パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd season)第1回

81
パターン・ランゲージ3.0研究会 《2nd Season》 Creative City Consortium プラチナエッグ・ハンティングセミナー2015 井庭 崇(Takashi Iba) 慶應義塾大学 総合政策学部 准教授 [email protected] takashiiba © Takashi Iba, 2015 2015年3月27日

Upload: takashi-iba

Post on 29-Jul-2015

517 views

Category:

Business


3 download

TRANSCRIPT

Page 1: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージ3.0研究会 《2nd Season》

Creative City Consortium プラチナエッグ・ハンティングセミナー2015

井庭 崇(Takashi Iba)慶應義塾大学 総合政策学部 准教授[email protected] takashiiba

© Takashi Iba, 2015

2015年3月27日

Page 2: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

C CCConsumption Communication Creation

消費社会 コミュニケーション社会(狭義の情報社会)

創造社会

Page 3: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Learning 2.0

話すLearning 1.0

教わるLearning 3.0

つくる

C CCConsumption Communication Creation

消費社会 コミュニケーション社会(狭義の情報社会)

創造社会

Page 4: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

C CCConsumption Communication Creation

消費社会 コミュニケーション社会(狭義の情報社会)

創造社会

Learning 3.0

つくることによる学びCreative Learning

学び方が変わる!

Page 5: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージ3.0研究会 《2nd Season》

Creative City Consortium プラチナエッグ・ハンティングセミナー2015

井庭 崇(Takashi Iba)慶應義塾大学 総合政策学部 准教授[email protected] takashiiba

© Takashi Iba, 2015

2015年3月27日

Page 6: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

何かをつくるとき/実践するときの、「状況に応じた判断」のセンスを共有・活用する方法。 ! 過去の成功に潜む共通パターンを言語化する。

パターン・ランゲージ

Page 7: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

状況

問題

解決

問題発見(Problem Finding)

問題解決(Problem Solving)

デザイン (design)

各「パターン」には、問題発見+問題解決の実践知が記述される。

 ・どのような状況(Context)のときに

 ・どのような問題(Problem)が生じやすく

 ・それをどのように解決すればよいのか(Solution)

Page 8: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

ContextProblemSolution

ContextProblemSolution

ContextProblemSolution

ContextProblemSolution

ContextProblemSolutionContext

ProblemSolution

ContextProblemSolution

ContextProblemSolution

ContextProblemSolution

ContextProblemSolution

pattern

patternpattern

pattern

pattern

pattern

pattern

pattern

pattern

pattern

個々のパターンは、小さい単位でまとめられている。

パターンは相互に関係し合い、ひとつの言語体系を形成する。

パターン・ランゲージ

Page 9: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージは、いきいきとした「質」を生み出すことを支援する。

パターン・ランゲージ

Page 10: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

http://stephania32.wordpress.com/

Christopher Alexander

C. Alexander, S. Ishikawa, M. Silverstein, A Pattern Language: Towns, Buildings, Construction, Oxford University Press, 1977

クリストファー・アレグザンダーによって建築の分野で提唱された。

パターン・ランゲージ

Page 11: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

つくることへの参加

Lessons from Christopher Alexander

よい質の実現

漸進的成長

全体性

Quality

Wholeness

Piecemeal Growth

Participation

Page 12: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

プレゼンテーション パターン

ラーニング パターン

コラボレーション パターン

井庭研究室では、人間行為のパターン・ランゲージを制作

Generative Beauty

パターン・ランゲージ3.0

Ver. 0.50Presentation Patterns Project

創造的プレゼンテーションのパターン・ランゲージプレゼンテーション・パターン

A Pattern Language for Creative Presentations

Ver. 0.60November, 2012

http://collabpatterns.sfc.keio.ac.jphttp://twitter.com/collabpatterns

[email protected]

