伊藤ハム株式会社

１ 現状の取組、輸出向け生産量、今後の輸出方針

（１）日本からの牛肉輸出量：4,339 トン、297 億円（2019 年）

伊藤ハムの牛肉輸出量： 340 トン、 24 億円（2019 年）

（２）2020 年度牛肉輸出相手国（14の国及び地域）

：香港、台湾、マカオ、シンガポール、ベトナム、タイ、フィリピン、

EU 諸国、イギリス、米国、カナダ、ニュージーランド、豪州、

ブラジル

（３）2020 年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、日本

からの牛肉輸出量は５月まで昨年割れであったが、６月からは反転し回

復傾向。

（４）伊藤ハムの牛肉輸出動向は（３）と概ね同じ傾向。

特徴的な動きとしては、米国における現地自社グループ会社の駐在員

の活躍。

⇒ いち早く販売チャネルとして現地のインターネット販売に活路を

見出し、早期の販売回復に貢献。

引き続き、米国等の現地自社グループの営業力をフルに駆使し、最終

消費者への販売を重視、更なる輸出拡大を目指す。

２ 輸出に向けて制限要因となっている事項、制度

（１）輸出向け和牛の生産段階における課題

① 牛舎建設の基準（住居施設と同じ耐震性構造が求められる）

② 台湾向け輸出牛の月齢制限（30 か月齢未満等）

③ 米国・ＥＵ向け輸出牛の動物福祉対応（鼻環を用いた牛の牽引の

禁止）

（２）輸出向け食肉処理施設の整備・増強

① 全国的な輸出向け食肉処理施設の増加

② 輸出向け食肉処理施設配置の地域的な偏りの解消

③ 輸出認定の迅速化

３ 国、ＪＥＴＲＯ、ＪＦＯＯＤＯに期待する施策、役割

（１）スライス肉等の「特殊カット商品」の輸出

（２）中国向け輸出解禁の早期実現、インターネット販売の活用

（３）国や JETRO 等と連携したオールジャパンでの PR 活動の継続、産地の

特色等を踏まえた個別の売込み・商談等への支援

鶏卵

輸出

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報告

2020

年11

月6日

１．

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〇ハワイ向け輸出

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【全農グループ輸出海外輸出関連拠点】

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米国・ニューヨーク

全農

アメ

リカ

㈱(Z

NA)

1978

設立

中国・北京 香港

シンガポール

台 湾

全農

ｲﾝﾀｰ

ﾅｼｮﾅ

ﾙｱｼﾞ

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2015

設立

全農

台湾

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立

全農輸出対策部

JA全農ｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙ（ZIC)本社（東京）

台湾

全農

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股份

有限

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中国・上海

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現地販売（物流・加工含む）法人

新規設置

全農

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全農

グル

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海外

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全農

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2012

設立

全農(上海)貿易有限公司

2020設立

全農

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ﾅｼｮﾅ

ﾙ香港

㈱(Z

IH)

2018

設立

全農

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よつ葉乳業株式会社

１ 現状の取組、輸出向け生産量、今後の輸出方針

主な輸出国：香港、台湾、シンガポール等

現状の取組：牛乳を中心とした輸出

輸 出 方 針： 国内需給安定が基本であるが、将来を見据えた取り組みとして富裕層向けを

中心に輸出事業を行っている。

２ 輸出に向けて制限要因となっている事項、制度

① 相手国の輸入手続きへの対応(衛生条件等)

② 冷蔵品の積載効率が悪い(冷蔵小口混載便が少ない)

③ 価格への対応（国産製品価格は現地製品価格の約 2倍）

④ 原料である生乳の安定確保

３ 国、ＪＥＴＲＯ、ＪＦＯＯＤＯに期待する施策、役割

① 新規輸出先国開拓にあたって国別輸出手続きがわかる仕組み作り

② 輸送価格低減に向けた冷蔵小口混載便への支援等の技術的支援

③ 大きな需要が見込まれる中国向け輸出の解禁

④ 展示会やプロモーションへの継続的な支援に加え、輸出事業者、乳業メーカー、

生産者が連携した製品の売り込み・商談等への支援