で指定します。指定できる範囲は 0 ~ 60 です。

デフォルトは 1 秒です。

packet size bytes (任意)送信するパケット サイズをバイト数で指定します。指定できる範

囲は 1 ~ 65468 です。

source ipv6-address (任意)使用する送信元 IPv6 アドレスを指定します。形式は、A:B::C:D です。デフォルトは、デバイスの管理インターフェイスの IPv6 アドレスで

す。

timeout seconds (任意)無応答タイムアウトの間隔を秒数で指定します。指定できる範囲

は 1 ~ 60 です。デフォルトは 2 秒です。

vrf vrf-name (任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよび

フォワーディング)の名前を指定します。デフォルトはデフォルト VRF です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-87Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 104: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

ping6

使用上のガイドライン 別のデバイスへのネットワーク接続を IPv4 アドレス指定を使用して判別するには、ping コマンドを使

用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、IPv6 アドレッシングを使用して他のデバイスへの接続性を調べる例を示します。

switch# ping6 2001:0DB8::200C:417A vrf management

関連コマンド コマンド 説明

ping IPv4 アドレッシングを使用して他のデバイスへの接続性を調べます。

FND-88Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 105: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

pong

pong現在の仮想デバイス コンテキスト(VDC)の pong サービスを開始するには、pong コマンドを使用し

ます。

pong {source mac destination mac} vlan vlan-id count numbers cos | details | inject | interface interface-id | interval seconds | timeout seconds]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション モード(config)

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、FabricPath スイッチ ID 間の Pong サービスの例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# pong destination-swid 2811 destination-mac 18ef.63e9.ee43 vlan 2

source 送信元 ID を指定します。

mac MAC アドレス。使用できる形式は、E.E.E、EE-EE-EE-EE-EE-EE、EE:EE:EE:EE:EE:EE、または EEEE.EEEE.EEEE です。

destination 宛先 ID を指定します。

vlan パケットが通過する VLAN を指定します。

vlan-id VLAN ID。有効な範囲は 1 ~ 4094 です。

count numbers 送信するパケット数を指定します。範囲は 0 ~ 2147483647 です。

cos 802.1Q CoS 値。有効な範囲は 0 ~ 7 です。

details (任意)すべてのタイムスタンプの詳細を指定します。

inject (任意)インターフェイス経由のパケットの注入を指定します。

interface interface-id (任意)Pong メッセージを送信するインターフェイスを指定します。有効

なインターフェイスのタイプは、イーサネットです。

interval seconds (任意)Pong メッセージを送信する間隔を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 5 です。

timeout seconds (任意)Pong 応答の受信のタイムアウトを指定します。指定できる範囲は 2 ~ 10 です。

リリース 変更内容

6.1(1) コマンド出力が変更されました。

5.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-89Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 106: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

pong

Packet No. 1

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 49282 18-ef-63-e9-ee-43 (2811) 0 530568408*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4872Round trip time: 0sec 15624 nsec

Packet No. 2

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 48962 18-ef-63-e9-ee-43 (2811) 0 536461272*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4808Round trip time: 0sec 15544 nsec

Packet No. 3

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 48482 18-ef-63-e9-ee-43 (2811) 0 534087176*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4888Round trip time: 0sec 15544 nsec

Packet No. 4

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 48802 18-ef-63-e9-ee-43 (2811) 0 541281528*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4824Round trip time: 0sec 15544 nsec

Packet No. 5

Legend: (*) - software delay(not hardware latency)

FND-90Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 107: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

pong

(#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 48802 18-ef-63-e9-ee-43 (2811) 0 543347528*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4856Round trip time: 0sec 15576 nsec

Summary: Packets sent on vlan : 2 Total packets sent : 5 Total packets received: 5 Maximum round trip time in ns: 15624 Minimum round trip time in ns: 15544 Average round trip time in ns: 15566

次に、スタティック MAC を使用して Pong サービスによる注入の例を示します。

switch(config)# configure terminalswitch(config)# pong source 1.2.3 destination 18ef.63e9.ee43 interface ethernet 1/10 inject

Packet No. 1

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 43042 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 42883 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 540653528*#4 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 4760#5 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 4816Round trip time: 0sec 23984 nsec

Packet No. 2

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 43282 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 48003 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 543289656*#4 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 4776#5 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 4816Round trip time: 0sec 24552 nsec

Packet No. 3

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path

FND-91Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 108: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

pong

(NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 43042 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 48163 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 532286984*#4 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 4760#5 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 4816Round trip time: 0sec 24512 nsec

Packet No. 4

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 42402 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 48163 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 532730344*#4 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 4792#5 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 4832Round trip time: 0sec 24480 nsec

Packet No. 5

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 43602 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 48323 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 542201864*#4 18-ef-63-e9-ee-42 (NA) 0 4760#5 18-ef-63-e9-ee-41 (NA) 0 4784Round trip time: 0sec 24568 nsec

Summary: Packets sent on vlan : 1 Total packets sent : 5 Total packets received: 5 Maximum round trip time in ns: 24568 Minimum round trip time in ns: 23984 Average round trip time in ns: 24419

次に、送信元 MAC が指定された CE Pong の例を示します。

switch(config-if)# pong source 18ef.63e9.ee41 destination 18ef.63e9.ee43

Packet No. 1

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available

FND-92Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 109: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

pong

--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 42562 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 539622256*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4264Round trip time: 0sec 14360 nsec

Packet No. 2

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 48322 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 533784720*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4808Round trip time: 0sec 15448 nsec

Packet No. 3

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 47682 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 538628976*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4808Round trip time: 0sec 15384 nsec

Packet No. 4

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 48002 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 533690096*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4792Round trip time: 0sec 15416 nsec

Packet No. 5

Legend: (*) - software delay(not hardware latency) (#) - reverse path (NA) - not available--- ------------------------- --------------------------Hop System-mac (switch-id) Switching time (sec, nsec)--- ------------------------- --------------------------

FND-93Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 110: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

pong

1 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 48322 18-ef-63-e9-ee-43 (NA) 0 544597072*#3 18-ef-63-e9-ee-42 ( 456) 0 4792Round trip time: 0sec 15448 nsec

Summary: Packets sent on vlan : 1 Total packets sent : 5 Total packets received: 5 Maximum round trip time in ns: 15448 Minimum round trip time in ns: 14360 Average round trip time in ns: 15211

関連コマンド コマンド 説明

feature pong Pong 機能をイネーブルにします。

feature ptp 高精度時間プロトコル(PTP)機能をイネーブルにします。このコマンド

は、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Command Reference, Release 5.x』に記載されています。

FND-94Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 111: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

pop

pop保存されたコマンド モード コンテキストを復元するには、pop コマンドを使用します。

pop [name]

構文の説明

デフォルト 近保存されたモード コンテキスト

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン コマンド モード コンテキストは push コマンドを使用して保存できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、名前がないコマンド モード コンテキストを復元する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# role name testswitch(config-role)# pushswitch(config-role)# endswitch# popswitch(config-role)#

次に、名前があるコマンド モード コンテキストを復元する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# push com1switch(config-com1)# endswitch# pop com1switch(config-com1)#

関連コマンド

name (任意)コマンド モード コンテキストの名前。

リリース 変更内容

4.1(2) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

push コマンド モード コンテキストを保存します。

FND-95Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 112: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

power redundancy-mode

power redundancy-mode電源装置冗長モードを設定するには、power redundancy-mode コマンドを使用します。デフォルトの

設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

power redundancy-mode {combined | insrc-redundant | ps-redundant | redundant}

no power redundancy-mode {combined | insrc-redundant | ps-redundant | redundant}

構文の説明

デフォルト ps-redundant

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン power redundancy-mode コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイスコ

ンテキスト)でのみ使用できます。

電源は次のモードで設定できます。

• 複合電源モード:これは、 も簡素な電源モードですが、電源の冗長性がありません。このモード

で使用可能な電力は、すべての電源装置の電力の合計です。

• 電源冗長モード:このモードは、アクティブな電源がダウンしたときに備えて予備の電源装置を 1 台追加します。このモードを使用すると、 大の電力を供給できる電源装置がスタンバイ モード

で動作します。残りの 1 台または 2 台の電源装置がアクティブになります。使用可能な電力は、ア

クティブな電源ユニットによって供給される電力の合計です。

• 入力電源冗長モード:このモードでは 2 つの電気回路網を使用します。1 つの回路網で各電源装置

の半分のモジュールに電力を供給します。一方の電源回路網がダウンしても、各電源装置が残りの

半分のモジュールから電力の供給を受けて動作し続けします。使用可能な電力は、2 つの回路網の

うち電力の少ないほうの回路網に接続された電源装置から供給される電力の合計です。

• 完全冗長モード:このモードは、電源装置の冗長性と入力電源の冗長性を組み合わせたものです。

つまり、シャーシは予備の電源装置を 1 台備えており、各電源装置の半分が 1 つの電源回路網に接

続され、残りの半分がもう 1 つの電源回路網に接続されます。使用可能な電力は、電源装置モード

と入力電源モードのうち使用可能電力が小さいほうです。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

combined コンバインド電源モードを指定します。

insrc-redundant 入力電源冗長モードを指定します。

ps-redundant 電源冗長モードを指定します。

redundant 完全冗長モードを指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-96Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 113: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

power redundancy-mode

例 次に、完全電源冗長モードを設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# power redundancy-mode redundant

次に、完全電源冗長モードをディセーブルにする例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# no power redundancy-mode redundant

関連コマンド コマンド 説明

show environment デバイスのハードウェア環境に関する情報を表示します。

FND-97Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 114: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

purge module running-config

purge module running-config存在しないモジュールの設定を実行コンフィギュレーションから削除するには、purge module running-config コマンドを使用します。

purge module slot running-config

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン purge module running-config コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイ

ス コンテキスト)だけで使用します。

どのモジュールが存在しないかを確認するには、show hardware コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、存在しないモジュールの設定を実行コンフィギュレーションから削除する例を示します。

switch# purge module 1 running-config

関連コマンド

slot シャーシのスロット。有効な範囲は 1 ~ 18 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show running-config 実行コンフィギュレーションを表示します。

FND-98Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 115: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

push

pushコマンド モード コンテキストを保存するには、push コマンドを使用します。

push [name]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン コマンド モード コンテキストは 1 つだけ保存できます。保存されたコマンド モード コンテキストを復

元するには pop コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、名前がないコマンド モード コンテキストを保存する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# role name testswitch(config-role)# push

次に、名前があるコマンド モード コンテキストを保存する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# push com1

関連コマンド

name (任意)コマンド モード コンテキストの名前。

リリース 変更内容

4.1(2) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

pop コマンド モード コンテキストが復元されます。

FND-99Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 116: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

reload

reloadCisco NX-OS デバイス全体をリロードするには、reload コマンドを使用します。

reload [soft]

構文の説明

デフォルト デバイス全体がリロードされます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン reload コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)だけで

使用します。

reload コマンドは、デバイスでリブートする場合にブート変数で参照されるキックスタート イメージ

とシステム イメージを使用します。show boot コマンドを使用して、キックスタートおよびシステム ブート変数の内容を検証します。正しいイメージを参照するようブート変数を設定するには、boot kickstart コマンドと boot system コマンドを使用します。

ブート変数がデバイス上のイメージを参照しない場合は、reload コマンドを入力したあとに loader> プロンプトにデバイスが表示されます。loader> プロンプトからの復元については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Troubleshooting Guide, Release 5.x』を参照してください。