Collaboration Patterns Project

創造的コラボレーション

未来への使命感方法のイノベーション伝説をつくる

成長のスパイラル共感のチームづくりレスポンス・ラリー一体感をつくる貢献の領域成長のリターン自発的なコミットメントゆるやかなつながり弱さの共有感謝のことば

創発的な勢いまとまった時間創造の場づくり活動の足あと意味のある混沌アイデアをカタチにインサイド・イノベーターゴールへの道のり臨機応変な動き飛躍のための仕込み

世界を変える力クオリティ・ラインこだわり合う一度こわす期待を超えるファンをつくる広がりの戦略世界の文脈つくり続ける強さ感性を磨く

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33 Ver. 0.60Collaboration Patterns Project

Collaboration Patterns : コ

ラボレーション・パターン ̶ 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ (ver. 0.60)

創造的コラボレーションのパターン・ランゲージコラボレーション・パターン

Ver. 0.60November, 2012

http://collabpatterns.sfc.keio.ac.jphttp://twitter.com/collabpatterns

[email protected]

Collaboration Patterns Project

創造的コラボレーション

未来への使命感方法のイノベーション伝説をつくる

成長のスパイラル共感のチームづくりレスポンス・ラリー一体感をつくる貢献の領域成長のリターン自発的なコミットメントゆるやかなつながり弱さの共有感謝のことば

創発的な勢いまとまった時間創造の場づくり活動の足あと意味のある混沌アイデアをカタチにインサイド・イノベーターゴールへの道のり臨機応変な動き飛躍のための仕込み

世界を変える力クオリティ・ラインこだわり合う一度こわす期待を超えるファンをつくる広がりの戦略世界の文脈つくり続ける強さ感性を磨く

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33 Ver. 0.60Collaboration Patterns Project

Collaboration Patterns : コ

ラボレーション・パターン ̶ 創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ (ver. 0.60)

創造的コラボレーションのパターン・ランゲージコラボレーション・パターン

サバイバル ランゲージ

チェンジメイキング パターン

パーソナルカルチャーパターン

旅のことば (認知症)

Learning!Patterns

Collaboration!Patterns

Presentation!Patterns

Page 13: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

コラボレーション

パターン・カード

創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ

コラボレーション・パターン

株式会社クリエイティブシフト慶應義塾大学 SFC 井庭崇研究室

原澤 香織 , 本田 卓也 , 濱田 正大

荒尾 林子 , 松本 彩 , 鎌田 安里紗

渋谷 岳史 , 伊作 太一 , 為房 彩乃

創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ

コラボレーション・パターン

コラボレーション・パターン創造的コラボレーションのパターン・ランゲージ

コラボレーション・パターン カード(日本語版)

Page 14: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

コラボレーションパターン・カード

創造的コラボレーションのパターン・ランゲージコラボレーション・パターン

Page 15: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

創造的コラボレーションのパターン・ランゲージコラボレーション・パターン

創造的コラボレーションNo. 0Core

Ultimate

Good Team

No. 1No. 2No. 3

No. 4No. 5No. 6No. 7No. 8No. 9No.10No.11No.12No.13

未来への使命感つくり方をつくる伝説をつくる

成長のスパイラル共感のチームづくりレスポンス・ラリー一体感をつくる貢献の領域成長のリターン自発的なコミットメントゆるやかなつながり弱さの共有感謝のことば

CreationProcess

No.14No.15No.16No.17No.18No.19No.20No.21No.22No.23

創発的な勢いまとまった時間創造の場づくり活動の足あと意味のある混沌アイデアをカタチにインサイド・イノベーターゴールへの道のり臨機応変な動き飛躍のための仕込み

CreativePerformance

No.24No.25No.26No.27No.28No.29No.30No.31No.32No.33

世界を変える力クオリティ・ラインこだわり合う一度こわす期待を超えるファンをつくる広がりの戦略世界の文脈つくり続ける強さ感性を磨くInstruction Card -パターンの一覧

