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2012. 09.21.

医療 ADR の多元的機能

早稲田大学 和田仁孝 １．ＡＤＲの概念と基本的視座 ２．民事訴訟の目的と、ＡＤＲの目的 ３．医療事故をめぐるニーズ ・原因究明・再発防止 ・対話と情報共有 ・賠償・補償 ４．医療事故ＡＤＲに関連する応答的機能 ・対話機能＝説明・情報共有の支援 ・事実認定（原因究明）機能 ・賠償・補償に関する合意形成

５．総合的事故対応システムへのＡＤＲの位置づけ

６．その他 ・報酬規程 ・専門性の意義 ・海外の例

資料 ２ 第７回医療 ADR 連絡調整会議

平 成 2 ４ 年 ９ 月 ２ １ 日

規範性

合意性 決定性 第三者の権限の強度

解決内容の正当性根拠

訴訟

仲裁

評価型調停

交渉

自主交渉促進型調停

２

NHS院内

PALS

Complaint Manager

患 者

ICAS

Independent Complaints Advocacy

Service

ＮＨＳ 院外本部

ＮＨＳ

Ｌｉｔｉｇａｔｉｏｎ Ａｕｔｈｏｒｉｔｙ

Health Service Ombudsman

補助

英国の医療紛争対応システム

３

申立の内容（分類Ａ）

Parliamentary & Health Service Ombudsman

3705

1043 976 855 625 571 365 322 311 227

1384

0 500

1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000

医療行為

職員の態度

診断関連

コミュニケーションや情報

サービスへのアクセス

医療費関連

投薬関連

記録

退院処置関連

待ち時間

その他

４

フランスの医療事故賠償・補償システム ５