平成 22222222 年度 2222 回目 aiai・・・dd・dd … 2koutan.pdf平成22222222 年度...
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資格取得講座の「資格らーんず」
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平成平成平成平成 22222222 年度年度年度年度 2222回目回目回目回目 AIAIAIAI・・・・DDDDDDDD総合種総合種総合種総合種「「「「基礎基礎基礎基礎」」」」科目科目科目科目
第 1問-(1)
下図左(問題)の回路の合成抵抗を求める。 ただしR=4Ω
解法 問題の図を書き換えると右図のようになる。
左端の抵抗を取って考えると 点c、d、eにおいて左右対称のパターンになる。
それゆえこの3点は同電位になり、そこに接続されている抵抗には電流が流れない。
この3点の抵抗を取って、オープンにしても、この 3点を短絡しても全体の抵抗は同じである。
抵抗を取ってオープン 3点を短絡
左図で抵抗 3本並列部分の合成抵抗はRになるので、合計の合成抵抗は 2R=8Ω。
問題 1--(2) 下図の合成インピーダンスを求める
解法 Z2=R2+(XL-Xc)2
Z2=52+(14-2)2=25+144=169
Z=13Ω
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平成平成平成平成 22222222 年度年度年度年度 2222回目回目回目回目 AIAIAIAI・・・・DDDDDDDD総合種総合種総合種総合種「「「「基礎基礎基礎基礎」」」」科目科目科目科目
第 2問-(2) 下図においてVCEを求める
解法
Vcc=10V VBE=0.7V より RBの両端の電圧VRは
VR=Vcc-VBE=10-0.7=9.3v
VRとRBよりベース電流IBを求める。
IB=VR/RB=9.3/930k=0.01mA
hFE = 80 より
コレクタ電流 Ic=hFE×IB=80×0.01=0.8 mA
VCE=Vcc-Ic×Rc=10–0.8mA×5kΩ=6V
第2問-(5) ベース接地増幅回路において電流増幅率が 0.97、エミッタ電流が 3mAのとき
に、ベース電流を求める。
解法
ベース接地回路の電流増幅率 α=Ic/IE=0.97
エミッタ電流 IE=Ic+IB =αIE+IB=0.97IE+IB
従って 0.03IE=IB
IE=3mA であるから、IB=0.03×3=0.09mA 90μA
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平成平成平成平成 22222222 年度年度年度年度 2222回目回目回目回目 DDDDDDDD1111 「「「「基礎基礎基礎基礎」」」」科目科目科目科目
第 1問-(1) 下図において、端子a-b間の電圧を求める。
解法 1 キルヒホフの法則を用いて解く
上図のように電流i1、i2、i3とする。
キルヒホフの法則により
i1+i2=i3 ・・・・・・①
2i1+5i3=13 ・・・・・・②
Ⅰ2+5i3=19 ・・・・・・③
③式を2倍する
2Ⅰ2+10i3=38 ・・・・・・・③‘
この③‘式と②式の両辺をそれぞれ足し合わす。
2i1+2Ⅰ2+5i3+10i3=13+38=51
i1+i2=i3 であるから
2(i1+i2)+5i3+10i3=17i3=51
したがって i3=3A
端子a-b間の電圧は V=3×5=15V
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平成平成平成平成 22222222 年度年度年度年度 2222回目回目回目回目 DDDDDDDD1111 「「「「基礎基礎基礎基礎」」」」科目科目科目科目
第 1問 -(1)(つづき)
解法 2 ミルマンの定理を使用した解法
下図の回路における回路の両端の電圧 Vabは次式で表される。
問題の回路における数値を代入すると
ミルマンの定理についてはH22年度春工事担任者試験問題「基礎」の解説(1)
も参考にして下さい。
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平成平成平成平成 22222222 年度年度年度年度 2222回目回目回目回目 DDDDDDDD1111 「「「「基礎基礎基礎基礎」」」」科目科目科目科目
第1問 -(2) 下図において交流電流が 10Aであるとき、抵抗 Rを流れる電流IRを求める。
解法
並列回路の電圧を求め、その電圧から抵抗に流れる電流を求める。
電圧を求めるには回路のインピーダンスを求め、それと全電流から計算するのが一般的である
が、並列回路のインピーダンスを求めるのはすこし面倒である。
そこで回路の電圧をEと仮定し、抵抗とコンデンサに流れる電流をそれぞれ、IR、Ic として
全電流からEを計算する。
抵抗に流れる電流
コンデンサに流れる電流
全電流は10Aであるから
この式の両辺に をかける
両辺の2乗をはずして、Eを計算すれば、
(ちなみに Ic = 8 アンペアであり 抵抗の電流、コンデンサの電流、全電流のあいだ
に、3:4:5あるいは 6:8:10の関係がなりたっている。)
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平成平成平成平成 22222222 年度年度年度年度 2222回目回目回目回目 DDDDDDDD1111 「「「「基礎基礎基礎基礎」」」」科目科目科目科目
第2問-(2)以下の図に示す電流帰還バイアス回路におけるブリーダー抵抗RAの値を求める。
条件 β=59、VBE=0.6V、IA=200μA、 RE=1kΩ
IB=20μA
解法 エミッタ電流をIEとする。
抵抗RAの両端の電圧 V=VBE+RE×IE
抵抗RAの電流が判っているのでこれらから抵抗値を計算できる。
エミッタ電流 IE=IB+Ic=IB+β×IB
問題の条件を式に入れて、エミッタ電流を計算する。
IE=IB+β×IB=0.02+29×0.02=1.2mA
抵抗RAの両端の電圧は
V=VBE+RE×IE=0.6+1kΩ×1.2mA
=1.8V
RA=1.8/0.2mA=9kΩ