創造的コラボレーションのパターン・ランゲージコラボレーション・パターン

創造的コラボレーションNo. 0Core

Ultimate

Good Team

No. 1No. 2No. 3

No. 4No. 5No. 6No. 7No. 8No. 9No.10No.11No.12No.13

未来への使命感つくり方をつくる伝説をつくる

成長のスパイラル共感のチームづくりレスポンス・ラリー一体感をつくる貢献の領域成長のリターン自発的なコミットメントゆるやかなつながり弱さの共有感謝のことば

CreationProcess

No.14No.15No.16No.17No.18No.19No.20No.21No.22No.23

創発的な勢いまとまった時間創造の場づくり活動の足あと意味のある混沌アイデアをカタチにインサイド・イノベーターゴールへの道のり臨機応変な動き飛躍のための仕込み

CreativePerformance

No.24No.25No.26No.27No.28No.29No.30No.31No.32No.33

世界を変える力クオリティ・ラインこだわり合う一度こわす期待を超えるファンをつくる広がりの戦略世界の文脈つくり続ける強さ感性を磨くInstruction Card -パターンの一覧

Page 16: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

つくり方をつくるつくるものだけでなく、方法のイノベーションを。

成果を生み出すプロセスに着目し、新しい方法を考え、それを実践する。

プロジェクトの目的をどのように実現するのかを考えている。

従来の方法を踏襲するだけでは、これまでと同じような成果しか生まれない。 

その状況において

そこで

CollaborationPatterns

No.2Ultimate

Page 17: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

共感のチームづくり挑戦は、「目指す未来」や「志」に

共感できる仲間とともに。

自分たちの「目指す未来」や「志」に共感できる人とチームを組む。

プロジェクトに参加するメンバーを集めている。

専門性や知識・スキルの「多様性」ばかり重視してメンバーを集めると、チームがバラバラでうまくいかなくなるリスクが生じる。

その状況において

そこで

CollaborationPatterns

No.5Good Team

Page 18: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

アイデアをカタチに突飛なアイデアほど、

説明されても実感できない。

アイデアを目に見えるカタチにし、それを見せながら説明する。

メンバーに共有したいアイデアがある。

アイデアが革新的であればあるほど、一生懸命説明しても他のメンバーに理解してもらえない。

その状況において

そこで

CollaborationPatterns

No.19Creation Process

Page 19: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

インサイド・イノベーター本当に新しいことは理解されない。まずはメンバーを巻き込み、

先導することから。

よいと思うアイデアを、まずは自分だけでもよいから育て、徐々に理解や共感をしてくれるメンバー増やし、巻き込みながら進めていく。

とてもよいと思うアイデアを思いつき、他のメンバーと共有したが、理解や共感をあまり得られなかった。

そのアイデアがもつ可能性すら模索されずに消えてしまう。

その状況において

そこで

CollaborationPatterns

No.20Creation Process

Page 20: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

活動の足あと自分たちの活動の軌跡を残す。

それぞれの作業の成果や記録をメンバー全員で共有し、誰でも必要なときに時系列でたどり直せる仕組みをつくる。

プロジェクトにおける情報共有の仕組みを考えている。

作業の進捗情報を共有するだけでは、他のメンバーがやっていることをきちんと理解することはできない。

その状況において

そこで

CollaborationPatterns

No.17Creation Process

Page 21: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージは、いきいきとした「質」を生み出すことを支援する。

パターン・ランゲージ

Page 22: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

『旅のことば:認知症とともに よりよく生きるためのヒント』

今年5月下旬に出版予定!

井庭崇・岡田誠(編著) 慶應義塾大学 井庭崇研究室 × 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ

丸善出版, 2015年5月

Page 23: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージは、いきいきとした「質」を生み出すことを支援する。

パターン・ランゲージ

Page 24: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Takashi Iba, "An Autopoietic Systems Theory for Creativity”, Procedia - Social and Behavioral Sciences, Vol.2, Issue 4, 2010, pp.6610-6625

コラボレーション = 創造 × コミュニケーション × 思考

Page 25: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

28井庭 崇, 「自生的秩序の形成のための《メディア》デザイン──パターン・ランゲージは

何をどのように支援するのか?」, 10+1 web site, 2009年9月号

コラボレーション = 創造 × コミュニケーション × 思考を支援するメディア

Page 26: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージは、いきいきとした「質」を生み出すことを支援する。

パターン・ランゲージ

Page 27: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン!ランゲージ!3.0研究会

Page 28: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージ3.0研究会 27社が参加 2014.4~2014.10

