登壇者一覧 - 北海道大学 ·...
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COI2021Center of InnovationUnder One Roof,Just Three Days
DAY12017.03.18
登壇者一覧
目次(※登壇順 )
p15 寺村 裕治
p16 辻野 真史 / 中山 雅人
p17 辻 清孝
p18 荒木 徹平
p19 市川 奈穂 / 松尾 久人
p20 山崎 聖司 / 金山 範明
p21 岡部 周平
ピッチ③ 17:20-18:10
研究・仕事
寺村 裕治
東京大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 准教授Dept of Immunology, Genetics and Pathology (IGP), Rudbeck laboratory Uppsala University
『バイオエンジニアリング技術を用いた患者と 医療者に優しい低侵襲脳卒中治療の開発』
MEMO
2004 年 早稲田大学大学院理工学研究科修了(博士(工学)取得)、
2002-2004 年 JSPS 特別研究員 DC1, 2004-2005 年 JSPS 特別研究員
PD(大阪大学)、2005 年 -2012 年 京都大学 特任助教を経て助教、
2010-2012 年 JSPS 海外特別研究員 (Uppsala University, Sweden)、
2012-2013 年 Researcher, Uppsala University、2013 年 -2017 年東京
大学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 特任准教授、
2016 年から Researcher(兼任), Uppsala University、2017 年東京大
学大学院 工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻 准教授
超高齢化が進む我が国において、脳梗塞、脳出血や脳動脈瘤などの脳血管
疾患の患者数は増加傾向にあります。これまでに、カテーテル治療による
高度医療技術により、患者に対する負担が少ない低侵襲な治療法が開発さ
れてきました。しかしながら、医療者側の立場から考えてみますと、訴訟
リスク、長時間労働、放射線被ばくのリスクなど、多くの負担が増加し続
けているのが現状です。
東京大学 COI 拠点(自分で守る健康社会:入院を外来に、外来を家庭に、
家庭で健康に)と京都大学 COI 拠点(活力ある生涯のための Last 5X イ
ノベーション拠点 しなやかほっこり社会の実現)との若手連携ファンド
では、次世代の脳血管内治療を提案し、患者と医療者に優しい低侵襲脳血
管内治療を目指し、持続可能な医療体制を作り上げていきます。
学生の頃から、臨床医と一緒に、医工連携の研究に取り組んでいます。人工
血液やバイオ人工膵臓などの人工臓器、臓器移植を進めてきました。これま
での経験を生かして、世の中に貢献できる医工学を作り上げていきます。
http://www.bioeng.t.u-tokyo.ac.jp/faculty/39_teramura.html
所属拠点:自分で守る健康社会拠点
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MEMO辻野 真史
株式会社 東大阪スタジアム 体育施設事業部びわこ・くさつ 施設責任者
『新たな運動サービスの展開 ~アクティブ・ フォー・オールの実現に向けて~』
所属拠点:運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティ
ブ・フォー・オール拠点
中山 雅人
立命館大学 情報理工学部 特任助教
『空間シェアリングシステムの開発』
MEMO平 13 近畿大・生物理工・電気システム情報
工卒
平 15 和歌山大大学院 システム工学研究科 博士前期課程修了
平 20立命館大大学院 理工学研究科 博士後期課程満了
同年同大 理工学研究機構 客員研究員
同年近畿大 生物理工 システム生命 非常勤講師
平 23 同研究員 同年立命館大 情報理工 助手
平 24 同特任助教 現在に至る 博士(工学)
音響信号処理 音声情報処理に関する研究に従事
日本音響学会 電子情報通信学会 電気学会 日本騒音制御工学会 各会員
研究・仕事
空間の断絶は「ひきこもり」を誘発し、運動の継続を阻害する。特に、音
楽などの音を利用した運動の場合、周辺環境にはそれが騒音となり、運動
者と周囲の人々の間に断絶を生み出してしまう。これに対して、音環境に
よる空間シェアリングを実現することで、公共空間への誘導効果が期待で
きる。本講演では、超指向性をもつ超音波スピーカの技術を紹介するとと
もに、その技術を応用した音の空間シェアリングシステムを紹介する。
超音波スピーカの研究として、極小領域オーディオスポット、近距離のス
ポットオーディオ再生、フレキシブルオーディオスポットなど、様々な音
に関する研究に取り組んでいる。特に、今後は、何もない空中に音源を発
