地理情報分析支援システム

埼玉県

総務部統計課

MANDARA 操作マニュアル

～応用編～

平成2９年３月

上里町

本庄市

熊谷市

深谷市

神川町

加須市

美里町 羽生市

行田市

寄居町長瀞町

久喜市

秩父市

皆野町 鴻巣市

嵐山町

幸手市

東松山市

滑川町

小川町

小鹿野町

東秩父村 吉見町杉戸町

北本市 宮代町白岡市

春日部市

桶川市ときがわ町 蓮田市伊奈町

川島町鳩山町

横瀬町 上尾市坂戸市越生町

飯能市

毛呂山町 松伏町

川越市

鶴ヶ島市

越谷市吉川市日高市

狭山市ふじみ野市

富士見市

草加市三郷市

入間市

志木市

八潮市

三芳町

所沢市

蕨市戸田市

朝霞市

新座市 和光市

川口市

さいたま市さいたま市保健所川越市保健所

川口保健所朝霞保健所

鴻巣保健所

東松山保健所秩父保健所

本庄保健所熊谷保健所

加須保健所

春日部保健所

幸手保健所

坂戸保健所

草加保健所狭山保健所

国土地理院の電子地図を加工して作成

目次

I. エリア別地図グラフの作成 ........................................................ 1

1. 事前の準備 ....................................................................................................................................... 2

2. 保健所担当区域の作成 .................................................................................................................... 4

3. 各種設定 .......................................................................................................................................... 8

4. 「埼玉県保健所」地図ファイルへの表１の取り込み ................................................................... 11

5. 重ね合わせ ..................................................................................................................................... 13

6. レイアウトの調整 .......................................................................................................................... 20

7. 地図ファイル保存 .......................................................................................................................... 24

II. 連続表示、グラフ表示の作成 ..................................................... 25

1. 「保健所・自然増」地図グラフの描画 ......................................................................................... 27

2. 凡例の統一 ..................................................................................................................................... 29

3. 連続表示 ........................................................................................................................................ 31

4. グラフ表示 ..................................................................................................................................... 35

1

I. エリア別地図グラフの作成

この章では、いくつかの市町村をまとめたエリア別の地図グラフの作成方法を説明します。例と

して埼玉県内保健所担当区域別の平成24年の自然増を示す地図グラフを作成します。

ここでのポイントは、「集成オブジェクト」という概念です。地理空間には上位・下位と階層的

に構成される事象があります。例えば、行政領域は関東地方→都県→市町村のように、下位領域の

構成要素の集合が上位領域となります。この関係を「集成」と言います。マンダラでは通常オブジ

ェクトを集合させたオブジェクトを「集成オブジェクト」としています。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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1. 事前の準備

