はじめにユーザー企業が使い始めています。この本では、いま注目を浴びつつあるansible...

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Page 1: はじめにユーザー企業が使い始めています。この本では、いま注目を浴びつつあるAnsible について、そ の特徴および魅力を紹介していきます。
Page 2: はじめにユーザー企業が使い始めています。この本では、いま注目を浴びつつあるAnsible について、そ の特徴および魅力を紹介していきます。

• 本書は、インプレスが運営するWebメディア「Think IT」で、「注目の構成管理ツールAnsibleを徹底活用する」として連載された技術解説記事を電子書籍およびオンデマンド書籍として再編集したものです。

• 本書の内容は、執筆時点までの情報を基に執筆されています。紹介したWebサイトやアプリケーション、サービスは変更される可能性があります。

• 本書の内容によって生じる、直接または間接被害について、著者ならびに弊社では、一切の責任を負いかねます。

• Ansibleは、米国Red Hat, Inc. の米国およびその他の国における登録商標もしくは商標です。• 本文中記載の会社名、商品名、ロゴは各社の商標、または登録商標です。

Page 3: はじめにユーザー企業が使い始めています。この本では、いま注目を浴びつつあるAnsible について、そ の特徴および魅力を紹介していきます。

はじめに

多くのサーバーを管理する必要がある ITの最前線で、構成管理ツール Ansibleが注目されています。本書では、構成管理ツールとして Ansibleを選ぶべき理由の解説から、導入方法の紹介、応用まで解説します。

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Page 5: はじめにユーザー企業が使い始めています。この本では、いま注目を浴びつつあるAnsible について、そ の特徴および魅力を紹介していきます。

目 次

はじめに ...........................................................................................................

第 部 概論

第 章 構成管理ツールとして を選ぶべき理由 ......................とは何か.....................................................................................が注目されている理由...................................................................に取り組むべき理由とメリット.......................................................が備える類似の構成管理ツールに対する優位性..................................の今後の展望...............................................................................

第 部 基礎編

第 章 のインストールとサンプルコードの実行 ....................について.....................................................................................

前提環境 .................................................................................................のインストール............................................................................コマンドを使うために必要な設定 ....................................................

を試す.........................................................................多様な モジュール ........................................................................次の章でやること .....................................................................................

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目次

第 章 実践!  による 環境構築 ......................前提環境について .....................................................................................

の書き方の基本 ............................................................次の章でやること .....................................................................................

第 部 応用編

第 章 より実践的な を作り上げる...................................環境の変更点と構築のための振り返り ..........................................................

構築に必要な処理....................................................................に入る前に.......................................................................................................................................

の ............................................................................今回作成する の概要 ..................................................................実際のディレクトリ構造 ............................................................................

の作成 .....................................................................................実行結果 .................................................................................................まとめと次の章でやること .........................................................................

第 章 さらに をきわめる...............................................を効率的に書く .........................................................................

デバッグを効率的に行う ............................................................................その他の ..........................................................................................まとめと次の章でやること .........................................................................

第 章 においてテストを行う理由 ......................................においてテストは必要か................................................................

テスト対象 ..............................................................................................テストツール ...........................................................................................テストツールを使用した実例 ......................................................................まとめと次の章でやること .........................................................................

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目次

第 章 開発チームの環境を で一括構築しよう ......................の紹介 .....................................................................................の実行 .....................................................................................

構築した環境のテスト ...............................................................................まとめ ....................................................................................................

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Page 9: はじめにユーザー企業が使い始めています。この本では、いま注目を浴びつつあるAnsible について、そ の特徴および魅力を紹介していきます。

第 I部Ansible概論

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Page 11: はじめにユーザー企業が使い始めています。この本では、いま注目を浴びつつあるAnsible について、そ の特徴および魅力を紹介していきます。

第 章 構成管理ツールとしてを選ぶべき理由

Ansibleは、多数のサーバーや複数のクラウドインフラを統一的に制御できる構成管理ツールです。構成管理ツールとして巷で人気のある Puppetや Chefなどの置き換えに利用できます。すでに国内でも、大量の仮想サーバー環境を持つ大手金融機関や大規模製造業を中心に、多くの

ユーザー企業が使い始めています。この本では、いま注目を浴びつつある Ansibleについて、その特徴および魅力を紹介していきます。

とは何かAnsibleは構成管理ツールとして取り上げられることが多いのですが、大きく分けて 3つの役割が統合されています。

• デプロイメントツール• オーケストレーションツール• 構成管理ツール

Ansibleでは、Playbookという YAML形式のテキストファイルに定型業務をタスクとして記述し、それを Ansibleに実行させることにより、様々な処理を実現できます。タスクはモジュールと呼ばれる処理プログラムと紐付いており、サーバーの構成管理だけではなく、ネットワーク

やロードバランサー、クラウドインフラに対する制御を行うこともできます。システムが稼働す

るインフラを含んだ全体を構築できる点が、Ansibleがオーケストレーションツールでもある理由です。また、サーバー上に任意のファイルをデプロイしたり、パッケージのインストールを行

わせたりするデプロイメントツールとしての側面もあります。

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