注意 reload コマンドでは、デバイス上のトラフィックを中断します。

(注) reload コマンドでは、実行コンフィギュレーションが保存されません。デバイスの現在のコンフィ

ギュレーションを保存するには、copy running-config startup-config コマンドを使用します。

Cisco NX-OS デバイスでのイメージのアップグレードとダウングレードについては、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide, Release 5.x』を参照してください。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、Cisco NX-OS デバイスをリロードする例を示します。

switch# copy running-config startup-config[########################################] 100%

soft (任意)アクティブ スーパーバイザ モジュールに接続管理プロセッサ

(CMP)をリロードしないように指定されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-100Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 117: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

reload

switch# reloadThis command will reboot the system. (y/n)? [n] y

関連コマンド コマンド 説明

boot kickstart キックスタート ブート変数が設定されます。

boot system システム ブート変数が設定されます。

copy running-config startup-config 現在の実行コンフィギュレーションをスタートアップ コン

フィギュレーションにコピーします。

install all 物理デバイスにソフトウェアをインストールします。

show boot ブート変数の設定情報を表示します。

show version ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。

FND-101Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 118: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

reload cmp module

reload cmp module接続管理プロセッサ(CMP)をリロードするには、reload cmp module コマンドを使用します。

reload cmp module slot

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン reload cmp module コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキ

スト)だけで使用します。

使用しているデバイス上での CMP の場所を特定するには、show hardware コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、スロット上のスーパーバイザ モジュールに CMP をリロードする例を示します。

switch# reload cmp module 5

関連コマンド

slot シャーシのスロット番号。指定できる範囲は 9 ~ 10 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show version ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。

FND-102Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 119: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

reload module

reload moduleデバイスのモジュールをリロードするには、reload module コマンドを使用します。

reload module slot [force-dnld]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン reload module コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)

だけで使用します。

使用しているデバイス上のハードウェアに関する情報を表示するには、show hardware コマンドを使

用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、モジュールをリロードする例を示します。

switch# reload module 2

関連コマンド

slot シャーシのスロット番号。有効な範囲は 1 ~ 18 です。

force-dnld (任意)モジュールにソフトウェアを強制的にダウンロードします。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show version ソフトウェア バージョンに関する情報を表示します。

FND-103Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 120: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

rmdir

rmdirディレクトリを削除するには、rmdir コマンドを使用します。

rmdir [filesystem:[//module/]]directory

構文の説明

デフォルト ディレクトリが現在の作業ディレクトリから削除されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次の例では、ディレクトリを 1 つ削除する方法を示します。

switch# rmdir my_files

関連コマンド

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。大文字と小文字が区別され

ます。

//module/ (任意)スーパーバイザ モジュールの ID を指定します。有効な値は sup-active、sup-local、sup-remote、または sup-standby です。ID では、

大文字と小文字が区別されます。

directory ディレクトリの名前。大文字と小文字が区別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

dir ディレクトリの内容を表示します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-104Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 121: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

run-script

run-scriptコマンドライン インターフェイス(CLI)でコマンド スクリプト ファイルを実行するには、

run-script コマンドを使用します。

run-script [filesystem:[//module/]][directory/]filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン コマンド ファイルをリモート デバイス上に作成し、copy コマンドを使用してそのファイルを Cisco NX-OS デバイスにダウンロードする必要があります。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コマンド スクリプト ファイルを実行する例を示します。

switch# run-script script-file

関連コマンド

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。大文字と小文字が区別され

ます。

//module/ (任意)スーパーバイザ モジュールの ID を指定します。有効な値は sup-active、sup-local、sup-remote、または sup-standby です。ID では、

大文字と小文字が区別されます。

directory/ (任意)ディレクトリの名前を指定します。大文字と小文字が区別されま

す。

filename コマンド ファイルの名前を指定します。大文字と小文字が区別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

copy ファイルをコピーします。

dir ディレクトリの内容を表示します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-105Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 122: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

send

sendアクティブなユーザ セッションにメッセージを送信するには、send コマンドを使用します。

send [session line] text

構文の説明

デフォルト アクティブなすべてのユーザ セッションにメッセージを送信します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン show users コマンドを使用すると、アクティブなユーザ セッションに関する情報を表示できます。

send コマンドにはライセンスは不要です。

例 次に、デバイス上のすべてのアクティブ ユーザ セッションにメッセージを送信する例を示します。

switch# send The system will reload in 15 minutes!The system will reload in 15 minutes!

次に、特定のユーザ セッションにメッセージを送信する例を示します。

switch# send session pts/39 You must log off the device.

関連コマンド

session line (任意)ユーザ セッションを指定します。

text テキスト文字列を指定します。このテキスト文字列は 80 までの英数字で、

大文字と小文字を区別します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show users デバイス上のアクティブ ユーザ セッションが表示されます。

FND-106Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 123: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

setup

setup基本デバイス セットアップ ダイアログを開始するには、setup コマンドを使用します。

setup

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト 工場出荷時の設定

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン setup コマンドを使用してデバイスの設定を変更する場合にダイアログでデフォルト値を受け入れる

と、セットアップ ユーティリティは設定した値ではなく工場出荷時の値を使用します。

セットアップ ユーティリティ ダイアログは、Ctrl+C キーを押すと、いつでも終了できます。

setup コマンドにはライセンスは不要です。

例 次に、基本デバイス セットアップ スクリプトを開始する例を示します。

switch# setup

---- Basic System Configuration Dialog VDC: 1 ----

This setup utility will guide you through the basic configuration ofthe system. Setup configures only enough connectivity for managementof the system.

*Note: setup is mainly used for configuring the system initially,when no configuration is present. So setup always assumes systemdefaults and not the current system configuration values.

Press Enter at anytime to skip a dialog. Use ctrl-c at anytimeto skip the remaining dialogs.

Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no):

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-107Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 124: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

setup

関連コマンド コマンド 説明

show running-config 実行コンフィギュレーションを表示します。

FND-108Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 125: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

session-limit

session-limitデバイスの同時仮想端末セッションの 大数を設定するには、session-limit コマンドを使用します。

デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

session-limit sessions

no session-limit sessions

構文の説明

デフォルト 32 セッション。

コマンド モード ライン コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、同時仮想端末セッションの 大数を設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line vtyswitch(config-line)# session-limit 48

次に、同時仮想端末セッションのデフォルトの 大数に戻す例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line vtyswitch(config-line)# no session-limit 48

関連コマンド

sessions セッションの 大数を指定します。指定できる範囲は 1 ~ 64 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show running-config 実行コンフィギュレーションを表示します。

FND-109Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 126: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show banner motd

show banner motdMessage-of-The-Day(MoTD)バナーを表示するには、show banner motd コマンドを使用します。

show banner motd

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、MoTD バナーを表示する例を示します。

switch# show banner motdUnauthorize access prohibited!

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

banner motd MoTD バナーを設定します。

FND-110Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 127: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show boot

show bootブート変数の設定を表示するには、show boot コマンドを使用します。

show boot [auto-copy | module [slot] | sup-1 | sup-2 | variables]

構文の説明

デフォルト 設定されたすべてのブート変数を表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン sup-1 は、2 つのスーパーバイザ モジュールがあるシャーシの上位のスーパーバイザ モジュールを指

し、sup-2 は下位のスーパーバイザ モジュールを指します。たとえば、Cisco NX-OS 7010 デバイスで

は、sup-1 はスロット 5 にあり、sup-2 はスロット 6 にあります。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、設定されたすべてのブート変数を表示する例を示します。

switch# show boot sup-1kickstart variable = bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.binsystem variable = bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.binsup-2kickstart variable = bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.binsystem variable = bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.binNo module boot variable set

次に、スーパーバイザ モジュール 1 のブート変数を表示する例を示します。

auto-copy (任意)ブートの自動コピーのステータスが表示されます。

module (任意)I/O モジュールに設定されているブート変数を表示します。

slot (任意)シャーシのスロット番号。有効な範囲は 1 ~ 18 です。

sup-1 (任意)スーパーバイザ モジュール 1(sup-1)に設定されているブート変

数が表示されます。

sup-2 (任意)スーパーバイザ モジュール 2(sup-2)に設定されているブート変

数が表示されます。

variables (任意)ブート変数のリストを表示します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-111Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 128: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show boot

switch# show boot sup-1sup-1kickstart variable = bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.binsystem variable = bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin

次に、ブート変数名のリストを表示する例を示します(フィールドの説明については、表 5 を参照し

てください)。

switch# show boot variables ssi system asm-sfn kickstart

関連コマンド

表 5 show boot variables のフィールドの説明

フィールド 説明

ssi サポートされていません。

system システム イメージ ファイル名の変数の名前。

asm-sfn サポートされていません。

kickstart キックスタート イメージ ファイル名の変数の名前。

コマンド 説明

boot auto-copy スタンバイ スーパーバイザ モジュールへのブート イメージの自動コピー

がイネーブルになります。

boot kickstart キックスタート イメージのブート変数が設定されます。

boot system システム イメージのブート変数が設定されます。

FND-112Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 129: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show cli alias

show cli aliasコマンド エイリアスの設定を表示するには、show cli alias コマンドを使用します。

show cli alias [name alias-name]

構文の説明

デフォルト 設定されたすべてのコマンド エイリアス変数を表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、設定されたすべてのコマンド エイリアスを表示する例を示します。

switch# show cli alias CLI alias commands==================ethint :interface ethernetshintbr :show interface brshintupbr :shintbr | include up | include ethernetalias :show cli aliascrun :copy running-config startup-config

次に、特定のコマンド エイリアスを表示する例を示します。

switch# show cli alias name ethintethint :interface ethernet

関連コマンド

name alias-name (任意)コマンド エイリアスの名前を指定します。エイリアス名は 大 30 文字で、大文字と小文字が区別されません。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

cli alias name コマンド エイリアスを設定します。

FND-113Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 130: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show cli history

show cli historyコマンド履歴を表示するには、show cli history コマンドを使用します。

show cli history [lines] [unformatted]

構文の説明

デフォルト フォーマット化された履歴全体を表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コマンドの履歴全体を表示する例を示します。

switch# show cli history 0 22:59:13 show boot 1 23:00:05 show boot sup-1 2 23:01:23 show boot variables 3 23:20:28 config t 4 23:22:16 end 5 23:22:25 show cli alias 6 00:00:10 show cli alias name ethint...

次に、コマンド履歴の 後の 10 行を表示する例を示します。

switch# show cli history 1042 00:42:54 ip route 0.0.0.0/0 172.28.230.143 00:42:54 interface mgmt044 00:42:54 ip address 172.28.231.193/2345 00:42:54 no shutdown46 00:42:54 aaa group server radius aaa-private-sg47 00:42:54 use-vrf management48 00:42:54 telnet server enable49 00:42:54 logging server 172.28.254.25450 00:42:54 power redundancy-mode combined51 00:43:28 show cli history 10

lines (任意)コマンド履歴行の 後の行を何行表示するかを示す値。

unformatted (任意)行番号もタイム スタンプも含めずにコマンドを表示します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-114Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 131: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show cli history

次に、フォーマット化されていないコマンド履歴を表示する例を示します。

switch# show cli history unformattedconfig tvrf context managementip route 0.0.0.0/0 172.28.230.1interface mgmt0ip address 172.28.231.193/23no shutdownaaa group server radius aaa-private-sguse-vrf managementtelnet server enablelogging server 172.28.254.254power redundancy-mode combinedshow cli history unformated

FND-115Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 132: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show cli list

show cli listコマンド モードで利用可能な Cisco NX-OS コマンドをリスト表示するには、show cli list コマンドを

使用します。

show cli list [combinations] [component-name] [recurse]

構文の説明

デフォルト コマンド モードのコマンドが 1 行で表示されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドで生成される長いリストを終了するには、Ctrl+C キーを押します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、EXEC モードで使用できるすべてのコマンドを表示する例を示します。

switch# show cli listMODE execshow system internal modlock-infoshow system internal usd errorsshow system internal usd isrshow system internal usd mtsshow system internal usd timesliceshow system internal usd wdshow system internal aaa event-history errorsshow system internal aaa event-history msgs...^C

次に、コンフィギュレーション コマンド モードで使用できるアドレス解決プロトコル(ARP)に関す

るすべてのコマンドを表示する例を示します。

switch(config)# show cli list arp

combinations (任意)1 つのコマンドで表示される組み合わせの数。範囲は 0 ~ 2147483647 です。デフォルトは 100 です。

component-name (任意)コンポーネントの名前。現在、コンポーネントは ルーティング コマンドに制限されています。

recurse (任意)コマンド モードにおける子コマンドを表示します。

リリース 変更内容

4.0(2) このコマンドが追加されました。

FND-116Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 133: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show cli list

