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DRIVING GROWTH
CASTING WIDE, GOING DEEP
当社の海外事業について
2017年4月27日 東京ガス株式会社
資料3
ガス事業 70%
ガス事業 50%
LNG販売・ 電力・その他事業
25%
海外事業 25%
LNG販売・ 電力・その他事業
20%
海外事業 10%
現在の姿 (2009-2011年度平均)
2020年の姿
チャレンジ2020ビジョンにおける海外事業
2
1.上流事業の展開
従来のようなLNG調達を伴う上流権益の取得に加え、調達を伴わない北米などのガス田権益の取得や、中小規模LNGプロジェクトへの参画など、参入形態の多様化を図り、さらなる拡大を目指す。
2.中下流事業の展開
東京ガスグループの総合エネルギー事業に関わる技術・ノウハウを活かし、東南アジア・北米に地域を特定し集中的に事業を展開していく。
具体的には、海外で事業展開するお客さまへのエネルギーソリューションや、現地のエネルギーインフラ構築などに貢献していく。
加えて、国内の総合エネルギー事業の技術・ノウハウを活かし、現地エネルギー会社とのアライアンスなどを通じて、現地におけるバリューチェーン展開にもチャレンジしていく。
3.海外拠点機能の拡充
現地における事業パートナーとのアライアンスを通じ、自ら案件組成や事業推進を行うため、海外拠点を新設・増強し、事業展開する人員(現行約100名)を今後3年間で200名規模に増員することなど、海外拠点機能を拡充する。
15~17年度の取り組み方針:「グローバル展開の加速」
3
ベトナム
タイ
マレーシア
インドネシア
シンガポール
2014年12月 : シンガポールにTGアジア社を設立
2015年4月 :インドネシア(ジャカルタ)、ベトナム(ハノイ)に
駐在員事務所を開設
2015年9月 :タイ(バンコク)に駐在員事務所を開設
2017年1月 :ベトナム(ホーチミン)に駐在員事務所を開設
2017年4月 :マニラ(フィリピン)に駐在員事務所を開設
東南アジアの拠点
フィリピン
東南アジアでの拠点設置
4
2017年4月時点
プロジェクト 事業国 事業内容 参画年 権益/出資比率
バユ・ウンダン/ダーウィンLNG 豪州 天然ガス生産・液化・販売 2003 3.07%
プルートLNG 豪州 同上 2008 5%
ゴーゴンLNG 豪州 同上 2009 1%
クイーンズランドカーティス(QC)LNG 豪州 同上(コールベッドメタン) 2011 生産1.25% 液化2.50%
イクシスLNG 豪州 同上 2012 1.575%
バーネットシェールガス 米国 天然ガス生産・販売 2013 25%
イーグルフォードシェールガス 米国 同上 2016 25%
既存プロジェクト(上流事業)
5
① 東京ガス
プロジェクト 事業国 事業内容 参画年 権益/出資比率
ガスマレーシア マレーシア 都市ガス供給事業 1992 14.8%
バヒオ メキシコ 天然ガス発電事業 2004 49%
MTファルコン メキシコ 同上 2010 30%
T-Power ベルギー 同上 2012 26.66%
コーブポイントLNG 米国 天然ガス液化・LNG販売 2013 49%
LNGベトナム ベトナム LNGの調達・販売、 LNG受入基地の建設・運営 2016 10%
エンパイア 米国 天然ガス発電事業 2016 25%
EPEC タイ 同上 2016 28%
バーズボロ 米国 天然ガス発電事業 2017 33%
② 東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)
既存プロジェクト(中下流事業)
ガスマレーシア・エネルギーアドバンス マレーシア 産業向けエネルギーサービス事業 2014 34%
TGESアメリカ アメリカ 産業向けエネルギーサービス事業 2015 100%
6
バヒオ(天然ガス発電事業)
バユ・ウンダン/ダーウィンLNG
クアラルンプール事務所
パリ事務所
プルートLNG
ゴーゴンLNG クイーンズランドカーティスLNG
MTファルコン
(天然ガス発電事業)
