第4回 jawsug okayama 月額3.3円〜でレンタルサーバーを始める方法

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月額10円~でレンタルサーバーを始める方法

2014-04-19 第4回 JAWS-UG Okayama ふるさと たけし

自己紹介• 名前:古里 武士(ふるさと たけし) • 永遠の初心者です。 • JAWS-UG Okayama 雑用 • プログラマ?システムエンジニア?営業? • 好きなAWSサービス:   Amazon S3 • 好きなAWSクラウドデザインパターン:   Direct Hosting パターン

おことわり

あっ。。。初心者です。

月額10円~でレンタルサーバーを始める方法

!!!

月額3.3円~でレンタルサーバーを始める方法

Amazon S3 ってなに?

Amazon S3 とは。。。Amazon Web Serviceが提供するサービスの1つ Amazon Simple Storage Service (S3)

• AWSのコアサービスの1つ 2006年から開始 • 世界中の8拠点(リージョン)から選択 • 複数のデータセンターで管理(3ヶ所以上で自動複製) • 99.99 % の可用性 • 99.999999999 % の堅牢性 • お安い($0.0330 /GB ※月額)

Amazon S3 とは。。。

Amazon S3 用語• バケット • オブジェクト置き場。 • 最大100/アカウント • 名前がユニークな必要あり

• オブジェクト • S3に置くファイルのこと • URLによるアドレス付与 • バケット内は無制限にオブジェクトを配置可能 • 1オブジェクトのサイズは5TBまで

Amazon S3 ネームスペース

Amazon S3

オブジェクト

バケットバケット

オブジェクト

オブジェクト

Amazon S3 例えば・・・

Amazon S3

2014/hoge/foo.jpg

mydomain.comtest.com

img2.jpg

img1.jpg

Amazon S3 のコンセプト• Durable(堅牢であること) • Available (いつでも利用可能であること) • Scalable (スケールすること) • Secure (安全であること) • Fast (高速に動くこと) • Simple (シンプルに使えること) • Cost Effective (低コストであること)

Durable(堅牢であること)

• データを失わない設計 • データを3箇所以上にレプリケーション • 障害検知とデータ修復

!

• 99.999999999%の堅牢性 • 3つ以上同時にDCが消失しない限りデータを失わない

Available(常に利用可能なこと)

• 常に利用可能なように設計 • 99.9%可用性SLA、実際はほぼ100%

• 計画停止無し • 全世界からどの地域でもインターネット経由で

利用可能 • 異なる8つのリージョンから選択

Scalable(スケールすること)

• 論理的には無限にスケールする

!

• どれだけのファイルでも保存可能 • 1バイトから、いくらでも保存可能 • 1つのファイルサイズは最大5TBまで

Secure(安全であること) • 全ての通信はSSL暗号化 • 認証・認可機能を持つ • ACLベース/ポリシーベース • ユーザアクセスコントロール

• 暗号化機能を持つ • サーバサイド/クライアントサイド暗号化

• ログ機能 • 認定・認証の取得 • ISO27001/PCI-DSS/SOC1など

Fast(高速であること)

• ピーク時最大85万リクエスト/秒 • 常に安定したレイテンシ • 世界8か所にリージョン展開 • 最も近い場所を利用可能

• 専用線で直結も可能

Simple(シンプルに使えること)

• ファイルのPUT/GET/DELETE/LIST • これだけ。とってもシンプル • データサイズも数も気にしなくてよい

• サードパーティツールでFTPライクに利用 • SDKで様々な言語からすぐに利用可能

Cost Effective(低コストなこと)

• 従量課金で使った分だけお支払い • 初期費用もいらない

Amazon S3 のお値段スタンダード 低冗長化

最初の 1 TB/月 $0.0330 /GB $0.0264 /GB

次の 49 TB/月 $0.0324 /GB $0.0259 /GB

次の 450 TB/月 $0.0319 /GB $0.0255 /GB

次の 500 TB/月 $0.0313 /GB $0.0250 /GB

次の 4,000 TB/月 $0.0308 /GB $0.0246 /GB

5,000 TB/月以上 $0.0302 /GB $0.0242 /GB

ストレージ料金お値段

PUT、COPY、POST、LIST リクエスト

$0.0047 1,000 リクエストあたり

削除リクエスト Free †

GET および他のすべての リクエスト

$0.0037 10,000 リクエストあたり

リクエスト料金

お値段イン すべてのデータ転送 $0.000 /GB

最初の 1 GB/月 $0.000 /GBアウト 10 TB まで/月 $0.201 /GB

次の 40 TB/月 $0.158 /GB次の 100 TB/月 $0.137 /GB次の 350 TB/月 $0.127 /GB次の 524 TB/月 お問い合わせ

データ転送料金

※2014年4月時点、東京リージョンのお値段

※同一リージョン内のデータ転送は無料

※低冗長化:2拠点複製、堅牢性99.99%

無料枠あります

初期費用 0 円!