生させる音像ホログラムの開発を目指している。
立命館大学 音情報処理研究室 http://www.aspl.is.ritsumei.ac.jp/
所属拠点:運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティ
ブ・フォー・オール拠点
2011 年 立命館大学経営学部 卒業
2013 年 立命館大学大学院スポーツ健康科学
研究科博士課程前期課程 修了
2013 年 株式会社東大阪スタジアム 入社
研究・仕事
本拠点の目的であるアクティフ ・゙フォ ・ーオールの実現に向けて、スポーツ施設運営業
のノウハウを活かした新しい運動サービス展開に向けた現在の取り組みを
紹介する。
既存のスポーツ施設運営から脱却した、指導者派遣型ビジネスの発展を模
索する。
(株)東大阪スタジアム会社HP https://www.h-stadium.com/facility/
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MEMO
研究・仕事
辻 清孝
パナソニック株式会社 先端研究本部 空間センシング研究部 主任研究員
1996 年 豊橋技術科学大学大学院工学研究科
博士後期課程システム情報工学専攻修了 博士
『安心して健康になれる社会に向けて』
(工学 )
同年 日本電気株式会社入社
2007 年 松下電器産業株式会社 (現パナソニック株式会社 )入社
現在、バイオシグナルセンシング技術に関する研究に従事
普段我々が摂取しているサプリメントは、その効用が曖昧なものも多く、
あまつさえ副作用によって健康を害する場合もある。サプリメントを実際
に摂取することなく、どのような作用があるかを個々人に代わって試験す
ることが出来る検査用プラットフォーム構築について紹介する。
ヒト iPS 細胞由来心筋細胞の機能向上を目的とした培養デバイスの開発を
行っています。さらに、細胞の電位変化としてその機能を評価することが
出来る創薬向け評価装置の開発も行っています。
所属拠点:活力ある生涯のための Last 5X イノベーション拠点
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荒木 徹平
大阪大学産業科学研究所 助教
『
”
医療機器”の計測精度を持つパッチ式脳波 センサの開発』
MEMO
2012 年 日本学術振興会 特別研究員 (DC)
2014 年 大阪大学大学院 博士 ( 工学 ) 取得
2014 年 大阪大学産業科学研究所 助教(関谷毅教授)
研究・仕事
これまでの脳波計は、ストレス状態や睡眠の質を評価するために利用され
ていたが、硬い脳用電極により装着者へ違和感を与えていた。今回、柔軟
な多チャンネル電極シートを作製することにより、額に貼り付けるだけで
簡便に、かつ違和感なく長時間計測可能な「パッチ式脳波センサ」を開発
した。パッチ式脳波センサは、軽量・小型であるため持ち運びやすいだけ
でなく医療機器と同等の信号精度を有するため、従来の医療用途に加えて
認知症診断などの家庭内簡易検査への可能性を広げた。大阪大学 COI 拠点
では、脳マネジメントシステムを構築することで個人の潜在能力(記憶力、
集中力、思考力)を発揮できるセルフエンパワーメント社会の実現を目指
しており、パッチ式脳波センサの活用が期待されている。
衣服や皮膚に直接貼り付けても違和感のない柔らかさを有するウェアラブ
ルデバイス技術の開発を行っている。特に、ゴムのように伸縮可能なスト
レッチャブル導電性材料の開発を行い、従来のエレクトロニクスにはなかっ
た曲げ・ねじり・伸縮・圧縮などの人の動きに追従可能な電子デバイスの
創出を目指している。
大阪大学産業科学研究所 関谷研究室
http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/aed/japanese/index.html
所属拠点:人間力活性化によるスーパー日本人の育成拠点
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MEMO
研究・仕事
市川 奈穂
広島大学大学院 精神神経医科学 感性イノベーション拠点 特任助教
2008 年 名古屋大学大学院 環境学研究科
博士課程後期単位取得退学
『多様な感覚経験から感性が磨かれる社会に 向けて』
2008年 University of Pittsburgh, Psychiatry, Research Specialist
2010 年 Stanford University, Psychiatry, Research Associate
2014 年 現職 人間の認知・感情機能、感性について、fMRI や脳波を
用いた研究に従事
現在、感性イノベーション拠点で行われている「感性の可視化」(状態の可
視化)の技術開発を基盤として、その先の段階としての「感性を磨く」と
いう問題にチャレンジするためのアイデアと切り口について紹介する。
感性のポジティブからネガティブまでをつなげる」という観点より、その
共通点、中心となる問題を整理しながら、研究を進めている。主に fMRI、
