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株式会社アイエスゲート成果発表資料

国立研究開発法人情報通信研究機構平成28年度情報バリアフリー助成事業成果発表会

平成28年度情報バリアフリー助成対象事業名「聴覚障がい者向けⅩ線検査におけるクラウド型支援システム」の開発とサービス提供

各種公的事業の認定・採択履歴

２０１５年 6月東京都経営革新計画承認「ｸﾗｳﾄﾞ型多言語医療問診支援ｼｽﾃﾑの開発」平成26年補正ものづくり･商業･サービス革新補助金採択

２００８年 2月東京都経営革新計画承認「聴覚障がい者向け診療支援システムの開発」

２００９年 9月独立行政法人中小企業基盤整備機構のベンチャー挑戦支援事業採択「聴覚障がい者向け診療支援システムWeb版の製品開発の事業化」

２０１２年 2月「ヘルスライフパスポート（多言語医療問診支援システム）」開発 Tablet Solution Award 2012 協賛企業賞（富士通株式会社）受賞

２０１２年 4月 Android Application Award 2012 復興奨励賞受賞

２０１６年 6月国立研究開発法人情報通信研究機構情報バリアフリー事業に採択「聴覚障がい者向けｸﾗｳﾄﾞ型Ⅹ線検査支援ｼｽﾃﾑ」の開発とｻｰﾋﾞｽ提供

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２０１７年 6月国立研究開発法人情報通信研究機構情報バリアフリー事業に採択「手話ｱﾆﾒｰｼｮﾝを用いた聴覚障がい者向けⅩ線検査支援ｼｽﾃﾑの追加機能開発とサービス提供」

２００５年 9月聴覚障がい者向け診療支援システム「診療ナビゲーター」研究開発開始

聴覚障がい者向け診療支援システム

多言語医療問診支援システム

聴覚障がい者向け胃部X線検査支援システム

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開発した胃部X線検査支援システムについて、映像で見て頂いた方がわかりやすいと思います。

こちらの紹介動画をご覧ください。

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2人に1人が『がん』に罹患

-＜参考＞最新がん統計-国立がん研究センターがん情報サービス http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

• 生涯でがんに罹患する確率

『がん』は身近な病気


• 『がん』での死亡数 37万131人死因の1位は悪性新生物（がん）

主な死因別死亡数の割合(平成２７年)

＜参考＞平成 27 年人口動態統計月報年計(概数）の概況 - 厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai15/dl/gaikyou27.pdf

全死亡者の 3.5人に１人は『がん』で死亡

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http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai15/dl/gaikyou27.pdf









• がんは発見が早いほど、生存率が高い

がん研究助成金「地域がん登録班」による協同調査。1993-96年診断患者。がんの統計'05 検診およびその他の方法で発見されたがんの臨床進行度および生存率より

がんの5年相対生存率

6

87.8 92.6 90.4

45.8

92.8 94.1

53.3 63.8 60.2

16.3

83.7 71.3

0

20

40

60

80

100

胃結腸直腸肺乳房子宮

検診でがんが発見検診以外でがんが発見

部位、発見経緯別５年相対生存率（％）


山口利勝著『中途失聴者と難聴者の世界見かけは健常者、気づかれない障害者』より

X線検査 • 指示が聞こえない • 室内は暗い為、書いてくれる文字も見えない

病院に行かない

聴覚障がい者にとって病院は利用困難

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『聴覚障害者の施設環境改善に関する研究 : その1 聾者と中途聴覚障害者からみた施設バリアの要因』高橋儀平,他日本建築学会計画系論文集 Vol. 67 (2002) No. 557 p. 181-187より


日本語が十分に出来なくて困ったり、嫌な思いをした場面

外国人にとって困る施設は病院

文化庁日本語に対する在住外国人の意識に対する実態調査http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/nihongokyoiku_jittai/zaiju_gaikokujin.html

聴覚障害者と同様病院が1位

調査対象全国12地域の日本語教室に通っている16歳以上の男女（在住外国人）600人


http://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/nihongokyoiku_jittai/zaiju_gaikokujin.html

• 死亡数胃がん２位 (2013年男女計) • 罹患数胃がん１位 (2011年男女計)

http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

がん死亡数と罹患数（部位）


胃部X線検査における課題聴覚障害者だけではなく、検査者側や他の被検者も困っている状態


構築した胃部Ｘ線検査支援システム

検査者側タブレット端末を操作して指示送信

被検者側聴覚障がい者の方々ﾍｯﾄﾞﾏｳﾝﾄﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ等に指示を表示ｽﾋﾟｰｶｰから多言語対応の合成音声出力


本システムの体験者の感想(被検者側）＜聴覚障がい者の方々＞・バリウム検査は、指示がわからないからいつも困っている。このようなシステムがあると助かる。・イラストと文字でわかりやすい。・このようなものがあるとは知らなかった。これがあると検査を受けやすくなるから普及してほしい。・全く聞こえないので、胸のレントゲン検査は何とかなっても、バリウム検査はいつも断られていた。色々なところで使われるようになってほしい。

＜健聴者の方々＞・バリウムの検査を受けた時に、右や左が途中でわからなくなるから、聞こえない人だけではなく、聞こえる人にも良いと思う。・日本語がわからない外国人の方々にも役に立つのでは・少し右など体の向きの程度がどれくらいかがわかりやすい・バリウム以外の他の検査でも役に立つと思う。・これからはバリアフリーの時代だから、このようなシステムがどこでも当たり前に使用されるようになると思う。


本システムの体験者の感想(検査者側）＜診療放射線技師の方々＞

・特に僅かな右向き左向きの体位変換指示を口頭(音声)で行う場合、

検査者側の「少し右」と言葉をイメージする被検者側の「少し右」には差がある為、

検査者が思うような体位変換が行えない場合がある。

本システムのように、イラスト表示により明示出来て、更に微調整を検査者側が任意に行え、それがそのまま被検者に表示される事は画期的である。

・視覚的に具体的な体位変換の指示が表示される事は、聴覚障がい者や外国人だけではなく普段日本語音声で指示を聞きながら検査を受診している健聴者にも有用と考える。

・障がい者差別解消法が施行されたこともあり、医療機関でも合理的配慮が求められその観点でも、本システムがより多くの医療機関に普及することが望ましいと思う。


※システム開発済

乳がん検診

胃がん検診肺がん検診

①手話への対応 ②他検査への対応

③呼出しと検査説明 ④操作性の向上

検査技師検査技師

聴覚障がい者

WiFi接続

イラスト/文字情報に加え手話を表示一般撮影、ＣＴ検査、マンモグラフィー等

呼出し操作行先案内表示（検査説明も任意に閲覧）

呼出されると行先案内が表示される検査説明も任意に見ることが可能

聴覚障がい者

検査中の指示操作がタッチ以外でも操作可能

タッチ操作

ﾌｯﾄｽｲｯﾁ等

WiFi接続

平成29年度申請事業及び成果目標


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検査指示をわかりやすく伝える事を支援いたしますより良い胃部X線検査を全ての方に受けていただくために・・・

＜株式会社アイエスゲート経営理念＞｢高い志と情熱を持ち、商品･サービスを創造するソリューション企業であり続けること｣


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