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アジャイルの入り口は 意外と広い。 その中はもっと広い AgileJapan神戸サテライト 2014/6/28

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Leadership & Management


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Page 1: Agile japan神戸サテライト アジャイルの入り口は意外と広い。その中はもっと広い

アジャイルの入り口は意外と広い。その中はもっと広い

AgileJapan神戸サテライト

2014/6/28

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自己紹介

Independent Contractor

スクラム導入コーチ ・開発チームの構築・開発戦略コンサルタント

受託を主とした制御系開発企業で、SI事業(電機メーカー系)の案件として、

設備監視の専門業務システム(通信網・交通網)の開発に従事

~2010年 アジャイル導入。スクラムマスター

2011-2012年 事業リーダ。人員管理、新規開拓

2013~2014年 プロセス改善コーチ

山本雄一郎スクラム道関西メンバー

POMeetup主宰 @u1r_red

u1r.yamamoto

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あなたのアジャイル状況は?

やってるよ

“っぽい”ことをやってる

いまからやるところ

やりたいんだけど…

できないんだよね

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4計画遵守型プロジェクトで起こりがちなこと

なかなか決まらない

変更が相次いで進まない

仕様が抜けたり、実装が足りてなかったり

バグが多すぎる、つぶしても、つぶしても

忙しすぎて、キチンと計画できない

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輝かしい未来を計画する 5

フェーズA フェーズB フェーズC フェーズD (バッファ)

• 「一気通貫はムリがある、サブシステ

ムごとにフェーズを分けようか」

• 「ここは大変そう。長めにとろう」

• 「キーマンを最初から投入だ!」

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フェーズA フェーズB フェーズC フェーズD (バッファ)

実際は、遅れる。盛大に遅れる 6

“遅れることは許されない!挽回するのだ”

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アジャイルな開発(スクラムの場合) 7

スクラムマスター

(SM)

プロダクトバックログ

インクリメント

スプリントバックログ

プロダクトオーナー(PO)

開発チーム

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えっと…どう違うんだっけ?

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比べて議論するのは、ムリ

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はじめちゃえ!アジャイル

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フェーズA フェーズB フェーズC フェーズD (バッファ)

既定のタイムラインをアジャイルに 11

グダグダになる時間管理を、

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フェーズA フェーズB フェーズC フェーズD (バッファ)

既定のタイムラインをアジャイルに 12

グダグダになる時間管理を、律儀に進める

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はじめればいいのに…

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14Product Backlogがなくても、

仕様がそろってなくても手を付けれる

技術調査やプロジェクト原型だって、立派な進捗

たぶんチームはまだない

ひとりでゴソゴソ始めよう

スタートラインから変えなくていい始めてから適応していくのが、アジャイル

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15上司が首を縦に振らなくても、

こんなの、承認は要らない(でしょ?)

既存のプロセスを、ちょっと工夫するだけ

上司の言い分も聞いてあげる

ちゃんとルールは作る

ズボラだと見られないように

付き合ってくれる仲間の理解と安心のために

無理やりすべてを変えなくても、手を付けることは沢山ある

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16“最小のプロダクト”でなくても、

タスクでもいいので、短い時間で区切る

成果物に注目する

(何をやるか→何を達成するか)

区切りかたを徐々に変えていく

できるだけ、混ぜない

時間に律儀に。ダラダラ延長しない(ちょっと辛いかもしれない)

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スタートラインは、“これまでのプロジェクトと同じ”

アジャイルだからって構える必要はない

やりながら適応を探すのがアジャイル

ちょっとだけ自分に厳しく、律儀にやる

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入り口の障害

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やり方で承認を得ようとする

良策はひとそれぞれ

議論が続くばかり

小さな成果に注目し、

それを実現してみましょう

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すべての/無言の意向を汲み取る

簡単に、イテレーションに収まらなくなる

試みを試みる前に力尽きる、もったいない

ひとつずつ取り入れる。

そして、できるだけ素早く

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やるやる詐欺

上手くいかないと、つい後回しに

いつまでも上達しない

考え直す時間(ふりかえる)が重要

疲れたら、ちゃんと休みを取りましょう

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同僚に暗黙の期待をかける

意外と刺されることがある

仲間にだって立場というものがある

参考:『自分の小さな箱から脱出する方法』アービンジャーインスティチュート 大和書房

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ぜんぶ正しく

ペアプロとか誘いづらい

ユニットテストは面倒くさい

ふりかえり(反省)たくない

ストーリーや価値が表現できない

不慣れなことをマルチに目指さない

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はじめてからがアジャイル

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あなたは、なぜアジャイルにやりたいのか?

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ふたつの渦巻き 26

顧客と課題についての正当性

コンセプトとプロダクトの整合性

事業戦略と成功要因,達成目標

• 仕様の実現

• 技術的な解決

• 実装の品質

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方向性を持たないアジャイルは迷走する 27

2013.10.5 Agile Tour OSAKA 2013『プロジェクトを導くしなやかな背骨』

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方向性、戦略…

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何が価値なのか見いだせない

戦略とか思い浮かばない

顧客の立場が想像つかない

29でも、そういうのって苦手(ですよね)

待ってても、できるようにはなりません

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“価値”を考えるアジャイル

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プロダクトに関する3つの関心ごと 31

Valuable

商用価値Usable

利便性、利用価値

Feasible

実現性

“The job of the product manager

is to discover a product that is

valuable, usable, and feasible.”

