平成30年度第１回舞川清掃センター運営委員会

日時：平成 30 年５月 10 日（木）午後７時から午後８時 30分

場所：舞川清掃センター２階会議室

【次 第】

１ 開 会

２ あいさつ

３ 説 明

４ 議 事

１）未指定廃棄物（焼却灰）の処分場内移設について

５ その他

６ 閉 会

※ 配布資料 （1） 舞川清掃センターに一時保管している未指定廃棄物（焼却灰）の処分場内移設に

関する説明会の内容について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 資料１

（2） 未指定廃棄物の処分場内移設について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 資料２

（3） 舞川清掃センター内の8,000ベクレル/㎏超過の未指定廃棄物（焼却灰）の移設

スケジュール（案）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 資料３

舞川清掃センター運営委員会委員名簿

所 属 職 名 氏 名

舞川清掃センター運営委員会 会長 熊谷 秀雄

舞川清掃センター運営委員会 副会長 吉家 東男

舞川清掃センター運営委員会 委員 氏家 明

舞川清掃センター運営委員会 委員 氏家 卓夫

舞川清掃センター運営委員会 委員 氏家 利明

舞川清掃センター運営委員会 委員 氏家 弘

舞川清掃センター運営委員会 委員 千葉 一美

舞川清掃センター運営委員会 委員 菅原 真市

舞川清掃センター運営委員会 委員 千葉 重夫

舞川清掃センター運営委員会 委員 熊谷 典男

舞川清掃センター運営委員会 委員 熊谷 豊

舞川清掃センター運営委員会 委員 石川 誠

舞川清掃センター運営委員会 委員 佐藤 儀幸

舞川清掃センター運営委員会 委員 菅原 盛夫

舞川清掃センター運営委員会 委員 千葉 誠

舞川清掃センター運営委員会 委員 菅原 勝亮

資料１

Ⅰ 舞川清掃センターに一時保管している未指定廃棄物（焼却灰）の処分場内移設

に関する説明会の内容について

１ 開催日・出席人数

２ 当組合からの説明 舞川清掃センター内で一時保管している放射性セシウム濃度が、1キログラム当たり8,000ベクレルを超える焼却灰（飛灰）のうち、ベントナイトシートにより覆って埋設した状態で保管している焼却灰29.3トンの保管場所が、今年の12月以降には、通常の廃棄物を埋め立てする際に、支障が生じる見込みとなることから、当面通常の廃棄物の埋め立てに支障をきたさない埋立地内の別な場所への移設についてご理解いただくため、事前に説明を行いました。(別紙資料２参照)

３ 主な意見・質問 一時保管している未指定廃棄物（焼却灰）について ① 未指定廃棄物は、いつからどのような状況で保管されているのか。 ② 一時保管する容器であるコンクリートボックスの種類、個数は決まっているのか。 ③ 未指定廃棄物の移設作業の安全性は確保されるのか。 ④ 移設作業の完了は、だれが確認するのか。 ⑤ 未指定廃棄物の保管数量はいくらか。 ⑥ 指定廃棄物の指定を受けることによるメリットは何か。 ⑦ 今まで、未指定のまま一時保管していた理由は何か。 ⑧ ほかに、未指定の放射性セシウム濃度が、1キログラム当たり 8,000 ベクレルを超える焼却灰はないのか。

⑨ 未指定廃棄物は、どのような状態で埋設されているのか。 ⑩ テント内で作業する人への安全対策は図られるのか。 ⑪ 未指定廃棄物の移設場所への運搬はどのように行うのか。 ⑫ 移設作業は、いつ頃までかかるのか。 ⑬ コンクリートボックスは、移設場所でどのように置くのか。 ⑭ 移設作業の進捗状況は確認できるのか。

開催日時 開催場所 対 象

行政区

出席人数

男 女 計

４月 24 日(火) 午後 7時 午後８時 30分 舞川清掃センター 舞川７区 ７ ０ ７

４月 25 日(水) 午後６時 30 分 午後 8時 舞川清掃センター 舞川５区 ７ １ ８

４月 26 日(木) 午後 7時 午後 8時 30分 舞川清掃センター 舞川８区 10 １ 11

４月 27 日(金) 午後 7時 午後 8時 30分 舞川清掃センター 舞川９区 ９ ０ ９

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⑮ 移設作業中は、放射線の測定を行うのか。 ⑯ テントの開閉時に放射性物質が漏れることはないのか。 ⑰ 移設作業のチェックは、どこが行うのか。 一時保管している指定廃棄物について ① 指定廃棄物の一時保管はいつまで行うのか。 ② 一時保管している指定廃棄物の放射性セシウムの濃度は、現在どれくらいになっているのか。