Page 29: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージ3.0研究会 27社が参加 2014.4~2014.10

SFC Open Research Forum 2014

Page 30: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

What

Why How

Who

When Where

何を

誰が

なぜ

どこでいつ

どのように

「つくる」ことの本質的な一部

「つくる」ことの背景にあたる部分

Who

When Where

誰が

どこでいつ

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

patternpattern

pattern

pattern

pattern

パターン・ランゲージの活かし方

3. デザインの発想支援

2. 認識のメガネ

1. コミュニケーションの語彙

experienceas a whole

patternpattern pattern

pattern

Pattern Languageas Glasses of Recognition

experienceas a whole

experienceas a whole

pattern patternpattern

pattern

Pattern Languageas Vocabulary forCommunication

pattern

Page 31: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

experienceas a whole

experienceas a whole

pattern patternpattern

pattern

Pattern Languageas Vocabulary forCommunication

pattern

パターン・ランゲージは「コミュニケーションの語彙」となる

Page 32: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Sharing the stories of experience!of successful collaboration!with Collaboration Pattern Cards

workshop for change makers on social issues

Page 33: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

experienceas a whole

patternpattern pattern

pattern

Pattern Languageas Glasses of Recognition

パターン・ランゲージは「認識のメガネ」となる

Page 34: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Analyzing great presentations!with Presentation Pattern Cards

workshop for high school teachers

Page 35: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

What

Why How

Who

When Where

何を

誰が

なぜ

どこでいつ

どのように

「つくる」ことの本質的な一部

「つくる」ことの背景にあたる部分

Who

When Where

誰が

どこでいつ

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

patternpattern

pattern

pattern

pattern

パターン・ランゲージは「デザインの発想支援」となる

Page 36: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージは「デザインの発想支援」となる

Page 37: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

今年度の自分のテーマは《突き抜ける》こと。「まあいいかな」というレベルで満足せず、こだわりを持って本当に自分が良いと思うものを生み出したい。そのためには、新しいことに挑戦することを恐れず、積極的に取り組んでいく必要がある。具体的には、『パーソナル・カルチャー・パターン』を完成させると同時に、イベントなどにも力を入れていく。このことは、《断固たる決意》を持ってやり抜きたい。そのため、研究に必要な知識を補うため、キャリア・デザインに関する授業を多く履修し、なおかつプロジェクトの時間をしっかり確保するために時間割を整理した。また、積極的に学会に参加したり、外部の人との関わりをつくったりすることによって、自らを追い込んでいる。環境は整えたため、あとは《探究への情熱》を絶やさぬよう、常に《自分で考える》ことを心がけたい。   また昨年度の反省点として、動く前に考えすぎてしまい、結局前に進んでいない自分がいた。そこで、今年度は《動きのなかで考える》ことを自分への課題に設定し、思い立ったらすぐに行動していこうと思う。動きながら自分に足りないもの・ことに敏感になり、それらを学び、補いながら成長していけるような行動力と実践力を身につけたい。   それに加えて、《魅せる力》も必要であると感じている。こんなにも《探究への情熱》を持って取り組むプロジェクトは正直初めてであるため、このプロジェクトの魅力と成果を多くの人に届けたいと心から思う。そのためには、ただプロジェクトを完成させるのではなく、人々を“魅せる”ための工夫を加えなくてはならない。研究成果を社会に活かすためにも、このことは常に頭に置いておきたい。

Aさんの例

自分のこれからの学びについて、どのパターンをどのように実践していくのかを、パターン名を用いて文章にまとめる。

Page 38: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

What

Why How

Who

When Where

何を

誰が

なぜ

どこでいつ

どのように

「つくる」ことの本質的な一部

「つくる」ことの背景にあたる部分

Who

When Where

誰が

どこでいつ

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

WhyHow

何を

なぜ どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

What

Why

How

何を

なぜ

どのように

patternpattern

pattern

pattern

pattern

パターン・ランゲージの活かし方

3. デザインの発想支援

2. 認識のメガネ

1. コミュニケーションの語彙

experienceas a whole

patternpattern pattern

pattern

Pattern Languageas Glasses of Recognition

experienceas a whole

experienceas a whole

pattern patternpattern

pattern

Pattern Languageas Vocabulary forCommunication

pattern

Page 39: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

企業におけるパターン・ランゲージ作成研修 大日本印刷(DNP)2012~2013

Page 40: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

º�Ĉ�

ē�

省庁におけるパターン・ランゲージ作成研修 経済産業省 2014

Page 41: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン思考(Pattern Thinking)