１）埼玉県白地図の用意

埼玉県の白地図「saitamaken.mpf」を用意します。埼玉県ホームページ内にあるファイルをそ

のまま利用できます。自分で作成する場合は、「操作マニュアル応用編」の「I 路線付埼玉県地

図の作成」から鉄道に関する手順を省略することにより作成できます。

２）埼玉県内各保健所の担当区域の確認

埼玉県内には、市設置の保健所が２か所、県設置の保健所が１３か所あります。各保健所の担当

区域は以下のとおりです。

埼玉県内保健所一覧（平成26年4月1日現在）

保健所 所在地 担当区域

さいたま市保

健所

さいたま市中央区

鈴谷 7-5-12

さいたま市

川越市保健所 川越市小ヶ谷

817-1

川越市

川口保健所 川口市前川 1-11-1 川口市、蕨市、戸田市

朝霞保健所 朝霞市青葉台

1-10-5

朝霞市、志木市、和光市、新座市、富士見市、ふじみ野市、三芳

町

鴻巣保健所 鴻巣市東 4-5-10 鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市、伊奈町

東松山保健所 東松山市若松町

2-6-45

東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、ときがわ

町、東秩父村

秩父保健所 秩父市桜木町 8-18 秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町

本庄保健所 本庄市前原 1-8-12 本庄市、美里町、神川町、上里町

熊谷保健所 熊谷市末広 3-9-1 熊谷市、深谷市、寄居町

加須保健所 加須市南町 5-15 行田市、加須市、羽生市

春日部保健所 春日部市大沼 1-76 春日部市、越谷市、松伏町

幸手保健所 幸手市中 1-16-4 久喜市、蓮田市、幸手市、白岡市、宮代町、杉戸町

坂戸保健所 坂戸市石井 2327-1 坂戸市、鶴ケ島市、毛呂山町、越生町、鳩山町

草加保健所 草加市西町 425-2 草加市、八潮市、三郷市、吉川市

狭山保健所 狭山市稲荷山

2-16-1

所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市

３）「表１ 保健所別自然増」の用意

埼玉県保健医療政策課のホームページにある「埼玉県の人口動態概況」を用い、エクセルで「表

１ 各保健所の自然増（平成15年～平成24年）」を作成します。「自然増」とは出生数から死亡数

を引いた数のことです。

表１では1列目と2列目に同じ保健所名が表示されていますが、２列目はCAT（カテゴリーデータ：

特定の値をとる数値や文字）として保健所別の色分けに使用します。

3

表１ 各保健所の自然増（平成15年～平成24年）

タイトル 保健所 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24

単位 CAT 人 人 人 人 人 人 人 人 人 人

さいたま市保健所 さいたま市保健所 4,172 4,356 3,168 3,322 3,228 2,853 2,826 2,486 2,002 1,176

川越市保健所 川越市保健所 765 710 373 455 448 261 314 293 46 -72

川口保健所 川口保健所 2,834 2,494 2,145 2,388 2,085 2,026 2,144 1,703 1,285 1,072

朝霞保健所 朝霞保健所 3,217 2,989 2,667 2,615 2,542 2,206 2,095 1,869 1,627 1,403

鴻巣保健所 鴻巣保健所 1,609 1,392 984 1,253 1,078 633 642 91 -187 -126

東松山保健所 東松山保健所 -86 -61 -248 -334 -446 -492 -558 -729 -633 -943

秩父保健所 秩父保健所 -228 -419 -458 -473 -534 -540 -620 -726 -786 -727

本庄保健所 本庄保健所 -34 -98 -222 -274 -355 -252 -271 -409 -594 -588

熊谷保健所 熊谷保健所 96 27 -174 -96 -263 -451 -381 -685 -971 -1,073

加須保健所 加須保健所 -115 -369 -563 -542 -401 -550 -705 -750 -916 -1,032

春日部保健所 春日部保健所 2,029 1,735 1,212 1,112 1,002 892 693 371 60 -91

幸手保健所 幸手保健所 331 346 -58 20 -187 -154 -293 -517 -682 -814

坂戸保健所 坂戸保健所 469 353 209 359 135 144 -10 -47 -245 -319

草加保健所 草加保健所 1,977 1,854 1,543 1,686 1,430 1,475 1,188 880 724 556

狭山保健所 狭山保健所 2,001 1,650 1,058 1,131 922 739 287 120 -341 -616

計 計 19,037 16,959 11,636 12,622 10,684 8,790 7,351 3,950 389 -2,194

※埼玉県保健医療政策課「埼玉県の人口動態概況」から作成。

4

2. 保健所担当区域の作成

１）オブジェクトグループの設定

・埼玉県ホームページにある「saitamaken.mpf」をダブルクリックします。

・「設定」→「オブジェクトグループ設定」→「オブジェクトグループ設定」をクリックし

ます。

・「グループ追加」をクリックします。

・「新規１」と入力されているオブジェクトグループの名称を「保健所」とします。

・ オブジェクトのタイプは「集成」をチェックします。

・ オブジェクトの形状は「面」をチェックします。

・ 使用するオブジェクトグループは「市町村」をチェックします。

・ 「ＯＫ」をクリックします。

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２）各保健所担当区域の作成

各保健所担当区域は ①個別に作成する方法 と ②まとめて作成する方法 があります。

①個別に作成する方法

例として川口保健所担当区域の作成方法を説明します。

・「複数選択」をクリックします。

→「川口市」「蕨市」「戸田市」の□をクリックします。

→編集パネルの「12:集成オブジェクトを構成」を選択し、「実行」をクリックします。

・「集成オブジェクトに設定」が表示されたら「新規オブジェクト」をチェックし、オブジ

ェクト名に「川口保健所」と入力します。「ＯＫ」をクリックします。

・「編集オブジェクト番号」で「重心」をクリックし、「登録」をクリックします。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