MODE configureno ip arp timeoutno logging level arp <uint:0-7>no ip arp event-history packet size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history event size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history ha size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history errors size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history lcache size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history lcache-errors size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history client-event size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history client-errors size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history snmp size <small|medium|large|disabled>no ip arp event-history cli size <small|medium|large|disabled>logging level arp <uint:0-7>ip arp event-history packet size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history event size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history ha size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history errors size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history lcache size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history lcache-errors size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history client-event size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history client-errors size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history snmp size <small|medium|large|disabled>ip arp event-history cli size <small|medium|large|disabled>ip arp timeout <int:60-28800>

次に、ループバック インターフェイス コマンド モードで使用できる Open Shortest Path First(OSPF)に関するすべてのコマンドを表示する例を示します。

switch(config)# interface loopback 0 switch(config-if)# show cli list ospf MODE if-loopbackno ip ospf network point-to-pointno ip ospf network

関連コマンド コマンド 説明

show cli syntax コマンド モードで使用できる Cisco NX-OS コマンド構文を表示します。

FND-117Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 134: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show cli syntax

show cli syntaxコマンド モードで利用可能な Cisco NX-OS コマンド構文を表示するには、show cli syntax コマンドを

使用します。

show cli syntax [component-name] [long] [mode mode-name] [recurse]

構文の説明

デフォルト コマンド モードのコマンド構文が 1 行で表示されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ロール コンフィギュレーション コマンド モードで利用可能なコマンドのコマンド構文をデフォ

ルト フォーマットで表示する例を示します。

switch(config-role)# show cli syntaxMODE role(0) description <line> | no description(1) description <line> | no description(2) rule <number> { <action> } { { <permission> [ <featuretype> <name> ] } | { command <cmd_line> } } | no rule <number>(3) rule <number> { <action> } { { <permission> [ <featuretype> <name> ] } | { command <cmd_line> } } | no rule <number>(4) [ no ] vlan policy deny(5) [ no ] interface policy deny(6) [ no ] vrf policy deny

次に、ロール コンフィギュレーション コマンド モードで利用可能なコマンドのコマンド構文をロング フォーマットで表示する例を示します。

component-name (任意)コンポーネントの名前。

long (任意)構文がツリー形式で表示されます(1 つのコマンドに対して複数

行)。

mode mode-name (任意)指定されたコマンド モードのコマンド構文だけが表示されます。

recurse (任意)現在のモードの子に対してコマンド モード内のコマンドの構文が表

示されます。

リリース 変更内容

4.0(2) このコマンドが追加されました。 4.2(1) mode キーワードが追加されました。

FND-118Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 135: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show cli syntax

switch(config-role)# show cli syntax longMODE role***(0) description <line> | no description***(1) description <line> | no description***(2) rule <number> { <action> } { { <permission> [ <featuretype> <name> ]} | { command <cmd_line> }} | no rule <number>***(3) rule <number> { <action> } { { <permission> [ <featuretype> <name> ]} | { command <cmd_line> }} | no rule <number>***(4) [no] vlan policy deny***(5) [no] interface policy deny***(6) [no] vrf policy deny

次に、ロール コンフィギュレーション コマンド モードで利用可能なコマンドとサブコマンドのコマン

ド構文をデフォルト フォーマットで表示する例を示します。

switch(config-role)# show cli syntax long recurseMODE role***(0) description <line> | no description***(1) description <line> | no description***(2) rule <number> { <action> } { { <permission> [ <featuretype> <name> ]} | { command <cmd_line> }} | no rule <number>***(3) rule <number> { <action> } { { <permission> [ <featuretype> <name> ]} | { command <cmd_line> }} | no rule <number>***(4) [no] vlan policy deny***(5) [no] interface policy deny***(6) [no] vrf policy denyMODE vlan***(7) [no] permit vlan <vlan-mrange>MODE interface***(8) [no] permit interface <if0>MODE vrf***(9) [no] permit vrf <vrf-name>

FND-119Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 136: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show cli variables

show cli variablesCLI 変数の設定を表示するには、show cli variables コマンドを使用します。

show cli variables

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、CLI 変数を表示する例を示します。

switch# show cli variablesVSH Variable List-----------------TIMESTAMP="2008-06-13-01.14.09"testinterface="ethernet 2/3"

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

cli var name CLI 変数を設定します。

FND-120Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 137: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show clock

show clockクロックの設定を表示するには、show clock コマンドを使用します。

show clock [detail]

構文の説明

デフォルト 設定されたすべてのコマンド エイリアス変数を表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、クロックの設定を表示する例を示します。

switch# show clockFri Jun 13 02:19:20 PDT 2008

次に、クロックの設定およびサマータイム(夏時間)の設定を表示する例を示します。

switch# show clock detailFri Jun 13 02:19:02 PDT 2008summer-time configuration:--------------------------timezone name: PDTstarts : 1 Sunday March at 02:00 hoursEnds : 1 Sunday November at 02:00 hoursMinute offset: 60

関連コマンド

detail (任意)サマータイム(夏時間)オフセットの設定を表示します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

clock set クロックの時刻をセットします。

clock summer-time サマータイム(夏時間)オフセットを設定します。

FND-121Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 138: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show copyright

show copyrightCisco NX-OS ソフトウェアの著作権情報を表示するには、show copyright コマンドを使用します。

show copyright

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、Cisco NX-OS の著作権情報を表示する例を示します。

switch# show copyrightCisco Nexus Operating System (NX-OS) SoftwareTAC support: http://www.cisco.com/tacCopyright (c) 2002-2008, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.The copyrights to certain works contained in this software areowned by other third parties and used and distributed underlicense. Certain components of this software are licensed underthe GNU General Public License (GPL) version 2.0 or the GNULesser General Public License (LGPL) Version 2.1. A copy of eachsuch license is available athttp://www.opensource.org/licenses/gpl-2.0.php andhttp://www.opensource.org/licenses/lgpl-2.1.php

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-122Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 139: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show feature-set

show feature-setフィーチャ セットのステータスを表示するには、show feature-set コマンドを使用します。

show feature-set

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

ネットワーク オペレータ

VDC 管理者

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、フィーチャ セットの状態を表示する例を示します。

switch# show feature-setFeature Set Name ID State-------------------- -------- --------fcoe 1 disabledl2mp 2 enabledfex 3 disabledswitch#

関連コマンド

リリース 変更内容

5.1(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show install all install all コマンドの動作に関連する情報を表示します。

FND-123Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 140: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show file

show fileローカル メモリ上のファイルの内容を表示するには、show file コマンドを使用します。

show file [filesystem:][//directory/]filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ファイルの内容を表示する例を示します。

switch# show file scriptfileconfigure terminalinterface $(testinterface)no shutdownendshow interface $(testinterface)

関連コマンド

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。有効な値は、bootflash、debug、logflash、slot0、usb1、usb2、または volatile です。

//directory/ (任意)ディレクトリの名前を指定します。ディレクトリ名では、大文字と

小文字が区別されます。

filename ファイルの名前。ファイル名では、大文字と小文字が区別されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

dir ディレクトリの内容を表示します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-124Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 141: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show hostname

show hostnameデバイスのホスト名を表示するには、show hostname コマンドを使用します。

show hostname

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン show switchname コマンドでも、デバイスのホスト名が表示されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバイスのホスト名を表示する例を示します。

switch# show hostname

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

hostname デバイスのホスト名が設定されます。

show switchname ホスト名を表示します。

FND-125Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 142: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show incompatibility system

show incompatibility system実行中のシステム イメージと、Cisco NX-OS ソフトウェアをダウングレードする前のシステム イメー

ジとの設定の非互換性を表示するには、show incompatibility system コマンドを使用します。

show incompatibility system {bootflash: | slot0: | volatile:}filename

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン show incompatibility system コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)だけで使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、設定の互換性の問題を表示する例を示します。

switch# show incompatibility system bootflash:old_image.binThe following configurations on active are incompatible with the system image1) Service : eth_port_channel , Capability : CAP_FEATURE_AUTO_CREATED_PORT_CHANNELDescription : active mode port channels, auto create enabled ports or auto created port-channels are presentCapability requirement : STRICTDisable command : 1.Convert Active mode port channels to On mode port channels (no channel mode active).2.Disable autocreate on interfaces (no channel-group auto).3.Convert autocreated port channels to be persistent (port-channel 1 persistent).

bootflash: 内部フラッシュ メモリが指定されます。

slot0: 外部フラッシュ メモリが指定されます。

volatile: デバイス上の揮発性メモリが指定されます。

filename ロードしたソフトウェア イメージと比較するシステム イメージのファイル

名。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-126Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 143: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show install all

show install allinstall all コマンドの動作に関連する情報を表示するには、show install all コマンドを使用します。

show install all {failed-standby | failure-reason | impact [kickstart | system] | status}

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン show install all コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)

だけで使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、インストールできなかった理由を表示する例を示します。

switch# show install all failure-reasonNo install all failure-reason

次に、新しいイメージのインストールが及ぼす影響を表示する例を示します。

switch# show install all impact

Verifying image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin for boot variable "kickstart".[####################] 100% -- SUCCESS

Verifying image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin for boot variable "system

failed-standby スタンバイ スーパーバイザ モジュール上の、ソフトウェアのインストール

の失敗に関するログが表示されます。

failure-reason ソフトウェアをインストールできなかった理由を表示します。

impact ブート変数で参照されたイメージのインストールが及ぼす影響を表示しま

す。

kickstart (任意)キックスタート ブート変数で参照されたキックスタート イメージ

のインストールが及ぼす影響を表示します。

system (任意)システム ブート変数で参照されたシステム イメージのインストー

ルが及ぼす影響を表示します。

status ソフトウェア インストール プロセスのステータスを表示します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。 4.2(1) failed-standby キーワードが追加されました。

FND-127Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 144: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show install all

".[####################] 100% -- SUCCESS

Verifying image type.[####################] 100% -- SUCCESS

Extracting "lc1n7k" version from image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin.[####################] 100% -- SUCCESS

Extracting "bios" version from image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin.[####################] 100% -- SUCCESS

Extracting "system" version from image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin.[####################] 100% -- SUCCESS

Extracting "kickstart" version from image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.gbin.S22.[####################] 100% -- SUCCESS

Compatibility check is done:Module bootable Impact Install-type Reason------ -------- -------------- ------------ ------ 2 yes non-disruptive none 6 yes non-disruptive none

Images will be upgraded according to following table:Module Image Running-Version(pri:alt) New-Version Upg-Required------ ---------- ---------------------------------------- -------------------- ------------ 2 lc1n7k 4.0(2) 4.0(2) no 2 bios v1.10.5(02/27/08): v1.10.5(02/27/08) v1.10.5(02/27/08) no 6 system 4.0(2) 4.0(2) no 6 kickstart 4.0(2) 4.0(2) no 6 bios v3.17.0(03/23/08): v3.17.0(03/23/08) v3.17.0(03/23/08) no

次に、ソフトウェアのインストールのステータスを表示する例を示します。

switch# show install all status

There is an on-going installation...

Enter Ctrl-C to go back to the prompt.

Verifying image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin

-- SUCCESS

Verifying image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin

-- SUCCESS

Extracting "system" version from image bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.2.bin.

-- SUCCESS

FND-128Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 145: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show install all

Extracting "kickstart" version from image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin.

-- SUCCESS

Extracting "loader" version from image bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.2.bin.