物事を表面的にではなく、 「状況」「問題」「解決」のセットで深く考える。

!小さな単位のパターンを組み合わせて 複雑なことをデザイン・実践する。

!共通言語をつくり、コミュニケーションを誘発する。

状況

問題

解決

問題発見(Problem Finding)

問題解決(Problem Solving)

デザイン (design) =

パターン・ランゲージ思考(Pattern Language Thinking)

Page 42: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・マイニング

Page 43: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージは、どうやってつくるのか

(1) 自分たちの経験や周囲・世界の事例から抽出(マイニング)

(2) パターンの形式(パターン名、状況、問題、解決など)で書く

(3) 内容・記述を洗練させる

Page 44: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターンの掘り起し方

● ホリスティック・マイニング

 自分たちの経験から包括的に掘り起こす !!● マイニング・インタビュー

 インタビューによって聞き取る

Page 45: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

● ホリスティック・マイニング

 自分たちの経験から包括的に掘り起こす

リフレクティブマイニング

インタラクティブマイニング

ホリスティックマイニング

Page 46: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

● マイニング・インタビュー

 インタビューによって聞き取る

Page 47: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

リフレクティブマイニング

インタラクティブマイニング

ホリスティックマイニング

● ホリスティック・マイニング

 自分たちの経験から包括的に掘り起こす

Page 48: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project, Iba Lab.2011@Keio UniversityVer. 0.50

Presentation Patterns Project

創造的プレゼンテーションのパターン・ランゲージプレゼンテーション・パターン

A Pattern Language for Creative Presentations

プレゼンテーション・パターンができるまでThe Making Story of the Presentation Patterns

Page 49: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 50: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 51: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 52: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 53: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 54: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 55: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 56: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 57: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Presentation Patterns Project2011@Keio University

Page 58: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

● マイニング・インタビュー

 インタビューによって聞き取る

Page 59: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回
Page 60: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Interviewed with the person with Dementia and their family

Page 61: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Interviewed with the person with Dementia and their family

Page 62: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Made groups of similar problems / similar solutions

Page 63: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Made groups of similar problems / similar solutions

Page 64: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Wrote them in the pattern format, then categorized them.

Page 65: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

Brushed up the patterns again and again for several months.

Page 66: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

● マイニング・インタビュー

 インタビューによって聞き取る

Page 67: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.0 マイニング・インタビュー!!No.1 どうしても伝えたいこと!No.2 問題の掘り起こし!No.3 状況の特定!!No.4 本人の言葉で!No.5 共感のレスポンス!No.6 経験の重ね合わせ!!No.7 自分の聞きたいこと

マイニング・インタビュー・パターン!効果的にパターンを聞き出すためのパターン・ランゲージ

Page 68: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージをつくるために、他の人から経験を聞いて秘訣を抽出する「マ

イニング・インタビュー」では、まず、そのテーマについて後輩や新人に「どうして

も伝えたいこと」を聞く。そして、それがどうして重要なのかという理由を聞くこと

で「問題の掘り起こし」をし、さらにその問題が生じる「状況の特定」を行う。この

とき、こうだろうかと想像がつくことでもあえて質問することで、「本人の言葉で」

語ってもらうことが重要である。また、語り手に一方的に語ってもらうだけでなく、

「なるほど~!」、「わかる、わかる!」、「へぇ、面白い!」など「共感のレスポ

ンス」をしっかりし、自らの経験に似ていることがあれば「経験の重ね合わせ」をす

ることで会話を盛り上げ、内容を深めていく。最終的には、聞き手が情熱をもってイ

ンタビューするためにも、「自分の聞きたいこと」をしっかり聞いていくことが大切

である。

マイニング・インタビュー・パターン 効果的にパターンを聞き出すためのパターン・ランゲージ

by 井庭 崇

Page 69: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.0

マイニング・インタビュー 他の人の経験からパターンを掘り起こしていく。

!自分には実体験が少ないテーマのパターン・ランゲージを作成しようとしている。 !