脳波、自律系、心理行動指標等を用いて、強化学習モデルを応用しながら、
認知・感情機能の時間的変化に着目した研究を行っている。
http://coikansei.hiroshima-u.ac.jp/
所属拠点:精神的価値が成長する感性イノベーション拠点
MEMO松尾 久人
九州大学共進化社会システム創成拠点 リサーチフェロー
『都市OSのビジネス展開』
1998年 九州大学大学院 システム工学研究
科博士後期課程 中退
1998 年 日本アイ・ビー・エム株式会社
2014 年 九州大学共進化社会システム創成拠点 事業化推進グループ
研究・仕事
九大 COI が構築を目指している都市 OS は、対象が社会全体に広がる大き
な構想である。その中でフェーズ1ではコンセプトを確立し、フェーズ2
で事業化展開を行っている。その中で株式会社チーム AIBOD を創業し、国
プロを活用しながらビジネス化を目指している。
都市OSアーキテクチャー設計に従事
株式会社チームAIBOD http://52.68.149.245/所属拠点:共進化社会システム創成拠点
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研究・仕事
山崎 聖司
大阪大学 産業科学研究所 助教
2010 年 大阪大学 薬学部 薬科学科 卒業
2012 年 大阪大学大学院 薬学研究科 修士課
『腸内フローラに着目した健康検知トイレの開発』
MEMO
程 修了
2015 年 大阪大学大学院 薬学研究科 博士後期課程 修了
2015 年 大阪大学 産業科学研究所 助教
現在、腸内フローラ、薬剤耐性菌、新規抗菌薬に関する研究・開発に従事
近年、ヒト腸内に存在する様々な細菌の集合体である「腸内フローラ」(腸
内細菌叢)が、ヒトの免疫力向上・抗がん作用・抗うつ作用・美肌効果・
アレルギー抑制等に関わることが示され、ヒトの健康増進との関係が注目
されている。本講演では、「さりげないセンシングによる」「人間力活性化」
の実現に大きく寄与することができる、腸内フローラに着目した健康検知
トイレの開発について紹介する。
当連携研究では、健康維持に向けたトイレの溜まり水の測定を実用化する
ため、腸内フローラに関連した糞便成分を水中で高感度に測定するセンサー
の開発(東北大学)と、動物実験による排泄物と健康状態との関係性の実
証に向けた基盤研究(大阪大学)を推進する。
大阪大学 産業科学研究所 生体分子制御科学研究分野(西野研)http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/organization/thi/thi_06/
所属拠点:人間力活性化によるスーパー日本人の育成拠点
MEMO
研究・仕事
金山 範明
広島大学大学院 精神神経医科学 感性イノベーション拠点 特任助教
2009 年 名古屋大学大学院 環境学研究科
博士課程後期単位取得退学
『ウェアラブル脳波計による感情喚起画像を用いた 感情計測の最適化に向けた基礎研究』
2009年 東京大学大学院総合文化研究科 特別研究員
2012 年 ÉEcole polytechnique federale de Lausanne 海外特別研究員
2013 年 現職
人の感情反応や身体認識がどのような脳内ダイナミクスで現れてくるかを、
脳波を中心として認知神経科学的検討を行っている。
本講演は、ウェアラブル脳波計による新しい社会の情報化に関する研究提
案であり、「COI 若手連携研究ファンド」の採択課題として 4 月からスター
トするプロジェクトである。本研究プロジェクトでは、広島大学 COI 拠点
行う感情の脳波による推定技術を、大阪大学 COI 拠点で開発するパッチ型
脳波計により得られたデータに適用可能か検証する。この技術開発の先に
見える社会の未来像を議論したい。
視覚情報や触覚情報により、人が脳内に構築するさまざまな表象を、
脳科学的手法を用いて定量化する試みを行っている。
https://sites.google.com/site/noriakikanayama/home
所属拠点:精神的価値が成長する感性イノベーション拠点 20
MEMO岡部 周平
立命館大学グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO) リサーチ・アシスタント
『バイタルデータのアート化システム構築と 社会実装』
立命館大学経営学研究科博士後期課程3年
COI 若手連携ファンドで立命館大学・順天堂大学・東京藝術大学が連携して
構築する新たなシステムの概要と、目指す社会に向けた社会実装について
研究・仕事
立命館大学COI(アクティブ・フォー・オール拠点)の社会実装チームに所属。
科学技術に社会的付加価値を与え、society5.0 の実現に向けた社会実装実
験に従事。
所属拠点:運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティブ・フォー・オール拠点
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