気 づ か ぬ う ち に 忍 び 寄 気 づ か ぬ う ち に 忍 び 寄 るる

　 恐 ろ し い 病 気 の 予 防　　 恐 ろ し い 病 気 の 予 防　 徳洲会グループ 人間ドック・健診推進本部長徳洲会グループ 人間ドック・健診推進本部長 大垣徳洲会病院 副院長 兼 人間ドックセンター大垣徳洲会病院 副院長 兼 人間ドックセンター長長 稻邊富實代稻邊富實代

　　緑内障緑内障＊日本の中高年の失明原因第＊日本の中高年の失明原因第 11 位位

＊＊ 4040 歳以上の日本人の歳以上の日本人の 66 ％％ (17(17 人に人に 11人人 )) が緑内障が緑内障：： 2/32/3 以上が正常眼圧緑内障以上が正常眼圧緑内障 (NTG)(NTG)⇔⇔NTGNTG は、末期になるまで無症状は、末期になるまで無症状

＊日本の緑内障の＊日本の緑内障の 8080 ％以上が、未発見％以上が、未発見未治療で放置されている。未治療で放置されている。

　乳がん 　乳がん 11 ．．

＊日本女性のがん第＊日本女性のがん第 11 位は、乳がん位は、乳がん

＊＊ 2121 人に人に 11 人の日本女性が乳がんに人の日本女性が乳がんになりなり 3030 ％が死亡％が死亡：日本の乳がん死亡率は増加の一途：日本の乳がん死亡率は増加の一途

＊早期ならば＊早期ならば 95%95% が助かる乳がんが助かる乳がん：視触診では早期発見は困難：視触診では早期発見は困難

　乳がん 　乳がん 22 ．．

＊視触診のみでの乳がん発見率は＊視触診のみでの乳がん発見率は0.080.08 ～～ 0.1%0.1% （うち早期がんは（うち早期がんは50%50% ））

：日本女性が：日本女性が 100%100% 受診しても年受診しても年 780780人しか救命できない。人しか救命できない。

＊マンモグラフィと視触診の併用で＊マンモグラフィと視触診の併用で乳がん発見率は乳がん発見率は 33 倍倍 (0.24~0.29%)(0.24~0.29%)に！に！

　乳がん 　乳がん 33 ．．

＊視触診＋マンモグラフィ＋超音波で＊視触診＋マンモグラフィ＋超音波で乳がん発見率は乳がん発見率は 0.32%(0.32%( 早期がん早期がん73%)73%)

　　　　　　　　　　　　　　 ＜栃木県　乳がん検診結果＞＜栃木県　乳がん検診結果＞

◎◎ 乳がん検診　おすすめパターン乳がん検診　おすすめパターン4040 歳未満：乳腺超音波検査歳未満：乳腺超音波検査4040 代：代： 11 年交代で、マンモグラフィと年交代で、マンモグラフィと

　　　超音波を交互に受ける。　　　超音波を交互に受ける。5050 歳以上：マンモグラフィ歳以上：マンモグラフィ

　子宮頚がん 　子宮頚がん 1.1.

＊ヒトパピローマウィルス＊ヒトパピローマウィルス (HPV)(HPV) ののいない子宮には、子宮頸がんは起こいない子宮には、子宮頸がんは起こらない。らない。

＊細胞診と＊細胞診と HPVHPV 検査を併用することで検査を併用することで病変の発見率がほぼ病変の発見率がほぼ 100%100% になる上になる上に、将来子宮頸がんになるリスクがに、将来子宮頸がんになるリスクがあるあるか否かわかる。か否かわかる。

　子宮頚がん 　子宮頚がん 2.2.

＊「＊「 3030 歳以上は細胞診と歳以上は細胞診と HPVHPV 検査を検査を併用すべき。両方が陰性ならば、併用すべき。両方が陰性ならば、次回は次回は 33 年後でよい。」年後でよい。」

　　　　米国産婦人科学会「子宮がん検診ガイドライン」米国産婦人科学会「子宮がん検診ガイドライン」

＊前がん段階（異形成）＊前がん段階（異形成）軽度異形成：経過観察軽度異形成：経過観察中等度異形成：ケースバイケース中等度異形成：ケースバイケース高度異形成：円錐切除術高度異形成：円錐切除術

　　

　前立腺がん　前立腺がん

＊米国男性のがんの＊米国男性のがんの　発生数第　発生数第 11 位　死亡数第位　死亡数第 22 位位

＊日本でも前立腺がん死亡数は＊日本でも前立腺がん死亡数は1010 年ごとに約年ごとに約 22 倍増の勢い倍増の勢い

＊直径＊直径 2mm2mm 以下のがんも含めれば、以下のがんも含めれば、6565 歳以上の男性の歳以上の男性の 55 人に人に 11 人が持っ人が持ってている前立腺がんいる前立腺がん

⇒⇒ ＰＳＡ（腫瘍マーカー：血液検査）ＰＳＡ（腫瘍マーカー：血液検査）　　　　　　　　

　　　　　　肺がん 肺がん 1.1.

＊日本人の死亡率第＊日本人の死亡率第 11 位のがん位のがん：増加の一途を辿る肺がん死亡率：増加の一途を辿る肺がん死亡率

＊胸部単純＊胸部単純 XX 線検査では、心臓・肝臓線検査では、心臓・肝臓・大血管などの影に隠れた肺がんは・大血管などの影に隠れた肺がんは発見し難い発見し難い⇒だから、胸部⇒だから、胸部 CTCT がおすすめ！がおすすめ！

　　

　肺がん 　肺がん 2.2. 　　

こんなあなたは、特にこんなあなたは、特に CTCT がおすすめ！がおすすめ！

◎◎11 日の喫煙本数日の喫煙本数 ×× 年数＞＝年数＞＝ 600600

◎◎5050 歳以上歳以上

　　　　　　　　

　　　　　　胃がん胃がん

＊ピロリ菌のいない胃には＊ピロリ菌のいない胃には胃がんは起こらない！胃がんは起こらない！

＊ペプシノーゲン検査＊ペプシノーゲン検査：胃粘膜の萎縮の程度を見る検査：胃粘膜の萎縮の程度を見る検査

＊ピロリ菌検査とペプシノーゲン検査＊ピロリ菌検査とペプシノーゲン検査を組み合わせたを組み合わせた ABCABC 検診で、検診で、バリウム検査に勝るとも劣らぬバリウム検査に勝るとも劣らぬ胃がん発見率が報告されている。胃がん発見率が報告されている。

　　　　　　　　　　　　

BNPBNP 検査検査

＊無症状の狭心症や心不全の検出に＊無症状の狭心症や心不全の検出に威力を発揮する。威力を発揮する。　　　　　　　　

　　狭心症狭心症

＊死亡率＊死亡率 00：狭心症が引き金で不整脈や心筋梗塞：狭心症が引き金で不整脈や心筋梗塞

を起こした場合は、死亡するケースを起こした場合は、死亡するケースがある。がある。

＊日本人の狭心症の＊日本人の狭心症の 44 割以上が、割以上が、非常に見つけ難い冠攣縮性狭心症非常に見つけ難い冠攣縮性狭心症

　　咳喘息咳喘息

＊気管支喘息の前段階・予備軍＊気管支喘息の前段階・予備軍：新しい概念で、まだ日本では：新しい概念で、まだ日本ではあまり医師にも浸透していない。あまり医師にも浸透していない。

　　＊放置されると、＊放置されると、 33 人に人に 11 人の咳喘息人の咳喘息

がががて気管支喘息に移行する。がて気管支喘息に移行する。