▼ その状況において !自分のわずかな経験や文献などからパターンを起こすと、内容がいまいちだったり、力のないパターンになってしまったりする。だからといって、その人にパターン・ランゲージをつくってもらうのは、忙しさや、パターン・ランゲージへの関心の問題で非現実的である。

▼ そこで !そのテーマについての経験が豊富な人にインタビューをしながら、パターンを書くために必要な情報を聞き出していく。インタビューでは、そのテーマの創造・実践において、後輩や新人に「どうしても伝えたいこと」を聞く。そして、それをしないとどうなってしまうのかを聞くことで「問題の掘り起こし」を行う。さらに、その問題がどういうときに生じるのかという「状況の特定」を行う。このように聞いていくことで、パターンの状況・問題・解決の情報が得られることになる。これらの情報は、出てきた時点でホワイトボードやノートにメモしていく。 !

▼ その結果 !経験者が意識的に行っていた秘訣を聞き出すとともに、暗黙的に考えていたことも引き出すことができる。しかも、それを経験の少ない人が聞き出すことで、未経験者でもわかる言語化を促すことができる。

Page 70: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.1

どうしても伝えたいこと 「後輩や新人に、どうしても伝えたいことは何ですか?」

!!「マイニング・インタビュー」において、対象としているテーマについての秘訣を聞き出そうとしている。 !

▼ その状況において !単に「秘訣は何ですか?」という聞き方をすると、答えるのが難しかったり、よくあるわかりやすい返答が返ってきたりしてしまう。そのような質問では、自分の奥の方に視点がいってしまい、まとまりにくくなる !

▼ そこで !「後輩や新人が新しくできたとして、その人たちにどうしても伝えたいと思う本質的なことは何ですか」というように聞く。どのようなことを言えばよいのか困っていそうなときには、「例えば、……というようなことなど、重視していることや、やるべきだということは何ですか?」と具体例を出して考えやすくするとよい。また、ひとつだけに絞ってもらう必要はなくいくつも出してもらってよいので、そのことを伝えると、より話しやすくなるかもしれない。そうやって複数の話が出てきた場合には、それらはホワイトボードやメモのなかで、お互いに少し離れた場所にメモしておく。 !

▼ その結果 !単に自分の経験や秘訣をまとめるという視点ではなく、他の人に伝えるということで考えやすくなり、まとまりやすくなる。こうして得られた「どうしても伝えたいこと」は、パターンの「解決」(Solution)の候補となる。

Page 71: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.2

問題の掘り起こし 「それをしないと、どうなってしまうのですか?」

!!「マイニング・インタビュー」において、「どうしても伝えたいこと」を聞き出した。 !

▼ その状況において !「何かをすることがよい」というだけでは、パターンにはならない。パターンでは、それがどのような問題を解決するのかを記述しなければならないからである。

▼ そこで !「どうしても伝えたいこと」が重要な「理由」を知るために、それをしないとどうなってしまうのかを尋ねる。「それがよいというのは、何らかの理由があるからだと思うのですが、それはなぜよいのでしょうか?それをしないと、どうなってしまうのでしょうか? どのような問題が生じるのでしょうか?」と質問する。このとき、いくつかの理由が出てくるかもしれないが、その場合には、最も重要なものひとつに絞るか、抽象化してまとめる。 !

▼ その結果 !「どうしても伝えたいこと」がどうしてよいのかの理由が明らかになる。こうして得られた理由は、パターンの「問題」(Problem)の候補となる。また、自分が実践していることの理由は、本人にとっては自明のこととして片付けられていたという場合も多く、この質問とやりとりによって、語り手自身が、自分の重視していること・やっていることの意義に気づく(再発見する)こともしばしばある。

Page 72: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.3

状況の特定 「それはどういうときに起きるのでしょうか?」

!!「マイニング・インタビュー」において、「どうしても伝えたいこと」とそれが重要な「理由」を聞き出した。 !