6

・川口市、蕨市、戸田市の重心に「川口保健所」が作成されました。

同じ要領で他の保健所担当区域を作成していきます。この時、下図のように市町村の□の

大きさが川口保健所の□より小さくなっており、市町村の□を選択することができないよう

になっています。これは「集成オブジェクト」が編集対象になっているためです。

これを市町村などの「通常オブジェクト」が編集対象になるよう切り替えるには、「通常

集成」をクリックします。すると市町村の□が大きくなり、選択できるようになります。

②まとめて作成する方法

エクセルで右のような表を作成しておきます。

・エクセルでこの表を右クリックし、コピーします。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

7

・マンダラ画面で「編集」→「オブジェクト名関係」→「集成オブジェクトにまとめて設定」

をクリックします。

・「設定オブジェクトグループ」の▼をクリックし、保健所を選択します。

・「クリップボードから取込」をクリックします。

・「ＯＫ］をクリックします。

・「１５の集成オブジェクトを作成しました」と表示されるので「ＯＫ」をクリックします。

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3. 各種設定

１）保健所の境界線の線種を設定する

１ページの地図グラフのように保健所の境界線を白く表示するには、あらかじめ線種を設

定しておく必要があります。

・「設定」→「線種設定」→「線種設定」をクリックします。

・「タイプ」で「オブジェクトグループ連動」を選択します。

・「追加」をクリックします。

・オブジェクトグループの▼で「保健所」を選択し、「ＯＫ」をクリックします。

・「ＯＫ」をクリックします。

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２）保健所の□を所在地に表示させる

この時点では各保健所は各担当区域の重心に表示されています。これを保健所所在地付近

に表示させたい場合の操作方法を説明します。例は熊谷保健所の場合です。

・通常集成のボタンをクリックし、熊谷保健所の□を大きくします。

・熊谷保健所の□をクリックし、ドラッグ＆ドロップでおおよその所在地付近に移動させ、

「登録」をクリックします。

・熊谷保健所が中央になるよう、マウスホイールを外側に回転させ、地図を拡大します。

・「Ｂ」をクリックします。

・「電子国土基本図（地図情報）」を選択し、「ＯＫ」をクリックします。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

10

・背景地図が表示されるので、ドラッグ＆ドロップで熊谷保健所の□を所在地付近に移動さ

せ、「登録」をクリックします。

・再度「Ｂ］をクリックすると、背景地図は表示されなくなります。

・「熊谷保健所」の□を地域の重心に戻す場合は「重心」をクリックします。

３）地図ファイルの保存

・「ファイル」→「名前を付けて地図ファイル保存」をクリックします。

・ファイル名を「埼玉県保健所」とし、デスクトップに保存します。

・マンダラを閉じます。

国土地理院の背景地図

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4. 「埼玉県保健所」地図ファイルへの表１の取り込み

あらかじめエクセルで作成しておいた表１のデータをマンダラに取り込みます。

・マンダラのアイコンをダブルクリックします。

・「白地図・初期属性データ表示」を選択し、「ＯＫ」をクリックします。

・「参照」をクリックし、地図ファイルに「埼玉県保健所」を選択します。

・表示するオブジェクトグループの「（面）市町村」を選択して「レイヤ追加」をクリッ

クします。

・表示するオブジェクトグループの「（面）保健所」を選択して「ＯＫ」をクリックしま

す。

・「編集」→「属性データ編集」→「属性データ編集」をクリックします。

12

・「保健所」タブをクリックします。

・適当なセルのところで右クリックし、「データ項目数の指定」をクリックします。

・データ項目数指定で「１１」と入力し、「ＯＫ」をクリックします。

・エクセルの表１を開き、右クリックでコピーし、マンダラ画面の「タイトル」のセルで貼

り付けます。

・「ＯＫ」をクリックします。

・「新旧データ項目対応設定」が表示されたら「ＯＫ」をクリックします。

13

5. 重ね合わせ

１）市町村名の表示

・「ラベル表示」のタブをクリックします。

・「フォント」をクリックします。

・フォントの設定でサイズに「1.2」と入力し、「ＯＫ」をクリックします。

・「描画開始」をクリックすると、以下のように市町村名をラベル表示した地図が描画され

ます。これを「×」ボタンで閉じます。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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・「重ね合わせセット」をクリックし、「ＯＫ」をクリックします。

