民産官のオープンデータで地域課題を解決しよう～高齢者福祉向けマップ～...

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民産官のオープンデータで地域課題を解決しよう～高齢者福祉向けマップ～

　杉本等

オープンデータ浜名湖代表しずおかオープンデータ推進協議会幹事

株式会社パドラック代表取締役

ITSチャレンジ2015 第2回ワークショップ　2016/01/26(火)

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【業界団体】（一社）オープンソースライセンス研究所代表理事OSSコンソーシアム理事（一社）PHP技術者認定機構理事/CIO

しずおかオープンデータ推進協議会幹事

　

【ITコミュニティ】

浜名湖LibreOffice勉強会　代表

オープンデータ浜名湖　代表

OSC浜名湖　実行委員長

静岡大学客員教授

自己紹介

産

民

学

オープンソースソフトウェアに特化したLinuxサーバ構築管理、Web開発管理、コンサル

【市民活動支援系】（公財）ふじのくに未来財団理事（一社）絆塾理事NPO法人てんだあネット役員元湖西国際交流協会アドバイザー元湖西市市民活動支援事務局代表


静岡県湖西市とは

● 人口：61,292人（県内15位）● 外国人比率：4.4%　　　（2015年6月現在）

● 面積：86.56km2（県内25位）● 製造品出荷額：県内4位、全国23位（2010年）

● 人口1人当たりにおける工業の製造品出荷額が全国1位？


オープンデータで何をするのか？

いろいろな人がいろいろな立場で

一緒に

課題を解決して

住みよいまちにする

協働


そもそも協働って？

『協働ガイドブック』（静岡県、平成18年5月）が定義する協働「協働とは、ＮＰＯ、企業、行政などがそれぞれの主体性・自主性のもとに、互いの特性を認識・尊重し合いながら、持てる資源（人材、資金、情報、ネットワークなど）を出し合い、対等な立場で、共通の公共的な目的を達成するために、協力すること」

地域課題

市民活動行政

企業

誰かがつくった計画に加わる・・・「参加」計画をつくるところから加わる・・「参画」

「参画」なくして協働なし


オープンデータは課題解決の道具

地域課題

市民

行政

企業



地域課題

市民

行政

行政

企業

動員？？

委員会など



地域課題

市民

行政

企業行政

企業

オープンデータ

IT技術

いろいろな立場の市民


協働に向けての課題

行政

プログラマデザイナ企業etc.

市民

課題

意見アイディア

サービス開発サービス提供

データ知識

一緒に考えて一緒に解決していきましょう

場


福井県鯖江市（2012/1/30)

静岡県（2013/8/27)

• 福島県会津若松市(2012/7/23)• 千葉県流山市(2012/10/1)• 金沢市(2013/1/24)• 福井県坂井市(2013/5/8)• 石川県野々市市（2013/6/3)• 福井県越前市(2010/6/24)• 秋田県横手市(2013/8/12)

• 北海道室蘭市（2013/8/30)• 横浜市、千葉市、福井市(2013年10月)• 石川県内灘町、静岡県裾野市、福井県敦賀市(2013年11月）• 福井県(2013年12月)• 前橋市、大阪市、岐阜県(2014年1月）• 新潟県糸魚川市、福岡市、岐阜県大垣市（2014年2月)• 福井県永平寺町、名古屋市、愛知県、鳥取県（2014年3月)• 相模原市、川崎市、さいたま市（2014年4月)• 長野県須坂市、静岡県御前崎市（2014年5月）湖西市は2014年10月から

地方自治体のオープンデータ状況


ふじのくにオープンデータカタログ

静岡県御殿場市静岡市島田市袋井市下田市沼津市磐田市裾野市焼津市湖西市三島市掛川市

富士宮市藤枝市御前崎市菊川市牧之原市浜松市賀茂郡東伊豆町賀茂郡南伊豆町田方郡函南町駿東郡清水町駿東郡長泉町榛原郡吉田町

県＋25自治体　増加中！

http://open-data.pref.shizuoka.jp/


しずおかオープンデータ推進協議会

連携官

民

産

学

2014年7月19日設立

静岡県企画広報部情報統計局藤枝市、静岡市、沼津市、御前崎市、伊東市　掛川市、袋井市、裾野市、菊川市、御殿場市、湖西市、小山町、伊豆の国市、川根本町、南伊豆町、磐田市、伊豆市、富士市、吉田町、　三島市、長泉町、富士宮市、島田市静岡県公立大学法人静岡県立大学経営情報学部国立大学法人静岡大学大学院情報学研究科特定非営利活動法人静岡情報産業協会静岡県東部IT推進協議会特定非営利活動法人浜松ソフト産業協会特定非営利活動法人ふじのくに情報ネットワーク機構オープンデータしずおかオープンデータ浜名湖


オープンデータ浜名湖とは

民産学官のゆる～い集まりhttps://www.facebook.com/opendatahamanakohttps://www.facebook.com/groups/opendata.hamanako/

http://www.kosai.org/odh/

１）多文化共生の課題解決

２）高齢者福祉の課題解決

３）浜名湖周辺のサイクリングマップ（観光の課題解決）


International Open Data Day 2014 in 湖西市「多文化共生Ｘ IT」多文化共生最先端のまちを目指せの第1回

International Open Data Day 2014(2014.02.22)

