リアルな本をつくる理由 — 編集ライター養成講座 講義シナリオ
Post on 24-Jul-2015
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本日のお品書き
~~~ 前菜 ~~~
・自己紹介
・中身と入れもの
・伝えたいことは何か
・デジタルと紙(リアル)
・『消える紙、消えない紙。』の話
・いろいろな印刷物
~~~ メイン ~~~
・ワークショップ 「装丁を考えよう」
まずは自己紹介
栗原 勲(くりはら いさお)
1997年 大洋印刷に印刷部営業職として入社
2009年 制作部へ異動 Webディレクター
2011年より、コピーライター
・クリエイティブディレクターとして
働いています。
主なクライアントは、自社の他に髙島屋・森ビル
・ぺんてる・LVMH・ロジエ・浦和ルーテル学院など。
受賞歴
全国カタログ・ポスター展 経済産業商務情報政策局長賞および金賞
SPBS 第一回コンペティション 最優秀賞
手がけた仕事
ブランドサイト「髙島屋特選ひな人形」 髙島屋 / ディレクション・コピーhttp://www.takashimaya.co.jp/store/special/hina/index.html
店頭VPhttp://youtu.be/xYJkyWa4xfE
手がけた仕事
コーポレートサイト・オンラインショップ 富士商事 / ディレクション・コピーhttp://www.fuji-pearlagar.co.jp/http://www.fuji-onlineshop.com/
デジタル 紙(リアル)
制作スピード
重さ
増やす
折る曲げる
匂い
音
食べる
時の流れ
早い
デバイスの重量のみ
増やせる
できない
しない
出る
できない
変わらない
遅い
重い
増やせない
できる(戻らない)
素材の匂い
素材の音
食べられる(一部可)
劣化する
早く、広くは、デジタル。
じっくり、深くは、紙(リアル)。
デジタルはその手軽さ故、消費されやすいのでは。
ただし、パッケージされるとまた別の意味を持ちはじめる。
またデジタルは、どんなにリアルに近づけても、それは疑似の範囲を超えない。本物にはなれない。
紙はただ一つのもの。時が経てば劣化してしまうが故、大切にされやすいのでは。
ただし、対象にとって無益なものはゴミになってしまう。
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