-- SUCCESS

関連コマンド コマンド 説明

clear install all failed-standby

スタンバイ スーパーバイザ モジュールでソフトウェアのインストールの

失敗に関するログが消去されます。

install all 物理デバイスにソフトウェアをインストールします。

show boot ブート変数の設定を表示します。

FND-129Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 146: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show license

show licenseライセンス情報を表示するには、show license コマンドを使用します。

show license [brief | file filename]

構文の説明

デフォルト インストールされているライセンスに関する情報を表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバイスにインストールされている特定のライセンスを表示する例を示します。

switch# show license file Enterprise.licEnterprise.lic:SERVER this_host ANYVENDOR ciscoINCREMENT LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \ VENDOR_STRING=<LIC_SOURCE>MDS_SWIFT</LIC_SOURCE><SKU>N7K-LAN1K9=</SKU> \ HOSTID=VDH=TBC10412106 \ NOTICE="<LicFileID>20071025133322456</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID> \ <PAK></PAK>" SIGN=0CC6E2245FBE

次に、デバイスにインストールされているライセンス ファイルのリストを表示する例を示します。

switch# show license briefEnterprise.lic:

次に、デバイスにインストールされているすべてのライセンスを表示する例を示します。

switch# show license Enterprise.lic:SERVER this_host ANYVENDOR ciscoINCREMENT LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG cisco 1.0 permanent uncounted \

brief (任意)デバイスにインストールされているライセンス ファイルのリストを

表示します。

file filename (任意)特定のライセンス ファイルの情報を表示します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-130Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 147: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show license

VENDOR_STRING=<LIC_SOURCE>MDS_SWIFT</LIC_SOURCE><SKU>N7K-LAN1K9=</SKU> \ HOSTID=VDH=TBC10412106 \ NOTICE="<LicFileID>20071025133322456</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID> \ <PAK></PAK>" SIGN=0CC6E2245FBE

FND-131Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 148: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show license feature package mapping

show license feature package mappingCisco NX-OS デバイスの機能で使用可能なパッケージのライセンス情報を表示するには、show license feature package mapping コマンドを使用します。

show license feature package mapping

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

ネットワーク オペレータ

VDC 管理者

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、機能で使用できるパッケージに関するライセンス情報を表示する例を示します。

switch# show license feature package mapping

------------------------Feature-Name: fcoe------------------------

Linecard-Type :AIDAPackage All or Any :anyPackage-Name(ver) :FCOE-N7K-F132XP(1.0)

------------------------Feature-Name: lisp------------------------

Linecard-Type :SUPPackage All or Any :anyPackage-Name(ver) :TRANSPORT_SERVICES_PKG(1.0)

------------------------Feature-Name: mpls_te------------------------

Linecard-Type :SUPPackage All or Any :any

リリース 変更内容

5.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-132Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 149: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show license feature package mapping

Package-Name(ver) :MPLS_PKG(1.0)

------------------------Feature-Name: l3vpn------------------------

Linecard-Type :SUPPackage All or Any :anyPackage-Name(ver) :MPLS_PKG(1.0)

------------------------Feature-Name: ldp------------------------

Linecard-Type :SUPPackage All or Any :anyPackage-Name(ver) :MPLS_PKG(1.0)

switch(config)# show license feature ^% Incomplete command at '^' marker.switch(config)# show license feature package ^% Incomplete command at '^' marker.switch(config)# show license feature package mapping

------------------------Feature-Name: fcoe------------------------

Linecard-Type :AIDAPackage All or Any :anyPackage-Name(ver) :FCOE-N7K-F132XP(1.0)

------------------------Feature-Name: lisp------------------------

Linecard-Type :SUPPackage All or Any :anyPackage-Name(ver) :TRANSPORT_SERVICES_PKG(1.0)

------------------------Feature-Name: mpls_te------------------------

Linecard-Type :SUPPackage All or Any :anyPackage-Name(ver) :MPLS_PKG(1.0)

------------------------Feature-Name: l3vpn------------------------

Linecard-Type :SUPPackage All or Any :anyPackage-Name(ver) :MPLS_PKG(1.0)

------------------------Feature-Name: ldp------------------------

Linecard-Type :SUPPackage All or Any :any

FND-133Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 150: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show license feature package mapping

Package-Name(ver) :MPLS_PKG(1.0)

switch#

関連コマンド コマンド 説明

show license ライセンス情報を表示します。

show license usage ライセンス使用情報を表示します。

FND-134Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 151: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show license host-id

show license host-idライセンスの要求に使用するシャーシのシリアル番号を表示するには、show license host-id コマンド

を使用します。

show license host-id

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン シリアル番号は、コロン(:)のあとに表示されるストリング全体です。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ホスト ID(ノード ロック ライセンスの要求に必要)を表示する例を示します。

switch# show license host-idLicense hostid:VDH=4C0AF664

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-135Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 152: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show license usage

show license usageライセンス使用状況の情報を表示するには、show license usage コマンドを使用します。

show license usage [vdc-all] [LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG | LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG]

構文の説明

デフォルト ローカル VDC のライセンスの使用状況が表示されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ローカル VDC の現在のライセンスの使用状況に関する情報を表示する例を示します。

switch# show license usageFeature Ins Lic Status Expiry Date Comments Count--------------------------------------------------------------------------------LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG No - In use Grace 116D 20HLAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG No - In use Grace 116D 20H--------------------------------------------------------------------------------

vdc-all (任意)すべての VDC のライセンス情報が表示されます。

LAN_ADVANCED_SERVICES_PKG (任意)Advanced Services ライセンス パッケージで使用

中のライセンス付き機能のリストが表示されます。

LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKG (任意)Enterprise Services ライセンス パッケージで使用

中のライセンス付き機能のリストが表示されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-136Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 153: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show license usage

表 6 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。

次に、特定のライセンスで使用中の機能のリストを表示する例を示します。

switch# show license usage LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKGApplication-----------bgpospf-----------

次に、すべての VDC の特定のライセンスで使用されている機能のリストを表示する例を示します。

switch# show license usage vdc-all LAN_ENTERPRISE_SERVICES_PKGApplication-----------bgpospfbgp@2ospf@2-----------

(注) コマンド出力で機能名の後に示される「@2」は、その機能が VDC 2 でイネーブルであることを示し

ます。VDC の名前および ID の情報を表示するには、show vdc コマンドを使用します。

表 6 show license usage フィールドの説明

フィールド 説明

Feature ライセンス パッケージの名前

Ins ライセンスのインストール状況。「No」はライセンスがインストールされ

てないことを示し、「Yes」はライセンスがインストールされていることを

示します。

Lic Count ライセンス数。「-」は、このライセンス パッケージでカウントが使用され

ていないことを示します。このフィールドの数字は、機能別の現在のライ

センスの使用数を示します。このフィールドはサポートされていません。

Status ライセンスの状況。「Unused」は、ライセンスを必要とする機能がイネー

ブルでないことを示します。「In use」は、1 つ以上の機能がライセンスを

使用していることを示します。

Expiry Date ライセンスの有効期限。ライセンスがインストールされていない場合、こ

のフィールドは空白になります。ライセンスがインストールされている場

合、このフィールドには、ライセンスの時間制限がないことを示す

「Never」か、ライセンスの有効期限が表示されます。

Comments 追加情報。「Grace」が残りの時間の日数(「D」)と時間数(「H」)ととも

に表示されます。これは、評価用ライセンスが使用されていることを示し

ます。「license missing」は、エラーが発生したことを示します。

FND-137Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 154: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show line

show lineCOM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報を表示するには、show line コマンドを使用

します。

show line [com1 | console]

構文の説明

デフォルト COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コンソール ポートおよび COM1 ポート の設定に関する情報を表示する例を示します。

switch# show lineline Console: Speed: 115200 baud Databits: 8 bits per byte Stopbits: 1 bit(s) Parity: none Modem In: Disable Modem Init-String - default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015Statistics: tx:26197 rx:805 Register Bits:RTS|CTS|DTR|DSR|CD|RIline Aux: Speed: 9600 baud Databits: 8 bits per byte Stopbits: 1 bit(s) Parity: none Modem In: Enable Modem Init-String - default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015 Hardware Flowcontrol: ONStatistics: +ò ・x90 e+ Register Bits:RTS|CTS|DTR|DSR|CD|RI

次に、コンソール ポートの設定に関する情報だけを表示する例を示します。

com1 (任意)COM1 ポートの設定に関する情報だけが表示されます。

console (任意)コンソール ポートの設定に関する情報だけを表示します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-138Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 155: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show line

switch# show line consoleline Console: Speed: 115200 baud Databits: 8 bits per byte Stopbits: 1 bit(s) Parity: none Modem In: Disable Modem Init-String - default : ATE0Q1&D2&C1S0=1\015Statistics: tx:26197 rx:805 Register Bits:RTS|CTS|DTR|DSR|CD|RI

関連コマンド コマンド 説明

line com1 COM1 ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

line console コンソール ポート コンフィギュレーション モードを開始します。

FND-139Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 156: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show running-config

show running-config実行コンフィギュレーションを表示するには、show running-config コマンドを使用します。

show running-config [all | exclude component-list]

構文の説明

デフォルト ユーザが設定した情報だけを表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン 状況依存のコマンドライン インターフェイス(CLI)ヘルプを使用して有効なコンポーネント名のリス

トを表示できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ユーザが実行コンフィギュレーションに加えた変更を表示する例を示します。

switch# show running-config

次に、デフォルト値を含む、実行コンフィギュレーション全体を表示する例を示します。

switch# show running-config all

次に、コマンド出力から ACL マネージャとコントロール プレーン ポリシング(CoPP)コンポーネン

トを除外する例を示します。

switch# show running-config exclude aclmgr copp

all (任意)デフォルトの情報およびユーザが設定した情報をすべて表示しま

す。

exclude component-list (任意)コマンド出力からコンポーネントが除外されます。component-list 引数はスペース区切りのリストであり、 大 4 つのコンポーネント名を格

納できます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。 4.2(1) exclude オプションが追加されました。

FND-140Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 157: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show running-config

関連コマンド コマンド 説明

copy running-config startup-config 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィ

ギュレーションにコピーします。

show running-config diff 実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュ

レーションの差異を表示します。

show startup-config スタートアップ コンフィギュレーションを表示します。

FND-141Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 158: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show running-config diff

show running-config diff実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションの差異を表示するには、show running-config diff コマンドを使用します。

show running-config diff

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン 表 7 では、コマンド出力で使用される表記法を説明しています。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

表 7 show running-config diff の表記法

表記法 説明

*******************––– line1, line2 ––––*** line1, line2 ****

差異を含む行の範囲を示します。アスタリスク(*)で示される行の

範囲はスタートアップ コンフィギュレーションの行であり、ダッ

シュ(―)で示される範囲はスタートアップ コンフィギュレーショ

ンの行です。

+ text その行が、実行コンフィギュレーションには含まれていないが、ス

タートアップ コンフィギュレーションには含まれていることを示し

ます。

– text その行が、実行コンフィギュレーションには含まれていないが、ス

タートアップ コンフィギュレーションには含まれていることを示し

ます。

! text その行が、両方のコンフィギュレーションに含まれているが、順序

が違うことを示します。

FND-142Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 159: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show running-config diff

例 次に、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションとの差異を表示する例

を示します。

switch# show running-config diff*** Startup-config--- Running-config****************** 48,76 ****--- 48,83 ---- username foo role network-admin username x password 5 ! role network-operator username user-op password 5 $1$ykZCz5Y2$npXjKVQhpa4U7EtwMauQG1 role network-operator telnet server enable ssh key rsa 768 force+ ssh key dsa force ip domain-lookup ip host 172.28.231.193 172.28.231.193 kernel core target 0.0.0.0...