③ 国は、指定廃棄物の処分の方針を早く示してほしい。 ④ 舞川清掃センターに一時保管している指定廃棄物による飲料水への影響はあるのか。 ⑤ 指定廃棄物を県内で処理するという国の方針は、変わっていないのか。 ⑥ 舞川清掃センターの埋め立てが終了するまでには、指定廃棄物を処分してほしい。 ⑦ 放射性セシウムが、1キログラム当たり 8,000 ベクレル以下になるまでに何年かかる見 込みなのか。 ⑧ 指定廃棄物の放射性セシウム濃度の測定は、定期的に行っているのか。 ⑨ 舞川清掃センター処分場内に一時保管している指定廃棄物の量はどれくらいか。 (3) 最終処分場について① 舞川清掃センターの跡地利用はどのように考えているのか。 ② 新しい最終処分場候補地の選定はどのようになっているのか。 (4) 健康診断について① 舞川５区、７区、８区、９区を対象として予定している健康診断の内容はどのようなもの か。

４ 質問に対する回答 一時保管している未指定廃棄物（焼却灰）ついて ○ 平成 23 年７月に、当時の最終処分場地区協議会委員９名に対し、空間線量率や排水の安全性について説明し相談させていただいた上で、舞川清掃センターに一時保管させていただいています。 国の方針では１キログラム当たり８千ベクレルから 10 万ベクレルまでのものについては、処分の安全性が確認されるまでの間、一時保管することが適当であるとの通知があったところであります。 ○ 移設作業の方法の詳細は、今後検討することになりますが、29.3 トンの未指定廃棄物の移設作業を行うに当たっては、焼却灰を飛散させないようテントで被うなどの対策を講じ、作業員の安全も確保した上で、万全な安全対策を取り作業に当たります。 ○ 今回移設作業を行う未指定廃棄物については、国に対して指定廃棄物の申請を行い、指定を受けた後は、国の責任で処理することになりますが、当面、一関地区広域行政組合が国の委託を受け、適正に一時保管を行います。 ○ 今回移設を計画している未指定廃棄物について、埋設による一時保管実施後に国の実証

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事業が実施されましたが、その際に、埋設されている未指定の焼却灰を掘り起こすリスクを考慮し、安全な状態で一時保管するという考え方でありました。指定申請については、国と継続して協議し、しかるべき時点で指定廃棄物の申請行うという考えで進めてきました。 ○ 未指定廃棄物の移動に当たっては、移設先への移動の際に焼却灰が飛散することがないよう、万全な対策講じて行うこととしています。 ○ 移設作業が行われている間は、空間線量率等の測定を行います。また、作業の内容や進捗状況、空間線量率等の測定結果をお知らせいたします。 一時保管している指定廃棄物について

○ 国の指定廃棄物の処理方法としては、３つの方法があります。 １つ目は、国が岩手県内１か所に処分場を作り、岩手県内の指定廃棄物を国が最後まで

管理して処理を行う。 ２つ目は、指定廃棄物のまま、既存の処分場で処分を行う。 ３つ目は、現在の安全な保管を継続しながら減衰を待って、１キログラム当たり８千ベ

クレル以下になった時点で指定を解除し、通常の廃棄物として処分を行う。 しかしながら、現状としては、各県の状況が様々で、減衰により８千ベクレル以下にな

ったとしても処分場ごとに独自の基準があり受入れできるところがない状況であります。

○ 舞川清掃センターに一時保管している指定廃棄物の放射性セシウム濃度は、半減期の年数から計算すると、半分程度になっていると思われます。また、１キログラム当たり８千ベクレル以下になるには、30 年程度かかると見込まれます。 ○ 現在、舞川清掃センターに保管している指定廃棄物の量は、114.3 トンであり、今回 移設する 29.3 トンを含めると 143.6 トンになります。 最終処分場について

