パネルディスカッション: aws導入後の組織、文化、 sierとの付き合い方
Post on 28-Jan-2017
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パネルディスカッション:
AWS導入後の組織、文化、SIerとの付き合い方
AWS Summit Tokyo 2016
Day 1 Enterprise Day / インフラストラクチャトラック
16:20~17:10
パネリスト
朝日新聞社 山本和人 氏
長谷工コーポレーション 中庭照仁 氏
富士ゼロックス 黒須義一 氏
Publickey 新野淳一 氏(モデレータ)
アジェンダ
AWSを導入したことで起きた組織の変化。あるいは、見えてきたあるべき組織の姿とは
AWSを導入したことでIT予算の立て方、使い方などに変化がありましたか?
AWSを導入したことでSIerなど外部組織との付き合いは変化しましたか?
まとめ:今後の展望
朝日新聞社 情報技術本部 開発部長代理 山本 和人
「情報技術本部 開発部」は新聞製作システムから社内業務のITシステム、本社が取り組むウェブサービスの開発を担う
【主な担当業務】
朝日新聞デジタルほかウェブサイトの開発業務を長年担当してきた
これまでの主な担当業務は、デジタルサービスのCMS、有料サイトの会員管理・認証課金システム、モバイルサイトや記事検索サービスのサイト開発
☆ 「会員登録」して「有料購読」していただきますと、全ての記事をお読みいただけるほか、デジタル表現を駆使したコンテンツもお楽しみいただけます!
「クラウドファースト」 ⇒ここ1年間に新しく開設(システム更新)したウェブサービスはAWSを利用
◦ 朝日新聞デジタルのアプリ
◦ 新聞を“聞く”音声ニュースアプリ 「アルキキ」
◦ ペットの健康・医療・しつけなどの情報サイト
◦ 中華圏からの訪日客向け情報サイト
初期段階◦ 個別サイト毎にAWSを契約してサイト構築してきた
◦ AWSを得意とするSIer様に構築支援いただいた
◦ AWSの運行監視もSIer様にお願いしてきた
第2段階◦ AWSでのサイト構築を標準化するため、複数のウェブサイト運営の基盤となるCMSをAWS上に開発中
◦ AWSでシステム構築する時に守るべき「開発ルール」を策定した
⇒システム設計ガイドラインやセキュリティーガイドラインなど
◦ AWS様のプロフェッショナルサービスにご支援いただきながら、AWSにおけるインフラ環境の構築の内製化にチャレンジ
◦ 構築システムの運行監視についても社内の運行監視部門で実施できるように取り組み中
現在のフェーズ
• 会社紹介
(株)長谷工コーポレーション本体:(主に)分譲マンションの設計・建設グループ:販売(分譲、仲介)、管理、賃貸、リフォーム
老人介護施設の運営、電力供給サービス等
• 自己紹介
中庭 照仁所属: IT推進部 社内ITインフラ企画担当
最近の仕事:2008~11 統合サーバ基盤(オンプレ)構築2012~14 パソコンLCM構築2014~16 グループサーバ基盤(AWS)構築2015~ ワークスタイル変革(GW刷新)
AWS利用領域グループ内業務サーバ基盤として利用
エクイニクス
IP-VPN
AWS Direct Connect
東京リージョン
公開SG 社内SG
公開SG 社内SG
メインAZ
サブAZ
TIS運用監視
社内拠点
Cloud Watch
IAM
INTERNET
共通VPC
ファイルサーバVPC
INTERNET
Internet VPN各ハウジングDC 全社IGW
INTERNET
導入・運用体制
導入スケジュール
2014/10~2015/2 基盤構築(AWS、回線)
2015/2~2016/2 オンプレ既存サーバ移行
2016/3 全サーバ移行完了
運用体制
AWS基盤運用監視・・・TIS運用監視センター
各インスタンスOS・AP運用監視・・・長谷工各社
今後の利用
・インターネット公開サーバを収容する安全な
エリアの構築
・クラウドに集約した全社データの二次活用の
仕組み(高速検索、データ分析等)の検討
・クラウドに合った開発手法の整備
⇒今後のシステム開発を、クラウド特性を生
かしたシステム開発手法へ
Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
© 2016 Fuji Xerox Co., Ltd. All rights reserved.
【名前】黒須 義一(くろす よしかず)yoshikazu.kurosu@fujixerox.co.jp
【所属】富士ゼロックス株式会社 ソリューション開発本部 クラウド統括
【役割】商用サービス向けクラウド基盤の活用推進と継続改善
自己紹介
プライベート ハイブリッド グローバル
富士ゼロックスクラウド の進化
2010年 プライベートクラウド運用開始2014年 AWSを接続し、ハイブリッドクラウド化今後、グローバル閉域接続、マルチクラウド化を予定
マルチパブリック
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Equinix(SG2)
DCEquinix(TY2)AWS(Tokyo)
WAN
VPC
AWSボーダルータ
AWS(SGP)
グローバル閉域網サービス
閉域網サービス
AWSボーダルータ
VPC
プライベートクラウド
社内網
基幹系と密接に関わるプライベートクラウド側とのシステム連携を考慮。
同じ構成、同じSLAのNWサービスをグローバルに活用。
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ハイブリッド化後、利用者(テナント)は急増し集約が進む。
コスト30%以上削減。収容テナント数は2倍に。
コスト
収容テナント数
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(外部)SIer(コーポレート側)情シス/システム子会社
問合せ応答 障害対応
見積対応
基本構成の検討支援
環境構築
作業受付
継続的な仕様改善 システム審議
契約対応
運用は3者で役割分担。
ユーザー対応を均一に可能にするために、日々3者間で情報をシェア。
(事業側)クラウド統括
要求吸い上げ
基盤戦略立案
【新規】利用希望部門/プロジェクト【既存】利用希望部門/プロジェクト
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アジェンダ
AWSを導入したことで起きた組織の変化。あるいは、見えてきたあるべき組織の姿とは
AWSを導入したことでIT予算の立て方、使い方などに変化がありましたか?
AWSを導入したことでSIerなど外部組織との付き合いは変化しましたか?
まとめ:今後の展望
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