関連コマンド コマンド 説明

copy running-config startup-config 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィ

ギュレーションにコピーします。

show running-config 実行コンフィギュレーションを表示します。

show startup-config スタートアップ コンフィギュレーションを表示します。

FND-143Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 160: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show startup-config

show startup-configスタートアップ コンフィギュレーションを表示するには、show startup-config コマンドを使用しま

す。

show startup-config [exclude component-list]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン 状況依存のコマンドライン インターフェイス(CLI)ヘルプを使用して有効なコンポーネント名のリス

トを表示できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、スタートアップ コンフィギュレーションを表示する例を示します。

switch# show startup-config

次に、コマンド出力から ACL マネージャとコントロール プレーン ポリシング(CoPP)コンポーネン

トを除外する例を示します。

switch# show startup-config exclude aclmgr copp

関連コマンド

exclude component-list (任意)コマンド出力からコンポーネントが除外されます。component-list 引数はスペース区切りのリストであり、 大 4 つのコンポーネント名を格

納できます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。 4.2(1) exclude オプションが追加されました。

コマンド 説明

copy running-config startup-config 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィ

ギュレーションにコピーします。

show running-config 実行コンフィギュレーションを表示します。

show running-config diff 実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュ

レーションの差異を表示します。

FND-144Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 161: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show startup-config

FND-145Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 162: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show switchname

show switchnameデバイスのホスト名を表示するには、show switchname コマンドを使用します。

show switchname

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン show hostname コマンドでも、デバイスのホスト名が表示されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバイスのホスト名を表示する例を示します。

switch# show switchname

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show hostname ホスト名を表示します。

switchname デバイスのホスト名が設定されます。

FND-146Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 163: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show system internal dir

show system internal dirファイルシステム領域(一時ディレクトリ)を使い切っているファイルを表示するには、show system internal dir コマンドを使用します。

show system internal dir dir-path

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン 一時ディレクトリに存在するファイルを確認するには、show system internal dir /var/tmp コマンドを

使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、一時ディレクトリを確認する CLI を表示する例を示します。

switch# show system internal dir /var/tmp

関連コマンド

dir-path use /var/tmp を指定して、一時ディレクトリのファイルを確認します。

リリース 変更内容

4.2(3) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show hostname ホスト名を表示します。

FND-147Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 164: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show tech-support

show tech-supportCisco テクニカルサポートの情報を表示するには、show tech-support コマンドを使用します。

show tech-support [brief | commands | details | feature]

構文の説明

デフォルト すべての機能の情報を表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン show tech-support コマンドの出力は非常に長くなります。この出力をファイルにリダイレクトする

と、効率よく管理できます(たとえば、show tech-support > bootflash:filename)。

問題を解決するために、カスタマー サポート担当者または Cisco TAC に連絡する必要がある場合は、

show tech-support details コマンドを使用してシステム情報および設定の詳細を収集します。tac-pac コマンドを使用してファイルに show tech-support details コマンドの出力をリダイレクトします。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、テクニカルサポート情報を表示してファイルにリダイレクトする例を示します。

switch# show tech-support > bootflash:tsupport_file

次に、デバイスに関する簡単なテクニカルサポート情報を表示する例を示します。

switch# show tech-support brief

次に、特定の機能に関するテクニカルサポート情報を表示する例を示します。

switch# show tech-support aaa

brief (任意)デバイスのステータスに関する情報だけを表示します。

commands (任意)show tech-support コマンドによって実行されるコマンドの完全な

リストを表示します。

details (任意)トラブルシューティングの詳細情報を表示します。

feature (任意)特定の機能名を指定します。機能のリストを表示するには、コマン

ドライン インターフェイス(CLI)状況依存ヘルプ(show tech-support ? など)を使用します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-148Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 165: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show tech-support

次に、テクニカルサポート情報を生成するコマンドを表示する例を示します。

switch# show tech-support commands

関連コマンド コマンド 説明

tac-pac 圧縮された .gz ファイルにシステム情報を保存します。

FND-149Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 166: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show terminal

show terminalセッションのターミナル設定に関する情報を表示するには、show terminal コマンドを使用します。

show terminal

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、セッションの端末設定に関する情報を表示する例を示します。

switch# show terminalTTY: /dev/pts/41 Type: "ansi"Length: 31 lines, Width: 80 columnsSession Timeout: None

関連コマンド

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

terminal length セッションの端末表示長を設定します。

terminal session-timeout セッションの端末非アクティブ セッション タイムアウトを

設定します。

terminal type セッションの端末タイプを設定します。

terminal width セッションの端末表示幅を設定します。

FND-150Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 167: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show version

show versionソフトウェア バージョンに関する情報を表示するには、show version コマンドを使用します。

show version [build-info [all] | epld filename | fan fan-number epld | image filename | module slot [epld] | xbar xbar-number epld]

構文の説明

デフォルト 実行中のキックスタート イメージ ファイルおよびシステム イメージ ファイルのソフトウェア バー

ジョン情報を表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

ネットワーク オペレータ

VDC オペレータ

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバイスで実行中のキックスタート イメージおよびシステム イメージのバージョン情報を表示

する例を示します。

switch# show versionCisco Nexus Operating System (NX-OS) SoftwareTAC support: http://www.cisco.com/tac

build-info (任意)現在実行されているシステム イメージのビルド情報が表示されま

す。

all (任意)現在実行されているシステム イメージと、対応するキックスタート イメージのビルド情報が表示されます。

epld filename (任意)EPLD イメージ ファイルのバージョン情報が表示されます。

fan fan-number epld (任意)ファンの EPLD のバージョン情報が表示されます。

image filename (任意)システム イメージ ファイルまたはキックスタート イメージ ファイ

ルのバージョン情報を表示します。

module slot (任意)I/O モジュールのイメージおよび BIOS のバージョン情報が表示さ

れます。

epld (任意)I/O モジュール上の EPLD イメージのバージョン情報が表示されま

す。

xbar xbar-number epld (任意)ファブリック モジュールの EPLD のバージョン情報が表示されま

す。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。 4.1(2)' build-info キーワードが追加されました。

FND-151Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 168: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show version

Copyright (c) 2002-2008, Cisco Systems, Inc. All rights reserved.The copyrights to certain works contained in this software areowned by other third parties and used and distributed underlicense. Certain components of this software are licensed underthe GNU General Public License (GPL) version 2.0 or the GNULesser General Public License (LGPL) Version 2.1. A copy of eachsuch license is available athttp://www.opensource.org/licenses/gpl-2.0.php andhttp://www.opensource.org/licenses/lgpl-2.1.php

Software BIOS: version 3.17.0 loader: version N/A kickstart: version 4.0(1a) [gdb] system: version 4.0(1a) [gdb] BIOS compile time: 03/23/08 kickstart image file is: bootflash:/n7000-s1-kickstart.4.0.1a.bin kickstart compile time: 5/8/2008 13:00:00 [05/20/2008 07:52:26] system image file is: bootflash:/n7000-s1-dk9.4.0.1a.bin system compile time: 5/8/2008 13:00:00 [05/20/2008 08:35:00]

Hardware cisco Nexus7000 C7010 (10 Slot) Chassis ("Supervisor module-1X") Intel(R) Xeon(R) CPU with 2063436 kB of memory. Processor Board ID JAB10380101

Device name: switch bootflash: 1023120 kB slot0: 0 kB (expansion flash)

Kernel uptime is 1 day(s), 3 hour(s), 48 minute(s), 20 second(s)

Last reset at 761445 usecs after Wed May 21 11:46:23 2008

Reason: Reset Requested by CLI command reload System version: 4.0(1.51) Service:

plugin Core Plugin, Ethernet Plugin

CMP (Module 6) no response

CMP (Module 5) no response

次に、イメージ ファイルのバージョン情報を表示する例を示します。

switch# show version image bootflash:old_image image name: old_image bios: v3.15.0(03/04/08) system: version 4.0(1a) compiled: 4/3/2008 8:00:00 [04/18/2008 08:26:29]

次に、I/O モジュールのバージョン情報を表示する例を示します。

switch# show version module 2ModNo Image Type SW Version SW Interim Version BIOS Version2 SLC 4.0(1a) 4.0(1a) 1.10.5

次に、I/O モジュール上の EPLD イメージのバージョン情報を表示する例を示します。

switch# show version module 2 epld

EPLD Device Version---------------------------------------

FND-152Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 169: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

show version

Power Manager 2.9IO 1.17Forwarding Engine 1.4

次に、ファブリック モジュール上の EPLD イメージのバージョン情報を表示する例を示します。

switch# show version xbar 1 epld

EPLD Device Version---------------------------------------Power Manager 2.4

FND-153Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 170: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

sleep

sleepコマンドライン インターフェイス(CLI)が、プロンプトを表示する前に一時停止するよう設定するに

は、sleep コマンドを使用します。

sleep seconds

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン sleep コマンド スクリプトを使用すると、スクリプトの実行を遅らせることができます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、プロンプトを表示する前に CLI を一時停止させる例を示します。

switch# sleep 5

seconds 時間を秒単位で指定します。範囲は 0 ~ 2147483647 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-154Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 171: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

slot

slotスーパーバイザ モジュール セッションから I/O モジュールにコマンドを発行するには、slot コマンド

を使用します。

slot slot-number {command-string | quoted “command-string”}

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン attach コマンドを使用して I/O モジュールでセッションを開始する代わりに slot コマンドを使用でき

ます。

デフォルトでは、command-string 引数内のキーワードと引数はスペースで区切られます。モジュール

に複数のコマンドを送信するには、スペース文字、セミコロン(;)、スペース文字でコマンドを区切り

ます。

quoted キーワードは、コマンド ストリングの先頭と末尾に二重引用符(" ")が使用されることを示し

ます。スーパーバイザ モジュール セッションでだけサポートされている diff などのフィルタリング ユーティリティにモジュール コマンド出力をリダイレクトする場合は、このキーワードを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、スーパーバイザ モジュール セッションから I/O モジュールにコマンドを送信する例を示します。

switch# slot 1 show system uptime ; show versionSystem start time: Tue Aug 4 15:09:49 2009System uptime: 6 days, 17 hours, 50 minutes, 55 secondsKernel uptime: 6 days, 17 hours, 53 minutes, 7 secondsRAM 516692 kBlc1Software BIOS: version 1.10.6 system: version 4.2(1) [build 4.2(1)]

slot-number I/O モジュール用のシャーシのスロット番号。有効な範囲は 1 ~ 18 です。

command-string I/O モジュールに送信するコマンド。I/O モジュールに複数のコマンドを送

信する場合は、スペース、セミコロン(;)、スペースでコマンドを区切りま

す。

quoted コマンド ストリングが二重引用符で囲まれることを示します。

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-155Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 172: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

slot

BIOS compile time: 11/04/08 system compile time: 7/3/2009 2:00:00 [08/02/2009 07:15:39]

Hardware bootflash: 0 blocks (block size 512b)

uptime is 6 days 17 hours 53 minute(s) 7 second(s)

次に、スーパーバイザ モジュール セッションから I/O モジュールに二重引用符で囲まれたコマンドを

送信する例を示します。

switch# slot 1 quoted "show system uptime" | diffswitch# slot 1 quoted "show system uptime" | diff -c*** /volatile/vsh_diff_1_admin_4849_slot__quoted_show_system_uptime.old Tue Aug 11 09:16:14 2009--- - Tue Aug 11 09:16:14 2009****************** 1,3 **** System start time: Tue Aug 4 15:09:49 2009! System uptime: 6 days, 18 hours, 6 minutes, 13 seconds! Kernel uptime: 6 days, 18 hours, 8 minutes, 25 seconds--- 1,3 ---- System start time: Tue Aug 4 15:09:49 2009! System uptime: 6 days, 18 hours, 6 minutes, 36 seconds! Kernel uptime: 6 days, 18 hours, 8 minutes, 48 seconds

関連コマンド コマンド 説明

attach module I/O モジュールでコマンド セッションを開始します。

FND-156Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 173: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

source

sourcetcl/python スクリプトを実行するには、source コマンドを使用します。

source filename [argument ...]