○ 舞川清掃センターの跡地利用については、現時点では具体的な検討は行っておりませんが、今後、地元の皆さんと協議しながら検討することになります。

○ 新しい最終処分場については、３月に候補地の選定委員会を開催し、調査が始まりました。２回目の選定委員会が５月２３日に開催される予定であり、平成 31年３月頃までに３から５か所に絞り込み、住 説明会を開催しご理解をいただきたいという計画で進めております。 健康診断について○ 健康診断は、今年度実施するということで、 政区 さんに申込書の配布をお願いしたところです。検診の実施日は、平成 31 年３月６日、７日に決定しております。 ○ 健康診断の項目は、基礎検診、血液学的検査、生化学的検査、肝炎・ウイルス検査、心電図検査、腹部超音波検査、腫瘍マーカー、胸部Ｘ線撮影、大腸がん検診、内科診察、事後指導となります。一般の検診にはない項目として、腫瘍マーカー、腹部超音波検査があります。

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舞川清掃センターに一時保管している未指定廃棄物

（焼却灰）の処分場内移設に関する説明会

日時：平成 30 年４月 24 日（火）

午後７時から８時 30 分

会場：舞川清掃センター２階会議室

次 第

１ 開 会

２ 挨 拶

３ 説明事項

１）未指定廃棄物の処分場内移設について

２）その他

４ 閉 会

2530 4 （水）

午後６時半から８時

４ 26 （木）

午後７時から８時30分

舞川清掃センター２階会議室

４ 27 （金）

資料２

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資料１

１ 未指定廃棄物の処分場内移設について

１）現状

平成 23 年７月に、一関清掃センター焼却施設から発生した飛灰から１キ

ログラム当たり 8,000 ベクレル超の放射性セシウムが検出され、この飛灰

29.3 トンを舞川清掃センター埋立地内にベントナイトシートにより覆って

埋設し一時保管しておりました。

その後、周囲の埋め立てが進み、この飛灰の一時保管場所及びその周辺に

も通常の廃棄物を埋め立てる必要が生じました。

このまま現在の場所での一時保管を継続した場合、今年の 12 月以降の通

常の廃棄物の埋め立てに支障が生じる見込みです。 【資料２参照(現状写真)】

２）移設処理の概要

飛灰を周囲に飛散しないようテントで被うなど、対策を講じた上で掘り起

し、コンクリートボックスに封じ込めた後、当面通常の廃棄物の埋め立てに

支障をきたさない埋立地内の別な場所に移設したいと考えております。

移設場所は、現在、指定廃棄物を一時保管している場所の東側を予定して

おります。 【資料３・４参照】

３）移設作業の実施

今回の移設作業については、先日、移設実績がある他の自治体を訪問し、

実際に作業内容について担当者から説明を受けてまいりましたので、周辺へ

の影響がないよう飛散防止等の対策を万全にして実施することができるも

のと考えております。【資料５参照】

４）指定廃棄物の申請

国に対して指定廃棄物の申請を行い、指定を受けた後、他の指定廃棄物と

同様に、国からの委託事業として組合が一時保管をしていきたいと考えてお

ります。

５）今後のスケジュール等

各行政区での説明会で頂戴したご意見、ご質問等にできるだけ沿えるよ

う、具体的な作業方法について検討し、あらためて運営委員会にご報告申し

上げ、ご理解をいただいた上で作業を進めてまいりたいと考えております。

また、各行政区には、各戸配布のチラシをもってお知らせさせていただき

たいと考えております。

移設作業は、運営委員会に報告しご理解をいただき、チラシの各戸配布後

に実施したいと考えております。

なお、この移設作業は、国からの委託事業として、国の指導を受けながら

当組合が受託し実施するものです。

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①側から見た未指定廃棄物の位置

②側から見た未指定廃棄物の位置

③側から見た未指定廃棄物の位置

資料２

2

④側から見た未指定廃棄物の位置

⑤側から見た未指定廃棄物の位置

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未指定廃棄物移設場所

資料２資料３

①

②

③

④

⑤

現在の未指定廃棄物一時保管場所

未指定廃棄物移設予定一時保管場所

4

○コンクリートボックス外観

○コンクリートボックス内部

舞川清掃センターの移設工事で使用を検討している容器（参考写真）

資料４

5

資料５

6

資料３

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

先進事例視察

視察

4/12

地元住民への周知

説明会 ﾁﾗｼ配布

4/24～27

運営委員会

5/10 6/11～15

廃棄物移設業務

発注･契約 移設業務（7月中旬～11月中旬）

廃棄物の指定申請・指定

申請・指定

指定廃棄物保管契約変更

契約変更 実績報告

舞川清掃センター内の8,000ベクレル/kg超過の未指定廃棄物（焼却灰）の移設スケジュール（案）

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