２）保健所名の表示

・対象レイヤの▼をクリックして「保健所」を選択します。

・「ラベル表示」タブをクリックします。

・「フォント」をクリックし、フォントの設定でサイズに「1.7」（市町村名のラベルより大

きく表示させるため）と入力し、「ＯＫ」をクリックします。

・ラベルの最大幅に「20」と入力します。

15

・「描画開始」をクリックすると、以下のように保健所名をラベル表示した地図が描画され

ます。これを「×」ボタンで閉じます。

・

・「重ね合わせセット」をクリックし、「ＯＫ」をクリックします。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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３）保健所担当区域の色分け

・「単独表示」タブをクリックします。

・各保健所名の左にある色の帯をそれぞれクリックし、「色の指定」から色を選択します。

・「重ね合わせセット」をクリックし、「ＯＫ」をクリックします。

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４）平成24年の自然増のデータ表示

表１のうち、平成24年の自然増を地図に表示させます。

・データ項目の▼をクリックし、「11：H24」を選択します。

・凡例値の欄に上から、「 2000,1500,1000,500,0 」と入力します。

・データを示す円を自然増がプラスの時は赤、マイナスの時は青にします。「表示記号設定」

の円をクリックするとプラスの時の色設定ができ、「負の値の内部色」をクリックすると、

マイナスの時の色設定ができます。

・上記の「表示記号設定」の円をクリックし、記号設定の色・模様の内部をクリックします。

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・ハッチ設定の色をクリックします。

・色の指定で赤を選択し、「ＯＫ」をクリックします。

・マイナスの色についても、同様に操作し、青を選択します。

・重ね合わせセットをクリックします。

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５）重ね合わせの確認

「重ね合わせ表示」タブをクリックし、以下のように「重ね合わせデータ」欄に４つのデ

ータがセットされていることを確認します。

・重ね合わせデータのうち、保健所データ（表示モード：ペイント）を選択し、「凡例を表

示する」のチェックをはずします。

・タイトルに「保健所担当区域の自然増」と入力します。

・「描画開始」をクリックします。

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6. レイアウトの調整

より見やすい地図にするため、いくつかの調整を行います。

１）タイトルと凡例を地図に表示する

・「オプション」→「オプション」をクリックします。

・出力画面オプションの「全般」タブをクリックし、「タイトル表示」をチェックします。

・「凡例設定」タブをクリックし、「凡例を表示する」をチェックします。

・「ＯＫ」をクリックし、描画画面に戻ります。タイトルや凡例はドラッグ＆ドロップで好

きな場所に移動できます。

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２）保健所ラベルの位置をずらす

保健所ラベルが区域の重心にあり、円データと重なって見づらくなっているため、これを

ずらします。いったん描画画面を×ボタンで閉じます。

・データ表示タブのラベル表示タブを選択し、「描画開始」をクリックします。

・例えば熊谷保健所のラベル位置を変更する場合、熊谷保健所区域内で右クリックし、「ラ

ベル表示位置の設定」をクリックします。「ＯＫ」をクリックします。

・マウスポインタが＋の形になるので、移動させたい場所でクリックすると、ラベルがそこ

に移動します。

・他の保健所ラベルも同様に移動させます。描画画面を×ボタンで閉じます。（重ね合わせ

表示の描画画面で位置を確認しながら行ってください。）

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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３）保健所ラベルの背景を白にする

右のようにラベルの背景を白抜きにする方法です。

・オブジェクト名の「フォント」をクリックします。

・フォントの設定で背景をクリックします。

・「■（ベタ塗り）」をチェックし、色を白に設定し、「ＯＫ」をクリックします。

・フォントの設定画面にもどり、「ＯＫ」をクリックします。

・重ね合わせ表示に戻り、「描画開始」をクリックすると、ラベル背景が白になっています。

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４）保健所担当区域の境界線を白に変更する

・描画画面で「オプション」→「線種ラインパターン設

定」をクリックします。

・線種ラインパターン設定で保健所の線をクリックします。

・色で白を選択し、「極太線」をクリックします。

・「ＯＫ」をクリックします。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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7. 地図ファイル保存