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 switch# show file bootflash:scripts/test.py#!/bin/env pythonf=open("/bootflash/test.out", "w+")f.write("hello\n");try: r=cli("show clock")except: print "got an exception: ", sys.exc_type, sys.exc_value; exit(-1)f.write("time %s\n" % r)print "time %s\n" % rr=clid("show version")for k in r: print "%40s %s" % (k, r[k])

switch# source test.pytime 08:44:38.590 UTC Wed Sep 12 2012

kern_uptm_secs 9 kick_file_name bootflash:///kick

filename bootflash:scripts ディレクトリ(またはその sub-dir)にファイルを指

定します。ファイルの 初の行は、次のいずれかで始まる必要があり

ます。

#!/bin/env tclsh

#!/bin/env python

これは、スクリプトの言語によって異なります。

TCL または Python スクリプトでは、新しい TCL/Python のコマンド

「cli」とともに CLI コマンドを実行できます。

argument 一部の引数を指定します。

リリース 変更内容

6.1(2) このコマンドが追加されました。

FND-157Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 174: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

source

rr_service module_id Supervisor module-1X slot0_size 2044854 kick_tmstmp 09/07/2012 20:36:23 isan_file_name bootflash:///full sys_ver_str 6.1(2) [gdb] bootflash_size 2000880 kickstart_ver_str 6.1(2) [gdb] kick_cmpl_time 12/25/2020 12:00:00 chassis_id Nexus7000 C7010 (10 Slot)Chassis proc_board_id JAF1417AGCB memory 4110232 manufacturer Cisco Systems, Inc. kern_uptm_mins 10 bios_ver_str 3.22.0 cpu_name Intel(R) Xeon(R) CPU bios_cmpl_time 02/20/10 kern_uptm_hrs 12switch# show file bootflash:test.outhellotime 08:44:38.590 UTC Wed Sep 12 2012switch#

FND-158Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 175: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

sscp

sscpシスコ デバイスとの間のコマンド出力を安全にコピーするには、sscp コマンドを使用します。

command | sscp mybox /users/user-name/host-name

構文の説明

デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン sscp コマンドを使用する前に、セキュア シェル(SSH)接続を作成する必要があります。SSH 接続

は、ssh name コマンドを使用して作成できます。パスワードは、ssh-master-connection を作成すると

きに一度だけ指定します。したがって、パスワードをもう一度入力する必要はありません。

SSH サーバが Windows システムで実行されている場合は、GNU の binutils から cat.exe ファイルを Windows パスへコピーする必要があります。

sscp コマンドは、パイプ文字(|)の 後に使用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、Streaming Secure Copy Protocol(SSCP)を転送メカニズムとして使用する例を示します。

switch# ssh name mybox admin 172.22.36.10WARNING!!!

READ THIS BEFORE ATTEMPTING TO LOGON This System is for the use of authorized users only. Individuals using this computer without authority, or in excess of their ... [email protected]'s password:switch# show version | sscp mybox /users/admin/tadaswitch#

command コマンドライン インターフェイス(CLI)の出力を生成するコマンド

を指定します。

mybox Secure Shell(SSH)接続の名前。

/users/user-name/host-name リモート ホスト上のファイルのパスと名前。

リリース 変更内容

5.0(2) このコマンドが追加されました。

FND-159Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 176: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

stopbits

stopbitsCOM1 ポートまたはコンソール ポートのストップ ビットを設定するには、stopbits コマンドを使用し

ます。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

stopbits {1 | 2}

no stopbits {1 | 2}

構文の説明

デフォルト 1 ストップ ビット

コマンド モード COM1 ポート コンフィギュレーション

コンソール ポート コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン stopbits コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)だけ

で使用します。

コンソール ポートおよび COM1 ポートは、コンソール ポート上のセッションからのみ設定できます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、COM1 ポートのストップ ビット数を設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# stopbits 2

次に、コンソール ポートのストップ ビット数を設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# stopbits 2

次に、COM1 ポートのストップ ビット数をデフォルトの設定に戻す例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# line com1switch(config-com1)# no stopbits 2

次に、コンソール ポートのストップ ビット数をデフォルト値に戻す例を示します。

1 1 ストップ ビットを指定します。

2 2 ストップ ビットを指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-160Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 177: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

stopbits

switch# configure terminalswitch(config)# line consoleswitch(config-console)# no stopbits 2

関連コマンド コマンド 説明

show line COM1 ポートおよびコンソール ポートの設定に関する情報が表示されます。

FND-161Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 178: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

switchname

switchnameデバイスのホスト名を設定するには、switchname コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すに

は、このコマンドの no 形式を使用します。

switchname name

no switchname

構文の説明

デフォルト switch

コマンド モード グローバル コンフィギュレーション

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン Cisco NX-OS ソフトウェアでは、コマンドライン インターフェイス(CLI)のプロンプトおよびデ

フォルトのコンフィギュレーション ファイル名でホスト名を使用します。

switchname コマンドは、hostname コマンドと同じ機能を実行します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバイスのホスト名を設定する例を示します。

switch# configure terminalswitch(config)# switchname Engineering2Engineering2(config)#

次に、デバイスのホスト名をデフォルトの設定に戻す例を示します。

Engineering2# configure terminalEngineering2(config)# no switchname switch(config)#

関連コマンド

name デバイスの名前。この名前は 32 文字以下の長さの英数字で、大文字と小

文字を区別し、特殊文字を含むことができます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

hostname デバイスのホスト名が設定されます。

show switchname デバイスのホスト名が表示されます。

FND-162Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 179: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tac-pac

tac-pac特定の場所で圧縮された .gz ファイルにシステム情報を保存するには、tac-pac コマンドを使用します。

tac-pac [bootflash: | ftp: | scp: | sftp: | slot0: | tftp: | volatile:]

構文の説明

コマンド デフォルト なし

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン tac-pac コマンドを使用して、show tech-support details コマンドの出力をファイルにリダイレクト

し、ファイルを gzip で圧縮します。

ファイル名を指定しなかった場合、作成されるファイルは volatile:show_tech_out.gz になります。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、show tech-support details コマンドの出力をブートフラッシュに保存する例を示します。

switch# tac-pac bootflash://showtech.switch1

関連コマンド

bootflash: (任意)内部のフラッシュ メモリを指定します。

ftp: (任意)FTP を使用してファイルがダウンロードされます。

scp: (任意)セキュア コピー プロトコル(SCP)を使用してファイルがダウン

ロードされます。

sftp: セキュア シェル FTP(SFTP)を使用してファイルがダウンロードされま

す。

slot0: (任意)外部フラッシュ メモリを指定します。

tftp: (任意)Trivial FTP(TFTP)を使用してファイルがダウンロードされま

す。

volatile: (任意)デバイス上の揮発性メモリを指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show tech-support シスコのテクニカル サポートの情報を表示します。

FND-163Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 180: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tail

tailファイルの末尾の行を表示するには、tail コマンドを使用します。

tail [filesystem:[//module/]][directory/]filename lines]

構文の説明

デフォルト 10 行

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ファイルの末尾の 10 行を表示する例を示します。

switch# tail bootflash:startup.cfgip arp inspection filter marp vlan 9ip dhcp snooping vlan 13ip arp inspection vlan 13ip dhcp snoopingip arp inspection validate src-mac dst-mac ipip source binding 10.3.2.2 0f00.60b3.2333 vlan 13 interface Ethernet2/46ip source binding 10.2.2.2 0060.3454.4555 vlan 100 interface Ethernet2/10logging level dhcp_snoop 6logging level eth_port_channel 6

次に、ファイルの末尾の 20 行を表示する例を示します。

switch# tail bootflash:startup.cfg 20area 99 virtual-link 1.2.3.4router rip Enterpriserouter rip foo

filesystem: (任意)ファイル システムの名前を指定します。大文字と小文字が区別され

ます。

//module/ (任意)スーパーバイザ モジュールの ID を指定します。有効な値は sup-active、sup-local、sup-remote、または sup-standby です。ID では、

大文字と小文字が区別されます。

directory/ (任意)ディレクトリの名前を指定します。大文字と小文字が区別されま

す。

filename コマンド ファイルの名前を指定します。大文字と小文字が区別されます。

lines (任意)表示する行数を指定します。指定できる範囲は 0 ~ 80 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-164Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 181: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tail

address-family ipv4 unicastrouter bgp 33.33event manager applet sdtestmonitor session 1monitor session 2ip dhcp snooping vlan 1ip arp inspection vlan 1ip arp inspection filter marp vlan 9ip dhcp snooping vlan 13ip arp inspection vlan 13ip dhcp snoopingip arp inspection validate src-mac dst-mac ipip source binding 10.3.2.2 0f00.60b3.2333 vlan 13 interface Ethernet2/46ip source binding 10.2.2.2 0060.3454.4555 vlan 100 interface Ethernet2/10logging level dhcp_snoop 6logging level eth_port_channel 6

関連コマンド コマンド 説明

cd 現在の作業ディレクトリを変更します。

copy ファイルをコピーします。

dir ディレクトリの内容を表示します。

pwd 現在の作業ディレクトリ名を表示します。

FND-165Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 182: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tar append

tar appendファイルを tar アーカイブ ファイルに追加するには tar append コマンドを使用します。

tar append {bootflash: | volatile:}archive-filename [absolute] [remove] [verbose] filename-list

構文の説明

デフォルト 拡張子を入力していない場合は tar.gz 拡張子がアーカイブ ファイル名に追加されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン ファイルを追加する前に tar create コマンドを使用してアーカイブ ファイルを作成する必要がありま

す。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、アーカイブ ファイルの 後に 2 つのファイルを追加する例を示します。

switch# tar append bootflash:testarchive.tar.gz newfile1 newfile2

次に、アーカイブ ファイルの 後に 2 つのファイルを追加し、追加されるファイル名を表示する例を

示します。

switch# tar append bootflash:testarchive.tar.gz verbose newfile1 newfile2

bootflash イメージ ファイル、設定ファイル、およびその他のファイルを格納するた

めにアクティブなスーパーバイザ モジュール上にある、内部の CompactFlash メモリを指定します。初期デフォルト ディレクトリは bootflash です。

volatile 一時的または保留中の変更に対して使用される、揮発性 RAM を指定しま

す。

archive-filename 既存の tar アーカイブ ファイルの名前。

absolute (任意)先頭のバックスラッシュ(/)を取り除かずにファイル名が使用され

ます。

remove (任意)アーカイブ ファイルにファイルを追加したあとにファイルが削除さ

れます。

verbose (任意)Cisco NX-OS ソフトウェアがアーカイブ ファイルに追加したファ

イルの名前が表示されます。

filename-list スペースで区切られたファイル名のリスト。ファイルは bootflash: または volatile: にだけ存在する必要があります。

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-166Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 183: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tar append

/bootflash/newfile1/bootflash/newfile2

次に、アーカイブ ファイルの 後に 2 つのファイルを追加し、デバイスからこれらのファイルを削除

する例を示します。

switch# tar append bootflash:testarchive.tar.gz remove newfile1 newfile2

関連コマンド コマンド 説明

tar create アーカイブ ファイルが作成されます。

tar extract アーカイブ ファイルからファイルが抽出されます。

tar list アーカイブ ファイルの内容が表示されます。

FND-167Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 184: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tar create

tar createtar アーカイブ ファイルを作成するには、tar create コマンドを使用します。

tar create {bootflash: | volatile:}archive-filename [absolute] [bz2-compress] [gz-compress] [remove] [uncompressed] [verbose] filename-list

