九州ソフトウェアテスト勉強会 vol15
TRANSCRIPT
+はじめに
本日のワークショップの流れ
1. Appiumの紹介 (30分)
2. Appiumをさわってみよう (80分)
3. まとめ (10分)
Appiumがどういったものかについて紹介します。
Appiumの環境構築、サンプルコードの動作確認を行います。
本日の勉強会のまとめをします。
+自己紹介 名前:木下 真哉 (Shinya Kinoshita)
お仕事:Web系のシステムやスマホアプリ(iOS)の開発、サーバー構築
九州ソフトウェアテスト勉強会には2013年の11月頃から参加しています。
今年から九州ソフトウェアテスト勉強会の管理人の1人として参加しています。
たまにQiitaに書いています。(URL: http://qiita.com/skinoshita)
+Appiumのコンセプト
Appiumには以下のコンセプトがあります。
1. アプリに変更は加えない
2. 特定の言語やフレームワークに依存しない
3. 車輪の再発明をしない
テストを自動化するために、アプリをリコンパイルしたり、変更を加えることはしない。
テストコードの作成や作成したテストコードを実行するのに特定の言語やフレームワークに依存しない。
テスト自動化のためのAPIを新規に作るのではなく、既存のAPIを最大限利用する。
4. オープンソースであること
名実ともにオープンソースであるべきと考えている。
+対象とするモバイルアプリ
Appiumは以下のモバイルアプリを対象とします。
1. ネイティブアプリ
2. モバイルウェブアプリ
3. ハイブリッドアプリ
iOS SDK 及び Android SDKによって記述されたアプリのことを指します。
モバイル内のWebブラウザを使ってアクセスするアプリのことを指します。
WebViewベースのアプリのことを指します。
+対象とするプラットフォーム
Appiumは以下のプラットフォームを対象とします。
1. iOS
2. Android
3. FirefoxOS
対象バージョン:6.0, 6.1, 7.0, 7.1, 8.0, 8.1対象デバイス:シミュレータ(iPhone, iPad), 実機(iPhone, iPad)
対象バージョン:? (公式サイトにその記載がない・・・)対象デバイス:エミュレータ, 実機
対象バージョン:2.3 〜 4.2 (Selendroid)、4.2以降 (UiAutomator)対象デバイス:エミュレータ, 実機
+利用可能なプログラム言語
Appiumは以下のプログラム言語を利用することができます。
• Python (GitHubにサンプルコード有り)
• JavaScript (GitHubにサンプルコード有り)
• Java (GitHubにサンプルコード有り)
• Ruby (GitHubにサンプルコード有り)
• Objective-C (GitHubにサンプルコード無し)
• PHP (GitHubにサンプルコード有り)
• .NET (C#) (GitHubにサンプルコード有り)
• Perl (GitHubにサンプルコード有り)
+Appiumを使ったテストの構成
Appiumは以下の構成によりモバイルアプリのテストを行います。
Appium
Node.js
Mobile Apps(実機)
(エミュレータ)テストコード
Java
JavaScript
Ruby
Python
C#
Perl
PHP
アプリへの操作リクエスト アプリの操作
+本日の教材
本日使用する教材を以下のサイトからダウンロードしてください。
URL:https://bitbucket.org/skinoshita/qte-study-vol15-appium-workshop-doc/downloads
※) qte-study-vol15-appium-workshop-doc-v1.0.zip をダウンロードしてください。