○ 誘致企業の撤退等により働き場が減少し、若年世代の U ・ I ターンの受入れが困難に。○ 定住相談で「住むところ（空き家）」は紹介できても、「働くところ」が紹介できない状況に。○ 働き場を自ら創ることのできる「人材」を発掘・誘致する「攻めの定住施策」へ転換

○ 平成 22 年度から「本市の地域資源活用や課題解決につながるビジネスプラン」を　 テーマに、江津市ビジネスプラン・コンテストを開催している。○ この取組みを契機に、平成 23 年４月、若者の創業や挑戦を支援する組織「ＮＰＯ　　法人てごねっと石見」が設立された。○ 江津市役所、ＮＰＯ法人てごねっと石見、江津商工会議所、桜江町商工会、江津　　青年会議所、日本海信用金庫の６機関がチームを結成し、ビジネスプラン・コンテ　ス トの運営から創業希望者等の支援を一貫して行い、創業者や地域プロデュース　人材を輩出している。○ コンテストやＮＰＯ法人の設立を契機に、駅前開発に伴う商店街活性化の動きが　　顕著になり、空き店舗活用が増加している。

様式３ 　　　 Go-con （ごうつビジネスプラン・コンテスト）で若者のチャレンジを応援！　　　　　　　　　～ 過疎地域の課題解決型ビジネスの創業を支援するまち ～　　　　　　　　　　 【島根県江津市】

　　　 Go-con （ごうつビジネスプラン・コンテスト）で若者のチャレンジを応援！　　　　　　　　　～ 過疎地域の課題解決型ビジネスの創業を支援するまち ～　　　　　　　　　　 【島根県江津市】

１　活動の背景

２　事例のポイント

○ ＮＰＯ法人てごねっと石見が、空洞化が進む江津駅前商店街の空き店舗に事務所、兼イ　　ンキュベーションルームを開設。 起業勉強会の開催などにより、創業意欲のある若者の　　コミュニティが形成されると共に、創業支援者のネットワークが構築されつつある。

４　その他

○ 「過疎地域の課題解決型ソーシャルビジネス」などに特化し、企業誘致に頼らな　　い内発型の地域雇用創出に取り組んでいる点 ○ 定住対策と産業振興を融合した施策であり、「起業Ｕ・Ｉターン」という地方移住の　　新しいスタイルを提案することで、若者定住へつながっている点

３　イチオシポイント

インキュベーションルーム入居者

駅前商店街イベント「手つなぎ市」

ビジネスプラン・コンテスト

（公開プレゼンテーション）

ＮＰＯの事務所（空き店舗活用）