構文の説明

デフォルト gz-compress

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

bootflash イメージ ファイル、設定ファイル、およびその他のファイルを格納する

ためにアクティブなスーパーバイザ モジュール上にある、内部の CompactFlash メモリを指定します。初期デフォルト ディレクトリは bootflash です。

volatile 一時的または保留中の変更に対して使用される、揮発性 RAM を指定し

ます。

archive-filename 既存の tar アーカイブ ファイルの名前。

absolute (任意)先頭のバックスラッシュ(/)を取り除かずにファイル名が使用

されます。

bz2-compress (任意)bzip 2 ユーティリティを使用して、アーカイブ ファイルに追加

されるファイルが圧縮されます。このオプションを使用すると、アーカ

イブ ファイルの拡張子は .tar.bz2 になります。

gz-compress (任意)gzip ユーティリティを使用して、アーカイブ ファイルに追加さ

れるファイルが圧縮されます。このオプションを使用すると、アーカイ

ブ ファイルの拡張子は .tar.gz になります。

remove (任意)アーカイブ ファイルにファイルを追加したあとにファイルが削

除されます。

uncompressed (任意)圧縮せずにファイルがアーカイブ ファイルに追加されます。こ

のオプションを使用すると、アーカイブ ファイルの拡張子は .tar になり

ます。

verbose (任意)Cisco NX-OS ソフトウェアがアーカイブ ファイルに追加した

ファイルの名前が表示されます。

filename-list スペースで区切られたファイル名のリスト。ファイルは bootflash: また

は volatile: にだけ存在する必要があります。

リリース 変更内容

4.1(2) このコマンドが追加されました。 4.2(1) absolute、bz2-compress、および uncompressed オプション キーワード

が追加されました。

compress キーワードが gz-compress に変更されました。

FND-168Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 185: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tar create

使用上のガイドライン このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、tar アーカイブ ファイルを作成し、2 つのファイルを追加する例を示します。

switch# tar create bootflash:testarchive.tar.gz newfile1 newfile2

次に、tar アーカイブ ファイルを作成し、2 つのファイルを追加して、追加されたファイル名を表示す

る例を示します。

switch# tar create bootflash:testarchive.tar.gz verbose newfile1 newfile2/bootflash/newfile1/bootflash/newfile2

次に、tar アーカイブ ファイルを作成し、2 つのファイルを追加し、これらのファイルをデバイスから

削除する例を示します。

switch# tar create bootflash:testarchive.tar.gz remove newfile1 newfile2

関連コマンド コマンド 説明

tar append アーカイブ ファイルの 後にファイルが追加されます。

tar extract アーカイブ ファイルからファイルが抽出されます。

tar list アーカイブ ファイルの内容が表示されます。

FND-169Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 186: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tar extract

tar extracttar アーカイブ ファイルからファイルを抽出するには、tar extract コマンドを使用します。

tar extract {bootflash: | volatile:}archive-filename [keep-old] [screen] [to {bootflash: | volatile:}filename] [verbose]

構文の説明

デフォルト 拡張子を入力していない場合は tar.gz 拡張子がアーカイブ ファイル名に追加されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン ファイルを抽出する前に tar create コマンドを使用してアーカイブ ファイルを作成する必要がありま

す。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、アーカイブ ファイルからファイルを抽出する例を示します。

switch# tar extract bootflash:testarchive.tar.gz

bootflash イメージ ファイル、設定ファイル、およびその他のファイルを格納す

るためにアクティブなスーパーバイザ モジュール上にある、内部の CompactFlash メモリを指定します。初期デフォルト ディレクトリは bootflash です。

volatile 一時的または保留中の変更に対して使用される、揮発性 RAM を指定

します。

archive-filename 既存の tar アーカイブ ファイルの名前。

keep-old (任意)既存のファイルを上書きしないよう指定します。

screen (任意)ターミナル セッション画面にだけ抽出されます。

to (任意)別の tar アーカイブ ファイルに抽出されます。ファイルを抽出

する前にターゲット アーカイブ ファイルがデバイスに存在する必要が

あります。

filename 作成するファイルの名前。

verbose (任意)Cisco NX-OS ソフトウェアがアーカイブ ファイルに追加した

ファイルの名前が表示されます。

リリース 変更内容

4.1(2) このコマンドが追加されました。 4.2(1) keep-old および to オプション キーワードが追加されました。

FND-170Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 187: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tar extract

次に、アーカイブ ファイルからファイルを抽出し、抽出されたファイルの名前を表示する例を示しま

す。

switch# tar extract bootflash:testarchive.tar.gz verbose newfile1 newfile2/bootflash/newfile1/bootflash/newfile2

関連コマンド コマンド 説明

tar append アーカイブ ファイルの 後にファイルが追加されます。

tar create アーカイブ ファイルが作成されます。

tar list アーカイブ ファイルの内容が表示されます。

FND-171Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 188: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

tar list

tar listtar アーカイブ ファイルの一覧を表示するには tar list コマンドを使用します。

tar list {bootflash: | volatile:}archive-filename

構文の説明

デフォルト 拡張子を入力していない場合は tar.gz 拡張子がアーカイブ ファイル名に追加されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン ファイルの一覧を表示する前に tar create コマンドを使用してアーカイブ ファイルを作成する必要が

あります。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、アーカイブ ファイル内のファイルの一覧を表示する例を示します。

switch# tar list bootflash:testfile.tar.gzbootflash/newfile2bootflash/newfile1

関連コマンド

bootflash イメージ ファイル、設定ファイル、およびその他の

ファイルを格納するためにアクティブなスーパーバイ

ザ モジュール上にある、内部の CompactFlash メモリ

を指定します。初期デフォルト ディレクトリは bootflash です。

volatile 一時的または保留中の変更に対して使用される、揮発

性 RAM を指定します。

archive-filename 既存の tar アーカイブ ファイルの名前。

リリース 変更内容

4.1(2) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

tar append アーカイブ ファイルの 後にファイルが追加されます。

tar create アーカイブ ファイルが作成されます。

tar extract アーカイブ ファイルからファイルが抽出されます。

FND-172Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 189: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal alias

terminal aliasユーザ セッションでコマンド エイリアスを表示および定義するには、terminal alias コマンドを使用

します。エイリアス定義を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。

terminal alias [persist] [alias-name alias-definition]

no terminal alias [persist] [alias-name alias-definition]

構文の説明

デフォルト ユーザ セッションで利用可能なコマンド エイリアスが表示されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン terminal alias コマンドで定義したエイリアスは、現在のユーザだけが使用できます。他のユーザはこ

れらのコマンド エイリアスを使用できません。他のユーザがアクセスできるエイリアスを作成するに

は、cli alias name コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、現在のユーザ セッション専用のコマンド エイリアスを定義する例を示します。

switch# terminal alias shint show interface brief

次に、現在のユーザのセッション間で保持されるコマンド エイリアスを定義する例を示します。

switch# terminal alias persist shver show version

次に、現在のユーザ セッションで利用可能なコマンド エイリアスを表示する例を示します。

switch# terminal aliasCLI alias commands==================shint :show interface brief------------------alias :show cli alias

次に、ユーザ セッションに対する一時コマンド エイリアスを削除する例を示します。

persist (任意)現在のユーザの現在および将来のセッションに対する設定が保持さ

れます。

alias-name (任意)エイリアスの名前。

alias-definition エイリアス定義。

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-173Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 190: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal alias

switch# no terminal alias shint

関連コマンド コマンド 説明

cli alias name すべてのユーザ セッションに対するコマンド エイリアスが設定されま

す。

FND-174Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 191: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal color

terminal colorユーザ セッションのコマンドと出力をコマンドライン インターフェイス(CLI)に表示するときに使

用された色を変更するには、terminal color コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、こ

のコマンドの no 形式を使用します。

terminal color [persist]

no terminal color [persist]

構文の説明

デフォルト すべての CLI プロンプト、コマンド、およびコマンド出力は、ターミナル エミュレータで定義された

色で表示されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン terminal color コマンドを使用すると、次のように CLI の色が変わります。

• 前のコマンドが正常に実行された場合はコマンド プロンプトが緑色で表示される。

• 前のコマンドでエラーが発生した場合はコマンド プロンプトが赤色で表示される。

• コマンドが青色で表示される。

• 出力が、ターミナル エミュレータで定義されたデフォルトの色で表示される。

ターミナルの色の設定は、現在のユーザ セッションにだけ適用されます。現在のユーザの現在および

将来のセッションに対する設定を変更するには persist キーワードを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、現在のユーザ セッションに対するターミナル画面の色を変更する例を示します。

switch# terminal color

次に、現在のユーザの現在および将来のセッションに対するターミナル画面の色を変更する例を示しま

す。

switch# terminal color persist

次に、現在のユーザ セッションのデフォルト設定に戻す例を示します。

switch# no terminal color

persist (任意)現在のユーザの現在および将来のセッションに対する設定が保持さ

れます。

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-175Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 192: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal color

次に、現在のユーザの現在および将来のセッションに対するデフォルト設定に戻す例を示します。

switch# no terminal color persist

FND-176Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 193: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal dont-ask

terminal dont-askコマンドライン インターフェイス(CLI)で確認プロンプトをディセーブルにするには、terminal dont-ask コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用しま

す。

terminal dont-ask [persist]

no terminal dont-ask [persist]

構文の説明

デフォルト 確認プロンプトはイネーブルです。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン ターミナルの確認プロンプトの設定は、現在のユーザ セッションにだけ適用されます。現在のユーザ

の現在および将来のセッションに対する設定を変更するには persist キーワードを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、現在のユーザ セッションの CLI 確認プロンプトをディセーブルにする例を示します。

switch# terminal dont-ask

次に、現在のユーザの現在および将来のセッションに対する CLI 確認プロンプトをディセーブルにす

る例を示します。

switch# terminal dont-ask persist

次に、現在のユーザ セッションの CLI 確認プロンプトをイネーブルにする例を示します。

switch# no terminal dont-ask

次に、現在のユーザの現在および将来のセッションに対する CLI 確認プロンプトをイネーブルにする

例を示します。

switch# no terminal dont-ask persist

persist (任意)現在のユーザの現在および将来のセッションに対する設定が保持さ

れます。

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-177Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 194: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal edit-mode vi

terminal edit-mode vi呼び出されたコマンドを vi で編集できるようにするには、terminal edit-mode vi コマンドを使用しま

す。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

terminal edit-mode vi [persist]

no terminal edit-mode vi [persist]

構文の説明

デフォルト emacs

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 編集モードの設定は、現在のユーザ セッションにだけ適用されます。現在のユーザの現在および将来

のセッションに対する設定を変更するには persist キーワードを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、現在のユーザ セッションで、呼び出されたコマンドの編集モードを vi に変更する例を示します。

switch# terminal edit-mode vi

次に、現在のユーザの現在および将来のセッションで、呼び出されたコマンドの編集モードを vi に変

更する例を示します。

switch# terminal edit-mode vi persist

次に、現在のユーザ セッションで、呼び出されたコマンドの編集モードを emacs に戻す例を示します。

switch# no terminal edit-mode vi

次に、現在のユーザの現在および将来のセッションで、呼び出されたコマンドの編集モードを emacs に戻す例を示します。

switch# no terminal edit-mode vi persist

関連コマンド

persist (任意)現在のユーザの現在および将来のセッションに対する設定が保持さ

れます。

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show terminal 端末セッションの設定を表示します。

FND-178Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 195: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal edit-mode vi

FND-179Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 196: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal history no-exec-in-config

terminal history no-exec-in-configshow history コマンドの出力から EXEC コマンドを削除するには、terminal history no-exec-in-config コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使

用します。

terminal history no-exec-in-config

no terminal history no-exec-in-config

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト show history コマンドは、常に EXEC コマンドを表示します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン ターミナルの履歴の設定は、現在のセッションにだけ適用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コンフィギュレーション コマンド モードからコマンド履歴を呼び出すときに EXEC コマンドを

削除する例を示します。

switch# terminal history no-exec-in-config

次に、デフォルトの設定に戻す例を示します。

switch# no terminal history no-exec-in-config

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

FND-180Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 197: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal length

terminal length現在のセッションの端末画面で出力が一時停止する前に表示する出力行数を設定するには、terminal length コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

terminal length lines

terminal no length

構文の説明

デフォルト コンソールのデフォルトは 0 です。

仮想ターミナル セッションの初期デフォルト値は 31 です。

no 形式のデフォルト値は 24 行です。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン セッションは、terminal length で設定された数の行を表示した後に一時停止します。次の行画面を表示

