#25 whistle
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2篇とも、カミングスの代表的な詩である。端的な表現を使って、ある場面や気分を鋭く切り取るために、カミングスの詩はしばしば俳句とも比較される。大文字/小文字の区別をつけず、ピリオドも用いない独特の表記法や、字間や行間をふんだんに用いた詩のデザインは、単なる言葉の連なりだけではなく、視覚的・空間的な拡がりによっても詩の主題を表現できるということを示している。 -- E・E・カミングス(1894-1962) E. E. Cummings アメリカの詩人、劇作家。第一次大戦中のパリで、スパイ容疑で逮捕拘留される経験を持つ。戦後、アメリカと世界各国を行き来しながら詩作を続けた。コンクリート・ポエトリー、ビジュアル・ポエトリーなどと呼ばれる実験的な詩法の先駆けとなった。TRANSCRIPT
shishiNo.25
Whistleby E. E. Cummings
E. E. Cummings
E・E・カミングス
1894 - 1962
アメリカの詩人、劇作家。第一次大戦中のパリで、スパイ容疑で逮捕拘留される経
験を持つ。戦後、アメリカと世界各国を行き来しながら詩作を続けた。コンクリート・
ポエトリー、ビジュアル・ポエトリーなどと呼ばれる実験的な詩法の先駆けとなった。
Translated by Tsubono Keisuke
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