毎 覚 新 廓 2007年 (平成19年 )11月 19日 (月曜日)

現場で働く人の思い

認知症のお年寄りの笑

顔は本人はもちろん、

周

囲にも大きな喜びだ。

笑

顔には、

意欲が増し、

生

活のリズムをつくる効用

も。

食事や日常のふれあ

いを通して、

笑顔を浮か

べてもらおうと、

現場で

取り組む人たちの思いを

たど

った。

（中原洋之輔）

十

一月中旬、

札幌市白石区

の介護老人福祉施設。

山本栄

美子さん待

しが髪をカ

ットす

ると、

同施設に通う女性公↓

は鏡に写

った顔を見ながら

「ありがとう０さいます」と

笑顔で答えた。

山本さんは

一月から、

道央

圏で営業するＮＰＯ法人日本

理美容福祉協会

・札幌センタ

ーの福祉理美容士として、

認

知症の高齢者らに訪間理美容

の仕事をしている。

き

っかけは、

半年ほど続い

た伯最の介護だ

った。

「入院

先の病院で髪を切

ってあげる

と喜んでくれて…。

伯母は六

月に亡くなりましたが、

その

時の経験から福祉の現場で仕

事をしようと思

ったんです」

認知症のお年寄りは

コミ

ュ

ニケーシ

ョンの難しさもあ

認知症デイサービスセンタ

ー

「ささえ～る」（南区）は、

「むく普通の民家」のイメー

ジが特徴だ。

十二畳ほどのリ

ビンクを二つ合わせたスペー

スに風呂、

キッ

チン、

トイレ

管理者の員多由美子さん

全０は「家庭と同立室四気が、

お年寄りを落ち着かせる」と

説明。

スタソフもお年寄りと

同じ視線に腰を落とし、

レク

リエーションでは歓声を上げ

て楽しむ。

声を荒らげるため、

他の施

設で受け入れを拒否されたと

いう男性も、

ここでは落ち着

いている。

員多さんは

「介護

に疲れた家族に無理はさせら

れない。

われわれがお年寄り

に笑顔を取り戻してもらい、

楽しい気持ちを自宅に持ち帰

ってもらえれば」と話す。

認知症への笑顔の効用は何

だろうか。動

医協中央病院（東

区）の伊古田俊夫院長

（脳神

経外科）は

「笑顔が出るとい

うのは、

気持ちが前向きにな

っているということ。

落ち着

いた気持ちで生活のリズムを

つくれ、

意欲がわいて、

生活

の質の向上にもつながるので

は」と話し、

現場のこうした

取り組みを評価している。

り、

気を使う。

でも

「きれい

になると皆さん笑顔です。

報

いられた思いがします」と出

本さんは言う。

今秋、

特別養護老人ホーム

・五天山園

（札幌市西区）を

和菓子職人五人が訪れた。

約

七十人の入所者らを前に紅葉

やミカンなど、

秋をイメージ

した生菓子を作

った。

涙を流

し

「きれいだね」と喜ぶお年

寄りもおり、

食堂は笑顔であ

ふれた。

栄養科長の上坂員智子さん

全０は

「生きていて良か

った

と思えるのが食事の時間。

ど

れだけ

『おいしい」と笑顔で

言

ってもらえるか、

いつも考

えています」。

上坂さんは同園開設の十年

前から、

栄養士として働く。

アイデアは本格的て、

ホテル

のシ

ェフに和食を作

ってもら

ったり、す

し職人を呼んだり。

毎日の食事も、

盛りつけ、

器

にもこだわる。

最近、

重度の

認知症の女性が料理を口に笑

顔を見せてくれた。

認

一‘一！一■

十鶏

轟

■

欝

華

！鞭欝

戴

諜

寵

麗

，焼わ

概関

〇お年寄りの髪を整える山本栄美子さん

（右）。

いすに座るお年寄りも気持ちよさそう①札幌

・五天山田で開か

れた和菓子の試食会で実顔を浮かべるお年寄りョ

移破詳曇ネ①

お店ではひざまくらで耳かきをす

るものや、

超小型カメラて耳の中

の様子を見せながら耳かきをする

違和感なく使えます。

　雪

一本ワイ

パー

」のタイプは耳あかが粉状の

カサカサの方に、

「一本フイパー

」

鍛▼9ハ 響運纂支盆 Ω 響上響登 暦 響とふ食 フ |デ者 マ ス喜奈導点こ虫 軍くイ ¬答導字||