以上で地図が完成しました。これを保存します。

・描画画面を×で閉じます。

・ファイル→「MANDARAの形式でデータ・設定保存」→「地図ファイル付属形式でデータ保存」

をクリックします。

・「保健所・自然増」と名前をつけてデスクトップに保存します。

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II. 連続表示、グラフ表示の作成

第2章では第1章で作成した地図グラフを利用し、平成15年から24年までの保健所担当区域

別の自然増を時系列で示す地図を作成します。

マンダラでは、「連続表示」という操作や「グラフ表示」という操作により、ある時系列

データを地図に表すことができます。

【連続表示】

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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【グラフ表示】

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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1. 「保健所・自然増」地図グラフの描画

１）「保健所・自然増」地図ファイルの読み込み

・Iで作成した「保健所・自然増」地図ファイルをダブルクリックします。

・データ表示タブで対象レイヤは「保健所」、単独表示タブでデータ項目は「2:H15」を選択

します。

・「描画開始」をクリックします。

２）保健所区域の境界線の表示

保健所区域の境界線が表示されない（白になっている）ため、これを表示させます。

・「オプション」→「線種ラインパターン設定」をクリックします。

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・「線種ラインパターン設定」で保健所のライン部分をクリックし、基本ラインパターンで

「実線」を選択します。「ＯＫ」をクリックします。

・保健所区域の境界線が実線で表示されました。

・「×」ボタンで描画画面を閉じます。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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2. 凡例の統一

例えばデータ項目を「2:H15」から「11:H24」に変更してみると、凡例値が異なっており、

最大サイズの値も異なります。これはマンダラが自動設定しているためです。

時系列で表示させる場合は凡例を統一する必要があるため、これを修正します。

・単独表示タブで、データ項目は「11:H24」を選択します。

・「ユーザー設定」にチェックを入れ、「5000」と入力します。凡例値の欄に上から、

「5000,4000,3000,2000,1000」と入力します。

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・「ツール」→「凡例設定コピー」をクリックします。

・コピー元のデータ項目を「11:H24」とし、コピー先は「すべて選択」をクリックし、「Ｏ

Ｋ」をクリックします。

・「凡例設定をコピーしました」と表示されるので、「ＯＫ」をクリックします。

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3. 連続表示

１）連続表示のデータセット

・ツール→「連続表示モードにまとめてデータ追加」をクリックします。

・Ctrlキーを押しながら「2:H15」から「11:H24」までを選択します。

・表示モードは「記号の大きさ」をチェックし、「ＯＫ」をクリックします。

・「連続表示モードに追加しました」と表示されるので、「ＯＫ」をクリックします。

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・連続表示タブをクリックし、「連続表示データ」欄にH15からH24のデータが表示されてい

ればＯＫです。表示の順番を変えたい場合は「↑」「↓」ボタンを、連続表示しないデータ

がある場合は「消去」ボタンをクリックします。

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２）連続表示の描画

・前頁の画面で「描画開始」をクリックします。

・平成15年の自然増が表示されます。

・画面右下の「→」ボタンをクリックすると、平成16年の自然増が表示されます。

３）連続表示の画像出力

・デスクトップに「自然増・連続表示」フォルダを作成しておきます。

・「ファイル」→「連続表示モードのファイル出力」をクリックします。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

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・出力先フォルダは「参照」をクリックし、デスクトップの「自然増・連続表示」フォルダ

を選択します。

・ベース画像ファイル名は「自然増の連続表示」とします。

・出力方法は「画像ファイルのみ」、画像形式は「PNG」をチェックします。

・「ＯＫ」をクリックします。

・デスクトップの「自然増・連続表示」フォルダにPNGファイルが保存されました。

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4. グラフ表示

・データ表示タブをクリックし、グラフ表示タブをクリックします。

・タイトルに「平成15年から24年の自然増（保健所区域別）」と入力します。

・表示データ欄の①から⑩にH15からH24のデータを選択します。

・グラフの形式は「棒グラフ」をチェックします。

・「同一ハッチに設定」をクリックします。

・ハッチ設定で色を緑に選択し、「ＯＫ」をクリックします。

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・「描画開始」をクリックします。

・凡例の部分で右クリックし、凡例設定を選択します。

・「凡例フォント設定」をクリックし、サイズを１％に変更し、「ＯＫ」をクリックします。

国土地理院の電子地図を加工して掲載

37

・全般タブで「タイトル表示」をチェックします。

・ＯＫをクリックします。

国土地理院の電子地図を加工して掲載