月額費用 0 円!(アカウント取得から 12 か月間)

容量 5 GB/月

リクエスト数 20,000 ダウンロード/月 / 2,000 アップロード/月

転送量 15 GB/月 (1ページあたり1MBのウェブサイトなら、月間 15,000 PV 程度までの転送量は無料です)

新規でご利用のお客様に 1年間の無料利用枠を提供!

月額3.3円~でレンタルサーバーを始める方法

Amazon S3を使って 静的ウェブサイトを ホスティングする

S3でホスティングする理由• 運用いらず • データがなくならないので、バックアップの必要なし • ハードウェア障害でサイトにアクセスできなくなる心配なし • 容量無制限なのでディスクがあふれる心配なし • 大量トラフィックによりサイトが落ちる心配なし※秒間800,000リクエストを処理 • 操作はシンプルで簡単

• 安い • 従量課金で1ヶ月3.3円からはじめられる

• 技術で料金を下げることが可能

S3でホスティングする手順

1. Webサイト用にS3のバケットを設定する。

2. バケット内のファイルがアップロードした際、自動的

に公開されるようバケットポリシーを追加する。

3. HTMLファイルをアップロードする。

4. S3のwebsite endpointにアクセスし、ウェブサイト

が表示されることを確認する。

1.Webサイト用にバケットを作成

1.Webサイト用にバケットを作成

※バケット名がURLになるので要注意

※後に独自ドメインで運用する場合、バケット名をドメイン名と同じにする必要あります。

1.Webサイト用にバケットを作成

バケットが作成されました。

1.Webサイト用にバケットを設定

Static Website Hostingをクリック

Enable website hostingをクリック

1.Webサイト用にバケットを設定

index.html、error.htmlと入力

saveをクリック

1.Webサイト用にバケットを設定

Endpointは後で使うので確認しておく

2.バケットポリシーの設定バケットポリシーを設定し、アップロードされたファイルを自動的

に公開されるようにします。

Permissionsをクリック

Add bucket policyをクリック

2.バケットポリシーの設定バケットポリシーはサンプルから参照。

Sample Bucket Policiesをクリック

2.バケットポリシーの設定Granting Read-Only Permission to an Anonymous User をコピー

コピー!!

2.バケットポリシーの設定

貼り付けて、自分のバケット名と差し替え

Saveをクリック

3.HTMLファイルをアップロード

バケット名をクリック

3.HTMLファイルをアップロード

Uploadをクリック

3.HTMLファイルをアップロード

ドラック&ドロップ

3.HTMLファイルをアップロード

ファイル名が表示されていることを確認

StartUploadをクリック

3.HTMLファイルをアップロード

アップロードされるとこちらにファイル表示される。

Doneになったら完了

4.サイト表示確認

さっき確認したEndopointにアクセス

4.サイト表示確認

表示されました!!

4.サイト表示確認

エラーページが表示されました!!

存在しないファイルにアクセス

Route53を使って 独自ドメインで運用する

Route53 ってなに?

Route53 とは。。。Amazon Web Serviceが提供するサービスの1つ 可用性と拡張性に優れたドメインネームシステム(DNS)

1. レジストラでドメインを取得。お名前.comとかで。

2. Route53でホストゾーンを作成

3. レジストラのページからネームサーバーを設定

4. DNSレコードを作成

5. サイト確認 ※独自ドメインで運用する場合、

 バケット名をドメイン名と同じにする必要があります。

独自ドメインで運用する手順

1.レジストラでドメインを取得

お好きなドメインをどうぞ

2.Route53でホストゾーンを作成

Route 53をクリック

2.Route53でホストゾーンを作成

Create Host Zoneをクリック

2.Route53でホストゾーンを作成

レジストラで登録したドメインを入力

2.Route53でホストゾーンを作成

Createをクリック。作成します。

2.Route53でホストゾーンを作成

作成された4つのネームサーバーをコピー

3.ドメインのネームサーバーを設定

コピーしたネームサーバーを貼り付け

確認画面に進むをクリックし、作成

4.DNSレコードを作成

Go to Record Setsをクリック

4.DNSレコードを作成サブドメインを入力

CNAMEを選択

S3のEndpointを入力

S3のEndpointを入力

5.サイト表示確認

表示されました!!

まとめ

• 静的ファイルなら、Amazon S3にホスティング!! • 操作も簡単、すぐできる!! • お試しくださいませ。

ご清聴ありがとうございました。

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