▼ その状況において !「何かをすることがよい」ということとその「理由」だけでも、まだパターンにはならない。パターンでは、その問題がどのような状況で生じるのかを記述しなければならないからである。 !

▼ そこで !「どうしても伝えたいこと」が解決する問題が、どのような「状況」で生じるのかを尋ねる。「その問題が生じるのはどういうときなのでしょうか? おそらくいつでも生じるわけではないですよね。それはどのような場やシチュエーションで生じるのか、そこに登場する人たちがどのような場合なのか、問題が生じる条件を特定したいのです。その問題が生じるのはどういうときなのでしょうか?」と質問する。このとき、どのようなことを言えばよいのか困っていそうなときには、「例えば、……というときは生じるけれども、……の場合は起きないという感じでしょうか?」と具体例を出して考えやすくするとよい。 !

▼ その結果 !「どうしても伝えたいこと」が解決する問題が、どのような状況で生じるのかが明らかになる。こうして得られた理由は、パターンの「状況」(Context)の候補となる。このやりとりもまた、語り手自身の気づき・発見につながることがある。

Page 73: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.4

本人の言葉で 「おそらくこうだろう」と想像がついても、あえて質問して語ってもらう。

!!「マイニング・インタビュー」において、「どうしても伝えたいこと」について聞いたり、「問題の掘り起こし」をしたり、「状況の特定」をしたりしている。

▼ その状況において !聞き手からみて「明らか」だと思うことについても、質問を省いてしまうと、後にパターンに落とすときに書けなくなってしまうことがある。頭のなかでわかっていると思っていることが、必ずしも言葉でうまく説明できるとは限らないからである。 !

▼ そこで !「おそらくこうだろう」と想像がつくことでも、あえて質問して、本人の言葉で語ってもらう。あえて質問するのもはばかられるときや、話をどんどん進めていきたいときには、自分で言語化できそうであればそれを言葉にして「こういうことですか?」という質問に置き換えてもよい。「どうしても伝えたいこと」の場合には「……ということを大切にされているように思うのですが、それはどうしても伝えたいことでしょうか?」、「問題の掘り起こし」の場合には「それは……ということにならないようにでしょうか?」、「状況の特定」の場合には「そういう問題が起きるのは……というときでしょうか?」というように質問することで、本人の言葉で語ってもらうことの代替になる。 !

▼ その結果 !パターンに書くべき内容が、「マイニング・インタビュー」の段階で言語化されるので、パターン・ライティングの際に迷うことが少なくなる。

Page 74: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.5

共感のレスポンス 「なるほど~!」、「わかる、わかる!」、「へぇ、面白い!」

!!「マイニング・インタビュー」において、「どうしても伝えたいこと」について聞いたり、「問題の掘り起こし」をしたり、「状況の特定」をしたりしている。 !

▼ その状況において !質問と返答を繰り返すうちに、無味乾燥なインタビューになり、語り手が面白味を感じられず退屈になってしまうことがある。そうなってしまうと、いきいきとした秘訣を引き出すことができなくなってしまう。 !

▼ そこで !語り手が話していることに対する自分の「素直な反応」を、しっかりと表明する。相手が語ったことに対して、「なるほど~」、「わかる、わかる」、「へぇ、面白い!」というように言って反応するのである。「マイニング・インタビュー」は尋問ではないので、わくわくしたり面白いと思ったら笑顔を、わからないことや不思議なことがあったら不思議そうな表情をするように心がける。多少オーバーリアクションくらいがよいが、あまり心がこもってない感じになると、逆効果になるので注意が必要である。あくまでも、自分の「素直な反応」を増幅させてしっかりと表明する、ということが大切である。 !