- Marty CaganInspired: How to Create Products Customers Love

(Inspired日本語版 http://inspiredjp.com/)

Page 32: Agile japan神戸サテライト アジャイルの入り口は意外と広い。その中はもっと広い

業務の構造はシンプル 32

2014.5.26 POMeetup7th『プロダクトバックログの、なんやねん?なんでやねん?どないやねん!』宇野泰三氏

http://www.slideshare.net/taizouno7/pomeetup-nndreloaded

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我々は、複雑な”関心ごと”の中にいる 33

2014.5.26 POMeetup7th『プロダクトバックログの、なんやねん?なんでやねん?どないやねん!』宇野泰三氏

http://www.slideshare.net/taizouno7/pomeetup-nndreloaded

Page 34: Agile japan神戸サテライト アジャイルの入り口は意外と広い。その中はもっと広い

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価値は、至るところに存在するでは、どの”価値”を追い求めればいいのか?

それは事業による

それは顧客との関係による

それは組織による

It depends on context…

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価値は、至るところに存在するでは、どの”価値”を追い求めればいいのか?

それは事業による

それは顧客との関係による

それは組織による

It depends on context…

スクラム道関西

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だから、取り巻く環境を理解する必要がある

顧客の組織

顧客の立場

それに関わる自社の目的

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複雑だから、繰り返して探し出す 37

顧客と課題についての正当性

コンセプトとプロダクトの整合性

事業戦略と成功要因,達成目標

• 仕様の実現

• 技術的な解決

• 実装の品質

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顧客、上司、同僚にアジャイル

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人を動かすには、明確な理由 39

“我々は、すばらしいコンピューターを作っています。

美しいデザイン、シンプルな操作法、取り扱いも簡単。

一台、いかがですか?”

“現実に挑戦することが、それが私たちの信条です。

製品を美しくデザインし、操作をシンプルすることで、

私たちは現状に挑戦しています。

その結果、すばらしいコンピューターが誕生しました。”

WHYから始めよ!インスパイア型リーダーはここが違う

Simon Sinek日本経済新聞出版社

WHAT

WHY

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あなたは、なぜアジャイルにやりたいのか?

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「愛と平和を守るために!」??

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42偉い人からの協力を得よう

苦手な”価値”を代わりに言葉にしてくれる

影響力のあるポジションにいる人

プロダクト(会社の商材)とコストに責任を持つ人

「重要なのは“やり方”じゃないんだよ」と言ってくれ

る人

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43そのために、身の回りの環境を理解する

あなたの利害、上司の利害

組織構造を把握する

実際に書いてみること

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44共感からはじめる

自分の話をする

相手の話を聴く

理屈や理論ではない、感覚的なこと

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45明確な基準を持とう

まずは、決めた時間で明確に区切る

“あと少し”よりも大切にする

ゲームのホイッスルのように

上手くいったか、続けるかどうか、を判断する

慣れてきたら、各アイテムの完了状態を事前に

定義していく

あわてず、着実に

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46結果を共有する

協力しようという気持ちを放置しないように

あなたの自信のために

達成状況はどうにかして測るか

バーンダウンチャート、Doneした一覧

動作可能なソフトウエア

戦略上のKGI (重要目標達成指標)

...

優等生にはなれないかもしれない

繰り返し慣らしていく

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情報を共有するツール:Vision Board 47

http://www.romanpichler.com/blog/agile-product-innovation/the-product-vision-boardhttp://u1r-red.hatenablog.com/entry/2014/03/19/213420

Page 48: Agile japan神戸サテライト アジャイルの入り口は意外と広い。その中はもっと広い

48情報を共有するツール: User Story Mapping

“User Story Mapping” Summary (Jeff Patton)http://www.agileproductdesign.com/presentations/user_story_mapping/

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慣れないですがやりながら鍛えましょう

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まとめ

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51はじめちゃえ!アジャイル

”現状のまま”がスタートライン

仲間や上司と共感して継続させる

体裁を取り繕わない

成功は戦略を描くこと

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52自分を訓練することを忘れずに

大きな計画の中の小さな計画

小さな成果に気づく

組織構造や関係者の立場を理解する

プロダクトの価値を描く

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すべては…

スクラム道関西

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隔週水曜日に定例会

実践経験を意見交換してます

開発者向けイベントを開催

54スクラム道関西

https://www.facebook.com/ScrumDoKansai

http://scrumdo-kansai.doorkeeper.jp/

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スクラム道関西からのスピンオフ

プロダクトオーナーシップについて実践経験を共

有する座談会

プロダクトオーナーと予備軍、その人を支援する人向け

3/21 PO Meetup 6th オープンソースビジネスの事例

5/26 PO Meetup 7th プロダクトバックログの、なんやねん?なん

でやねん?どないやねん!

POMeetup

http://pomeetup.doorkeeper.jp/

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https://www.facebook.com/pomeetup.jp