ガスマレーシア(都市ガス供給事業 ) ガスマレーシア・エネルギーアドバンス (TGES:エネルギーサービス事業)
東京ガスオーストラリア
(パース)
T-Power(天然ガス発電事業)
イクシスLNG
● 上流事業 ● 中下流事業
● 海外事務所・現地法人
※現在の海外事業と 当社グループ海外拠点
バーネットシェールガス
東京ガスアメリカ
(ヒューストン)
東京ガスアジア(シンガポール)
ジャカルタ事務所
ハノイ事務所
バンコク事務所
コーブポイントLNG TGESアメリカ(TGES: エネルギーサービス事業)
東京ガスオーストラリア
(ブリスベン)
TGES (Shanghai) LNG Engineering
イーグルフォードシェールガス
LNGベトナム(LNG調達・販売)
エンパイア
(天然ガス発電事業)
EPEC(天然ガス発電事業)
ホーチミン事務所
東京ガスのグローバルネットワーク
7
バーズボロ
(天然ガス発電事業)
マニラ事務所
お客様A
8
LNG基地
ES事業
LNG輸入
東京ガス
(出資・技術供与)
(出資・技術供与)
国産ガス
各国ガス事業者
現 状 出資・技術供与後
エネルギー需要が拡大し、参入機会が豊富な東南アジアにおいて、①現地のエネルギーインフラ構築に資するLNG基地の建設や、②海外へ進出する日系企業へ省エネルギー等の技術・サービスをご提供するなど、国内で培った経験・ノウハウを活かし、上流から中下流における天然ガス関連事業の案件へ参画。
海外進出する日系企業 に様々なサービス提供
日系メーカ等
タイアップ
省エネサービス
エネルギー等の情報
技術サービス
東京ガスのめざす東南アジア事業の姿
① ②
出資・技術供与後
エネルギー安定供給
お客様B お客様C 発電所 お客様D
(出資・技術供与)
(出資・技術供与)
マレーシアでの主な取り組み
9
ガスマレーシア社設立 1992年より、現地国営企業ペトロナス社等と共同でガス事業者をマレー半島にて設立。現在、約2000kmの導管を建設し、工業用を中心に36億m3/年(約4万件)のお客様にガスを供給。 GMEA社(エネルギーサービス事業者)の設立 2014年5月より、マレーシアの産業用お客様にエネルギーサービス事業を実施するためにガスマレーシア社と共同出資会社を設立。第一号のお客様である東レグループマレーシアに32MWコージェネレーション導入。
地区ガバナ
工業用ボイラー ガスマレーシア社供給エリア GMEA社設立
タイでの主な取り組み
10
LNG基地のプロジェクトマネージメントコンサル業務 2012年より、タイ石油公社PTTより、LNG基地の拡張工事に伴いコンサルティング業務を受注。将来のタイLNG輸入増に向けたインフラ整備に貢献。 EPEC社(IPP事業)へ参画 2016年10月より、バンコク南東約50kmに位置するガスタービンコンバインドサイクル発電所に参画。
PTTマプタプットLNG基地外観 EPEC社外観
インドネシアでの主な取り組み
11
-2015年2月、インドネシアの国営石 油・ガス会社であるプルタミナ社と、LNGバリューチェーン構築に関する戦略的協力協定を締結。
-当社とプルタミナは、戦略的な協力関係の実現を目指し、LNGの調達からインフラの整備、LNG・天然ガスの需要開発に至るまで、LNG・天然ガスの バリューチェーンにおける幅広い事業活動での連携を検討していく。具体的な協力内容は、今後両社で協議。
調印式の様子。左はプルタミナ社のイェニ・アンダヤニ取締役、右は東京ガスの広瀬社長
プルタミナ社との戦略的協力協定の締結
ベトナムでの主な取り組み
12
ペトロベトナムガス社との包括協力協定の締結 2012年3月、ペトロベトナムガス社と「ベトナムにおけるLNGバリューチェーン構築に関する包括協力協定」を締結。
LNGベトナム社の設立 2016年7月、ペトロベトナムガス社、およびビテクスコ社と、LNGの調達・販売およびLNG受入基地の建設・運営への事業参画を目指してLNGベトナム社を設立。
海外事業に取り組む上での課題
13
●LNG基地や発電所のマーケットリスクの抑制
●ガス事業関連の法規制・技術基準の整備
●当該国におけるエネルギー・環境政策の整備
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