オープンデータ浜名湖

湖西国際交流協会在住外国人

情報政策課

市議県議NPO

市民



（１）外国人相談員の問い合わせ集中における負担軽減（２）定型文サービスに絞り、解決方法、サービス、アプリを議論

● よくある質問と答え● 医療

● 自治会アプリ● 情報共有方法


International Open Data Day 2015 in 湖西市「多文化共生Ｘ IT」多文化共生最先端のまちを目指せの第2回



湖西国際交流協会

在住外国人市民協働課情報政策課商工観光課

NPO 市議

市民

高校生大学生




課題解決の見える化（アプリ、Web）に向けて

● 課題の共有と解決方法の決定● 各グループで課題と解決方法を決めましょう

● 見せ方● 言葉の表現、デザイン、レイアウト

● 足りないデータを要望する



● オールマイティオープンマップ● バス・電車の交通情報、イベント情報● 座標データ、子供の通学路、病院の診療実績、事故/事件が過去起きた危険な場所、防犯カメラの位置etc.

● 避難地/避難所情報（災害時）、専門家/資格、相談できる項目/分野● 住所ではなく目印、地図に表示されたほうがわかりやすい、言葉より印/絵/マーク、ＧＰＳ連動、情報を箇条書き（わかりやすい単語）


オープンデータ浜名湖Night

課題解決の見える化（アプリ、Web）に向けてデータ要望例公園の位置、遊具、医療機関の詳細、宿泊施設、ゴミ収集、行政区別外国人の数・年齢層、市内行事予定、自治会エリア、EV充電場所

地図情報が重要shape、オルソ

オープンデータで解決の助けとなる課題の検討多文化共生、高齢者福祉、観光

2015年04月17日 Night #12015年06月17日 Night #22015年07月15日 Night #32015年08月19日 Night #42015年10月21日 Night #5

OpenStreetMap Foundation Japanと協力

2015年12月09日 Night #62015年02月10日 Night #7


観光：製造業＋IT：浜名湖ロードバイクプロジェクト

参考：http://www.sbbit.jp/article/cont1/30110

自転車ラック＋マップアプリ


自転車屋

自転車に乗る人湖西市

商工会

NPO

製造業市民

アイデアソン（2015.08.08）

成果発表(2016.01.16)


浜名湖のまち　湖西市新居町の昔今マッピングパーティー

2015年11月01日

消火栓マッピングOsmHydrant2015年12月26日


「地域のチカラをマップにしよう！高齢者版」

2015年05月19日運営会議 #12015年06月16日運営会議 #22015年07月07日運営会議 #32015年09月15日運営会議 #42015年11月17日運営会議 #52016年01月19日運営会議 #62016年03月22日運営会議 #7

2015年10月31日 State of the Map Japan 2015


　ある日、高齢者老人保健施設の相談員が市民活動センターへ。

　「病院や施設を出て地域で暮らすことになる高齢者に、地域の中で活用できる施設とか病院とかの情報を提供したいんだけど、まとまったものがなくて・・・作れないかな？これに」

「地域のチカラをマップにしよう！高齢者福祉版」


「えっ、今どき紙書きのMAP？」「アプリとか

　ネットとか使ってやろうよ！」

「そんなこと

　できるんですか・・・」

「そんなことが本当にできるなら

　やりたいです！」



ということで病院、介護施設等を出て地域に戻ったお年寄りが、多様な社会資源を

活用して、在宅での生活を継続していけるための情報が今までなかった。

地域のニーズと情報を結びつける具体的な第一歩として「地域のチカラをマップ高齢者版」を作成しよう。

高齢者に関する課題を情報提供というカタチに特化しておこなおう。

デジタル化して多くの人が活用できる、情報を更新できるものにしよう。



市民活動センター

行政情報政策課・市民協働課

長寿介護課

介護福祉施設

介護保健施設

市民介護者etc .

社会福祉協議会

介護保険・居場所担当

NPO法人



市議


まずは専門家がだせる情報を共有しよう

行政の情報だけでなく、縦割りになってしまっている民間の情報もつなげていこう

アップされた情報は地域を選択して印刷できるものにしよう＝更新できかつ印刷できる地図が必要



共催「地域のチカラをマップにしよう！高齢者版」　

行政と民間とが持っているデータを集めてオープンデータ化

アイコンの検討表示項目の検討

今年度は高齢者福祉関係者向け来年度は一般市民向け

オープンソースソフトウェア

さっぽろ保育園マップアプリの活用http://papamama.codeforsapporo.org/


活動で感じている課題っぽいもの

例えば、湖西市では...、

○多種多様な参加者

→ほぼ行政職員、市議の顔がわかる。市民活動系の人脈を活かせる。

×めぐまれた地域

→課題解決への意欲に欠けている

▲IT技術者が不足している

→既存のアプリを最大限活用することでIT負担を低減

→足を運ばなくても開発は可能（→市外のITコミュニティの活用など）

▲製造業中心なまち、自治会が強い地域では、コミュニティが育たない

→既存のコミュニティの最大限の活用

→課題さえ明確で共有できれば、参加者は市内でなくともよい

▲ビジネスへ

→規模が小さいので、モデルケース的にはできる→広域へ

地方の小さなまちはほぼ同じ状況？


活動の継続＝お金

　現状、一部、NPO法人の補助金を利用しているが....。

【構想】

活動で感じている課題っぽいもの

企業など（公財）ふじのくに

未来財団


しずおかオープンデータ

推進協議会

寄付

テーマ指定団体指定

ビジネス

支援

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