▼ その結果 !「マイニング・インタビュー」が盛り上がり、会話が加速し、あっという間に時間が過ぎていくことになる。マイニングのプロセスがいきいきとしている方が、それをもとにつくられるパターンもいきいきしたものになる。

Page 75: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.6

経験の重ね合わせ 「あぁ、それって、もしかしたら僕のこの経験と似ているかも」

!!「マイニング・インタビュー」において、「どうしても伝えたいこと」について聞いたり、「問題の掘り起こし」をしたり、「状況の特定」をしたりしている。

▼ その状況において !個別の事例に特化しすぎて広がりのない内容になってしまうと、パターンにならない。複数の事例に共通するパターンを抽出することが大切であり、また、そのようなスコープをもつことで他の人の役に立つパターンになる。 !

▼ そこで !語り手が語った内容に似ていると思う「自分の経験」を語ってみることで、話を深めていく。「あぁ、それって、もしかしたら僕のこの経験と似ているかもしれません。」というかたちで自分の経験を話し、「こういうのも同じですかね?」と聞いて語り手の反応をみる。そうすると、同じことであるという反応か、似ているが少しニュアンスが違う、というような反応が返ってくるだろう。そうなれば、語り手の語った内容についての理解がさらに深まることになる。 !

▼ その結果 !そこで語られていることに関連する事例が増えることで、その内容と範囲が洗練されていく。また、語り手も自分のことをひたすら語るというのではなく、聞き手との共鳴が起きることでインタビューが盛り上がっていく。さらに、聞き手の経験との重なりが見えることで、後にパターン・ライティングをする際に、自分で自信をもって書くことができるようになる。

Page 76: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.7

自分の聞きたいこと 自分さえ面白み・重要性を感じない内容を わざわざパターンにする意味があるだろうか?

!!

「マイニング・インタビュー」をしたりしている。 !

▼ その状況において !語り手がこだわっていることでも、聞き手が「面白い」とか「重要である」と思えない内容は、よいパターンにはならない。というのは、語り手が個人的にこだわっているだけの可能性があるからである。また、「面白い」「重要である」と思えない内容は、パターンに書くというモチベーションにもつながらない。 !

▼ そこで !自分が聞いて「面白い」とか「重要である」ということをひとつの基準として、聞き出す内容を選んでいく。このことが正当化されるのは、自分が聞いて面白くない・重要性を感じないというものは、他の人にとっても面白くなく・重要性を感じないかもしれないということによる。パターンを読んだ読者にとっても、面白さや重要性が感じられないのでは、わざわざパターンにする意味がない。そこで、自分が聞いて面白いか・重要だと思うかということを基準として質問し、掘り下げていくのである。

▼ その結果 !少なくとも1人以上(つまり聞き手)は面白みを感じたり重要だと思えたりするパターンの内容を得ることができる。また、「マイニング・インタビュー」を聞き手が前のめりで楽しむことができ、その姿勢は語り手にも伝わり、インタビューそのものがよいものになる。また、聞き手自身が面白みや重要性を感じているので、このあとのパターン・ライティングのモチベーションがアップする。

Page 77: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.0 マイニング・インタビュー!!No.1 どうしても伝えたいこと!No.2 問題の掘り起こし!No.3 状況の特定!!No.4 本人の言葉で!No.5 共感のレスポンス!No.6 経験の重ね合わせ!!No.7 自分の聞きたいこと

マイニング・インタビュー・パターン!効果的にパターンを聞き出すためのパターン・ランゲージ

Page 78: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

「発見」の連鎖を促しながら、 自らも「発見」を進める。

Generator= Facilitator + Participant

Generatorジェネレーター

Page 79: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターン・ランゲージは、いきいきとした「質」を生み出すことを支援する。

パターン・ランゲージ

Page 80: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

No.0 マイニング・インタビュー!!No.1 どうしても伝えたいこと!No.2 問題の掘り起こし!No.3 状況の特定!!No.4 本人の言葉で!No.5 共感のレスポンス!No.6 経験の重ね合わせ!!No.7 自分の聞きたいこと

マイニング・インタビュー・パターン!効果的にパターンを聞き出すためのパターン・ランゲージ

Page 81: パターン・ランゲージ3.0研究会(2nd Season)第1回

パターンランゲージを一緒に導入する仲間をつくる

一人では変化を引き起こすことはできないので。

Solution →

Context & Problem →

A6