するにはスペース バーを押します。または、Enter キーを押すと、次の行が表示されます。コマンド プロンプトに戻るには、Ctrl+C キーを押します。

端末の行数の設定は、現在のセッションにだけ適用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、一時停止する前に端末に表示されるコマンド出力の行数を設定する例を示します。

switch# terminal length 28

次に、デフォルトの行数に戻す例を示します。

switch# terminal no length

関連コマンド

lines 表示する行数を指定します。指定できる範囲は 0 ~ 511 です。出力の表示

中に一時停止しないようにするには 0 を指定します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show terminal 端末セッションの設定を表示します。

FND-181Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 198: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal log-all

terminal log-allshow コマンドを含むすべてのコマンドのアカウンティング ログへのロギングをイネーブルにするに

は、terminal log-all コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式

を使用します。

terminal log-all

terminal no log-all

構文の説明 このコマンドには、引数またはキーワードはありません。

デフォルト show コマンドをログに記録しません。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン ターミナルのログの設定は、現在のセッションにだけ適用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、アカウンティング ログでのすべてのコマンドのロギングをイネーブルにする例を示します。

switch# terminal log-all

次に、アカウンティング ログでのすべてのコマンドのロギングをディセーブルにする例を示します。

switch# terminal no log-all

関連コマンド

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show terminal 端末セッションの設定を表示します。

FND-182Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 199: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal redirection-mode

terminal redirection-modeshow コマンドからの出力のフォーマットを設定するには、terminal redirection-mode コマンドを使

用します。

terminal redirection-mode {ascii | zipped}

構文の説明

デフォルト ascii

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 一部の show コマンド(show tech-support コマンドなどのデバッグ show コマンドなど)の出力は長

くなります。コマンドからの出力をリダイレクトするときにファイルのサイズを削減するには terminal redirection-mode コマンドを使用します。

ターミナルのリダイレクト モードの設定は、現在のセッションにだけ適用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、ターミナルのリダイレクト モードに対して ZIP フォーマットを設定する例を示します。

switch# terminal redirection-mode zipped

次に、ターミナルのリダイレクト モードに対して ASCII フォーマットを設定する例を示します。

switch# terminal redirection-mode ascii

関連コマンド

ascii show コマンド出力のリダイレクト時に標準的な文字フォーマットが指定さ

れます。

zipped show コマンド出力のリダイレクト時に ZIP フォーマットが指定されます。

リリース 変更内容

4.2(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show terminal 端末セッションの設定を表示します。

FND-183Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 200: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal session-timeout

terminal session-timeout現在のセッションの端末無活動タイムアウトを設定するには、terminal session-timeout コマンドを使

用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

terminal session-timeout minutes

terminal no session-timeout

構文の説明

デフォルト 0 分

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 0 分の値を設定すると、セッション タイムアウトはディセーブルになります。

端末セッション無活動タイムアウトの設定は、現在のセッションにだけ適用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、セッションに対してターミナルの非アクティブ タイムアウトを設定する例を示します。

switch# terminal session-timeout 10

次に、セッションのデフォルトの端末無活動タイムアウトに戻す例を示します。

switch# terminal no session-timeout

関連コマンド

minutes 時間を分単位で指定します。有効値は 0 ~ 525600 分(8760 時間)です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show terminal 端末セッションの設定を表示します。

FND-184Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 201: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal type

terminal type現在のセッションでのターミナル タイプを設定するには、terminal type コマンドを使用します。デ

フォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

terminal type type

terminal no type

構文の説明

デフォルト ansi

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 端末タイプの設定は、現在のセッションにだけ適用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、端末タイプを設定する例を示します。

switch# terminal type xterm

次に、デフォルトの端末タイプに戻す例を示します。

switch# terminal no type

関連コマンド

type 端末のタイプを指定します。type ストリングでは大文字と小文字が区別さ

れ、有効なタイプである必要があります(たとえば、vt100 または xterm)。

文字数は 80 字以内です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show terminal 端末セッションの設定を表示します。

FND-185Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 202: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

terminal width

terminal widthセッションの現在の行を表示する端末画面上の文字の列数を設定するには、terminal width コマンド

を使用します。デフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。

terminal width columns

terminal no width

構文の説明

デフォルト 80 カラム

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 端末の列数の設定は、現在のセッションにだけ適用されます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、端末に表示する列の数を設定する例を示します。

switch# terminal width 70

次に、デフォルトの列数に戻す例を示します。

switch# terminal no width

関連コマンド

columns 列の数を指定します。指定できる範囲は 24 ~ 511 です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

show terminal 端末セッションの設定を表示します。

FND-186Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 203: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

traceroute

tracerouteパケットが IPv4 アドレスへの移動時に通るルートを検出するには、traceroute コマンドを使用しま

す。

traceroute {dest-ipv4-addr | hostname} [vrf vrf-name] [show-mpls-hops] [source src-ipv4-addr]

構文の説明

デフォルト デフォルトの VRF を使用します。

MPLS ホップを表示しません。

送信元アドレスに管理 IPv4 アドレスを使用します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン IPv6 アドレス指定を使用してデバイスへのルートを検出するには、traceroute6 コマンドを使用しま

す。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバイスへのルートを調べる例を示します。

switch# traceroute 172.28.255.18 vrf managementtraceroute to 172.28.255.18 (172.28.255.18), 30 hops max, 40 byte packets 1 172.28.230.1 (172.28.230.1) 0.746 ms 0.595 ms 0.479 ms 2 172.24.114.213 (172.24.114.213) 0.592 ms 0.51 ms 0.486 ms 3 172.20.147.50 (172.20.147.50) 0.701 ms 0.58 ms 0.486 ms 4 172.28.255.18 (172.28.255.18) 0.495 ms 0.43 ms 0.482 ms

関連コマンド

dest-ipv4-addr 宛先デバイスの IPv4 アドレス。形式は、A.B.C.D です。

hostname 宛先デバイスの名前を指定します。大文字と小文字が区別されます。

vrf vrf-name (任意)使用する仮想ルーティングおよびフォワーディング(VRF)を指定

します。大文字と小文字が区別されます。

show-mpls-hops (任意)MPLS ホップ カウントが表示されます。

source src-ipv4-addr (任意)送信元 IPv4 アドレスが指定されます。形式は、A.B.C.D です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

traceroute6 IPv6 アドレッシングを使用してデバイスへのルートを調べます。

FND-187Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 204: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

traceroute6

traceroute6IPv6 アドレスに到達するまでにパケットがたどるルートを調べるには、traceroute6 コマンドを使用し

ます。

traceroute6 {dest-ipv6-addr | hostname} [vrf vrf-name] [source src-ipv6-addr]

構文の説明

デフォルト デフォルトの VRF を使用します。

送信元アドレスに管理 IPv6 アドレスを使用します。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン IPv4 アドレス指定を使用してデバイスへのルートを検出するには、traceroute コマンドを使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、デバイスへのルートを調べる例を示します。

switch# traceroute6 2001:0DB8::200C:417A vrf management

関連コマンド

dest-ipv6-addr 宛先デバイスの IPv6 アドレスを指定します。形式は、A:B::C:D です。

hostname 宛先デバイスの名前を指定します。大文字と小文字が区別されます。

vrf vrf-name (任意)使用する仮想ルーティングおよびフォワーディング(VRF)を指定

します。大文字と小文字が区別されます。

source src-ipv4-addr (任意)送信元 IPv4 アドレスが指定されます。形式は、A:B::C:D です。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

コマンド 説明

traceroute IPv4 アドレッシングを使用してデバイスへのルートを調べます。

FND-188Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 205: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

update license

update license既存のライセンスを更新するには、update license コマンドを使用します。

update license {bootflash: | slot0: | usb0: | usb1:}filename license-filename

構文の説明

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン 既存のライセンス ファイル名を表示するには、show license コマンドを使用します。

(注) ライセンスはインストール後に非表示の場所にコピーされます。システムにライセンス ファイルをイ

ンストールした後、ブートフラッシュからそのライセンス ファイルを削除できます。

update license コマンドは、デフォルトの Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)

だけで使用します。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、特定のライセンスを更新する例を示します。

switch# update license bootflash:Advanced2.lic Advanced1.licUpdating Advanced1.lic:SERVER this_host ANYVENDOR ciscoAdvanced1.lic:FEATURE LAN_ADVANCED_SERVICES cisco 1.000 permanent 30 HOSTID=VDH=4C0AF664 \ SIGN=24B2B68AA676

with bootflash:/Advance2.lic:SERVER this_host ANYVENDOR ciscoAdvanced2.lic:

bootflash: 内部ブートフラッシュ メモリ内のライセンス ファイルが指定されます。

slot0: コンパクトフラッシュ メモリや PCMCIA カード内のライセンス ファイルが指

定されます。

usb0: 外部 USB メモリ内のライセンス ファイルが指定されます。

usb1: 外部 USB メモリ内のライセンス ファイルが指定されます。

filename インストールするライセンス ファイルの名前。

license-filename 更新する必要がある既存のライセンス ファイルの名前。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。 4.2(1) license-filename 引数が追加されました。

FND-189Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 206: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

update license

FEATURE LAN_ADVANCED_SERVICES cisco 1.000 permanent uncounted HOSTID=VDH=4C0AF664 \ SIGN=CB7872B23700

Do you want to continue? (y/n) yUpdating license ..done

関連コマンド コマンド 説明

show license ライセンス情報を表示します。

FND-190Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 207: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

where

whereコマンドライン インターフェイス(CLI)内の現在のコンテキストを表示するには、where コマンド

を使用します。

where [detail]

構文の説明

デフォルト コンテキスト情報の概要が表示されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン where コマンドは、CLI 内の現在の場所と、その場所へどのように到達したかを追跡する場合に役立

ちます。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、コンテキスト情報の概要を表示する例を示します。

switch(config-if)# where ?conf; interface Ethernet2/3 admin@switch%default

次に、詳細なコンテキスト情報を表示する例を示します。

switch(config-if)# where detail ?conf; interface Ethernet2/3 admin@switch%default mode: conf interface Ethernet2/3 username: admin vdc: switch routing-context vrf: default

detail (任意)詳細なコンテキスト情報が表示されます。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-191Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 208: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

write erase

write erase固定メモリ領域内の設定を消去するには、write erase コマンドを使用します。

write erase [boot | debug]

構文の説明

デフォルト ブート変数、mgmt0 インターフェイス、およびデバッグ設定以外のすべての設定が永続メモリから消

去されます。

コマンド モード 任意のコマンド モード

サポートされるユーザ ロール ネットワーク管理者

VDC 管理者

コマンド履歴

使用上のガイドライン write erase コマンドを使用すると、情報が破損しているときや使用できない場合に、永続メモリ内の

スタートアップ コンフィギュレーションを消去できます。スタートアップ コンフィギュレーションを

消去すると、デバイスはブート変数、mgmt0 インターフェイス、およびデバッグ設定を除き初期状態

に戻ります。これらの設定は、boot オプションと debug オプションを使用して明示的に消去する必要

があります。

このコマンドにライセンスは必要ありません。

例 次に、スタートアップ コンフィギュレーションを消去する例を示します。

switch(config-if)# write eraseWarning: This command will erase the startup-configuration.Do you wish to proceed anyway? (y/n) [n] y

次に、永続メモリからブート変数と mgmt0 インターフェイス設定を消去する例を示します。

switch(config-if)# write erase boot

次に、固定メモリ内のデバッグ設定を消去する例を示します。

switch(config-if)# write erase debug

boot (任意)ブート変数と mgmt0 インターフェイス設定だけが消去されます。

debug (任意)デバッグ設定だけを消去します。

リリース 変更内容

4.0(1) このコマンドが追加されました。

FND-192Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 209: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

write erase

関連コマンド コマンド 説明

copy running-config startup-config 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィ

ギュレーションにコピーします。

show running-config スタートアップ コンフィギュレーションを表示します。

FND-193Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 210: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド

write erase

FND-194Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス

OL-23376-02-J

Page 211: Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS リファレンス width FND-186 traceroute FND-187 traceroute6 FND-188 Contents vii Cisco Nexus 7000 シリーズ NX-OS 基本コマンド リファレンス