リトルアキナイ 1117 at ウィロード山王商店街
Post on 15-Jul-2015
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「リトルアキナイ」概要
「キッザニア」の商店街バージョン。
子どもたちが実際に商店街の店主となって、そのお店商品の販売体験。店主から様々な手ほどきを受けながら、お客様との会話のやりとり、お金や商品のやりとりが体験できるイベント。
体験終了後には店主より「リトルアキナイ銀行券」を付与。その銀行券を持ってるとお菓子と交換できる。
リトルアキナイ銀行券
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「リトルアキナイ」開催概要
開催日時: 11/17(日 ) 午前 (10:30〜 12:00) 午後 (14:00〜 16:00)
開催場所:大森柳本通り商店街(ウィロード山王)
参加店舗および商品:六兵衛(ぶっかけ蕎麦)、カドヤ食品(果物)金海堂(だんご)、山王カフェ(タルト・パン)cut salon BEAR(おしゃれセット、マニキュア)アキナイ山王亭(サンマご飯、そば米汁)
参加人数:34家族(午前、午後合わせて)
参加費: 2,000円(1家族)
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「リトルアキナイ」当日スケジュール
午前コース 10:30〜 12:30( 13:15まで交流タイム)
10:15〜 受付10:30 はじまりのおはなし 協力してくださる商店街の方のご紹介10:40 担当店舗を決めるくじびき &チームに分かれて POPづくり11:15 お店屋さん体験12:10 終わりのおはなし お店の人から通貨をもらう12:20 写真撮影&アンケート記入12:30〜 おやつ引き換え13:15 まで食事・軽食&交流タイム
午後も同じような流れです。
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午前イベントをやってみて、午後に変更したことです。
1)値段変更 ➝子どもたちに売り切らせる楽しみを味わってほしく、 一部の値段を下げました。
2)店舗配置変更 ➝1番奥にあった美容室が少し離れていたので、連帯感を出すために 「そば」「サンマご飯」の近くに場所を移動しました。
3)販売商品の変更 →最初想定していたより小さい子たちもいたため、 特に「そば」「さんまご飯」のオペレーションは子どもたちに難しく、 見た目的にも良くないと判断し、「さんまご飯」に関してはパック詰めに変更。 子どもたちは商品、お金のやりとりのみに変更しました。
4)子どもたち配置の変更 →難易度が比較的高い「美容室」「そば」「さんまご飯」には年齢の高い子が 配置されるようにしました。
上記を変更したことで、午後は運営が格段にレベルアップしました。
企画
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総括
1)安全面「子どもたちが安全に体験を終えること」商店街の特性上、後ろはすぐ池上通り、かつ通路もそこまで広くないので、自転車が通ると結構危ない、ということもあり、「安全確保」というのが最大のテーマでした。最初の説明はもちろん、親御さんへの説明、また asobi基地さんの保育士スタッフが各店舗についていたことで、その点は問題なく運営できました。
2)企画面「子どもたちが満足して帰ること」わざわざ大森まで休日に来てくれた子どもたちを満足させるということをとにかく考え、その中で色々なアイディアが生まれました。それまでの準備はもちろん、当日も asobi基地スタッフさんからも色々な提案をいただき、満足を提供できたのでは無いかと思いました。
その中でまだまだ改善できる点もありました。・店舗側の協力→どの店舗も営業をしながらの開催ということではあったのですが、もっと協力してもらい、商品のこと、値段のこと、売り方など指導してもらえるようにしていくともっと良くなると思いました。
・販売商品の考慮→どうしても売りやすい、売りにくい商品が出てしまう。これをどのように捉えるかというのは、今後の大きな改善点でもあり、そこがクリアになると更にレベルアップしていくのでは?という気もしました。
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参加者からのご意見(引用: facebook)
・子供たちが考えてがんばる姿が可愛くて可愛くて。
・お金を稼ぎ、それを自分で使うというサイクルまで味わえたらもっとよかったなと欲張って考えてしまったのですが、もし今後、進行時間や手配りに余裕があれば、ぜひ♪
例えば、商店街の商品でアキナイ亭の中に簡易駄菓子屋的なものを作り、自分たちでチョイスし購入までできたら、お金を稼ぎ使うという流れがわかってもらえるかななんて、思った次第です。
・今度は何を売るかから子どもたちに考えさせるのもいいですよね。小学生だったら、食べものなど実際に作ることをやらせてもいいかも。今回の参加者で「赤字になったらどうするの?」と聞いていた子がいました。この発想も大事にしたいですよね。「じゃあ赤字にならないようにどうしようか?」と仕入れまでやらせてみてもいいですね。
・どうやったら売れるかな?ってちゃんと自分たちで考える、チームで協力する、お客さんとのコミュニケーションの楽しさ、“完売 "したという達成感、“報酬 "を得てお菓子をもらうことができた、ほんの2時間弱の中で、心もお腹も満足できたようです。あの和菓子屋さんもまた訪れたいと思います。
・「自分でお仕事をする→お給料をもらう→そのお金でお菓子を買う」という実際の社会と同じ体験ができたことにすごく自信を見出したみたいです!、とっても素敵な体験ができたことに感謝です〜♫
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商店主からのご意見
・子どもたちも商売の楽しさを知ることが出来てよかったと思います。短絡的では利益になりませんでしたが、宣伝効果にはなるのではと思います。時間が短かったようにも感じるので、もう少し時間があってもよかったのでは?そして「 Tシャツ」なども作って統一感を出しても良かったのではないでしょうか?(六兵衛さん)
・凄く楽しかったですし、お子様や地域の方と話せてとても楽しかったです。やはり実行と継続が大切ですね!またやりましょう。子ども達の頑張りのお陰様で売上アップしました!元々 3人体制で回す予定が、アルバイトの体調不良により、 2人で営業を回す事になってし
…まい、子ども達との触れ合い機会が減ってしまいました 当店事情で日程は土曜日などだと嬉しいです。(山王カフェさん)
・思ったよりも楽しくてとてもよかったです、売り上げにも貢献できました。トレンドのシャンプー&トリートメントの販売もしていきたいです。( Cut Salon Bearさん)
・初めての企画でどのようにやるのかわかりませんでしたが、実際にやってみてとても楽しく自然と笑顔になる楽しいイベントでした。(金海堂製菓さん)
・商店街の通りに活気が出てとても良かったと思います。ぜひまた地域の方とのコミュニケーションが取れるような企画があればいいと思います。今回のような販売体験のほか、店内放送、商品を使っての料理教室なども楽しいかなと思いました。(カドヤ食品さん)
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今後の展開
・リトルアキナイ銀行券の活用(1) 今回はお菓子との交換でしたが、実際に商店街で使える地域振興券にする。 そうすることで実際に貰ったお金で何かを買うという体験まで出来る。
・リトルアキナイ銀行券の活用(2) この銀行券自体を町や企業の人に買ってもらい、独自の街通貨として展開。 大人スポンサーのような形を目指す。
・大田区全域展開 大田区の様々な商店街で一斉開催することで、大田区全体が「キッザニア」のようになる。 また商店街だけでなく、中小の工場なども魅力的では? さらには東京→全国としていくことで日本中で展開することが可能に。
・定期開催(1) 1回の体験だけだとどうしても販売のみになってしまうので、 定期開催することでもっと違う体験もさせてあげたい。
・定期開催(2) 1回の体験を複数回にし、ワークショップのような形で 実際の商品開発から販売までできるようにする。 そうすることでより「アキナイ」が体験できる。
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